2005年03月19日
むちゃ食いにご用心!
こんにちは、皆川です。
アトキンズダイエットをはじめとする、ローカーボダイエットの効果については、まだまだ、医学会でも結論が出ていない状態といえます。
今後、また、新たな情報や研究の報告があれば、その都度、ブログ上で取り上げていきたいと思いますので、お見逃しないように。
さて、今回もまた、私が推奨するブログをご紹介したいと思います。
このブログの管理人である”むらさん”自身が、丁度、一年前に、フルーツダイエットを始めたところ、なんと、一週間目から、その効果を実感し、わずか、3ヶ月の間に、体重が14kg、体脂肪15%、ウェスト10cm 減るという、すばらしい成果を挙げました。
そして、いわゆる、生活習慣病のデパートみたいであった体が、すっかり、健康体に戻ったことから、ぜひ、このすばらしい、フルーツダイエットを皆さんにお伝えしたい、そういう思いから、このブログを始められました。
好きなものを、今までどおり食べられて、しかも無理なく痩せられるのが、”むらさん”流フルーツダイエットです。
花粉症にも効果があった方がいらっしゃるとのことです。
ぜひ、ご覧になってフルーツダイエットを試されてはいかがでしょうか。
私のお勧めです。
では、本題に入ります。
今回は、ダイエットによる摂食障害というテーマでお届けしたいと思います。
空腹を耐え忍んでダイエットして、やっと目標の体重に到達したら、誰だって、元の体重には、二度と戻りたくないですよね。
この気持ち、私にはものすごくよくわかります。
一度、せっかく痩せたのに、また、体重が増えてしまった時の気持ちって、
一所懸命貯めたお金が、衝動買いでなくなってしまったとか、株やギャンブルに入れ込んでなくなってしまった時の気持ちにどこか似ていませんか?
(筆者注:私は株やギャンブルとは、無縁です。お友達から、このように、聞きました。)
絶対、元の体重には戻りたくない、二度と太りたくない、いつもいつも、そう思っていると、だんだん、食べることに恐怖感を覚えるようになる、
そんな経験をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
それって、実は非常に危険なことなのです!
今回は、東大心療内科の吉内一浩先生が書かれた論文(治療 Vol.84, N0.12
2002.12)をもとに摂食障害について、ご説明したいと思います。
摂食障害には、神経性食欲不振症と神経性過食症の2つのタイプが存在します。
アメリカ精神医学会の診断基準の要点を述べると下記のようになります。
神経性食欲不振症の方は、やせ願望から食事を受付けなくなり、体重が不足しているにもかかわらず、体重が増えること、または、肥満することへの恐怖から、食べようとしません。
ただ、食欲を抑えきれない時には、むちゃ食いをすることもありますが、その時は、
自己誘発性嘔吐(自分で口の中に指を突っ込んで吐く)や下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をするといったことで、低体重を維持しようとします。
これに対し、神経性過食症の方は、むちゃ食いのエピソードを繰り返すことが特徴です。
そして、体重の増加を防ぐため、自己誘発性嘔吐や下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をするといった、不適切な代償行動を繰り返します。
神経性食欲不振症と神経性過食症の違いは、低体重を伴うか、否かです。前者では、低体重を伴います。
神経性過食症の方にみられる、むちゃ食いのエピソードとは、次のような特徴があります。
1)他とはっきり区別される時間帯(普通の人が食事をしないような時間帯)に、異常に多い量の食事をする
これに対し、神経性過食症の方は、むちゃ食いのエピソードを繰り返すことが特徴です。
そして、体重の増加を防ぐため、自己誘発性嘔吐や下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をするといった、不適切な代償行動を繰り返します。
神経性食欲不振症と神経性過食症の違いは、低体重を伴うか、否かです。前者では、低体重を伴います。
神経性過食症の方にみられる、むちゃ食いのエピソードとは、次のような特徴があります。
1)他とはっきり区別される時間帯(普通の人が食事をしないような時間帯)に、異常に多い量の食事をする
2)エピソードの期間中は、食べることを制御できないという感覚がある。
3)少なくとも、3ヶ月間にわたって、週2回起こっている
さて、摂食障害の病因ですが、いろいろな説があり、まだ、よくわかっておりませんが、発達段階での問題や社会的な問題などが、複雑にからんでいると考えられています。
