「生理前はいつも、頬やあご、鼻のあたりにニキビができる!」
いつもと同じようにスキンケアをしていても、生理前になるとニキビができませんか?小さなニキビがたくさん出来たり、目立つ場所にできたり、赤くなって痛んだり・・
・生理前のひどいニキビの原因は?
・肌のトラブルを予防する洗顔法は?
・ニキビ対策できる薬、漢方薬やサプリは?
生理前の私たちを悩ませる、ニキビの原因と予防法、対処法などをまとめてみました!
生理前のひどいニキビの原因は?
ニキビとは、毛の根元にある脂腺が詰まり、アクネ桿菌(かんきん)が炎症を起こしている状態。皮脂の出口の毛穴がふさがったり、皮脂の分泌が増えることでニキビは発生するのですが、原因はそれだけではありません。
「どんなに丁寧にスキンケアをしていても、生理前にはひどいニキビが出来る」ということはありませんか?
ニキビは、ホルモンの影響でも出来てしまうのです。
生理前になると肌トラブルが起きるのは、ホルモンバランスの影響によるものが大きいのです。
生理前になると、黄体ホルモン「プロゲステロン」が多く分泌される
→プロゲステロンには、皮脂の分泌を盛んにする働きがある
→皮脂が増え、角質層が厚くなる
→生理前ニキビができる!
プロゲステロンは女性ホルモンのひとつですが、男性ホルモンに似た働きもあり、皮脂を増やしたり角質層を厚くしたりする作用があります。
そのため黄体ホルモンが多く分泌される生理前は、ニキビができやすくなってしまう時期。他にも、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、疲れやストレスなども、生理前ニキビの原因となります。
生理前ニキビは、頬・鼻・あごなどの場所にできやすい
生理前にできるニキビは、頬やあご、鼻の周辺などの場所にできるので困りますね。それでは、なぜ生理前ニキビは頬やあごなどの場所に出来やすいのでしょうか。
頬のニキビは、ホルモンバランスの乱れることによって出来やすくなると言われています。そのため、ホルモン量が変動する生理前には頬ニキビができやすくなるのです。
また、あごや鼻の周辺などは「男性ホルモン」の影響を受けやすい場所。男性ホルモンに似た働きのあるプロゲステロンが多く分泌される生理前は、これらの場所にニキビができやすくなります。
→炎症をおさえるために冷やしましょう
→保冷剤などで冷やしてもOK
頬などにできたニキビは気になりますが、できるだけ触らないこと。刺激しないよう気をつけ、つぶしてしまわないように注意を。
ニキビに効果のある化粧品などを使ってみたくなりますが、過剰なスキンケアはかえって逆効果です。
生理前のニキビ対策!スキンケアのポイントとは
それでは、生理前ニキビには、どんなスキンケア方法が効果的なのでしょうか。
私たちを悩ませる生理前ニキビは、黄体ホルモンの働きによって皮脂が増えることが原因のひとつですが、「皮脂を洗い流さないと!」と、洗顔しすぎるのもよくありません。
むしろ生理前ニキビは、皮脂のとりすぎ、洗顔のしすぎで悪化することがあります。
1日に何回も洗顔フォームなどをつかって洗顔するのはNG。肌の乾燥が、かえって肌の状態を悪くしてしまいます。
・オイルクレンジングや油分の多い洗顔料を使わず、油分の少ない洗顔料を使う
→皮脂をとりすぎると肌が無防備になり、生理前ニキビもひどくなる
・洗顔後はすぐに化粧水や乳液で保湿を
→肌の乾燥を防ぐため、保湿はしっかりと
お肌にトラブルがあると「メイクをしても大丈夫かな?」と心配になりますが、そこまで神経質にならなくてもOK。紫外線などから肌を守るには、ファンデーションや日焼け止めは必要です。
毛穴をふさがないため、ファンデーションはリキッドタイプのものでなく、パウダータイプのものを選ぶとベター。また肌に負担をかけないよう、メイクはしっかりオフするように気をつけましょう。
生理前ニキビを予防するには?
生理前ニキビを予防するためには、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか。どんな対策・対処法があるのでしょうか。
ホルモンバランスの影響で出来てしまう生理前ニキビ。適切なスキンケアで、ある程度は予防できそうですが、それだけでは不十分です。
肌の新陳代謝をうながして美肌になるためには、生活習慣を見直すことが必要です。
規則正しい生活でホルモンバランスを整え、根本的に生理前ニキビを予防しましょう。
・バランスのよい食生活を!
皮脂の分泌が増えることで発生する生理前のニキビ。予防のためには、食事の内容にも注意が必要です。高カロリー・高脂肪な食事にならないように気をつけましょう。
肌の代謝を促す働きのあるビタミンB群や、水分をたっぷり摂ることも効果的です。生理前は甘いものが食べたくなりますが、チョコレートやお菓子などはできるだけ控えましょう
・便秘には要注意!
