本記事は、
・スキンケアに関して、体験談や噂をもとにした情報ではなく、きちん医学的知識のあるロの意見が知りたい!
・クレンジング、洗顔、保湿と具体的に何を使って、何を使わないべきか知りたい!
ち、いった方々に是非とも読んでいただきたいです。
本記事のテーマは「美肌のプロ」に学ぶことです。そして今回学びプロの相手は「皮フ科医」です。
S平はスキンケアに関する人気書籍(Amazonレビュー4つ★以上)を出版している皮フ科医を5名選び、クレンジング、洗顔、保湿、その他、の4つの切り口で、それぞれがどのようなスキンケアを推奨しているのか整理をしています。
「まとめ」では、5名のスキンケアに関する意見をもとに、"皮膚科医の薦めるスキンケア術"をまとめています。※あくまでもS平の主観での整理となりますのでご了承ください。
それでは早速見ていきましょう。まずは、対象とさせていただいた5人の皮フ科医さんについて簡単にご紹介させて下さい。
0.対象とさせて頂いた5人の皮フ科医さん・書籍
今回スキンケア術を参考とさせて頂く皮膚科医さんは以下のとおりです。
スキンケアに関する人気書籍(Amazonsレビューが上位★)を出版されている美肌の専門家を選ばさせて頂いています。
より詳細の内容については書籍ご参考ください。
(ア) 菅原由香子(すがわら皮膚科クリニック)
書籍タイトル:「肌のきれいな人がやっていること、いないこと」
(イ) 池田大志(江北皮フ科)
書籍タイトル:「10万円のクリームより効く何もつけない美肌ケア」
(ウ) 小柳衣吏子(アオハルクリニック)
書籍タイトル:「美容皮膚科医が365日実践している勝利のプロトコル 美肌の王道」
(エ) 宇津木龍一(クリニック宇津木流)
書籍タイトル:「化粧品を使わず美肌になる!」
(オ) 平田雅子(私のクリニック目白)
書籍タイトル:「のべ100万人の肌をみてきた皮膚科医が教えます 水だけ洗顔で一生美肌」
1.5人の皮フ科医のスキンケア術【個別】
a. 菅原由香子(すがわら皮膚科クリニック)
菅原さんのスキンケアのコンセプトは大きく2つあります。
①「素肌力を生かす」
お肌には元々美しくなる力を備えているので、その力を最大限引き出しましょう、というのが根底の思想にあります。その為、以下の2点目に書いてあるとおり、お肌のバリアを壊してしまう化粧水は極力使わないというコンセプトを提唱しています。
②「市販の化粧品は極力使用しない」
市販の化粧品には合成界面活性剤、防腐剤、着色料などの有害物質が含まれており、お肌の素肌力を傷つけます。合計界面活性剤は、たんぱく質を溶かす作用があり皮膚のバリア機能を破り、防腐剤は肌の常在菌を殺してしまいます。
それでは、それぞれのスキンケアステップについて詳しく見ていきましょう。
✔クレンジング
クレンジングに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
重要なのは、界面活性剤を含んでいない化粧品を使うことですね。
- クレンジングの目的は、油性のメイクをオイルで浮かび上がらせること。
- その為に、界面活性剤など余計なものが配合されていないオイルを利用すること。
<おすすめされているクレジング剤>
オリーブオイル、椿オイル、セサミオイル、ホホバオイル、スクワランオイル
※肌質によって使い分けるとのこと。
✔洗顔
洗顔に際しては以下がポイントになります。↓
とにかく“やさしく”“肌を刺激する成分をつけない”ことが大事です
- お肌のバリア機能を壊さない為にも、ごしごししたり、強いシャワーを顔にかけないようにやさしく洗う。
- 温度にも気を使い20~25℃くらいの温度で洗う。
- シャンプーに含まれる洗浄成分は肌にとってものすごい刺激なので、シャンプーは絶対に肌につかないようにすすぐ。
- 肌のバリアを破壊する合成界面活性剤の入った一般的な洗顔料は使わないで、お肌に残っても自然と分解されるくらい肌にやさしい天然油脂からつくられた無添加せっけんを利用する。
- お肌に優しい石鹸はph 8~9が適切 (ph値=アルカリ度が大きいと洗浄力が強すぎてお肌の保湿成分が流される)
