エイジングケア完全ガイド

お肌の悩みはさまざまですが、30代を過ぎるころから多くの方を悩ませるのがいわゆる年齢サインというものですね。

しわやたるみ、シミ、ほうれい線、毛穴の開きなどですが、これらの多くは年齢とともにお肌の新陳代謝が衰えることと関係しています。

年齢のせいだから仕方がないとあきらめる方が多いですし、ある程度仕方のないことではあるのですが、あきらめたらどんどん年齢からくる悩みは増えるばかりです。

女性はいくつになても輝いていたいですし、本人の心がけと努力次第でいくつになても輝き続けることはできます。

あきらめてしまっては、そこで終わりです。

あなたは今年50歳だとしましょう。

50歳のあなたが高校時代の同窓会に出席する場面を想像してみてください。、

高校時代の面影があり、名前と顔が一致する、あるいは高校時代の思い出が一気に浮かんでくるという人もいれば、誰なのか全くわからず、名前をきいて、「ウソだろ・・・」という人もいるでしょう。

また、同じ50歳とは思えないほど、若々しく、エネルギッシュで30代にしか見えないという人もいるかもしれません。

このように同じ50歳同士でもなぜ見た目の違いがあるのでしょうか。

それは日々どのような生活スタイルであるか、また女性であればどんなスキンケアをしているかなども大きな要素となるでしょう。

女性が若々しく見えるかどうかのポイントはいくつかありますが、大きなポイントはお肌にハリがあるかどうかです。

肌のたるみやしわの悩みも、肌のハリが不足しているから起こるものです。

肌のハリが不足するのは、お肌の土台でもある皮下組織の筋肉、表情筋が衰えることと、皮下組織の上にある真皮層を構成しているコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどが減少したり、崩れたりするからです。

ここまでの話を聞いて、「だからコラーゲンドリンクも飲んでいるし、コラーゲンたっぷりの鶏の煮込みなんかもよく食べているし・・・」なんている方もいるかもしれません。

お肌のハリを取り戻すには、お肌にコラーゲンがたっぷりと存在していれば、ぷるぷるのお肌になって、ハリが戻ってくると思うのも無理もないことではあります。

でも、残念ながら、コラーゲンを口から摂取してもそのコラーゲンがお肌のコラーゲンとなるわけではありません。

コラーゲンはたんぱく質の一種ですから、口から摂取すると胃腸でアミノ酸に分解、吸収され体の各部に届けられます。

また、コラーゲン配合の化粧水や美容液をお肌に塗っても、化粧品は真皮層までは届きませんから、角層にしみこんで保湿成分として作用するだけです。

ではハリを取り戻す方法はないのでしょうか?

50歳の方が20歳のころのハリを取り戻したいということであれば、これはもう美容整形しかないのですが、少しでも若々しく、「50代でも40代前半にしか見えない!」という程度であれば、できないわけではありません。

私は、このような消極的なスキンケアではなく、もっと積極的に若々しいお肌を取り戻しつつ、キープしようと考えることをおすすめします。

ポイントはコラーゲンやヒアルロン酸を補うことではなく、真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸を生み出す肌細胞に働きかけること、そして皮下組織の表情筋を鍛えることです。

詳しくは下記のページを参考にしてみてください。

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2017年4月20日|

年齢とともに様々なお肌の悩みが増えるのも、古い肌細胞と新しい肌細胞との生まれ変わりが衰えるからです。

お肌は一定のサイクルで細胞が入れかわる(ターンオーバー)ことで、健康的な肌を維持できますが、加齢や、不規則な生活習慣などさまざまな理由でターンオーバーが遅れがちになります。