生理前になると「便秘がちになる」という方は少なくありません。便秘になると、腸内の悪玉菌が増えてしまい、生理前の肌トラブルも悪化します。
生理前の便秘、そしてニキビを予防するためには、適度な運動や食物繊維をたっぷりの食事を心がけましょう。
セルフケアでは間に合わないくらいにニキビが悪化した場合は、皮膚科の受診を。皮膚科を受診すると、内服薬が処方され、ステロイド剤や抗菌薬の塗り薬などで治療をします。
生理前のニキビを緩和する漢方薬とは
生活習慣や食生活にも気をつけても、生理前ニキビが改善されないなら、皮膚科の受診が有効。でもその前に、漢方薬やサプリを試してみるのもひとつの手です。
それではまず、生理前ニキビを改善する漢方薬には、どんなものがあるのでしょうか。
■「桂枝茯苓丸加ヨク苡仁」(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
| 製品名 | 「クラシエ」漢方桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁エキス | 価格 | 3065円 |
| 内容量 | 120錠 |
| 用法 | 1回4錠・1日2回 食前または食間に服用のこと |
漢方の考え方では、生理前にニキビができるのは「瘀血」(おけつ)が原因だとされています。瘀血とは、体内の血のめぐりが悪く、血が停滞している状態をのことを指して言います。
漢方では、月経前症候群(PMS)や月経困難症、子宮筋腫など女性特有の病気の原因は、この瘀血が関与していると考えます。「桂枝茯苓丸加ヨク苡仁」は、瘀血が原因となる生理前ニキビの改善によく使われる漢方薬です。
生理周期と関連したニキビには「桂枝茯苓丸加ヨク苡仁」がよく使われますが、体質や症状によって、最適な漢方薬は変わります。
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」
「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」
脂性肌で、赤みのあるニキビの場合
「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)」
膿のあるニキビ、痛み・熱感のあるニキビの場合
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」
体質や肌の状態にピッタリの漢方薬を自分で選ぶのは難しいかもしれません。
漢方薬は、体質にあってこそ効き目を発揮するお薬。最適な薬を選ぶためには、漢方専門医に処方してもらうのが確実な方法です。
生理前ニキビを改善する薬・サプリ
それでは漢方薬以外で、生理前ニキビを改善する薬には、どんなものがあるのでしょうか。
生理前に肌トラブルがおきたり、体調不良になったりするのは、月経前症候群(pms)の症状のひとつだと考えられています。月経前症候群とは、腹痛や腰痛、食欲や眠気がするなど、生理前の心身にいろいろな症状が出ること。
もしアナタがお肌のトラブルだけでなく、生理前にさまざまな不調を感じているなら、月経前症候群(pms)を改善する医薬品が役に立つかもしれません。
■「プレフェミン」
| 製品名 | プレフェミン | 価格 | 1800円 |
| 内容量 | 30錠 |
| 用法 | 1日1回・1錠服用のこと |
「プレフェミン」は、日本初の月経前症候群を緩和するお薬。有効成分は、pmsなど女性ならではの疾患に効果効能のある西洋ハーブ「チェストベリー」40mg。
チェストベリーには、女性ホルモンのバランスを整える効果が認められているので、ホルモンバランスの乱れからくる生理前ニキビの改善も期待できます。
■「女性のミカタ(すこやか編)」
| 製品名 | 女性のミカタ(すこやか編) | 価格 | 1782円(初回は980円) |
| 内容量 | 60粒 |
| 用法 | 1日2粒服用のこと |
「女性のミカタ」は、生理前の不調を改善する効果が期待できるpms用サプリ。pmsの医薬品「プレフェミン」と同じ有効成分「チェストベリー」が、同量(40㎎)配合されています。
女性ホルモンバランスを整えるチェストベリーに加え、肌の代謝を促す働きのあるビタミンB群、メロリートやヒハツなどの成分も含まれています。プレフェミンよりもお値段おトクで、初回は980円で購入可。
ホルモンバランスを整えると、肌はキレイになる!
生理前のニキビの原因やスキンケアのポイント、予防方法などについて見てきました。
・生理前に増える黄体ホルモン「プロゲステロン」の働きで皮脂分泌が盛んになるため
・生理前ニキビは、頬・鼻・あごなどの場所にできやすい
生理前のニキビ対策・スキンケアのポイント
・過剰に洗顔で、皮脂をとりすぎないようにする
・油分の少ない洗顔料を使うようにする
・洗顔後はすぐ化粧水などで保湿を
・ファンデはリキッドよりパウダータイプを
生理前の肌トラブルの予防方法
・バランスのよい食生活を送る
・食物繊維の多い食事を心がけ、便秘を予防する
・生理前の不調を緩和する漢方薬・薬・サプリもOK
お肌の自然な新陳代謝を促し、ニキビのない状態をキープするためには、ホルモンバランスを整えることが大事。ホルモンバランスを整えるためには、日々の生活習慣の見直しを。
ホルモンバランスを整えるためには、バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠など、基本的なことが大切です。
毎日コツコツ少しづつ、カラダにいい習慣を続けていくうちに、お肌の状態も整っていくはず。「美肌は1日にしてならず!」継続は力なり、なのです。
執筆者:さつき