ただ、ここで注意したいのは、両者とも、ダイエットや病気の治療のための食事制限だけで発症するわけではない、ということです。
食事以外の問題が、複雑に絡んでいるということです。
摂食障害には、2つのタイプが存在すると、言いましたが、もうひとつ、今後の研究のための基準案として挙げられているものに、むちゃ食い障害というものがあります。
文字通り、むちゃ食いのエピソードを繰り返す状態です。
神経性過食症となんだか似ていますが、体重増加を防ぐための不適切な代償行動を伴わない、つまり、
自己誘発性嘔吐や下剤・利尿剤・浣腸などの乱用を行わない、という点が明らかに異なります。
さて、ここからが、問題です。
ダイエットやフィットネスを志向する方の中に、こうした摂食障害に罹患しやすい方が、珍しくない、と云われている点です。
また、摂食障害のうち、神経性食欲不振症の方は、過活動であるという特徴ももっているため、フィットネスなどを積極的に行う傾向がみられます。
ところが、このような方の場合、運動負荷をかけることで、不整脈を引き起こす可能性があり、突然死の危険性も伴うと云われています。
ジムやフィットネスクラブに通われている方の中には、どうしてそんなにやせているのに、ダイエットやフィットネスに励むのか、理解に苦しむ方も、時におられると聞きます。
そのような方は、一度、心療内科等の専門医を受診された方がいいかもしれません。
また、このブログを読まれているダイエッターの方の中で、上にあげたような症状に、思い当たる点のある方がいらっしゃいましたら、やはり、専門医を受診されるよう、お勧め致します。
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今日は諸悪の根元・・「宿便」のはなしです(^○^)宿便とは消化・吸収や排泄が間に
この記事へのコメント
ブログがこんなにメジャーになる前に
摂食障害の方が作っているホームページの
日記を読んでいたことがあります。
「大量に食べる→吐く→後悔」
を繰り返す彼女の行動はハラハラし、目が離せないものでした。
彼女はリストカットも繰り返していました。
処方されている医薬品名も公表しており、
飲んだときの感想も書かれてありました。
そのうち彼女の精神状態が安定していき、
いつの間にかそのホームページは無くなっていました。
「心」の病気は本人が自覚していないこともあるので
難しい病気だと思いました。
ところで、先生
宜しかったら相互リンクさせていただけませんか?
どうぞ、宜しくお願いします。
摂食障害の方が作っているホームページの
日記を読んでいたことがあります。
「大量に食べる→吐く→後悔」
を繰り返す彼女の行動はハラハラし、目が離せないものでした。
彼女はリストカットも繰り返していました。
処方されている医薬品名も公表しており、
飲んだときの感想も書かれてありました。
そのうち彼女の精神状態が安定していき、
いつの間にかそのホームページは無くなっていました。
「心」の病気は本人が自覚していないこともあるので
難しい病気だと思いました。
ところで、先生
宜しかったら相互リンクさせていただけませんか?
どうぞ、宜しくお願いします。
Posted by くすり屋さん at 2005年03月19日 04:23
くすり屋さん、コメントありがとうございます。
摂食障害の方の場合、うつ病性障害との合併が多いとのことです。
相互リンクの件、もちろんOKです。ちょうど、こちらから、お願いしようと思っていたところです。
宜しくお願いします。
摂食障害の方の場合、うつ病性障害との合併が多いとのことです。
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宜しくお願いします。
Posted by 皆川 at 2005年03月19日 07:46
こんばんは。零梛です。
お久しぶりです。
摂食障害。ちまたでよく聞きますが、命に関わる恐ろし障害です。
以前摂食障害を起こす要因の一つとして幼少期の親(特に母親)との関係に何らかの原因があるというケースもあると本で見たことがあります。
人間生まれて大概は母親から母乳をもらって生きていきます。
乳児なら母乳が生きるうえで必要なライフラインになってます。
人生、どのライフサイクルでも食べなければ死んでしまいますし、「食」を通して人とのつながりを築いていきますよね。
乳児と母乳の事例を挙げましたが、乳児が母乳(ご飯)をもらうは生きるために絶対に必要。
その食を断つということは生命を危険にさらしてしまいます。
そういうことから、自ら食を絶つことは、その摂食障害という心の病が、とても根深いものであると思います。
そういう患者さんは心のケアも長い時間かけてやっていく必要がありますね。
乱文で失礼しました。
追伸
皆川先生のサイトとても勉強になります。新しく引っ越したリンクさせていただいてもいいでしょうか?
