首のニキビの原因とは?ニキビの場所別の原因と対処法

鏡をみていて、ふと気がついたことありませんか?「首にブツブツが・・・」それって、ニキビ?でも、かぶれかもしれないし、一過性のものかもと思って放っておくと厄介なことにもなってしまいます。実は首にもニキビができるんです。今回は首にニキビができる原因は何なのか?首のニキビの治し方について見ていきましょう。

首のニキビって?

ニキビは顔にできることが多いですが、首にもできることがあります。また、首にできるニキビは20代以降の大人になってからの発症率が高いのも特徴です。

首ニキビの発症場所はあごから首周りにかけてになります。首の周辺は顔に比べて皮膚が薄くて皮脂線も少なくて毛穴も開きにくい場所です。毛穴が小さいため、少しの汚れでも詰まりやすくて、とてもデリケートなんです。そのため、ニキビができると治りにくく、色素沈着を起こしたり、酷くなるとケロイド状の跡が残ってしまったりします。

首ニキビは顔と違い、過剰な皮脂分泌が発症原因ではないのも特徴です。

発症場所によるもの、生活習慣によるもの、さまざまな要因があるので、細かく分けてみていきましょう。

首のニキビ<男性の場合>

男性の首ニキビは3種類あります。

1.1 首の上部のニキビ-【顎ライン】の原因

顎ラインから、のど仏の上あたりのあご髭が生える部分にできるニキビ。

原因はストレスで、男性ホルモンが関係しています。

ストレスを感じると、皮脂線近くにある副腎皮質が刺激され、男性ホルモンが分泌され、皮脂の分泌量を過剰にします。

また、脳の視床下部というホルモン分泌を司るところが強いストレスを受けると、ホルモン分泌のコントロール能力が正常に働かなくなるため、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。視床下部にかかるストレスは自律神経の働きにも影響を与え、ホルモンのアンバランスが起こり、代謝の乱れが重なることで、悪循環に陥ってしまうのです。

1.2 首の上部のニキビ-【顎ライン】の対処法

対処法としては、このラインを洗ったとき、すすぎ残しがないようにしっかり流しましょう。すすぎをきちんとするのは、毛穴から出た汚れを残さないということです。それは、強くこすったりとか、気になって回数を増やすこととは違います。やりすぎはかえって皮膚に負担をかけ、更に酷くなる原因にもなってしまいます。毛穴が詰まれば意味がありません。すすぎは肌にとってとても大事です。

また、ストレスをなくすことも重要です。睡眠をよくとって寝不足の改善をはかったり、適度な運動で気分をリフレッシュしたり、食事をきちんとバランスよく摂るなど、生活習慣を変えていくことと、ストレスに耐えうる強い体つくりを図ることが大切と言えます。

朝のシェービングの刺激も悪化の原因になるので、肌ストレスがかからないよう、低刺激のシェービングジェルやフォームを使うのも効果的です。

2.1 首下部のニキビの原因

のど仏より下の首の下部にできるニキビ。

原因は紫外線と乾燥の影響による血行不良です。

首は皮膚が薄く、紫外線のダメージが最も大きい場所です。紫外線を浴びることで、肌を守るために角質に厚みが増し、その分厚くなって不要なった角質が、首の小さい毛穴を詰まりやすくしてしまうのです。

また、皮脂分泌が少ないため、乾燥しやすく血行不良になってしまうため、ターンオーバーが鈍って身体の中に溜まった老廃物が排出されにくくなってしまい、毛穴が詰まってニキビになります。

首は汗をよくかき、シャツなどが擦れたりします。そのため雑菌が繁殖し、ニキビが赤く化膿してしまいがちです。

2.2 首下部のニキビの対処法

対処法としては、日焼け止めクリームが効果的です。ひげそり後に塗りましょう。

そして身体を洗うときにも忘れずにしっかり落としてください。残っているとそれがまた毛穴を詰まらせニキビにの原因となってしまい意味がなくなってしまいます。また、洗ったあとはしっとり系の化粧水で潤すことも効果的です。

3.1 首の後ろのニキビの原因

うなじから下のニキビ。

首の後ろ側はワイシャツの襟が汚れるくらい、皮脂分泌が活発です。身体を洗っていても、案外おろそかになってしまいがちな場所でもあります。それに、髪を洗うと、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがついたたままなど不衛生な状態だと、ニキビの原因となってしまいます。

また、寝ているときにも汗をかき、枕カバーやシーツなどが不衛生だとニキビの原因になってしまいます。せっかく首をきれいにしても、寝具が汚くては台なしです。こまめに洗濯をして清潔に保ちましょう。

3.2 首の後ろのニキビの対処法

対処法としては、首を洗ったら、清潔に保つことです。

お風呂やシャワーのとき、洗髪を先にして、身体を洗うのを後にしましょう。シャンプーやトリートメントは残ってしまうと毛穴を詰まらせる原因になります。また、シャンプーやトリートメントはボディシャンプーより泡切れがよくないので、十分すすがなければいけません。

