らじ☆かる異聞 コード・アランセラ※苦手な方はブラウザバック推奨
ぐだる(確信)
10312017-06-25 10:52:451XJpyPuX6Na6YFe
ぐだる(確信)
32017-06-25 14:53:331XJpyPuX6Na6YFe
#1『オン・ユア・フィート』
U.C 0081 6/25
所属不明MS襲撃事件より3日後。カルデア技術課
ここである会議が行われていた。
陸戦型ガンダム修復、改装計画『コード・アランセラ』。所属不明MSにより大破した陸戦型ガンダムを改修、再び戦闘に使えるようにする計画である。
ダヴィンチ「しかしある問題があるんだよね…」
技術課員A「...パイロット、ですか」
ダヴィンチ「そうそう、ぐだ男くんにまたやらせるのも無茶な話だし...うーん」
技術課員B「...サーヴァントの中からパイロットを集める、というのはいかがでしょうか」
技術課員C「サーヴァントと言ったって…MSを動かせるようなサーヴァントが居ると?」
技術課員A「いや、ナシではないな。その辺は訓練で動かせるようにすればいい」
ダヴィンチ「うんうん、その案で行こうか…」
ノックの音が響く。
ダヴィンチ「はーい...ってうわぁ!?」
ぐだ男「...」
ダヴィンチ「ぐだ男くんか...どうしたんだい?」
ぐだ男「...俺にやらせてください」
ダヴィンチ「あー...聞いてたんだ」
ぐだ男「はい...盗み聞きみたいな真似で申し訳ありませんが」
ダヴィンチ「でも、君...」
ぐだ男「左腕は既に義体化済みです。両の足と目も義体化すればどうにでもなります」
ダヴィンチ「...君の気持ちはわかった。けれど義足義眼は完成まで時間がかかる、それでも」
ぐだ男「構いません」
ダヴィンチ「強い意志だね...わかった、この天才が全力を以て君を再び五体満足にして見せよう!」
ぐだ男「...」
技術課室から退出する少年、それを静かに見つめる少女がいた。
マシュ「...先輩」
〈第2回へ続く〉42017-06-25 21:59:441XJpyPuX6Na6YFe
#2『プライド』
U.C 0081 6/25
カルデアラウンジ
張り紙[来たれ!勇者よ!MSパイロット募集中]
ジャンヌオルタ「...」
竜の魔女は思考した。自らのやることについて思案した。
――――ここであのマスターちゃんに恩を売ってあげるのもアリだろう、しかしMSパイロットとはなんなのか。というかなんだこのふざけた張り紙は。――――
竜の魔女は結論を出した。これについて知っているであろう鬼悪魔とも形容される彼女の元へ向かおう、そう結論づけた。
ダヴィンチ「やぁジャンヌオルタ君、よく来てくれたね!ささ、ずずいっと奥まで!!おおかたパイロット募集の張り紙を読んだんだろう?」
ジャンヌオルタ「な、何よ!読んだことには読んだけどまだなるとは言ってないわよ!!」
ダヴィンチ「ふふふ、まぁまぁ...ここにあるものを見ればきっと、気に入るよ」
ジャンヌオルタ「はぁ?」
見上げる竜の魔女。そこには…
RGM-79FP、『ジム・ストライカー』がそこに立っていた。
ジャンヌオルタ「なにあれ...」
ダヴィンチ「どうだい?イカすだろう??」
ジャンヌオルタ「ええ...しかしなぜこんな物が?」
ダヴィンチ「おそらくなんだが…先代所長が裏ルートから極秘裏に仕入れたものだろう。まぁ、我々は遺産を有効活用するだけさ」
ジャンヌオルタ「ふぅん...」
ジャンヌオルタ「ま、いいわ...パイロットの話は受ける。で...条件があるわ、ストライカー?だっけ?この機体...」
ジャンヌオルタ「私が貰う。そして…多分だけどマスターちゃんはきっと無理を押してでもまた戦線復帰しようとするでしょ?あいつ、負けっぱなしは好まないヤツだから」
ジャンヌオルタ「負けっぱなしが気に食わないのは私もおんなじだし…それにマスターを殺されかけるなんてサーヴァントのプライドを傷つけることこの上ないわ。」
ダヴィンチ「うん...君、結構彼のこと解ってるよね」
ジャンヌオルタ「うっさいわね!!!!!...まぁいいわ...私とマスターちゃん、一緒のチームにしなさいね。」
ダヴィンチ「わかったよ…」
かくして竜の魔女、改めジャンヌオルタはパイロットとなった。それが少年の胃を削ることになるのはまた別のお話であった…
同時刻、大西洋海底3000mにて。
???「...ついにこの時が来た。」
???「復讐の時間だ...カルデアのマスタァァァァァァァァァァァァ...」
???「キキキキ...ハハハハハ...フハハハハハハハハハハハハハハハハハァァァァァァァァァァァッ!!」
〈第3話へ続く〉52017-06-25 22:48:15DzKVUH7fPHemxna
まさかのガンダム…!
