ニキビ跡の赤みって、なかなか治らなくて困っていませんか?
どうしてなのかというと、ニキビ跡は肌内部の深いところが傷ついているからです。
しかし、人間の自然治癒能力はすごくって、この肌内部の傷を自らの力でなんとかすることができるのです。
意外とこの真実は知られていないような気がします。
ただ、ニキビ跡ができている人は早く治したい一心で、あれこれ使ってしまい自ら治癒しようとしている肌にダメージを与えてしまいます。
お気持ちは痛いほどわかるのですが、それが原因でニキビ跡が悪化することってすごく多いんです。
なのであまりにもひどくなってしまった場合は、皮膚科での治療をひとつの選択肢としておすすめしています。
でも、皮膚科に行くとしてもどんな治療法があるのか気になるところですよね。痛いかもしれないし、お金もかかるかもしれないし。
そんな不安を解消するために、ニキビ跡の赤みで困っている時に、皮膚科に行ったらしてもらえる治療法をまとめました。
ニキビ跡が赤くなる原因
皮膚科での治療法を紹介する前に、なんでニキビ跡が赤くなるのか説明しておきますね。
ニキビ跡が赤くなるのは、毛細血管が増えたり、拡張することによって起こります。
しつこいくらい言っていますが、ニキビ跡は肌内部に傷が出来ている状態。そんな傷を治そうと、患部に集中的に毛細血管が増えることから赤くなって見えるのです。
肌内部の見えないところで、傷口を治そうと身体は頑張って働いてくれているのです。
また、血管が傷を受けた時は、血液が周辺組織に流れ出します。
この時に血液中に含まれているヘモグロビンが酸素を失ってしまうと、変色して紫から赤黒い色の色素沈着をおこし、赤紫っぽいシミのようなニキビ跡になってしまいます。
肌表面の出来ていたニキビが悪化すると、肌内部まで傷つけられてニキビ跡になります。
ニキビ跡になってしまった場合には、肌内部でいろいろな事が起きているという事です。ですから、肌内部の傷に直接治療をしないとニキビ跡は改善しないのです。
ニキビ跡の赤み!皮膚科で出来る治療の種類
皮膚科で治療出来る、ニキビ跡の赤みなのですが、保険適用内で出来る治療と保険適用外の治療の2つがあります。
保険適用内で出来る治療
保険適用内で出来る治療は、面ぽう圧出です。
面ぽう圧出というのは、面ぽう圧子という専用の器具を使用して毛穴に詰まった皮脂を取り除く方法です。
基本的に白ニキビや黄ニキビの時に使用します。直接的にニキビ跡の赤みに関係ないのですが、黄ニキビを自分で潰してしまうとニキビ跡の原因にもなるので、予防という意味で紹介しておきます。
あとは、薬での処方になります。この薬での治療なのですが、毛穴の詰まりや肌の角質をとって肌のターンオーバーを活性化するためのものや、ニキビ菌をやっつけるようなものなので、残念ながら決定打にはなりません。
しかしながら、これ以上ニキビを増やさない、肌の再生の手助けという効果はあるので、気長に治すつもりで治療を受けるのもありかもしれません。
外用薬
ベピオゲル
ピーリング効果と殺菌作用
ディフェリンゲル
ピーリング効果
アクアチムクリーム
ダラシンTゲル
アクネ菌の殺菌作用のある抗生物質
内服薬
ミノマイシン錠
抗生物質
ニキビ跡の赤みに効くのかディフェリンゲル?
ニキビ跡の赤み治療の外用薬としてディフェリンゲルを紹介しました。ディフェリンゲルは、ニキビの治療薬として大人気なので簡単に効果を紹介しておきます。
ディフェリンゲルは、特出した肌の角質を剥離するピーリング効果があります。この薬が認可されたことにより、日本のニキビ治療は進化したとも言われています。
初期の白ニキビや黒ニキビ、これから出来るニキビの悪化を防ぎ、赤ニキビ、黄ニキビなどの場合は、抗菌剤や抗炎症剤を併用すれば効果が期待できます。
抗菌剤や抗炎症剤
アクアチムクリーム
ダラシンTゲル
ミノマイシン錠
肌の赤みやヒリヒリ、肌の皮剥けという随伴症状(ずいはんしょうじょう)が、ディフェリンゲルを使用してから1週間後くらいから始まります。
これらの随伴症状は、2週間~1か月くらいで徐々に治まってくるので心配はないです。
さらに、ベピオゲルという外用薬が最近認可されました。この薬はディフェリンゲルに抗菌作用をプラスしたものなので、抗菌剤や抗炎症剤の併用が必要なくなりました。
ディフェリンゲルとベピオゲルは、ニキビ跡の赤みには効果的で、肌のターンオーバー(新陳代謝)も活発にするので、肌の再生の手助けという効果は期待できます。
しかし肌トラブルや肌の乾燥が少し気になります。
薬の治療には保湿が必要
これらの薬は肌が乾燥しやすくなるので、化粧水などで保湿しないといけません。
特にディフェリンゲルとベピオゲルは、肌の皮がボロボロむけたりするような症状が出ることもあります。ですのでニキビの薬と併用可能な化粧水を使用しましょう。
ニキビの薬と併用出来る化粧水は、どんなものがいいのか?
