肌がヒリヒリ、チクチクするのはなぜ?その原因と改善方法
2017/01/03
肌がヒリヒリしたり、チクチクするのは何が原因なのでしょうか?そして、その対応策はあるのでしょうか?
突然ですが、肌がヒリヒリしたり、チクチクするという人はいますか?
肌や皮膚がヒリヒリしたり、チクチクして、痒(かゆ)くなったり、少し痛かったりするという人もいます。
これはなぜなのでしょうか?
肌や皮膚がヒリヒリ、チクチクするのはなぜ?原因は何?
顔に髪の毛があたるとチクチクする、ときには痒くなる
肌に服の裏側があたるとチクチクするという人
洗顔のときや洗顔した後に肌・皮膚がヒリヒリしたり、ピリピリする人
場合によっては風に当たるだけでもヒリヒリするという人もいるようです。
強い紫外線に当たっていないのに、日焼けをしていないのに普段から肌がヒリヒリしたりチクチクする場合は、皮膚が薄くなっていることが考えられます。
このような肌のことを敏感肌ということもあります。
皮膚が薄くなっている(菲薄化) というのは、肌の内部にある角質層という部分が薄くなっているということです。
角質層(かくしつそう)がほぼなくなってしまっている状態のことを「ビニール肌」と言います。
角質層が薄くなると、皮膚にある水分量が低下し、肌に必要な量の水分を保持できなくなるため、肌が乾燥しがちになり肌がカサカサする乾燥肌になってしまいます。
乾燥肌というのは、肌にある水分の量が少なく、皮脂の量も少ないという状態の肌です。
この乾燥肌の場合、皮膚内部の角質層にある水分量が、健康な肌の水分量の30%以下にまで低下した状態です。肌・皮膚に必要な水分が足りていない状態であり、良い状態ではありません。
敏感肌、乾燥肌の両方とも原因は、肌の角質層が薄くなっていることにあります。
そのため、肌の感覚としてヒリヒリしたり、チクチクしたりするのを感じやすくなっているのです。
このように肌の角質層がうすくなった状態では肌のバリア機能が有効に機能しないので、外部からの刺激や環境の影響を受けたときに、刺激が肌の内部に直接届いてしまうことになります。そうすると肌内部の奥には神経があるので、その神経が外からの刺激に敏感に反応したり、真皮(しんぴ)という肌の内部にある場所(層)で炎症が起こるなどして、ヒリヒリしたり、チクチク、ピリピリするような感覚や痛みを感じることになります。
肌や皮膚がヒリヒリしたり、チクチクするように感じるのは、肌の角質層が薄くなっていることが原因で、外からの刺激を受けたときに、肌の奥にある神経にその刺激が伝わりやすくなっているのが原因なのです。
そのため、少しの刺激だったとしても、感覚としては、ヒリヒリしたり、チクチクするように感じてしまうのだと考えられます。
肌の角質層が薄くなるとこのように少しの刺激でも、過剰に感じてしまうことがあります。
その対策としてはどうすれば良いのでしょう?
皮膚がヒリヒリ、チクチクするときには「保湿」することが大切
「保湿」です。
乾燥しがちな人やスキンケアに気をつけている人にはおなじみの保湿です。
肌のケアにとって保湿は基本なのですが、とても大切なことです。
それに今回のように、肌がヒリヒリ、チクチクする場合には、肌内部の炎症を抑えたり、薄くなってしまった角質層を育てることが大切になってきます。
炎症がひどい場合、肌が熱をもっているときには、皮膚科で塗り薬を処方してもらい、炎症を抑えることが大切です。
炎症がそれほどでもなく、病院に行くほどではないときは、皮膚が熱を持っていて暑いと感じるときや、熱でほてっている場合、そして、肌がヒリヒリ、チクチクする場合には、肌・皮膚の熱(炎症)を治めて、角質層を生まれ変わらせるためのケアが必要になってきます。
そのために大切なのが「保湿」なのです。
保湿成分の中でも特に保湿する効果のある「セラミド」が配合されている化粧品、美容液を使って肌を保湿すると良いです。
セラミドは、角質細胞間脂質というもののひとつで、肌の内部にある細胞同士を結びつけています。そして、それだけではなく水分を保っておくという機能もあります。肌の水分量が減ってしまったことで、外部の刺激などから肌を守るバリア機能が低下した角質層を復活させ、正常にするためにもセラミドなどの保湿成分は効果的です。
肌や皮膚がヒリヒリ、チクチクして気になるという人は「保湿」することが大切です。
保湿をすることで肌の生まれ変わる(代謝活動)を正常にします。
この肌の生まれ変わる活動のことをターンオーバーということもあります。
健康な肌では、古くなった皮膚はある程度の時間が経つとはがれ落ちていきます。
そして、肌の内部から新しい皮膚が作られて行き、肌の表面に出てくるのです。
このように常に肌の内部で新しい肌・皮膚が作られていて、健康で正常な角質細胞が肌を守っています。このような肌の新陳代謝をターンオーバーと言っています。
健康な角質層は、この正常なターンオーバーという代謝活動によって機能しているのです。
肌や皮膚がヒリヒリしたり、チクチクしたりする乾燥肌や敏感肌になるのは、このターンオーバーの周期が乱れていることが原因でもあります。この活動が早すぎるために肌のトラブルになることが多いです。
ターンオーバーが乱れていると、新しい肌・角質細胞が充分に育たないので、未熟な状態で角質層を形成してしまいます。
肌がつくられる活動が早すぎると古くなった肌、角質を落とす分解酵素が分泌されず、はがれ落ちなかった未熟な角質細胞が積み重なってしまいます。このような状態の角質 層では、角質や細胞の重なりが邪魔で、余分な皮脂を外に出せなくなるので、ニキビや吹き出物ができたり、肌の内部が炎症するなどの肌荒れやトラブルが起きやすくなります。
肌の生まれ変わる活動であるターンオーバーの周期を早めてしまう原因は、洗顔のしすぎやゴシゴシ洗うなどの間違った洗顔方法をしていたり、刺激の強い洗顔料や肌に合わないものを使っていることがあります。
間違ったスキンケアをしていたり、自分の肌に合わない化粧品を使っていることが原因でニキビなどの肌荒れ、肌トラブルが起こっていることもあります。
肌がヒリヒリしたり、チクチクする人は、できるだけ肌に刺激を与えないように注意しましょう。そして保湿をすることが重要です。
肌の循環、ターンオーバーの活動や、肌に必要な水分を保持することで、健康な肌に生まれ変わるのを待つことも大切なことです。