インフルエンザシーズンのマスク着用は厚生労働省の推奨!
インフルエンザのシーズンには、マスクは必須アイテムです。
インフルエンザに感染している人はウイルスを飛散させないためにも、感染していない人はウイルスを吸い込まないための予防として、マスクを着用しましょう。
マスク着用は厚生労働省も推奨しているインフルエンザ予防対策の一つなのです。
しかし、そのマスクの使い方は本当に正しくインフルエンザを予防していますか?
なんと73%の人が正しくマスクを使っていないという調査結果もあるほど、正しいマスクの使い方は実は知られていません。
今回はマスクのインフルエンザ予防に関する有効性と、正しいマスクの使い方・選び方を紹介します!
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが鼻や口の粘膜に付着して体内に侵入し、体内の細胞の中で増殖して高熱や腹痛、吐き気などを引き起こす感染症です。
インフルエンザウイルスが体内に入ってくる感染経路は大きく3つに分けることができます。
飛沫感染
インフルエンザ感染者の咳やくしゃみ、つばなどに含まれたウイルスが空気中に散乱し、それを口や鼻から吸い込むことで感染します。
インフルエンザ感染者の咳にはたくさんのウイルスが含まれており、その数はなんと、1回の咳で約60万個にものぼるといわれています。
接触感染
インフルエンザ感染者がくしゃみや咳などをしたときに口元を手などでおさえ、その手で触れたドアノブやスイッチ、電車のつり革などにウイルスが付着します。
インフルエンザウイルスが付着しているところを触った手で、鼻や口、目などの粘膜を触り感染します。
空気感染
感染者がくしゃみや咳をした部屋などには、インフルエンザウイルスは2〜3時間生き続けるといわれています。空気中に漂うインフルエンザウイルスが体内に入り込むことによって感染してしまうのです。
しかし、この空気感染は可能性があるという程度で、他の感染経路である「飛沫感染」と「接触感染」に比べてかなり伝染力は低くなります。
インフルエンザの予防において、マスクの使用目的は主に3つあります。
1)飛散の予防…つばや鼻水の分泌(ウイルスなどの飛沫物)の飛散を防ぐ
2)侵入の予防…空気中に浮遊物を吸って体内に取り組まないように予防する
3)喉の保湿…鼻や口の湿度を高めることで、インフルエンザや風邪のような、湿度に苦手なウィルスの増殖を抑える
もちろん、ウイルスの侵入を防ぐ効果もあります。ですが、インフルエンザ予防に関して、マスクは様々な働きをしてくれるているのです!
口や鼻を覆うことで接触感染をガードする
口と鼻を覆っているため、マスクを意識的に外さなければ口と鼻を触ることはありません。マスクをつけることで接触感染を無意識にガードすることにつながっています。口や鼻を触る癖がある人などには最適です。
薬局やコンビニで販売されているマスクは、大きく3種類に分けることができます。
ガーゼマスク(織布マスク)
ガーゼを重ねて作られているマスク。保湿性に優れていて、洗濯することで何回も使用可能です。しかし網目は粗く、インフルエンザウイルスは通過するため飛沫感染を防ぐことができません。
不織布(ふしょくふ)マスク
繊維に科学的な処置を施して接着し、薄いシート状にした使い捨てのマスク。ガーゼマスクに比べて網目が小さく、インフルエンザの飛沫感染も防ぐことが可能です。ガーゼマスクほどではないですが保湿性もあります。
医療用マスク(N95マスク)
不織布マスクよりもさらに網目が小さく、「飛沫感染」はもちろん、他のマスクでは不可能なインフルエンザの「空気感染」を防ぐことが可能です。ただし、高機能であるために使い捨てタイプであるにも関わらず、値段が高価になります。
また、医療用マスクは網目がとても小さいために装着していると息苦しく、長時間の装着に向かないという欠点もあります。
インフルエンザ予防におすすめは不織布タイプ
空気中に漂うインフルエンザウイルスは、感染者のくしゃみや咳による飛沫よりもさらに小さいために、医療用マスクでしかシャットアウトできません。
しかし、主な感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」なので、空気感染に関してはあまり気にする必要はないという意見が多くみられます。
ガーゼマスクでは飛沫ウイルスは網目を通り越して口腔内に侵入してしまいますが、不織布マスクと医療用マスクではこれをシャットアウトすることが可能です。
手軽な価格なため毎日使用することができるため、インフルエンザシーズンの使用に向いていると言えるでしょう。
インフルエンザ対策に効果的な「ぬれマスク」をご存知でしょうか?