保険適用外の治療
ニキビ跡の赤みの治療としては、こちらの保険適用外の治療法のほうが断然効果が高いです。
保険適用外の治療法は、ケミカルピーリング、レーザー治療、レーザーピーリング、フォトフェイシャル、イオン導入、FGF治療、皮膚移植などがあります。
ケミカルピーリング
病院でのみ扱うことができる化学薬品による、ピーリング。角質細胞の一部を除去することによって、肌の表皮のターンオーバーを促します。
料金の相場
1回 5000~10000円前後
通院回数
5~10回程度
レーザー治療
レーザーを照射することにより皮膚に極小のに穴を開けて、ダメージを受けた組織を排出。コラーゲン生成が促進されるので、肌のへこみがふっくらとします。
痛みを伴いますが、1回の施術で細胞の約10%が入れ替わると言われています。
料金の相場
顔の一部分 1万円~
顔全体 2万円~25万円程度
通院回数
最低5回以上
レーザーピーリング
レーザーによるピーリング。レーザーの波長の性質によって血流を抑え赤みの改善をしてくれます。
レーザーピーリングの特徴は、薬剤を使用せずにレーザーを使用するので、肌タイプを選ばず肌が弱い人でも安心。
レーザーを当てる時間も約10分とスピーディーなので、アメリカでは「ランチタイムピーリング」という呼び名がつけられています。
料金の相場
顔の一部分1回 8000円~
顔全体 1回 2万円~
通院回数
7回くらい
フォトフェイシャル
単一波長のレーザーとは違い、複数のいろいろな波長(IPLなど)の光をマイルドにお肌に当て、肌の色むらと肌質を改善します。
ターンオーバー促進や、毛細血管拡張症の改善、コラーゲンの生成をしてくるので、赤みを軽減する効果があります。
料金の相場
1回2万~4万円程度
通院回数
3回以上
イオン導入
ビタミンC誘導体を電流の流れに乗せ、バリアゾーンを抜けて肌の深部へと送り込んで浸透性を高める治療法。
普段肌内部に届けられない、ビタミンCを患部に届けることができます。
ケミカルピーリングやフォトフェイシャル施術後に、より効果を高めるためのな施術としてすすめられることが多い。
料金の相場
1回5000円~
通院回数
最低でも月1回程
FGF治療
真皮の患部へ直接、FGFと言われる細胞増殖因子の注射をします。
スカスカだったコラーゲンなどが増殖し、へこんでいた肌がふっくらします。
費用の相場
1か所 4万円~
皮膚移植
患部以外の皮膚(細胞)をニキビ跡に移植する治療法
費用の相場
35万円円~
ニキビ跡治療として効果があって人気なのは、レーザーなのですが痛みを伴います。フォトフェイシャルなどは痛みはありませんが、回数が必要になり時間がかかります。
それぞれ特徴がありますが、まずはクリニックで相談して、自分に一番合う方法を選んでもらう事が大切です。痛みに弱い人は、その旨をお医者さんに伝えることも必要ですよ。
皮膚科でのニキビ跡治療の前の心構え
どんなニキビの症状で来院する時にも言える事なのですが、まずは自分がどんな症状で、どのような原因でそうなってしまったのか把握していることが重要です。
ニキビ跡の治療は、痛みを伴ったり、保険適用外でお金がかかったりするので、どうしたらいいか迷ってしまうからです。
今の自分の症状をよく把握していないと、治療の価値もわからず目先の痛さやお金の事で間違った判断をしてしまうかもしれません。
それでニキビ跡がさらに悪化したら嫌ですよね。
ニキビの症状が悪化した場合には、治療法も複雑になったり、治るまでの期間が長くなったり、結局お金もたくさんかかってしまうなんてことに。ですので、慎重な判断をしてくださいね。
ニキビ跡専用の化粧品の力を借りてみる
いろいろと皮膚科での治療について書いてきましたが、そこまで複雑なニキビ跡でなければ化粧品の助けをかりるという選択肢もありますよ。
自分の肌の治癒力を信じて、薬に頼らないということです。ただ時間がかかるので、根気は必要ですよ。
ニキビ跡に使えるファンデーションも最近のものは機能がいいので、肌が気になる場合は使ってみては?
まとめ
ニキビ跡の赤みの皮膚科治療は、保険適用内と保険適用外の方法があります。効果が高いのは保険適用外の方法になります。
保険適用外の治療は、痛みを伴ったり、治療費が高いという現実がありますので、納得いくまで皮膚科の先生と相談してくださいね。
私の経験からも、皮膚科で相談して、保険適用外の方法を選択してよかったという人がたくさんいます。
まずは自分の肌がどうなりたいのか、よく考えてみてください。
ニキビ跡は残ってもいいから赤みを消したいのか?
スベスベのきれいな肌になりたいのか?
自分の思うベストな肌を目指して、治療やケアをしてくださいね。肌がきれいになると人生が変わりますからね。
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