そして、きれいになった首を不衛生にしないために、寝具の換えをこまめに行いましょう。首の部分にタオルを置いてもいる方はそのタオルのこまめな交換も心がけましょう。

首のニキビ<女性の場合>

女性の場合、男性ほど深刻ではない場合が多いですが、原因は大体同じです。

1.1 首の前面のニキビの原因

あごから首、そして鎖骨にかけてまで、範囲は広めです。

最近は、紫外線対策について四季を問わずケアが必要と言われています。

顔についてはメイク時に、下地やファンデーションなどに紫外線をカットする成分が入っていますからよいのですが、首はおろそかにしがちです。また、しっかり出掛け前に首日焼け止めをつけても、夏場なら汗で落ちたりして、きちんとカバーできていなかったりします。また、肌の弱い人はあせもなどができやすく、刺激の強いものはかえってかぶれたりします。

そのため、帽子・ネックカバー・腕カバーなど、女性は化粧品でなく、衣類でカバーしている人が多いのです。とはいえ、汗はかきますから、皮脂分泌も活発になり、毛穴も詰まりがちです。夏の肌の露出の多い時期、汗をかきやすい時期に、首のニキビができやすくなります。

1.2 首の前面のニキビの対処法

対策としては、紫外線防止と汗を意識したケアです。

メイク同様にUVカットができるクリームやローションを出掛けにしっかりつけ、外出時にもこまめにつけるようにしましょう。肌の弱い方は、低刺激のものがよいでしょう。

肌を露出したくない方は、汗に注意です。衣類に汗がついて不衛生な状態なら、ニキビはできやすくなりますし、あせもも一緒に出てきますから、もっとやっかいになってしまいます。

そして、今は汗に強いウォータープルーフタイプが多いので、顔を洗う時に使うクレンジング洗顔料でしっかり落としましょう。お風呂やシャワーの前の洗顔のときに、首や鎖骨付近までつけて洗い流します。ボディシャンプーでは落としきれないので、クレンジング洗顔料を使う点がポイントです。また、洗い終わったあとのクリームやローションでの保湿も忘れずに。

2.1 うなじ周辺のニキビの原因

うなじから肩の上部までのニキビ

うなじには髪がかかります。しかも後ろ側は皮脂分泌が活発ですから、毛穴も詰まりやすいです。また、冬は首を保温するために、ハイネックの衣類やマフラーやスカーフなどを巻きますよね。外では寒くていいのですが、室内に入ると温かいので、気温差で知らず知らずのうちに汗をかいているのです。髪の毛と衣類で、毛穴はふさがれ美味で代謝も悪くなります。

2.2 うなじ周辺のニキビの対処法

対策としては、うなじ周辺をふさぎ過ぎないことです。

髪が掛かる人はなるべくまとめて、うなじにかからないように心がけ、風通しをよくしてあげましょう。

ハイネックもセーターが温かくていいですが、室内にいる時間が長いようなら、綿素材のカットソーがオススメです。綿なら汗を吸収してくれますから、衛生的にもいいですよ。

そしてお風呂やシャワーのときも、まず洗髪をしてから身体を洗いましょう。うなじにシャンプーやトリートメントのすすぎ残しがないようにしっかり落とさなければいけないからです。泡をたっぷりつけて優しく洗い、入浴後はクリームやローションでのお手入れも忘れずにしましょう。

3.1 あごから下のニキビの原因

あごからえら、首の上付近にできるニキビですが、これは顔のニキビの延長です。あごや口周りにできるニキビが悪化して、首にまでというケースもあります。ニキビができると、活性酸素が発生して攻撃を始めます。元々は体内に侵入した外敵から体を守る役割をしますが、増えすぎると健康な細胞まで攻撃してしまいます。あごや口周りのニキビは悪化しやすいので、放っておくと活性酸素の過剰反応で炎症が起こり、首元にまで広がってしまうのです。

3.1 あごから下のニキビの対処法

顔のニキビは治りにくく、治療の際のスキンケアも強めですから、皮膚の薄い首にはよくありません。

悪化して広がらないよう、日頃から顔のケアをきちんとしておきましょう。

4.1 体調によるニキビの原因

冷え症や貧血によるホルモンバランスの乱れからできるニキビ。

4.1 体調によるニキビの対処法

これは身体の中からのケアが必要で、身体をあたためるしょうがとはちみつ入りの飲み物や、鉄分を多く含む食材を摂るようにして、ホルモンバランスを保ちましょう。レバーやひじきなどがいいですが、手軽なものではのりにもたくさん含まれているので、ご飯やおかずのトッピングで食べればいいですね。あと、バジルやセージなどのハーブにも多いので、サラダやパスタなどに入れればおいしく摂り入れられます。

また、半身浴や衣類ので保温など、冷え対策も重要です。

まとめ

首の皮膚は薄くてとてもデリケート。ストレスや紫外線に弱く、丁寧なケアが必要です。でも後ろは皮脂分泌が活発。汗をかきやすくて毛穴も詰まりやすいので、清潔にすることが第一です。

とはいえ、肌のケアだけでなく、ストレス発散や適度な運動、十分な睡眠など、生活面での改善も必要になってきます。食事も3食バランスよく摂るようにし、栄養面も冷え症や貧血を防げるような食材を積極的に食べて、内面からのケアも大事になってきます。

季節による対応も必要で、夏はとにかく清潔、冬はしっかり温かく、首を守ってあげましょう。

一度できてしまうと治りにくい首のニキビ。顔や髪だけでなく、ちゃんとケアするようにしましょう。