朝と夜の洗顔、同じやり方でやってしまってはいませんか?

「とにかく顔の汚れを落とせばいいんでしょ」という考え方は、肌トラブルにつながってしまう恐れがあります。洗顔はスキンケアの基本!朝晩の洗顔方法を見直すことで、美肌を手に入れましょう。

朝の顔の汚れ、夜の顔の汚れの違い

 脂性肌(オイリー肌)だから顔のベタつきを落とすために、クレンジング料使って洗顔をしよう。乾燥肌だから顔の油分を減らさないために、水だけの洗顔にしよう。

…という風に、肌質ごとの悩みに合わせて洗顔方法を変えている方は多いと思います。でも、朝晩で洗顔方法を変えていますか?

 実は、朝と夜で必要とされる洗顔方法は違います。なぜなら、朝の顔の汚れと、夜の顔の汚れは種類が違うからです。

 つまり、朝晩の正しい洗顔方法について知るためには、まず朝の顔の汚れと夜の顔の汚れについて知る必要があるのです。

それではさっそく次の項目から、朝の顔の汚れ、夜の顔の汚れについて学んでみましょう。

 朝の顔の汚れ

★汗

汗のほとんどは水蒸気になって蒸発しているので気づきづらいですが、人は寝ている間に、コップ一杯分ほどの汗をかくと専門家に言われています。

★皮脂

皮脂は夜の洗顔で落ちますが、寝ている間に再び分泌します。

普通肌の人ならば気にならない量なのですが、脂性肌(オイリー肌)の場合は、皮脂量が多く顔がベタついて感じることも。

もし、朝起きて顔がベタついているように感じたなら、それは寝ている間に皮脂が必要以上に分泌しているということです。

★ハウスダスト

ハウスダストとは、家の中にたまっているホコリやチリ、ダニ、ペットや人のフケのことです。

寝ただけでも、顔にハウスダストは付着してしまうのです。

夜の顔の汚れ

★汗・皮脂・ハウスダスト

日中の活動により、夜の肌にも汗・皮脂・ハウスダストといった汚れが付着しています。

もし運動をしたならば、汗・皮脂の量は、朝よりも夜のほうが格段に増加して、汚れが積み重なります。

★空気中に含まれる、ホコリや廃棄ガス

日中、外に出ることで、私たちの顔には、空気中に含まれるホコリや排気ガスといった汚れが付着します。

1日を過ごした顔は、空気中に含まれる汚れを大量に浴びた状態になのです。

汚れた角質

角質とは顔を覆っている表皮の上層部分のことで、普段は外部刺激から肌を守っています。

しかし1日の終わりには、角質が汗・皮脂と混ざり合い、くすんで汚れてしまっています。

★化粧品が含む添加物

顔を美しく見せてくれる化粧品は、女性の強い味方です。

でも、化粧品は品質の向上や酸化防止のために、油性成分・色素・顔料・香料・防腐剤といった添加物を含んでいます。

いかがでしょうか。朝の顔の汚れと夜の顔の汚れの種類は、随分異なっていることがわかるかと思います。

とくに顔に残った化粧品による汚れは、油性成分を含むものも多く、クレンジング料で落としてあげないといけません。

非水溶性の汚れの例を挙げるなら、油が付いたお皿ですね。脂が付いたお皿を水だけで綺麗にするのは難しいように、化粧品の汚れも、水だけで落とすことはできません。

つまり、朝と夜では顔に付着している汚れが違うため、洗顔方法を変える必要があるということです。

朝の顔の汚れはどう落とすべきか

Q.朝の洗顔、何をつかってる?

1.ジェルタイプの洗顔・・39%

2.水やお湯で素洗い・・39% 

3.洗顔フォーム・・36%    

4.洗顔せっけん・・14%   

5.その他・・・5%      

化粧品メーカーORBISのサイトで実地されたアンケートによると、全体の56%が洗顔料を使って洗顔をしていて、39%は水・お湯のみでの洗顔でした。

アンケートでその他と答えた人の中には、「朝は洗顔自体しない」と答えた人もいるようです。

朝に洗顔をしないとどうなるか

朝に洗顔をしなかった場合、顔に出てくる影響を表にまとめてみました。

【朝に洗顔しなかった場合、顔に出てくる影響】

★雑菌が繁殖し、嫌なにおいの原因に

顔に残った汗には、皮脂や垢が混ざり、雑菌が繁殖します。

繁殖した雑菌は嫌なにおいを発生させるため、顔のにおいが臭くなるトラブルが起きてしまいます。

★皮脂がアクネ菌の繁殖や酸化を起こしてニキビ・老け顔の原因に

皮脂を洗わないでいると、毛穴が詰まって通気性が悪くなり、ニキビの主な原因であるアクネ菌が繁殖しやすい環境になります。

また皮脂が酸化すると、シミ・くすみ・シワを作り出すこともあります。

★肌の免疫力が下がり、アレルギー反応を起こす原因に

布団や枕から顔に付着したハウスダストは、肌を覆って毛穴を汚します。

ハウスダストで毛穴を汚したままにしていると、肌の免疫力が下がり、ニキビを生んだりアレルギー反応を起こしたりします。

汗も皮脂も透明ですし、ハウスダストも目に見えないため、朝の顔は一見、汚れが付いていないように感じるかもしれません。

だからといって朝に洗顔をしないでいると、においが臭くなってしまったり、老けて見える肌になったり、ニキビなど吹き出物ができてしまう恐れがあります。

1日中綺麗な肌でいるために、今まで朝は洗顔しなかった人も、これからは必ず朝も顔を洗うようにしましょう。

朝の洗顔に、洗顔料は必要なのか

朝の顔の汚れは、主に汗・ハウスダスト・皮脂ですが、全てぬるま湯で落とせる汚れです。
汗やハウスダストは水で洗い流せますし、皮脂も、肌の表面の温度は32度なのでぬるま湯で落とせます。