- タオルに残った洗剤や柔軟剤の成分で肌バリアが壊れるのを予防するためにキッチンペーパー・ティッシュで水分をふき取る。
<おすすめされている洗顔料>
天然油脂からつくられた無添加せっけん
その中でも油脂が酸化しにく「冷製法」でつくられたせっけんを利用(冷製法で作られたせっけんは、油脂の名前(オリーブオイルなど)と水酸化ナトリウムと書いてある)
✔保湿
保湿に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
お肌のバリアを壊す“合成界面活性剤をとにかく使用しないこと!”が重要なポイントなんですね。
- 「いらない角質」なんていうもはなく、コットンでこすり取るのは厳禁!不要な角質は自然とアカとなって剥がれ落ちるのでこすらない。
- 市販のものは有害物質をたくさん含むため、化粧水は自ら作るのがおすすめ。※作り方についてはこちらを参照
- 市販の乳液・保湿クリームにも合成界面活性剤が含まれ、皮膚の構造を壊す為、天然のオイルを使用するのがおすすめ。
<おすすめされている保湿剤>
化粧水は自作のもの
オイルは天然オイル(オリーブオイル、椿オイル、セサミオイル、ホホバオイル、スクワランオイル等)
✔その他ケア
その他のケアに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
- 美肌のためには紫外線には一切あたってはいけない!
- ただし、日焼け止めは化学物質・合成界面活性剤を含んでいるので使用は避ける。
- 紫外線散乱剤である酸化チタン、酸化亜鉛が配合されているパウダーファンデ―ションは紫外線にあたると活性酸素が発生してしまう(粒子が小さければ小さいほど活性が高い上、超微粒子化した粉末は皮膚のバリア機能をかいくぐって皮膚の奥深くまで入り込み肌トラブルを引き起こす)
- 日焼け対策はシンプルで、物理的に日を避けることが重要!!
特に“UVケア”の重要性が強調されています!
以下、図解まとめです↓
b. 池田大志(クリニック宇津木流)
次は「10万円のクリームより効く何もつけない美肌ケア」を出版されている池田さんのスキンケア術をご紹介したいと思います。池田さんのスキンケアのコンセプトは主に2点です。
①皮膚が本来備えているバリア機能を最大限引き出す
菅原さんのコンセプトを非常に似ていますが、池田さんも「肌が本来持っているバリア」を最大限引き出しましょう、ということをコンセプトに掲げています。
②化粧品はNG!何もつけないスキンケア
化粧品を多く使っている女性ほど肌がぼろぼろ、ということに着目し、本コンセプトにたどり着いたと池田さんは仰っています。実は、どんなに質の良い美容系でも角質層までしか浸透しません。その角質層を構成している角質細胞は、もう核を持っていない死んだ細胞です。この死んだ細胞にいくら美容成分を与えても美肌に近付くことはない、ということです。
✔クレンジング
クレンジングに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
お肌を傷つけるクレンジング剤をやめるためにも、ぬるま湯で洗える化粧品を利用すること!
- クレンジング剤は肌のバリアを壊すので、脱クレンジング剤する!
- お化粧は、ぬるま湯で洗える化粧品を利用する。パウダータイプがおすすめ。
<おすすめのメイク用品(ファンデーション)>
パウダータイプのファンデーション:酸化チタンや酸化亜鉛が主成分で、水成分でも油成分でもないため、角質層に浸透しにくいという性質を持つ。
✔洗顔
洗顔に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
洗顔もクレンジングと同様、脱洗顔料しましょう、というのがポイントのようです。
- 洗顔はあくまでも汚れをすぐに取り除くための補助的な手段、という意識を持つ(肌を清潔に保つメインの手段は“新陳代謝”が基本)
- 洗顔料に含まれる界面活性剤は肌が本来持つバリア機能を壊し、善玉菌も殺菌してしまうため、使わない。脱・洗顔料!