加齢によるターンオーバーの遅れは、ある程度受け入れなければなりませんが、それでもターンオーバーを少しでもスムーズにすることを意識していれば、違うものです。

同じ50歳同士の人が2人いたとしても、40代に見えるほど若々しい人もいれば、もう一方は60代に見えるほど老けているというケースはよくありますね。

これは普段の生活習慣の違いによるところが大きいです。

でも、生活習慣を改めるといっても、言うは易し、行うは難し。

なかなか難しいものですよね。

そこでおすすめしたいのが、今までよりも意識して水を飲むこと。

しっかりと水を飲むだけでいいのです。

お肌の細胞の生まれ変わりというと、少々難しく感じるかもしれませんが、もっと簡単に考えていいんです。

私たちの体へ入るものと出るものとの流れををスムーズにすることだと意識していただければいいのです。

つまり、食事から摂取した栄養をスムーズに体のすみずみに行き渡らせ、いらなくなったもの、老廃物をスムーズに排出するのです。

この流れには水分が不可欠ですし、細胞自身も水分がほとんどです。

人間の体は生まれたての赤ちゃんで70%程度、成人で60%、70歳以上の高齢者では50%と年齢を重ねるごとに減っていきます。

この水分減少をできるだけ抑えるためにも水分補給を意識していただきたいのです。

お肌の細胞の生まれ変わりにも十分な水分は不可欠です。

甘いジュースや砂糖の入ったコーヒーなどではなく、体に吸収されやすいアルカリイオン水のミネラルウォーターを積極的に飲むことです。

これだけでもお肌のコンディションは変わってくるはずです。

2017年3月25日|

先日の記事で血液のめぐりについて、少々触れましたが、血行を良くすることはアンチエイジングの基本ともいえるほど大切なことです。

お肌を例に挙げてご説明しましょう。

顔だけに限りませんが、私たちの肌は常に新しい細胞と古い細胞とが入れ替わっています。

お肌は何層にも積み重なり、外部から受けるさまざまな刺激から私たちの体を守っています。

紫外線を浴びれば、メラニンという色素がお肌の奥で作られて、紫外線の害が体の奥へ届かないようにカーテンのような役割をしてくれます。

しかし時間の経過とともにメラニンは皮膚の表面へと浮き上がってきて、最終的には垢となってはがれ落ちます。

このような細胞の入れ替わりがスムーズに行われていれば、シミが残ることもありません。

小さな子供が夏休みに真っ黒に日焼けしても、数週間もすれば、元の肌の色に戻りますよね。

これは、子供は新陳代謝が活発であるからです。

年をとってくると、年々お肌のシミやくすみが気になったり、それほど食べていないのに太りやすくなったと感じますが、これらはすべて新陳代謝の衰えが大きな原因です。

つまり、新陳代謝をできるだけ衰えさせないことこそが、エイジングケアの最大のポイントと言えるのです。

新陳代謝とは細胞の生まれ変わりと言いましたが、細胞の生まれ変わりに必要なのは、酸素と栄養です。

酸素と栄養を体中の細胞にきちんと届けるためには、血液をサラサラと流してあげる必要があります。

血液をサラサラと流すための大切なポイントはいくつかありますが、まず意識していただきたいのが食事です。

血液をサラサラにする食事をテーマにした健康番組は、テレビでも視聴率が高いそうですが、皆さん血液サラサラこそが、美容と健康のキーポイントだと理解しているからでしょう。

ところが、ファストフードやコンビニエンスストアの食べ物など、忙しい現代人の食生活は、血液をドロドロにしてしまう傾向にあります。

血液をサラサラにする食べ物の代表は、さばやいわし、まぐろ、さんまなどの青魚です。

青魚に含まれるDHAとEPAという成分が、血液の流れをスムーズにしてくれるのです。

みなさんは、最近青魚食べましたか?

おそらく、しばらく食べていないという方が多いのではないでしょうか。

青魚が体にいいことは知っているけれど、魚って料理が面倒だし、子どもも食べてくれないから、うちではほとんど食卓にあがらないという方も多いでしょう。

そんな方におすすめしたいのが、DHAの粒食品です。

これは、魚からDHAを絞ってカプセルに封じ込めたサプリメントですが、1日に3・4粒飲むだけで、理想とされる量をとることができるスグレモノです。

ニオイやクセもほとんど感じられませんから、魚がキライな方でも大丈夫です。

血液をサラサラに保ち、若々しく健康的に毎日を楽しむためにも、DHAサプリをぜひ毎日の習慣にしてみてください。

2016年9月13日|

美しくありたい、若々しくありたいと思う時、多くの方はどんな化粧品を使ったらいいのかとか、どんな食べ物を食べればよいのかと手を加えること、体の中に入れることの方ばかり考えがちですが、体の中にたまった余分なもの、いらないものを出すことも大切です。