ぬれマスクはその名の通り水分を含んだマスクです。ぬれマスクの効果はふたつ、鼻呼吸と保湿です。
ぬれマスクをすることで、口呼吸をする癖がある人でも多くの場合が鼻呼吸になります。また、マスクに水分が含まれている分、通常のマスクよりは喉の乾燥の予防にもなります。さらに鼻呼吸は自律神経のひとつ、交感神経を優位にして、リンパ球の働きを抑制してくれます。
ぬれマスクは通常のマスクより保湿効果が優れてあり、口内をウイルスの増殖を防ぐ環境に整える効果があります。
ぬれマスクによって高濃度の水蒸気を吸い込むことが、喉や鼻がより一層うるおいます。ぬれマスクは、喉や鼻専門の加湿器の役割を果たしてくれるのです。
ぬれマスクの作り方
材料:不織布マスク2枚、布ガーゼ
1)布ガーゼを濡らす
2)濡らした布ガーゼを2枚の不織布マスクで挟む
(布ガーゼは口の辺りにくるようにする)
なお、布ガーゼを濡らす水の量や温度は自由です。特に冷え込む時期には水ではなくお湯を使うと、より効果的とされています。
また喉の症状が強く出ているときには、水分を多めにすると良いでしょう。
市販のぬれマスク
ぬれマスクには市販されているものもあります。種類は豊富で、普段使いのものから就寝用、さらにアロマの香りが楽しめるものや子ども用もあります。
様々なメーカーから販売されているので、自分にピッタリのぬれマスクを探してみましょう。
のどぬ~るぬれマスク 夢ごこちアロマ ヒーリングアロマの香り 3セット
商品価格:¥ 287
マスクを着用していても、使い方を間違えているとウイルスの侵入を防ぐどころか逆効果となることがあります。
マスクの効果を最大限に発揮するためにも、正しいマスクの使い方や選び方をチェックしましょう。
自分に合ったマスクのサイズの測り方
まず、利き手をグーに握ったら、親指と人差し指を立ててL字を作ります。
親指の先端を耳のてっぺん(マスクのゴムをかける部分)に、人差し指の先端を鼻の頭から1㎝上(軟骨と骨さかえめ)に当てます。
利き手をそのままの状態で顔から離し、親指と人差し指の間隔を定規で測ってください。この間の長さによってマスクのサイズを選びます。
◼︎9~11㎝・・子ども用サイズ
◼︎10.5~12.5㎝・・小さめサイズ
◼︎12~14.5㎝だったら・・普通サイズ
◼︎14㎝以上だったら・・大きめサイズ
マスクの効果を引き出す正しい使い方
【表裏】
マスクの折り目(プリーツ)が下向きにくるのが表。また、多くの場合、ゴムの装着面が外側にきます。表裏を逆につけてしまうと、折り目にホコリがたまって逆効果になるので注意が必要です。
【上下】
表裏と同じく、マスクの折り目が下向きとなります。鼻周り用の針金がついているほうが上です。
【サイズ】
自分の顔のサイズに合ったマスクを選択しましょう。鼻と口、あごを隙間なく覆うことが重要です。
マスクの使用上の注意
◼︎使用後はゴミ箱に捨てる
使い終わったマスクは、すぐにゴミ箱に捨てます。可能であれば蓋つきのゴミ箱を用意しましょう。マスクを外すときはフィルター部分を触らないようにゴム紐を持って外します。
外した後は必ず手を洗いましょう。
◼︎顔とマスクの間の隙間を作らない
マスクを着けていても、顔とマスクの隙間からウイルスは侵入します。
できるだけ、サイズの合ったものとフィット感の高いものを選びましょう。サイズがフィットすることで、保湿が保たれウイルス感染が低くなります。
◼︎毎日マスクを交換する
少しの間でも外で使用したマスクにはウイルスが付着している可能性が高いので、同じマスクを使いまわさないようにしましょう。
マスクはインフルエンザ予防には効果がない!という意見を耳にしたことがあるかもしれません。これは間違いです。厚生労働省も推奨している通り、マスクはインフルエンザを予防する重要なアイテムの一つです。
ただし、マスクの効果を最大限に得るためには正しい使いカを
マスクがインフルエンザに効果がないといわれる理由を検証してみましょう。
ウイルスの大きさ
ウイルスの大きさによっては、マスクの編み目を通り抜けてしまうものもあります。特にインフルエンザウイルスは小さく、馴染みのあるガーゼマスクや不織布マスクの編み目を通り抜けられる大きさです。
ただし、マスクにはウイルスや細菌の侵入を防ぐ以外にも、口内の感想を防ぐなどさまざまなウイルス対策効果があります。
マスクのサイズが合っていない
サイズが合わないマスクを着用すると、マスクと顔の隙間からウイルスが侵入してしまいます。市販のマスクにはさまざまなサイズがあるように、
自分に合ったサイズを把握してマスクを選びましょう。
マスクを正しく使用していない
一度使用したマスクを再度使用するなど、ウイルスが
また、マスクをしているからといって、手にウイルスが付着している状態でマスクの内側を触ったりものを食べるなどすれば、ウイルスは侵入してしまいます。
マスクに加えてプラスの予防対策を!
もちろん、マスクを使用しているからといって、インフルエンザの感染を100%防げるわけではありません。マスクの着用に加えて、できる限りの予防対策を行いましょう。
◼︎予防接種を受ける
◼︎室内の空気を乾燥させない
◼︎うがい・手洗いの徹底
インフルエンザの予防はシーズンが始まる前から行うことが対策です。
早め早めの対策を行ってインフルエンザを乗り切りましょう!