ナチュラルバランスとは
安全性と栄養バランスを考え、米国内の食肉管理を担う機関FSISによって管理された良質な食肉に、30種類以上の栄養サプリメントをバランスよく配合したフードです。他の材料も、良質な食材のみを使用し、遺伝子組み換え作物や合成添加物などを使用していないのも魅力です。
噛む力の弱い犬にでも簡単に割ることができるようにと、平べったい、ユニークな形をしており、小粒サイズの食べやすい大きさのものも販売されています。日本でも多くの飼い主さんに愛用されています。
ナチュラルバランスの特徴の一つは、アレルギーに対応したタンパク源の異なる多くの商品を取りそろえていることです。
現代のイヌに増えているアレルギーの原因の一つとして、単一のタンパク源を長期的に摂取する影響に着目し、カリフォルニアK-9アカデミー(犬のトレーニングスクール)や動物栄養士(元AAFCOの検査官)、獣医博士などのプロジェクトチームが研究に携わり、いち早くフードローテーションの考え方を取り入れた商品開発を進めてきたそうです。
フードローテーションとは
フードローテーションとは、アレルギー予防方法の考え方です。
食物アレルギーの原因は様々ありますが、その一つとして、小さいころから同じ種類のたんぱく質・炭水化物を主原料にしたフードを食べ続けることだと考えられています。そこで、主原料の異なるフードを何ヶ月かおきにローテーションさせて与えることで、食物アレルギーの発症を抑えようというのがフードローテーションの基本的な考えです。
我が家の愛犬の場合
我が家の愛犬は、シーズーです。シーズーは、皮膚が弱く皮膚疾患罹患率が、フレンチブルドッグ、パグに次いで三番目に高い犬種です(アニコム 家庭どうぶつ白書2014より)。その中でもアレルギー性の皮膚炎のイヌが多くいます。アレルギーは、程度の差はあれ、痒み、皮膚の赤み、フケを伴うことが多く、イヌによっては下痢や嘔吐を引き起こすこともあります。
酷くなると体臭もきつくなり、抜け毛や掻き過ぎによる出血、慢性的な外耳炎になど、飼い主さんのケアの負担が増え、愛犬にとっても辛い状況が続くことになります。さらに、我が家の愛犬での体験では、急激なアレルギー反応により、顔が腫れあがり救急診療を受けたこともありました。さらにひどくなると、アナフェラキシーショックによる命の危険さえあるのです。
我が家の愛犬は、1歳半からご飯を食べた後、しばらくすると足や股に赤い湿疹が出るようになりました。それ以前から実家で飼っているシーズーがひどいアレルギーを発症しており、唯一食べられるのは、タンパク質をすべて加水分解したフードだけでした。
そんな経験から、すぐにアレルギーだと気が付きました。アレルギーは歳を重ねるごとにひどくなっていくのを間近でみており、また、アレルギーの発症を抑えるステロイドの長期服用は肝機能に負担がかかることを知っていたので、愛犬には、薬に頼らず、少しでもアレルギーを軽度の状態で抑えることができないかと調べ始めました。その時に出会ったのがナチュラルバランスと、フードローテーションの考え方です。
最初はフードを変えるのに非常に苦労しました。
いろいろなフードを取り寄せ比べた結果、ナチュラルバランスは、他のフードと比べ香りが少なく、簡素な味でした(その頃、愛犬のフードはすべて自分でも試食していました)。たとえて言うなら、他のフードがお肉の匂いと油を振りかけたシリアルの様なら、ナチュラルバランスは、ブランだけを原料にしたシリアルのような味気のなさ。
私にとっては、油っぽさもなく、化学的な臭いや、油の酸化した臭いもないので非常に抵抗がなく食べられる味なのですが、愛犬にとっては、魅力がない。ちょっと体に悪くても、お肉の香り豊かな油分たっぷりのフードが食べたい。
最初の1ヵ月は、ナチュラルバランスをあげても全く食べようとしませず、断固拒否。それまであげていたフードと混ぜて、徐々に変えていくのがよいと教えられ、混ぜてみるも1粒ずつ丁寧に選り分け、ナチュラルバランスだけ残す始末。