- “(パウダーファンデであれば)化粧が少し残るくらいでも問題ない”“酸化した皮脂、活性酸素も必要以上に気にすることはない”と書籍内でおっしゃています。
※酸化した皮膚が皮脂に長時間ふれるとシミやくすみになるということも気にしないでよく、皮膚のバリアが良好に保たれていれば、多少の酸化した皮脂や活性酸素に触れてもまず問題はない、とのこと - 肌が濡れたままの状態でいると、肌内部の水分が蒸発してしまうため、肌が濡れている時間は必要最小限に抑えること!
- その他気を付けるべきは、お湯ではなく水で洗うこと、肌はこすらないこと、シャワーを直接顔に当てないこと。
✔保湿
保湿に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
何もつけないこと、または、少量のワセリンを塗ることが推奨されています!
- 水分を多く含む化粧水・美容液は“お肌のバリア機能を低下させ、水分を逃がしてしまう”為使用しない!パックも当然行わない。
“角質層は和紙が重なっている”と独特な表現を用いて説明をされている。つまり、角質層は和紙のように、濡れたままにしておくと、水分が蒸発するとともにふちが反り返ってしまう。お肌の場合、そのすき間から内部の水分が蒸発してしまう。 - 保湿用クリームにも洗顔料同様界面活性剤が含まれており、ダメージは比較的小さいものの、毎日肌に塗布しているとダメージが積み重なるので使用しない。
- 極力何もつけないスキンケアをおすすめしているが、どうしても乾燥する場合は、ワセリンを少量活用する。
ワセリンは肌への水分を含んでおらず、刺激が少なく、酸化しにくいため肌につけても問題ない - ホホバオイル、オリーブオイル等の動物油もいいが、浸透力が高いゆえ、角質層の構造を壊してしまう可能性があり使用は控えるべき
<おすすめされている保湿剤>
ワセリン
✔その他ケア
その他に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
- UVケアには、肌のバリア機能にとって最もダメージが少ないのは、パウダータイプの日焼け止めを利用
- パウダータイプには界面活性剤、紫外線吸収材を含んでいないのでダメージが少ない。ただし汗をかくと落ちやすいため、こまめに塗りなおす!
- その際には摩擦が強くなりやすいパフではなく、毛足の長いブラシをつかう。
- 口回りやフェイスラインに沿ってにきびを繰り返すという人は明らかに乾燥肌が原因であり、化粧を水に落とせるものに切り替え、水洗顔に切り替えることで改善するケースが非常に多いとのこと。
<おすすめされているケア商品>
パウダータイプの日焼け止め
以下、図解まとめです↓
c. 小柳衣吏子(アオハルクリニック)
小柳さんのスキンケア術のコンセプトは2つほど紹介されています。
①洗顔はお肌にとって試練
小柳さんは洗顔はお肌に負担をかけてしまう行為と繰り返し述べられています。ただし、洗顔料の使用を制限しているわけではなく、弱酸性のアミノ酸系の洗顔料を使うことが推奨されています。
②保湿命!洗顔後は油分と水分をつけること
他の先生方は、保湿剤も危険ということを述べているが、小柳さんは洗顔後なにもつけないでいることは良くない、と書籍内で述べています。きちんと保湿化粧品をつけることを推奨しています。
✔クレンジング
クレンジングに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
- クレンジング剤は、クレンジング剤自体が落としやすく肌に残りにくいミルクタイプ、ジェルタイプのモノがおすすめ!