わかりやすい例で言えば、余分な脂肪、宿便、余分な皮脂、古い角質などです。

こうしたいらないもの、出すべきものを老廃物と言いますが、老廃物をスムーズに排出することも、エイジングケアの大切なポイントです。

デトックスという言葉をよく聞きますが、デトックスとは体内の毒物を排出することなので、少々意味は異なります。

体内の毒物も、もちろんいらないものですので、先ほどお話しした老廃物と同様スムーズに排出したいですね。

老廃物や毒物をスムーズに体の外へ出すには体の中に十分な水分が必要です。

老廃物を出すのは汗や尿、便ですが、水分が不足すれば汗や尿の排出が滞りますし、便も固くなり、便秘となります。

それでは具体的に水分は1日にどれくらい必要となるのでしょうか。

まず朝起きたらコップ1杯、朝食後に1杯、昼食後、夕食後に1杯づつ、入浴の前後に1杯づつ、就寝前に1杯。

これで、1400mlになりますが、運動の前後や汗をかく夏の暑い時期ならさらに水分が欲しくなるでしょう。

1日に2リットル程度を一応の目安に、水分はたっぷりと摂ることを意識しましょう。

水分補給には水が一番です。

コーヒーやお茶は利尿作用があるので、尿となって結局、体外に水分が排出されてしまいます。

ゴルフ場で昼食時に冷えたビールをおいしそうに飲んでいる方をよく見かけますが、アルコール飲料も水分補給にはなりません。

生ビールの中ジョッキ(500ml)を飲むと、550mlの水分が汗や尿となって体外に排出されると言われています。

ですから、お酒を飲んだ後には、たっぷりと水分補給することを心がけましょう。

また、水を飲むだけでなく、適度な運動も必要です。

運動は血液のめぐりを良くして、体全体の新陳代謝を促進し、老廃物の排出をサポートします。

運動は、軽く汗をかく程度のウォーキングのような有酸素運動を習慣化するのがおすすめです。

ウォーキングの前後にたっぷりと水分をとり、汗をかくことで、しっかりと老廃物が排出されるというわけです。

2016年9月12日|

美白になる方法というと、美白化粧品のおすすめにどんなものがあるのかとか、日焼け止めなどお肌の外側からどのようなケアをするかということを気にする方がいますが、体の中から美白になる方法も考えることが大切です。

体の中から美白になる方法とは、食事や睡眠、運動の習慣などに配慮して、体全体のリズムを整え、お肌の新陳代謝を正常に保つことです。

お肌は一定のリズムで古い細胞と新しい細胞が入れ替わっています。

若いころには日焼けしてもシミになることもなく、しばらくすると元の肌の色に戻りましたよね。

シミに悩み始める方が増えるのは、30代以降というケースがほとんどですが、これは30代以降になるとお肌の新陳代謝のスピードが遅くなることが大きな原因です。

紫外線を浴びてメラニンが発生しても、新陳代謝がスムーズであれば、古い肌細胞とともにメラニンは垢となって剥がれ落ちます。

ところが30代以降は新陳代謝のスピードが遅くなるため、メラニンがお肌に残りやすくなります。

このメラニンがお肌のごく浅い部分にあるうちに、新陳代謝によって排出できればシミとして残ることはありません。

年齢を重ねてもシミのない美白な肌であるためには、お肌の新陳代謝をできるだけスムーズに保つことがポイントです。

そのためにはお肌の細胞の材料となるたんぱく質や脂質を不足することなくしっかりと摂り、ビタミンやミネラルなどスムーズな新陳代謝のために必要となる栄養素もしっかりと摂る必要があります。

またお肌の新陳代謝は眠っている間に行われます。

新陳代謝と関係の深い成長ホルモンは、22:00から2:00の間に活発に分泌されます。

この時間にしっかりと眠ることがお肌の新陳代謝をスムーズにすることにつながります。

運動は血行を良くして、肌細胞に酸素と栄養をしっかり届けることにつながります。

食事と睡眠、運動でお肌の新陳代謝をスムーズに保つことが、体の中から美白になる方法だという理由がお分かりいただけたでしょうか。

2016年7月 9日|

空腹を我慢できずについついお菓子などに手が伸びてしまうという方は多いでしょう。

実は空腹とアンチエイジングには、深い関係があるという研究データが報告されています。

当たり前のように言われる食生活の習慣にも、便利になりすぎた現代社会に生きる私たちには、見直した方がいいという意見もあります。

空腹を感じる時間を持つことが老化を食い止める?