要するに、朝の洗顔に洗顔料は必要ない、ということですね。

ただし肌タイプが脂性肌(オイリー肌)の人は、皮脂分泌が過剰のため、ぬるま湯だけでは顔のベタつきが取れません。そのため脂性肌の場合は、洗顔料を使って洗うと良いでしょう。

また洗顔料を選ぶ際には、普通の洗顔料ではなく、脂性肌用に開発された専用の洗顔料を使うべきです。

皮膚科学に基づいているため脂性肌を改善する効果を期待できますし、実際に使った人の「顔の脂っぽさがなくなった」「顔の調子が落ち着いた」という意見もあるため、信頼性があります。

具体的には、以下のように「脂性肌用」と明記されている洗顔料を使うと良いでしょう。

【コラージュA  脂性肌用石鹸】

コラージュA  脂性肌用石鹸は、脂性肌の人、ニキビのできやすい人に向けられた洗顔石鹸です。口コミでも高評価で、近所のドラッグストアでも気軽に購入できます。また無香料・無色素の洗顔石鹸なので肌に低肌激で、敏感肌の人にもおすすめです。

夜の顔の汚れはどう落とすべきか

仕事の後などはつい、疲れているからすぐに寝たい、洗顔なんか朝やればいい…と、思ってしまいますよね。

でも、夜に顔を洗わないでいて、本当に肌に悪影響はないのでしょうか?

夜に洗顔をしないとどうなるのか

以下の表は、夜に洗顔をしなかった場合に顔に出てくる影響です。

【夜に洗顔をしなかった場合、顔に出てくる影響】

★朝よりも量が増えた雑菌が、嫌なにおいの原因に

日中は活動量が多く、汗をかく機会が増えます。増えた汗の量に合わせて雑菌の量も増加するため、顔のにおいは朝よりも臭くなってしまいます。

日中は活動量も時間も増えるため、朝以上に汗・皮脂・ハウスダストが顔に付着します。

そのため、においの原因である雑菌の繁殖や、ニキビを生む毛穴詰まり、しわ・くすみを作る皮脂の酸化も起こりやすくなっています。

★炎症や酸化を起こしてニキビ・老け顔の原因に

皮脂汚れを一晩放置していると、時間経過とともに皮脂が酸化し、シミ・くすみ・シワができやすい肌になります。

また毛穴に詰まった皮脂も流さないでいると、寝ている間にアクネ菌ができて炎症し、翌朝、顔にニキビができる可能性が増します。

★肌の免疫力が低下して炎症・アレルギー反応が起きる原因に

排気ガスやホコリを顔に付着させていると、肌が刺激を感じて炎症を起こしてしまうことがあります。

肌に炎症が起こると赤くなって荒れる他、肌の免疫力が低下して、アレルギー反応が出る場合もあります。

★くすみ・毛穴の黒ずみの原因に

1日を終えた角質は、日中の汗や皮脂と混じり、古くなって汚れています。

古くなった角質は垢になって肌の表面を覆うため、顔色全体がくすんで見えてしまいます。

また、汗や皮脂と混ざった角質は垢と同じです。

顔に1日分の垢を被せたままでいたら、毛穴に詰まって黒ずんでしまう恐れや、皮膚呼吸の邪魔となって汗をとめてしまう恐れがあります。

 ★肌乾燥・シミの原因に

化粧品の汚れは顔にぴったりと密着するため、肌の内部に熱がこもり、潤いが減少します。

加えて化粧品の油分は、時間経過とともに過酸化脂質という有害物質に変化します。

過酸化脂質はメラニン色素を変化させ、シミを招く原因につながります。

夜に洗顔をしないで寝るのはいわば、汗やホコリ、化粧品の汚れを拭いた雑巾を、顔に乗せて寝るようなものです。

翌朝を美しい肌で迎えるために、どんな面倒な日でも、寝る前には必ず洗顔をしましょう。

夜の洗顔に、洗顔料は必要なのか

寝ている間にはターンオーバーという、肌の新陳代謝が起こります。ターンオーバーをすることで、使い古された角質は新しい角質へと変わることができます。

ところが夜に洗顔をしないと、肌は顔の表面を覆った、古い角質をはがすことができず、ターンオーバーをスムーズに行うことができません。この肌のターンオーバーをスムーズに行うべく、夜の洗顔で使いたいのが「洗顔料」です。

洗顔料を使用する目的は、ただ単に夜の顔の汚れを落とすためだけではありません。

化粧品を落とすにはクレンジング料が必要ですが、この顔に残ったクレンジング料の残りを洗い流すためにも、夜の洗顔には洗顔料が必要なのです。

このクレンジングの後に洗顔を行う行為をW洗顔と呼びますが、クレンジング料の中には、「W洗顔不要」とパッケージに書いてあるものもあります。

W洗顔不要と明記されているクレンジング料ならば、洗顔料の役割も兼ねているため、クレンジングだけで夜の洗顔を終えても問題ありません。

まとめ

朝に洗顔をしない、あるいは夜に洗顔をしないと、肌はダメージを受けてしまうことがわかりました。また朝の汚れは水溶性、夜の汚れは非水溶性のため、必要な洗顔方法も朝晩で違います。

朝晩の洗顔は美容の基本です。健やかで美しい肌を保つためには、この基本から見直してみるのはいかがでしょうか。

「朝起きるとなんとなく肌色が悪い」「ニキビなど吹き出物ができてしまう」といった人は特に、朝晩の洗顔方法について考えてみてくださいね。