脱毛を考えている方にオススメの角質ケア方法&2016年秋冬の最新角質ケアアイテム

2016.10.07

ようやく夏の暑さが終わりほっとする秋、それが過ぎるとあっという間に乾燥しやすい冬に突入します。特に今年は梅雨に雨が少なく、台風の発生が少ないと思っていたら夏にどんどん上陸し天候が安定しませんでした。

もともと季節の変わり目は体の不調を覚えやすく、お肌の状態が安定しにくくトラブルも起きやすい時期です。それと同時に秋は脱毛をスタートするベストシーズンでもあります。せっかくツルツルお肌を目指して、脱毛を完璧に行っているのに肝心のお肌がゴワゴワ…ということのないよう秋冬に押さえておきたいケア方法を紹介します。

まずは知っておきたいお肌のメカニズム

28日周期という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。お肌は、ちょうど見えている部分が角質層と呼ばれており、その下にはさらに3層(顆粒層有棘層基底層)の合計4層構造と成っています。また、この4層構造全体は表皮と呼ばれており、さらにその下には真皮皮下組織があります。

人間の体は細胞から構成されており、お肌では常に細胞分裂が行われています。表皮の中の一番下にある基底層からどんどん細胞分裂が行われ、有棘層、顆粒層、角質層と上に押し上げられていきます。

そして角質層に到達したら、細胞の役目を終えていわゆるアカとなってはがれて落ちます。この始まりから終わりまでがターンオーバーと呼ばれており、正常なサイクルは28日間となっていますが年齢とともに30日や40日などと長くなる傾向になります。

赤ちゃんのお肌がプルプルで綺麗なのはこの細胞分裂が活発で絶えず新しいお肌が表面にあらわれるからです。また逆に、年齢を重ねると傷が治りにくいのはターンオーバー周期が長くなるためです。

乱れやすいターンオーバー

細胞分裂は意識せずとも働くもので、特に20歳頃までは比較的活発で良い状態を保ちやすいのですが少しずつ活動が滞りやすくなっていきます。このターンオーバーが周期的に行われず、不要になった角質がとどまってしまうとお肌がゴワゴワしたり、ムダ毛がお肌の中に埋もれてしまう、埋もれ毛(埋没毛)の原因になってしまいます。季節の変わり目はお肌が気候の変化についていけず、ターンオーバーが滞りやすい時期と言われています。

このお肌の不調を放置してしまうと、真冬のひどい乾燥で粉ふき肌、春先のかゆみを伴う敏感肌の引き金にもなってしまいます。また、埋もれ毛があった場合でも、メラニン色素に反応する脱毛では対応可能ではありますが、うまく取りきれずにポツポツと黒く残ってしまうこともあります。やはり、理想的なのはお肌の表面が滑らかに整っている状態で脱毛を行うことです。

お肌のターンオーバーを助けるための本格ケア、3ステップとは。

  • 不要な角質をケア
  • 血行促進のためのマッサージ
  • お肌を整える保湿ケア

お肌の表面に落ちきらない角質がとどまっていると、下から上がってきた新しい細胞が表面に上がれず渋滞のような状態になります。そんなお肌を手助けするための方法が角質ケアです。その後に血行の促進を行うことでターンオーバーを助け、柔らかいお肌を保つための保湿も大事な要素です。

週に1-2度が目安!角質ケア

脱毛直後は肌にダメージを与えやすいので1週間ほど様子を見てから始めてください。スクラブやゴマージュと呼ばれているボディ用のケア製品を使用してバスタイムに体を洗った後、お風呂でお肌を温めてから行うのがベター。黒くなりやすい肘や膝は念入りに、それ以外の部分は力を入れすぎないようにクルクルと優しく角質ケアを行います。

洗い流した後にツルツルとした感じがして心地が良いですし、お肌が快適な状態になります。スクラブを行った後は、できればもう一度湯船に浸かり体を温めます。

角質ケアのメカニズム

お肌が4層構造となっていて、少しずつ細胞が上に押し上げられることについてはターンオーバーの項目で紹介しました。この細胞は層ごとに名前が変わりますが、角質層では角質細胞と呼ばれています。一番上の層である、角質層まで上がると細胞は核などを失います。核を失った細胞は、簡単に言うと死んでいる状態で不要な細胞で、角質と呼ばれています。角質は最終的には下から押し上げられるため一定量集まるとはがれ落ちて行くのですが、新陳代謝が正常に働かないとうまく取れないことがあります。

このままにしておくと、お肌がゴワゴワしたり固くなる原因にもつながります。この表面の不要な角質を取り除くための手助けを行うのが角質ケアとなります。スクラブとして使用されている、ソルトやシュガー、クルミやアプリコットの粒子をお肌にのせてクルクルとケアを行うことで、不要な角質をはがれやすくします。

ピーリングについてはケミカルピーリング(洗い流すタイプ)、ソフトピーリング(ジェルタイプ)に分かれておりますがフェイシャル用として主に使用されています。このほかに、スクラブ、フェイシャルブラシを使用するケア方法があります。

一般的に、ケミカルピーリングについては医療機関での取り扱いとなりますので、気軽に使用出来るものはソフトピーリング以下に記載したものになります。
フェイシャルになりますと角質ケアと同時に、毛穴ケアも行えますがこれらの角質ケアについては、別記事で紹介します。

