葛飾 北斎 深川万年橋下 | メコン河(ラオス ルアンプラバーン:2015-06) | 歌川広重 湯島天神社 |
越辺川(全行程:6日間と158,455歩、57時間51分)
越辺川(おっぺがわ):埼玉県入間郡越生町黒山地区の黒山三滝付近に源を発する。源頭は関八州見晴台である。流域には黒山鉱泉がある。ここより埼玉県道61号越生長沢線に沿い越生梅林を抜け、比企郡鳩山町で鳩川を合わせる。東へ流れ、坂戸市で高麗川を、比企郡川島町で都幾川をそれぞれ合わせ、埼玉県道12号釘無橋を越えた川島町角泉付近で入間川に合流する。元々は国道254号落合橋の辺りで入間川に合流していたが後年の治水工事で今の流れに変わった。(wikipediaより)
越辺川(おっぺがわ)六日目(最終日) 2015年7月21日(火)晴れ 34.4℃
梅雨明けで、真夏日
一昨日梅雨が明け、予報では真夏日になるらしい?
今日は越辺川六日目、首都圏中央連絡自動車道の越辺川橋左岸から入間川合流点までを歩く予定だ。歩く距離も少なく、詣でる神社も二社と少ないことから,8:32と比較的ユックリと家を出た。幡ヶ谷駅で計画の44分の一本前の41分そしてJR新宿駅でも一本前の埼京線に滑り込みセーフ!
更に東武東上線も一本前の急行小川町行に乗れた。余りにもツキ過ぎている!気を付けよう.。
これなら川越駅からの東武バスの八幡団地行も一本前の9:40に乗れると思ったがツキも此処まで。
副都心線のトラブルが影響して4分遅れとなり、川越駅に39分着!次のバスは、55分だ。少し時間があるので東口周辺をブラリと歩き駅近くに戻って時計を見ると54分!慌てて飛び乗った。
前回ゴールの上井草バス停へからスタート
まだツキが残っている?
何はともあれ、無事に前回のゴール近くの久保公民館前の上伊草バス停に到着した。
首都圏中央連絡自動車道に沿って越辺川左岸の土手に出ると手前にガードレールその先は水路となっている。そして無情にも「通り抜け出来ません」の表示が立っていた。
駄目で元々とガードレールを左に廻り込むと、水路は暗渠となり土手へのブロック斜面に出られた。何とか上れそうだ!
右岸の土手歩きを開始、今日は暑くなりそうだ。
宵待ち草
土手に上って振り返ると高く昇った日差しと、今歩いて来た自動車道が見える。今日は暑くなりそうだ!
水分補給に気を付けて、余裕を持って歩こう
耕作地になっている広い河川敷を右下に見ながら土手道を川歩き開始した。道の両側には、昨夜咲いた黄色の待宵草 (まつよいぐさ)が一杯咲いている。
待宵草は、竹久夢二の「宵待ち草」の影響だろうか間違って月見草とも云われるが、本来の月見草は、花弁が咲き始めの白から淡紅色になる一夜花で月が現れる時間に咲くらしい。
道場橋(どうじょうばし)
「越辺川左岸2.0k」標示を通過すると道場橋(どうじょう)が見えて来た。左岸の河川敷に町営グランドのある道場橋から眺める越辺川は、適度に蛇行し、岸辺には鬱蒼とした河畔林が分布していた。川面は、随分と汚れてしまっているようだ。
笛木醤油
道場橋袂から一旦川筋から離れ、道場橋東詰交差点を右折して伊草神社に向かう。
「金笛」ブランドの笛木醤油前を通過する。笛木醤油は1789年(寛政元年)の創業とかでそれなりの歴史を感じさせられる重厚さを正に醸し出している工場と直売所だ。
村社 伊草神社
伊草小学校前に社号標「村社 伊草神社」の立つ境内参道途中に靖国石鳥居が建っていた。
参道正面に、銅板葺入母屋造り平入向拝付拝殿と銅板葺切妻白壁幣殿そして瓦葺の渡り廊下で繋がった銅板葺切妻平入本殿が鎮座していた。
社殿左手前に中央に「八坂社、天神社そして琴平社」を祀る赤褐色トタン葺入母屋造り平入一体型社殿が建っている。
伊草神社は、左岸の堤防を背にして鎮座していて、鳥居左の銀杏の樹の下に、高さ0cm程の龍神石像が祀られている。ネットでは、人頭蛇身(人面に蛇が巻き付いた像容)の弁財天となっていたがどう見ても龍神に見える。
井の頭弁財天の境内に祀られていた老人の頭を持った白蛇の形をした宇賀神の石像を思い出した。
ゴールの落合橋はもうすぐだ・・・
土手道に戻ると、
橋から300m下流の川島町の水田へ用水を供給している昭和揚水機場脇から土手道に戻る。
土手道に上ると「越辺川左岸1.0k」標示が立っていた。終点はもう直ぐだ!
一寸、日が陰ってきて一息できる。川風が気持ちいい・・・・と、すぐに日差しは元に戻り、暑い!
鶴ヶ島市から流れてくる旧小畦川(こあぜがわ)の大谷川(おおやがわ)が右岸に合流する。大谷川には、ブルーの大谷川樋門が設けられていてその横に大谷川雨水ポンプ場の大きな建物が見えた。
「樋門と樋管(または圦樋)」の区別は定かではなく、目安として概ね2m以上の高さのものを「樋門」、それ以下を「樋管」と呼んでいる。水門と同様、河川の合流点に設置するが、水門と大きく異なるのは堤防をくり抜いて造られる。また、その構造からも舟運には適さない。洪水時はゲートを閉めて堤防と同じ働きをし、本川からの逆流を防ぐと記されている。
ここが越辺川のゴールらしい・・・「越辺川左岸0.0km」
遥か遠くに落合橋が見えて来た。少しずつと落合橋が近づいて来る。落合橋の200m程手前に「越辺川左岸0.0km」標示が立っていた! ここが越辺川のゴール?