62017-06-25 22:49:481XJpyPuX6Na6YFe
72017-06-26 22:37:191XJpyPuX6Na6YFe
#3『アセンブル』
U.C0081 6/26
カルデア大会議室 13:00
ジャンヌオルタ「...」
源頼光「...」
モードレッド「...」
スカサハ「...」
クーフーリン「」
エミヤ「...」
居眠り豚「...zzz」ポロロン...
ザビ男「...?」
ダヴィンチ「あ、あー...よし、マイクは万全だな。MSパイロット志願者諸君、よく来てくれたね」
ダヴィンチ「ここに来てもらった理由は他でもない、ここに...」
ダヴィンチ「カルデア機械化混成大隊の結成を宣言するためさ」
ダヴィンチ「本大隊の目的は過去、及び現在で人理に影響を及ぼす団体個人を無力化する事だ」
ダヴィンチ「じゃ、諸君!訓練実戦共に頑張ってね~」
ザビ男「かっる!?...ああそうだ、質問!質問なんですけど!」
ダヴィンチ「何かな?そろそろぐだ男くんの義体化手術の時間なんだけど…」
ザビ男「あ、すぐ済むんで...あの」
―――俺、なんでこの隊に勝手に入れられてるんですか―――
7時間後、医務室ベッドにて
ぐだ男「...ふぅ」
機械仕掛けの腕、機械仕掛けの脚、機械仕掛けの目...少年はそれらを見つめ、しばし考えた。
―――これで、これでよかったのだろうか。いや、いいんだ...何もせず、ただ犠牲が出るのを見つめるよりも生命を捨てても『彼女』を護れた、それで十分―――
こんこんこん、とノックの音が響く。
ぐだ男「入ってまーす」
マシュ「...失礼します。」
ぐだ男「マシュか...どうだった?俺の渾身のギャグは」
マシュ「先輩」
ぐだ男「ハイ」
マシュ「コード・アランセラ...ガンダムアランセラのパイロットの件ですが」
マシュ「辞めてください。」
ぐだ男「...なんでだ?」
マシュ「これ以上...先輩が危険に晒されるのは看過できません、ですので」
ぐだ男「なんだ、そんなことか」
マシュ「そんなことって...!先輩、貴方は…」
ぐだ男「生命を張るのは慣れっこだし…それに、これ...俺にしか出来ないから」
ぐだ男「あの機体...あのガンダムは俺にしか使えない。俺が一番アレを上手く使えるんだ」
ぐだ男「操作に慣れてるからね…それに、ぶっちゃけ愛着湧いてるし」
マシュ「...」
ぐだ男「うん、マシュが俺を心配してくれてるのはわかる。でも...」
ぐだ男「行かせてくれ。俺に...こんなダメダメな先輩に格好付けさせてくれ。」
マシュ「先輩...」
マシュが沈痛な視線で少年を見つめる、そのとき...