零梛
お久しぶりです。
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乳児なら母乳が生きるうえで必要なライフラインになってます。
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乳児と母乳の事例を挙げましたが、乳児が母乳(ご飯)をもらうは生きるために絶対に必要。
その食を断つということは生命を危険にさらしてしまいます。
そういうことから、自ら食を絶つことは、その摂食障害という心の病が、とても根深いものであると思います。
そういう患者さんは心のケアも長い時間かけてやっていく必要がありますね。
乱文で失礼しました。
追伸
皆川先生のサイトとても勉強になります。新しく引っ越したリンクさせていただいてもいいでしょうか?
零梛
Posted by 零梛 at 2005年03月19日 22:58
訂正版です。
こんばんは。零梛です。
お久しぶりです。
摂食障害。ちまたでよく聞きますが、命に関わる恐ろし障害です。
以前摂食障害を起こす要因の一つとして幼少期の親(特に母親)との関係に何らかの原因があるというケースもあると本で見たことがあります。
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乳児なら母乳が生きるうえで必要なライフラインになってます。
人生、どのライフサイクルでも食べなければ死んでしまいますし、「食」を通して人とのつながりを築いていきますよね。
乳児と母乳の事例を挙げましたが、乳児が母乳(ご飯)をもらうは生きるために絶対に必要。
その食を断つということは生命を危険にさらしてしまいます。
そういうことから、自ら食を絶つことは、その摂食障害という心の病が、とても根深いものであると思います。
そういう患者さんは心のケアも長い時間かけてやっていく必要がありますね。
乱文で失礼しました。
追伸
皆川先生のサイトとても勉強になります。ありがとうございます。
新しく引っ越したサイトにリンクさせていただいてもいいでしょうか?
零梛
こんばんは。零梛です。
お久しぶりです。
摂食障害。ちまたでよく聞きますが、命に関わる恐ろし障害です。
以前摂食障害を起こす要因の一つとして幼少期の親(特に母親)との関係に何らかの原因があるというケースもあると本で見たことがあります。
人間生まれて大概は母親から母乳をもらって生きていきます。
乳児なら母乳が生きるうえで必要なライフラインになってます。
人生、どのライフサイクルでも食べなければ死んでしまいますし、「食」を通して人とのつながりを築いていきますよね。
乳児と母乳の事例を挙げましたが、乳児が母乳(ご飯)をもらうは生きるために絶対に必要。
その食を断つということは生命を危険にさらしてしまいます。
そういうことから、自ら食を絶つことは、その摂食障害という心の病が、とても根深いものであると思います。
そういう患者さんは心のケアも長い時間かけてやっていく必要がありますね。
乱文で失礼しました。
追伸
皆川先生のサイトとても勉強になります。ありがとうございます。
新しく引っ越したサイトにリンクさせていただいてもいいでしょうか?
零梛
Posted by 零梛 at 2005年03月19日 23:02
零梛さん、コメントありがとうございます。
リンク、もちろんOKです。
こちらでも、推奨ブログというところにいれさせていただきます。
引越し先のサイト、非常に見やすくなりましたね。
こちらからも訪問させていただきます。
リンク、もちろんOKです。
こちらでも、推奨ブログというところにいれさせていただきます。
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こちらからも訪問させていただきます。
Posted by 皆川 at 2005年03月20日 00:24
相互リンクを受け入れて下さり
ありがとうございました。
とても嬉しいです。
ありがとうございました。
とても嬉しいです。
Posted by くすり屋さん at 2005年03月20日 07:06
皆川さま。こんにちは零梛です。
コメントありがとうございました。
早速リンクさせていただきました。
私も太りすぎが気になっているので、このサイトを見ていい情報を取り入れて実行していこうと思います。まだいろんなこと教えてくださいね。
ではまた。
れいな
コメントありがとうございました。
早速リンクさせていただきました。
私も太りすぎが気になっているので、このサイトを見ていい情報を取り入れて実行していこうと思います。まだいろんなこと教えてくださいね。
ではまた。
れいな
Posted by 零梛 at 2005年03月20日 11:59