明治初期までは、此の辺りで小畦川が越辺川に、越辺川が入間川へ合流していたらしい・・・
落合橋先の入間川との合流点を目指したが・・・
落合橋は長い橋だ
落合橋に到着した。河川表示は「越辺川」だが橋の親柱の橋銘碑は「いるまがわ」になっている。
落合橋は、入間川・小畔川・越辺川と立て続けに渡たるすごく長い橋だ。
左岸を少し下ると「越辺川左岸-0.4K」標示が立っていた。ここで、落合橋に引き返した。
| 落合橋の下流側の歩道橋 | 合流点は右奥 | 越辺川右岸と小畔川左岸の表示 |
| 背割堤の小畔川右岸0.2km、入間川左岸9.6kmの標示 | 背の高さほどある草叢 | |
| 小畔川と入間川合流点と下流の角泉(かくせん)堰 | 入間川8.2km | |
左が越辺川、右が小畔川の背割堤(せわりてい)
落合橋の下流側の歩道を渡り、越辺川と小畦川を隔てる背割堤(中央の島状の土地)へ向かう。
背割堤は、分流や合流に際して流れを分離するために設けられ、川の水の合流をスムーズにして水害を防ぐ導流堤のことのようだ。
越辺川の下流は、右に蛇行した先で小畔川と合流している。背割堤に下りると左に「越辺川右岸-0.4k」、右に「「小畦川右岸0.2k」標示が立っている。
ただ、地図を良く見るとこの先は行止りになっているので一旦、落合橋に戻った。
小畔川と入間川の背割堤へ、草いきれそして噴き出す汗
越辺川と小畔川の背割堤に比べると、よりしっかりとした小畔川と入間川の背割堤に下りた。背割堤を暫く下ると左に「小畔川右岸0.2k」、右に「入間川左岸9.6k」標示が出て来た。
ギラギラと眩しい太陽は真上!熱せられた背丈ほどの草叢からのむっとする草いきれに一気に汗が噴き出した。
標識の数字に疑問があるが・・・、越辺川左岸に渡る
「小畔川右岸0.0k」と「入間川左岸9.4k」標示の立つポイントで小畔川が越辺川に合流していた。小畔川については、標示通りだ。合流した直ぐの下流には、角泉(かくせん)堰(機能的には落差工、減勢工)が設けられていた。ネット情報では越辺川左岸には、「越辺川左岸ー1.0k」標示が立っているらしい。平成11年の水害以降、大谷川樋門や背割堤等の整備で夫々の合流点が下流に動いたのでは?小畔川の標識は、整備後に建てられて、越辺川は従来の標示と更に下流文をマイナス標示で御茶を濁した?
後日、小畔川を歩く時に確認することにしよう!
更に背割堤を下り、「入間川左岸8.4k」標示の立つ先で釘無橋に上り、越辺川左岸へ。
釘無橋での昼食を諦めて・・
橋から下流を眺めるとまだ越辺川は、入間川に沿って右に蛇行しながら流れている。
ところが、左岸に付くと河川標示は「入間川」だ! こちら側は、越辺川ではないのか?
釘無橋下で昼食かと思ったが野良猫がうじゃうじゃ!
仕方なく更に炎天下の左岸土手下の道を下り合流点を目指したが、暑さで断念。通りすごした先程の木陰に戻り、昼食を撮ることにした。この右手の広い河川敷を突っ切った所が合流点だった。
川越駅の成城石井で買った鯖寿司弁当を広げた。ただ、此の暑さのせいか何時もと違って完食できず残してしまった!
昼食後、一休みして歩き出したが暑さで体力の限界を
木陰で休み、歩き出したが・・・
取合えず、ユックリと木陰で休んだ。
再び土手道に戻り、「入間川左岸7.8k」標示を過ぎても土手道はずーっと先まで続いている。釘無橋の下流400mでは入間川に合流するはずだが広々とした河川敷が広がっている。
「入間川左岸7.6k」標示まで来たが暑さが厳しい。土手下を見ると関牧場の牛も暑そうだ。
合流点の方向も間違っていた・・・
前方には菅間堰(本当は川島排水機場)の樋管が見える。てっきり菅間堰と思っていた!
体力は限界みたいだ!止む無く越辺川の合流点を見たかったが断念する。(この方向ではなかった!)地図に載っていた釘無稲荷神社に詣でて一休みする事にした。
釘無バス停から、東武バスで川越駅に出て帰路に
釘無稲荷神社は、釘無バス停近くに明神石鳥居の建つ柵も無い開放的な境内右手に南を向いた瓦葺入母屋造平入向拝付拝殿にトタン葺片流れ屋根白壁の本殿の付いた一体型社殿が鎮座していた。
釘無バス停は、神社の前だ。神社の木陰で風に吹かれ近くの自販機で買った飲料を飲んで時間調整し、これを外すと次は16:48になってしまうので、13:58発の東武バスで川越駅に出て帰宅した。帰宅時刻は、16:10。
越辺川六日目:7時間32分 20,403歩
取合えず計画した落合橋までの行程は完歩出来たが、入間川への合流点は確認できなかった・・・
酷暑の中、老体には一寸きつかった一日でした。