1日3食規則正しく食事をすることが食生活の基本と考えられていますが、この常識はもう古いという説もあります。

常にお腹いっぱい食べるよりも、むしろ適度に空腹を感じる時間のあることが、現代人の美容と健康に良いという報告もあるのです。

それは、空腹時に若返り遺伝子と呼ばれる老化を食い止める遺伝子が働くからだそうです。

空腹を感じたからといって、慌てて食事をとらなくとも、30分から1時間くらいおいてもっ大丈夫です。

また、空腹タイムの効果を知ると、必ずしも3食にこだわらなくてもよいことがわかってくるでしょう。

食事の回数ではなく、1回に食べる量を減らすことでも効果あり

代謝がわるくなり、太りやすくなる中年期以降も、若返り遺伝子を活性化させることは十分可能と言われています。

また、無理に食事の回数を減らさなくとも、1回の食事の量を減らすことで効果が出るとも言われています。

空腹感が我慢できないような時は、空腹を紛らわせる方法を活用しましょう。

水分を多めにとったり、食欲を促進するアルコールを避ける、夜は早めに眠るなど、ご自身でできそうなことをいろいろ試してみるとよいでしょう。

空腹タイムに胃腸を休めることで、デトックス効果もアップ

さらに、健康や美肌、アンチエイジングのためには、腸に負担をかけないことが大切です。

食事や間食の量が多すぎると、胃腸が休むことなく動いているため、疲れてしまいます。

そして腸内環境が悪化すると、老化や病気につながる悪玉菌が増えることになります。

空腹タイムは、胃腸などの消化器官を休めることにつながり、デトックス効果が高められます。

美しさと若々しさ、健やかさのために、現代人の賢い空腹タイムをぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

2016年6月21日|

通年で紫外線対策が必要な理由

紫外線対策はシミやそばかすの予防のためだけではありません。お肌のあらゆる悩みに関係してくるエイジングケアの基本ともいえるのが、紫外線対策、UVケアです。

紫外線とひとくちにいっても、波長の違いによっていくつか種類があり、地表に到達するのは紫外線A波と紫外線B波があります。

真夏に強い日差しを浴びて日焼けを起こすのが紫外線B波です。

紫外線B波はお肌の表皮に作用してメラニンを生成します。

紫外線A波はお肌の奥の真皮層にまで到達して、コラーゲンやヒアルロン酸を破壊して、肌のハリと弾力を奪ってしまいます。

また、メラニンを酸化させて茶色くし、シミの原因となります。

肌のハリと弾力が失われると毛穴の開きやたるみ、しわなどさまざまな肌悩みにつながります。

天気の悪い日には紫外線対策をしないという方が多いのですが、紫外線A波は曇りや雨の日でも地表に到達してお肌に影響を与えています。

つまり、紫外線を浴びているという実感がないうちに知らず知らずに肌老化をすすめてしまうところが、紫外線A波の怖いところです。

紫外線はシミやそばかすの原因となるだけでなく、さまざまな肌老化の原因となるので、年間を通じてしっかりとUVケアすることが大切です。

意外に多い間違った紫外線対策

紫外線対策と言えば、日焼け止めが必須アイテムですが、この日焼け止めも正しい使い方をしていない方が多いんです。

日焼け止めにはSPF25 PA+++などの表記があり、これが紫外線から防御する強さを表すものなのですが、とにかく数値が高いものをつけておけば安心と思っている方が多いのです。

SPF25とは紫外線を浴びてから日焼けが始める時間を25倍遅らせるという意味です。

紫外線を浴びて日焼けが始まるのは20分後とされていますので、SPF25なら500分後ですから、8時間20分遅らせることができるということです。

ですから、通常の外出であれば、SPF25もあれば十分なのです。

ただし、これはきちんと指示通りの使い方をした場合です。

日焼け止めはお肌にすり込むのではなく、薄くのばすようにケチらずたっぷりと塗りましょう。

汗や水を浴びてしまった時は塗りなおすことも大切です。

日焼け止めを塗ったのに、日焼けしてしまったという方って多いのですが、この場合、外出前に自宅で塗ってから、帰宅するまで塗りなおさなかったとか、そもそも塗る量が少ないというケースがほとんどです。

今一度、日焼け止めの正しい使い方をしっかり確認しておいてください。

2016年6月18日|

しわを消したい、目立たなくしたいという方の多くが、とにかく保湿ケアと考える方が多いのですが、保湿ケアで解決可能なしわは、お肌のごく浅い部分までのしわです。

お肌の水分が不足して、肌がしぼんだような状態でできたしわは、水分を補えばふっくらとしてしわは目立たなくなります。

やっかいなのはお肌の奥の真皮にまで刻まれた深いしわです。

真皮には肌のハリと弾力を生み出しているコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンがありますが、これらのバランスが崩れたり、コラーゲンそのものが減少してしわができていると、保湿ケアではしわが戻りません。

真皮にまで刻まれた深いしわを何とかしたいという場合、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを修復することが必要です。