ダヴィンチ「はいはーい☆しんみりとした雰囲気の中ダヴィンチちゃんの登場だー!ぐだ男くん、プレゼントを持ってきたよ」
ぐだ男「いつものペースで安心したよ…プレゼントって?」
ダヴィンチ「はい、これだよ」
ダヴィンチが少年にメガネを渡す。
外見はただの眼鏡、しかしダヴィンチが言うには機能は視力補正だけでなく戦闘時の情報把握、望遠機能、更にはサングラスにもなるらしい。
ぐだ男「...」スチャ
ぐだ男「どうかな?似合ってる?」
眼鏡姿となった少年が後輩の少女に問う。
マシュ「...はい、とてもお似合いです!先輩!!」
少女は快活に答える。
ついに、ついに少年は復活を遂げたのであった。
〈第4話に続く〉82017-06-27 08:35:21ZSGELhm8VCx8IB
トリさん寝とる…
92017-06-27 14:19:531XJpyPuX6Na6YFe
102017-07-03 00:57:091XJpyPuX6Na6YFe
#4『アベンジ』
カルデア機械化混成大隊結成より10日後、U.C0081 7/5。
カルデア内第1大型格納庫にてMSパイロット志願兵の訓練が行われていた。
ジャンヌオルタ「っし...あと一機...っやった!ハイスコア!!」
ジム・ストライカーのコクピット内に竜の魔女の嬉声が響く。シュミレータでハイスコアを取ったらしい。
ジャンヌオルタ「ふふふ、これならあのマスターちゃんをぶちのめしたクソ生意気な青ナスビもワンパンだわ...!」
マシュ「ふぇ...へくちっ!...んんっ!ジャンヌオルタさん、慢心しすぎです。」
ジャンヌオルタ「うっさいわねー...ん、そうだ...後でマスターちゃんとの模擬戦、セッティングしといてくれる?」
マシュ「わかりました...」
同時刻、第二大型格納庫。そこには修復された陸戦型ガンダム―――ガンダム・アランセラを見つめる少年の姿があった。
ぐだ男「...」
マシュ「先輩」
ぐだ男「ん...ああ、マシュか…なんだい?」
マシュ「ジャンヌオルタさんが模擬戦の申し込みを」
ぐだ男「わかった…うん」
たわいない会話、それを終わらせたのは警報音だった。
『警告、警告。当館付近に不明熱源反応接近、繰り返す、当館付近に不明熱源反応接近。』
「カルデアのマスター...あの時のリベンジ、果たさせてもらう!」
青い死神、再び――――
ぐだ男「熱源、反応...!?どういうことだ!?」
マシュ「...まさか、またあの機体...!?」
〈第5話へ続く〉112017-07-24 21:48:23Uzec1SZOCQaUuI6C
#5『スタート・アップ』
ジャンヌオルタ「来やがったわね、うらなりの唐茄子野郎!」
竜の魔女がストライカーのコクピットで呟く。エレベーターが上昇し地表にストライカーが姿を現す。
ジャンヌオルタ「かかってきなさい…!」
「この前のとは違うな…ふん、あの少年との決着をつけたかったがまぁいいだろう。ウォームアップと洒落込むか!」
対峙。少しのにらみ合いの末ストライカーが仕掛けた。
ジャンヌオルタ「舐めやがって...!」
ストライカーがブルーデスティニー目掛けブースターを吹かし突進する。しかし紙一重でかわされる。
「猪突猛進!それもいいが!」
背後を取ったブルーデスティニーががら空きの背中へマシンガンを撃ち込む
ジャンヌオルタ「ッちィ!」
ギリギリで躱すストライカー、しかしブルーデスティニーの猛攻は続く。
同時刻、カルデア地下ドック。
ガンダム・アランセラの最終調整が行われていた。
整備士A「各部通電正常!動力伝達異常なし!」
整備士B「各システム、異常なし!」
ぐだ男「パイロットデータ、ユーザーデータ登録...完了。メインシステムログイン...完了。メインシステム正常に稼働。補助AI"Vantablack"ユーザー登録完了。Vantablack起動。」
ぐだ男「ガンダム・アランセラ出撃準備完了。いつでも出れます!」
オペ子A「了解、進路グリーン、2番カタパルトリフトアップ!」
ぐだ男「ぉおおおおおおっ!!!」
アランセラが地表へ躍り出る。
ジャンヌオルタ「!来たっ...おっそいのよ!」
ぐだ男「すまん!」
「ふぅん...形は違えどその機体...成程な。」
ぐだ男「また会ったな...今度は勝たせてもらう!」
《第6話に続く》
2ぐだ男(車椅子+左腕義体化+左目眼帯)2017-06-25 10:53:301XJpyPuX6Na6YFe
どこから話を始めよう
英雄に憧れた男の最期
諦めることを知らない勝者の事
やさしい復讐者の願い
さぁ、最後の戦いを始めよう
F/GO外伝-Code:Aransera-:コード・アランセラ