✔洗顔
洗顔に際しては以下がポイントとして紹介されています。↓
発泡成分を含む洗顔料は悪玉菌が住みやすくなってしまうアルカリ性に傾いてしまうため、泡立ちにくいが、弱酸性でアミノ酸系の洗顔料が推奨されています。
- 摩擦こそ一番の敵!こすらないことが非常に重要。タオルでもこすらないようにする。
- 体温よりも高温のお湯はNG
- たっぷり泡洗顔は危険!肌のバリアである皮脂膜がなくなる上に、発泡成分のアルカリ性成分によりお肌がアルカリ性に傾いてしまう。
アルカリ性に傾くと、お肌内部の水を保っている“ラメラ構造”が乱れたり、悪玉菌が住みやすくなってしまう。 - おすすめは泡立ちにくいが、弱酸性でアミノ酸系の洗顔料。
- クレンジング剤を使用した場合、洗顔は行わなくてもOK!
<おすすめの洗顔料>
弱酸性でアミノ酸系
✔保湿
保湿に際しては以下がポイントとして紹介されています。↓
洗顔後なにもつけないことは良くない、と小柳さんは仰っています。
- 洗顔後に何もつけないでもいい、というのは都市伝説のようなもの。現時点の皮膚科学会ではそのような報告はない。
- 保湿不足の肌は、単に乾いているだけではなく、小規模な炎症が起きている状態
- 1日2回、洗顔後すぐに保湿化粧品をつけること。
- 順番としては、化粧水⇒油分補給の順番で行い、乾かない間に塗ってもOK!
<おすすめの保湿成分>
ヒアルロン酸、スクワラン、セラミド、ワセリン
✔その他ケア
その他ケアに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
特にUVケアの重要性が書籍内では語られています。なんと肌の老化原因の7割はUVとのこと。
- 肌の老化原因の7割はUV。
- たった5~15分 1日おきに日光に当たるだけでも危険!ある研究によると60歳までにシミを作らない為には、ノーケアで1日にUVを浴びてよい分数は真夏で3分ちょっと、冬でも16分ちょっと。
- 具体的には、SPF30以上のものを毎日塗ることが重要。
以下、図解まとめです↓
d. 宇津木龍一(クリニック宇津木流)
宇津木さんのスキンケアコンセプトは大きく2つあります。
①つけない、こすらない、洗いすぎない
化粧水や保湿剤は極力つけず、かつ、洗顔する際には洗浄力の強すぎる洗顔をつけない、タオルでこすらないなど、とにかくお肌に負担をかけないためのスキンケア術が美肌に近付く上で重要と仰っています。
②いきなりやめるのではなく、段階的に化粧品を減らしていく
宇津木さんの書籍では、突然化粧品をやめてしまうとかえってお肌の乾燥を招いてしまうため、刺激の大きな化粧品から段階的に減らしていくことをおすすめされています。まずクレンジング・リキッドファンデ、次にクリーム・乳液、次に日焼け止め、次に化粧水と順番に"何もつけないスキンケア”を実践していこうと、提唱されています。
✔クレンジング
クレンジングに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
池田さん同様に、クレンジング剤を使う必要のないパウダータイプのメイクがおすすめされています。
- 基本はノーファンデで過ごすのがベスト。ただしどうしても塗りたいときはクレンジング剤を使う必要のないパウダータイプを利用。
クレンジング剤に含まれる界面活性剤が肌のバリアを破壊する
✔洗顔
洗顔に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
やはり他の先生方とどうように、洗顔料に含まれる界面活性剤の危険性を指摘されています。その代替手段として、合成界面活性剤を含まない純石けんの利用が提唱されています。
- 朝の洗顔は、酸化した皮脂膜“過酸化脂質”を洗い流すのが目的。過酸化脂質はお水でも洗い流せる。
- 洗顔料に含まれる界面活性剤はお肌の構造を破壊してしまう上に、皮脂が失われ、皮脂を補おうと皮脂腺が肥大し、毛穴も開いてしまう。
- 角質細胞は1/100㎜ほどの小ささでわずかな刺激でも壊れるので、シャワーを直接当てない、タオルなどでこすらないこと。
- タオルは合成界面活性剤を含まない純石鹸で洗うこと。