また、手のひらと足の裏には他の部分と違い、透明層と呼ばれる層が角質層の下にあります。繊維が角質層よりも密になっておりメラニン細胞を含まず透明であることから、この名前が付いています。クッションの役割をし、手のひらと足の裏は日焼けをしないのはメラニン色素を含まないこの層がバリアとなって働くからです。

特にカカトは固くなりやすいため、角質ケアを行うために古くからある軽石、ドクターショールが販売している電動角質リムーバーなどを使用してケアを行います。

2016秋冬、オススメのボディスクラブ

2016年秋冬の最新アイテムの中から、おすすめのボディスクラブをご紹介します。

ヴェレダ ホワイトバーチ ピーリングボディウォッシュ 150ml 2200円(税抜)

スイス発祥、100年近くもの伝統を誇るナチュラルブランド。ホワイトバーチのオイルが有名ですが、実はスクラブもあります。ハーバルな柑橘系の心地よい香りに癒されます。

ハウスオブローゼ ボディ スムーザー N 570g 2000円(税抜)

Oh!Babyのロゴとピンクのパッケージが印象的な日本の老舗ブランドのボディスクラブ。コストパフォーマンスが良く、季節ごとにローズやラベンダーなど様々な香りの限定品が発売されるので、飽きずにずっと使えるところも魅力です。

ボディショップ ブラジリアン スクラブインオイル 350ml 4500円(税抜)

おなじみのイギリス発のブランド、秋の新製品。オイルとソルトがブレンドされていて、使うときに好きな分量で使用できるので乾燥するときにはオイルを多めに使用することもできます。

シスレーエクスフォリアン ムサン プール コール 200ml 13500円(税抜)

ちょっと高級ですが、スクラブが細かくお肌に優しいので脱毛を行っている時こそスペシャルケアを考えている方にオススメ。ローズマリーの香りも爽やかで心地よいです。

角質ケアの後は血行を促進して、ターンオーバーを整えます

お風呂から上がった後はゴシゴシとタオルでこすらないよう、優しく押さえるように水分を吸収します。もし、時間と余裕があればこの後に、オイルやミルクなどを使用してのマッサージをオススメします。例えば、脱毛を行っている膝下、肘下などを中心に薄くオイルをのばして、体の真ん中から遠いところから心臓に向かって軽くマッサージを行います。

方向は、例えば手の甲から肘、肘から肩、脚であれば足首から膝、膝から太ももなどです。この時、頑張りすぎて力を入れすぎてしまいがちですが、角質ケア同様優しく行うようにしましょう。滑らすように手のひらですっと撫でるようにマッサージを行います。

時間は1ヶ所2-3分ほどでOK、やりすぎには注意です。

さらに保湿ケアを行えば完璧です!

オイル、ミルクでのマッサージでも十分なのですがオイルは油分、ミルクは水分が多くお肌表面にうまく残りにくいためできれば最後はクリームを塗ることをオススメします。

こうすることでオイルマッサージ後のベタつきを防ぎながらお肌にオイルの栄養をとどめることができますし、ミルクだけでは足りない油分を補うことができます。こちらも出来れば遠い場所から心臓に向かって塗りましょう。

時間がとれないときに…お悩み別優先順位

本格的な3ステップケアを紹介しましたが、週に何度かとはいえちょっと時間が取れないという方も多いと思います。そんな方のためのお悩み別の優先順位をお伝えします。

お肌が硬くなりやすい、ゴワゴワする人

週に1度、週末などを中心に角質ケアを行いましょう。余裕があれば是非マッサージも行ってください。どうしても時間が取れない方は、オイル、ミルクやクリームなどでしっかりと保湿を行いましょう。毎日行うことで、お肌が柔らかくなります。

乾燥しがち、お肌が薄い人

最優先なのは保湿ケアです。出来れば毎日オイルやクリームなどの保湿効果の高い製品でケアを行ってください。血行の促進もたまに行うと良いでしょう。

週に1度、週末などにお風呂上がりに軽くマッサージをして保湿ケアを行うとお肌が元気になります。角質ケアはゴワつきが気になった時に行うようにします。

脱毛中の人にはぜひ行って欲しい、一番理想的なケア方法

毎日シャワーやお風呂上がり、または寝る前やお出かけ前に保湿ケア、さらに週に1度週末に角質ケア、マッサージ、保湿ケアを行うことが一番理想的です。

日本の気候は冬に乾燥して、夏は湿度が高いというのが特徴ですが、現代では夏にはクーラーで冷えて乾燥し、冬には暖房で外気と合わせてダブルパンチの乾燥で、お肌にストレスがたまりやすくなっています。

夏は暑くてケアをサボりがちな方でも、過ごしやすい秋の夜長や冬にしっかりとケアすることでお肌の状態が格段にアップし、脱毛にも良い効果が生まれやすくなります。

日々のケアにはもちろんのこと、脱毛を定期的に行っている間は特に今回紹介したケアを積極的に取り入れて、快適な脱毛ライフを送っていただければと思います。

フランスのエステティシャン国家資格を持ち、約15年間セラピー、スパ、エステサロンなど多方面で活動。