我が家では、これをフードバラバラ事件と言っていました
他の飼い主さんの話を聞いても、ナチュラルバランスは正直、最初の食いつきが悪いという人が多いような気がします。その部分は、飼い主さん泣かせのフードですが、それだけ、自然な味で無添加フードの特徴なのだと私は信じています。
結局、我が家は1ヶ月の格闘の末、お肉でとったスープを少しかけることで、食べさせることになりました。スープのトッピングを数か月したあとは、トッピングなしでも食べられるようになり、今では大好きです。
現在、7歳になろうとしている愛犬のアレルギーは、赤み、痒みが多少あり少しずつ悪化してはいますが、それでも悪化の程度は非常に穏やかで、たまに塗り薬を塗る程度で、良好な状態を保っています。
病気のため、一時的に、フードを別のメーカーの療法食に変えた時期があり、そのときは週に1,2回シャンプーをしても、愛犬が寝ていたクッションに白い粉が降りかけられたような大量のフケが落ちており、鳴きながら掻くほどの酷い痒みに悩まされました。
病気の症状が落ち着きナチュラルバランスに戻したところ、数ヶ月でまた皮膚の状態が落ち着きました。フードの影響を実感した出来事でした。フードローテーションが功を奏している証明はできませんが、我が家の愛犬の体質にナチュラルバランスが合っていることは確かなようです。
豊富な製品ラインナップが魅力
今では、多くのフード会社で、フードローテーションの考え方が取り入れられ始め、アレルギーに配慮したフードがたくさん出回っています。それでも、ナチュラルバランスほど、製品ラインナップが豊富なフードはないと思います。
一般食
アレルギーに配慮し、チキン、ダック、サーモンの3種類のタンパク源が含まれています。
ウルトラプレミアム ドッグフード
アレルギー対応フード Limited Ingredient Dietsシリーズ
アレルギーを起こしやすい穀物も一切使っていないフードです。
ウルトラプレミアム スウィートポテト&フィッシュ
ウルトラプレミアム スイートポテト&ラビット
ウルトラプレミアム スイートポテト&ベニソン
ウルトラプレミアム スイートポテト&バイソン
ウルトラプレミアム レジューム&ダックミール
ベジタリアンフード
肉類にアレルギーがある犬用にベジタリアンフードもあります。
ウルトラプレミアム ベジタリアンフォーミュラ
我が家は、鶏類にアレルギーがあるので、ウルトラプレミアム レジューム&ダックミールを除く、Limited Ingredient Dietsシリーズとベジタリアンフードを1ヶ月おきにローテーションで与えています。
終わりに
私がアレルギーをもった2匹のシーズーと暮らしてきた経験では、アレルギー体質のイヌは、早いと1-2歳までにアレルギーの兆候が見られます。そして、年齢を重ねるごとに、アレルギーがひどくなっていきます。アレルギーが心配で、フードローテーションに興味がある方は、少しでも愛犬が若いころから始めるのがいいと思います。当然、フードローテーションが体質に合わないイヌもいます。
特に、お腹が弱い仔などは、フードを変えることで胃腸に負担がかかり下痢をしやすくなるようです。また、実家の愛犬はアレルギーがひどく、ナチュラルバランスでも痒みを抑えることはできません。
やはり、加水分解フードの方が合っているようです。その一方で、我が家の愛犬は、アレルギーが出る食材も増えることなく、ナチュラルバランスに出会えて本当に良かったです。ナチュラルバランスには、アレルギーを発症、悪化させない工夫を教わったように思います。
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30代 女性 ひまわり
20代 女性 衣真
30代 女性 ゆうな