- 水だけ洗顔時には33℃以下のぬるま水を利用。
- パウダーファンデーションをつけた日には、クレンジング剤はつかわず純石鹸をすこしだけつかって落とすこと。
<おすすめされている洗顔料>
肌への毒性が少なく洗浄力もすぐれている“純石鹸”
具体的には、石鹸素地(脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウム)だけで出来ているもので、無添加せっけんと書かれているもの。
石鹸素地以外を含んでいるものは避ける。
✔保湿
保湿に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
なにもつけないことを基本としつつも、かゆみや乾燥を感じる場合は、少量のワセリンをつけることがおすすめされています。
- 化粧品に含まれる保湿成分は、肌内部のうるおいにはならない(浸透しない)
- 化粧水は蒸発するときに角質細胞がめくれあがり、バリア機能が壊れる。
- 乳液に含まれる界面活性剤は細胞間脂質・天然保湿因子を溶かし、角質の構造を破壊する。
- 上記の理由から、水分が肌の保湿バリアを守には、何もつけないのが正解。
- ただし、かゆみや粉ふきがある場合は、ワセリンを少しだけつけると効果的。(綿棒でゴマ1粒分とる程度で十分)
ワセリンは肌内部に浸透しにくく、空気に触れても酸化しにくいため、肌バリアを傷つけにくい。 - 部屋の湿度も加湿器で湿度40~50%をキープすること。湿度が30%以下になると、乾燥しやすい。
✔その他ケア
その他ケアに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
日焼け止めとして、ワセリンベースかつ防腐剤もはいっていないものがおすすめがおすすめされています。
- UVケアはお肌へのダメージがあるので、毎日行うのは危険。ただしどうても必要な場合は、肌内部に入り込みにくいワセリンベースかつ防腐剤もはいっていないものがおすすめ。
<おすすめのUVケア>
ワセリンベースで防腐剤の入っていない日焼け止め
以下、図解まとめです↓
e. 平田雅子
平田さんのスキンケアのコンセプトは大きく1つで「洗いすぎをやめましょう」という主張をされています。
①洗いすぎをやめましょう!
平田さんの書籍の中では、水だけ洗顔が推奨されています。洗顔料を使ってしまうと肌のバリア機能を担っている皮脂や細胞間脂質、天然保湿因子が洗い流される上、悪玉菌が増えてしまいます・日本人の肌は洗いすぎで弱くなっている、とも指摘されています。
✔クレンジング
クレンジングに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
クレンジング剤の使用は特段制限をされていません。
- クレンジング剤は基本的に使用OK。
- 流した後にぬるぬるするものは洗顔料を使用したくなるので避ける。
<おすすめされているクレンジング剤>
スクワランオイル
✔洗顔
洗顔に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
洗顔料を使わない水だけ洗顔が強調されています。
- 肌は排泄器官であり、“新陳代謝”という汚れを捨て去る機能を元々備えている。なので、汚れを落とすことに一生懸命になる必要はない!
- 加えて、洗顔料を使ってしまうと皮脂・細胞間脂質・天然保湿因子と保湿成分が洗い流される上、悪玉菌が増える。
- おすすめは水だけ洗顔!
- お湯を使ってしまうと、皮脂まで流してしまい肌の乾燥を招いてしまう。お風呂の湯船の蒸気も皮脂を奪ってしまう可能性があるので注意が必要。
✔保湿
保湿に関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
加齢とともに減ってしまう皮脂を補うために油分主体のコスメを使うことを推奨されています。逆に化粧水などの水分ベースのコスメの使用はおすすめされていません。
- どんな高級な化粧品よりも、自ら分泌する“皮脂”のほうがその人の肌にもっとも合う高機能な天然のクリーム!
- 加齢とともにそのクリームは減るので、化粧品による保湿は必要!
