脱毛をしたいときは、脱毛サロンかクリニックのどちらにするかを選びます。もちろん、通いやすくて予約が取りやすいところが良いですが、効果・費用・年月が自分に合っているかどうかも重視したいところ。サービス内容やキャンペーンが決め手となることもありますよね。医療脱毛を選ばない理由の1つに「料金が高い」がありますが、実際はどうなのでしょうか。では、ご紹介していきましょう。
なぜ医療脱毛は高いイメージがあるの?
理由その1~費用の違い~
医療脱毛が高いと思われている理由の1つに、費用の違いがあげられます。クリニックは医療機関としてとらえられますが、医療脱毛の場合は病気を治すのではなく美容が目的。健康保険は健康を手に入れるために使うものなので、クリニックでは保険が適用されず、脱毛の施術という医療行為に対して全額負担をします。
また、料金の詳細はレーザー脱毛の機械費、そのほか施術で使う道具の費用、広告費、維持費など。さらに、国家資格をもつ医師や看護師がいるからこそ医療行為ができるので、その分人件費は高くなります。
一方脱毛サロンは、医療機関ではなく一般的な企業の1つ。広告費をおさえ、筆記用具・コピー用紙などは1円でも安い物を使用してコスト削減に努めています。また、1年中実施しているキャンペーンでは、ワキなど効果の出やすい部位を対象にして客を増やし、ほかの脱毛メニューも契約してもらおうとしています。
施術スタッフは、国家資格を持っていない医療行為のできない人たちなので人件費がクリニックよりもかかりません。ただ、特別な技術が必要なので、肌や毛の知識を勉強してサロン独自の資格を取って技術アップをしています。
理由その2~脱毛機器・効果の違い~
次の理由は、施術に使用している脱毛機器とその効果の違いにあります。医療レーザーの脱毛機器は威力が強いので効果も高くなり、施術費用が多くかかります。また、脱毛サロンと比べて細かい部位まで設定していないので、1度に契約する範囲が広いため料金を高く感じるのです。
レーザー脱毛は、「永久脱毛」と表現することが可能。「レーザー脱毛の最終施術から1ヶ月後、毛の再生率が20%以下なら永久」という脱毛先進国アメリカで定義されています。では、脱毛サロンの脱毛機器や効果はどうでしょうか?
脱毛サロンが導入している脱毛機器は威力が弱いため効果の実感が遅く、満足できるムダ毛の減り具合を確実に入手できない可能性があります。そのため、永久脱毛とはいえず、「不再生脱毛」「永久減毛」といわれています。脱毛サロンは、医療機関ではなく、あくまで美容を目的としたエステサロン。効果を重視しつつ、施術で受ける肌ダメージを減らしたりなどして、肌全体の美容にも配慮しています。
脱毛完了までにかかる年月は、医療脱毛とサロンで大きく違います。
*自己処理がいらなくなるまでの回数(目安)
| 医療脱毛 | 5回(半年~1年) |
|---|---|
| 脱毛サロン | 12回(3年) |
つまり、医療脱毛は、脱毛サロンと比べて1回分の料金は高いけれども、効果は確実で年月もかからないということですね。
【脱毛サロンVSクリニック】安いのはどっち?料金を比べてみよう
脱毛の店を決めるときの判断材料として、一番目に見えて分かるのは料金プランですよね。そこで、脱毛サロンとクリニックではどれくらい差があるのかを調べてみました。「全身脱毛」の料金プランを各3社ずつ見ていきましょう。
*2017年4月時点のキャンペーン内容を含んだ価格。
脱毛メニューの料金
脱毛サロン
*ミュゼプラチナム:全身脱毛コース(顔以外すべて)
・1回:42,000円(税抜)
・4回:84,000円(税抜)
・6回:126,000円(税抜)
・両ワキ・Vラインの回数無制限の特典付き
・シェービング代(襟足・背中・Oライン):無料
*脱毛ラボ:全身脱毛(48箇所:VIO+顔の鼻下・もみあげ・あご周りを含む)
・1回あたり:18,293円(税抜)
・6回:109,760円(税抜)
・シェービング代(全身OK):1回1,000円。顔・VIOを含むと1,500円
*キレイモ:全身パックプラン
・1回あたり:19,000円(税抜)
・6回:114,000円(税抜)
・18回:290,700円(税抜)
・パックプランの場合はシェービング代無料。通常の定額プランだと1,000円。
医療脱毛
*フェミークリニック:全身脱毛(+VIO)
・1回あたり:96,000円(税抜)
・5回480,000円(税抜)
・薬代・シェービング代込み。
*リゼクリニック:全身脱毛5回コース
・1回:199,000円(税込)
・5回:298,000円(税込)
・6回目以降:1回59,800円(税込)
・笑気麻酔:30分3,240円(税込)
・麻酔クリーム:1回3,240円(税込)
・シェービング代・キャンセル料なし
*湘南美容外科クリニック:全身脱毛(すべて)
・初回限定1回:59,800円(税抜)
・3回:234,900円(税抜)
・6回:435,370円(税抜)
・9回:600,210円(税抜)
どれくらい差があるの?