多くの化粧品は、深く刻まれたしわが保湿ケアだけでは改善しないということをはっきり説明していません。

しわを消したいなら、とにかく保湿ケアしましょうということで、化粧水や美容液を一生懸命塗ることをすすめているようですが、保湿ケアだけを意識した化粧水や美容液でケアしても、実感できないでしょう。

口コミで高評価の化粧水と美容液、クリームをライン使いしているけど、あまり効果を感じられないという方が多いのは、その化粧品がお肌の表皮の角層に作用しているにすぎないからです。

基本的に真皮にまで化粧品は浸透しないのですが、真皮にある細胞に働きかけることはできます。

真皮でコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを生み出している細胞、線維芽細胞を元気にしてくれる成分があるのです。

それがFGFという成分です。

FGFは線維芽細胞増殖因子とも呼ばれ、化粧品の成分としては「ヒトオリゴペプチド」という表記がなされているはずです。

この成分が含まれている美容液を使うことが、深く刻まれたしわをケアするキーポイントなのです。

FGFという成分は比較的新しい成分ということもあって、化粧品でもまだそれほど多くないのですが、美容皮膚科医が監修したエイジング化粧品など、一部通販限定で販売されているものもあります。

ドラッグストアなどで気軽に購入できる化粧品を使っているという方には、FGF配合の化粧品は高価に感じるかもしれませんが、使ってみれば、その実力に驚かれることでしょう。

お値段が気になって、続けることができるかどうか心配という方には、美顔器の使用もおすすめです。

美顔器を使ってできるだけお肌の奥へFGFなどの美容成分を届けることができれば、化粧品の使用量を少なくすることもできます。

これまでいろいろな美容液や化粧水を使ってきたけど、私のしわは相変わらずですという方は、FGF配合の化粧品と、美容液の組み合わせたケアをぜひやってみてください。

2016年6月15日|

毛穴の黒ずみや開きに悩んでいる方は多いのですが、毛穴をなくすことはできません。

生まれたばかりの赤ちゃんから、小さな子供にも、モデルや女優さんにだって毛穴はあります。

毛穴はあるけれど、目立つか目立たないかの違いなんです。

赤ちゃんや子供にも間違いなく毛穴はあるのに、全然毛穴が目立たないのはなぜでしょうか?

それはお肌に水分が十分にあって、ふっくらとハリがあるので、毛穴が引き締まっているからです。

ちょっと想像してみてください。

絹ごし豆腐は、真っ白でつるんとして滑らかで、あんなお肌になりたいと思いますよね。

次に想像してもらいたいのが高野豆腐です。

高野豆腐は冬の戸外で夜間に凍らせて、日中に溶けて、再び夜間に凍らせてというのを繰り返し、豆腐の水分を抜いて乾燥させたものです。

高野豆腐はつるんとしていますでしょうか?

ザラザラとして無数の穴が開いていますよね。

ちょうどスポンジのような感じですが、私たちのお肌も水分がなくなると高野豆腐のように硬くザラついて来るんです。

本来水分が存在していた部分が小さな空洞になってキメの粗いお肌になるのです。

引き締まって目立たなかった毛穴も開いてしまうんです。

ですから、毛穴の開きに悩む方は、まずはしっかりと保湿ケアをして、お肌が水分をキープできる状態に整えましょう。

お肌が水分ほキープできる状態とは、肌に保水力がなければなりません。

肌の保水力とは、お肌の表皮の角質細胞同士をつなぎ合わせているセラミドが十分になければなりません。

セラミドには角質細胞同士をつなぎ合わせて、外部刺激がお肌の内部に入らないようにするバリア機能があります。

また、お肌の内部から湧き出る水分を抱え込んで、水分が蒸発しないようにも機能しているのです。

このセラミドが不足すると、お肌は外部刺激をダイレクトに受けてしまうため、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

保湿ケアとは化粧水で外側から水分を補うまえに、不足しているセラミドを補う必要があるのです。

毛穴の開きでお悩みの方もまずはセラミドが配合された化粧水や美容液で、お肌の保水力を高めることから始めてみましょう。

お肌の保水力が戻れば毛穴も引き締まる方は実際に多いのです。

保湿ケアとはお肌の保水力を高めることがポイントで、保水力が高まれば、毛穴の悩みも解決する方が多いのです。

それでも毛穴が目立つ、毛穴の黒ずみや開きが気になるという方は、次のステップの毛穴ケアが必要になります。

この点については、また別の機会に詳しく解説します。

2016年6月10日|

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