- ただ化粧水だけでは保湿にならないので、油分が主体の乳液やクリームをつける。油分を含んだコスメがひとつあれば保湿は十分に事足りる。
- お風呂をでたら即保湿を心掛ける。
✔その他ケア
その他ケアに関しては以下がポイントとして紹介されています。↓
やはりUVケアがとにかく重要なようです。
- どんなに高い美容液よりも日焼け止めが老化防止に効く!
- 日焼け止めは1年中塗ること。SPF30、PA++以上のものがおすすめ。
以下、図解まとめです↓
2. 皮膚科医5名から導き出す"正しいスキンケア"【比較】
以上5名の皮フ科医の皆様のスキンケア術を見てきましたが、まとめると以下のようになります。
四角内にそれぞれの皮膚科医が推奨する方法を書いています。
以上から導き出せる"正しいスキンケア"の各ステップについて説明していきます。
●クレンジング
クレンジングについては、5名中4名はクレンジング剤の使用に否定的です。クレンジング剤に含まれる界面活性剤がお肌を傷つけてしまうのは、どうやら本当に気をつけるべきことのようです。
クレンジングの代替手段としては、2つのほうが見えてきます。
1. クレンジング剤不要のメイク(パウダーファンデーション)を利用する
2. 界面活性剤が含まれていない天然オイル(ホホバオイル、オリーブオイル、など)を利用する
ここで注意頂きたいのは、パウダーファンデーションは角質層に入り込まないタイプ(超微粒子ではないもの)を利用するようにしましょう。そして天然オイルについては、アレルギー反応がでる可能性もあるので、自分にあった種類を探した上でつけるように使用するようにしましょう。
●洗顔
洗顔についてはなんと5名中5名が市販の洗顔料の使用に否定的です。やはりクレンジングや洗顔に含まれる界面活性剤はそれだけお肌に悪いということですね。
その中で、5名中3名は、何もお肌につけない水(ぬるま湯)洗顔を推奨しています。
5名中2名は、極端に洗浄力を落とすのではなく、合成界面活性剤を含まない無添加せっけんを利用することを推奨しています。
S平自身は、皮脂も多く、産毛・毛穴の多いおでこについては無添加せっけんを使用し、その他部位は水洗顔だけで済ませるようにしています。以来、ニキビ等の肌トラブルはおでこ、口周りのともども減っていいます。
●保湿
保湿については、1名を除き"化粧水は不要”、という結果が出ています。
保湿において重要なのは、油分を含んだ化粧品であるということがわかりますね。
油分系保湿剤の中でも、最もおすすめされているのは、お肌への刺激が少なく酸化もしにくい”ワセリン”が推奨されています。
S平も現在は、化粧水を使わず少量のワセリンを乾燥しやすい部分(口周り)に塗る程度の保湿を行っています。部屋の湿度やクーラーの有無、肌質に合わせてワセリンをうまく活用するようにしましょう!
●その他ケア
その他ケアで特に皮膚科医のみなさんが強調されているのは”UVケア”です。
印象的なのは、
”高い美容液よりも日焼け止めが老化防止に効く!”
”肌の老化原因の7割はUV。たった5~15分 1日おきに日光に当たるだけでも危険!”
といった記述でしょうか。
UVケア用品については、5人の中でも意見が別れている部分で、どのような日焼け止めを利用するのが最も美肌にとって有効か、別の機会に考察をしてみたいと思います。
【まとめ】
以上、「皮フ科医が推奨するスキンケア術まとめ」となりました。
いががでしたでしょうか?
予想以上に「化粧品をつけないスキンケア」が皮フ科医さんの間では主流となるつつあることを学ぶことができました。
特にお肌へのダメージが大きいクレンジング剤・洗顔料はいますぐにでもやめたほうが良いと言うことがわかりますね。
個人的には、現在当たり前とされている「クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液」がいかに間違ったいて、お肌を傷つけてしまう学べる非常に良い機会になりました。
みなさんもぜひ今回ご紹介したスキンケア術を試して頂ければうれしいです!