料金プランだけを見ると、医療脱毛は脱毛サロンの3倍以上ありますね。全身脱毛に含まれる部位は少し違いますが、1回あたりの料金は医療脱毛で大体10万円前後。2~4万円ほどの脱毛サロンと大きく差があるので、やはり安いのはサロンのほうなのか?と感じてしまいます。
施術のアフターケア&延長
では、料金プランに表示されているもの以外で、脱毛に関わる費用は何があるのでしょうか。それは、はじめの契約時では予想できないところにあります。
施術は、レーザー・光を毛根の奥にある毛乳頭へダメージを与えるという仕組み。色素沈着・大きなホクロ・ひどい日焼けの場所はやけどの危険があるので照射してもらえません。つまり、肌トラブルが生じないように照射前のカウンセリングやヒアリングでしっかりと肌・毛の状態を見てもらえます。
それでも、肌に塗ったジェルやレーザー・光などが原因で、肌が赤くなったり乾燥がひどくなったりする可能性が。施術当日の肌のコンディションや施術前の自己処理が影響していることもあるそうです。
施術直後は、毛穴が刺激されたことで肌が乾燥しているため、ほとんどのクリニック・脱毛サロンでは保湿ローションを塗ります。しかし、赤みやかゆみが出てきたら肌トラブルが発生した証拠。1~2日ほど待てばおさまる場合もありますが、何かしらの対処をしないと色素沈着や跡が残る可能性があります。
クリニックでは、
施術後のケアとして軟膏などの塗り薬や内服薬がもらえます。その処置・処方に対する料金はサービスで、治療費はかかりません。
しかし、脱毛サロンでは
同じような処置・処方は不可。皮膚科など別の病院へ行く必要があるので、別途治療費がかかります。
追加料金の可能性
医療脱毛は、
効果の高い脱毛機器を使用するため、ムダ毛が確実に生えてこなくなります。肌質・毛質に合う回数は、はじめのカウンセリングで担当者と相談。その回数を消費するまでに脱毛を完了する人が多いです。
一方脱毛サロンは、
肌ダメージや痛みを考慮して施術を行っていくため、ムダ毛の減り具合にもバラつきがあります。特に効果の出にくい顔の産毛や肌が黒ずんでいるVIOなどは、はじめに契約した回数・保証期間が終了しても満足できないことがあるとか。この場合は、新たに契約をし直して追加料金を支払います。
つまり、はじめに決めた回数で満足できるまで脱毛できるのが医療脱毛、回数を消費しても満足できない可能性があるのが脱毛サロンなのです。
医療脱毛でかかった費用。実際はどうだった?
では、医療脱毛を利用した人が安いもしくは高いと感じた口コミを見てみましょう。
医療脱毛が安いと感じた口コミ
医療脱毛が高いと感じた口コミ
まとめ
どこで脱毛をしようか考えるときは、目に見える料金プラン・シェービング代・キャンセル料・中途解約手数料が判断材料に。ただ、本当にかかる費用はそれだけでしょうか。脱毛サロンでは、あとで発生してくる追加の料金や治療費など、必ず発生するわけではありませんが、備えておく必要はありそう。効果が高く予定していない出費もほぼなさそうな医療脱毛。トータル的に見ると、安いのは医療脱毛だと思いませんか?