ベリーショートのあなたは必見! ジェルを使ってみました
ジェルといえば、髪を逆立てるヘアスタイルをイメージする人が多いのではないでしょうか? また、スタイリングした髪型を崩したくない方々にはおなじみのはず。あなたの想像どおり、ジェルは“キープ力”に特化したスタイリング剤です。一般市場で販売されているものから理美容師をはじめとするプロ仕様のものまで、その特徴に変わりはありません。
一般市場で販売されているジェルと、いわゆる“プロ仕様”のジェルは何が違うのか。成分はもちろん、それに比例した価格帯も大きく異なりますが、扱いやすさと仕上がりの良さという面ではプロ仕様のジェルに軍配が。
当記事では、ここ最近よく耳にする(評価が高い)ジェルを3種類にしぼり、使い勝手やスタイリング剤の剤質を検証します。その3種類とは写真上より
■『モルトベーネ』ロレッタ ハードゼリー
■『中野製薬』モデニカ フリーズハードジェル
■『シュワルツコフ』オージス ゲラスティック
こちらの3種類です。そして、
【ここに注目1】使用感の違い
【ここに注目2】手のひらで伸ばしてから乾くまでの時間
2つの違いに注目し、解説します。
なお、検証方法は非常に単純。スタイリング剤を手にとって、手のひらで広げたあと、乾くまでどれくらいの時間がかかるのか、という手順で検証していきます。
ただし、「○秒で乾いた」という話はいたしません。なぜなら、人によって手のひらの温度が異なるのでジェルが乾くまでの時間には誤差がございます。また、「早く乾けば良い」というものでもないからです。その点については、後述させていただきますのでしばしお待ちを。
なお撮影は、編集Fがスタイリング剤をいじりながら行っております。おかげさまで、カメラがテッカテカのベッタベタになりました。小言はさておき、検証スタートです!
『モルトベーネ』の“ロレッタ ハードゼリー”を使ってみた
『モルトベーネ』という社名は知らずとも、“ロレッタ”というブランド名をご存じの方は多いのではないでしょうか? 見た目からして女性ウケしそうなデザインのパッケージですが、こちらのジェルやメンズラインの“ロレッタ デビル”は男性にも人気。今回は、あえて“ロレッタ”のジェルを使ってみました。
チェック1
フタの広さがウリのパッケージ
300gという大容量を「これでもか」と感じさせるバケツ型のパッケージです。フタを開けてみると、“トゥルントゥルン”という擬音語が似合いそうな剤質のジェルが顔を出します。この時点でテンションが上がりますね。
ただし、パッケージに記載されているローズの香りというほど華やかな香りではないというのが、個人的感想でございます。ちなみに本体に立てかけてあるフタですが、こちらが後ほどひと騒動巻き起こします……。
チェック2
や、やっわらかい剤質が好印象
指にすくいとった様子がこちらです。バケツ型のパッケージのメリットが、ここでも発揮されていますね。つまり、すくいやすいということです。これなら、ワックスのような感覚で、分量を確かめながらジェルを使用することが可能です。
また、ジェルに指を入れた感覚がなんともいえない心地良さでして、編集Fは仕事を忘れてしばし遊んでいたわけです。でも、悪いことはやっぱりできないですね。すぐに天罰が下りました。
はい。見てください、これ。ひどいもんです。一瞬あわてましたが、原因は即解明。本体に立てかけたフタからこぼれてしまったものです。拭けば良いんですけどね。地味にショックでした。
しかし、この珍事から学んだこともあります。それは、ロレッタ ハードゼリーのやわらかさ。髪をハードにスタイリングするジェルでありながら、ソフトな肌触りという特徴を、編集Fに教えてくれたのです。
机にこぼれたジェルは、もったいないと思いつつもタオルで拭き取りました。購入される方や、すでに持っている方はお気をつけくださいませ。
チェック3
手のひらでの伸ばしやすさも◎
剤質が示すとおり、手のひらでの伸ばしやすさは抜群でした。当製品に限らず、ジェルの多くはこの扱いやすさもウリのひとつ。
乾きやすさに関しては、当記事で使用した3種類のうち、もっとも乾くのが遅かったというのが正直な感想です。ただし、「乾くのが遅い=ダメ」ではありません。むしろ、髪につけてからしばらくは毛流れを変更することができるので、スタイリングに不慣れな方にはメリットなのかなと思います。
また、手に残ったジェルを洗おうとしたところ、石けんなしでも洗い落とすことができました。
結論
「扱いやすさは◎。ただし毛流れを“ビシッ”とキメたい方は要検討」
パッケージの形状も含めて、扱いやすさが抜群のジェルだった。これが編集Fの感想です。ツヤも申し分ございませんでしたが、正直なことを申し上げると扱う人というより“当製品を使いたい髪型”はある程度限られるのではないかと思います。
こちらのジェルはどちらかというと、髪を固めつつも毛先の表情を楽しみたい方に使っていただきたいですね。たとえば、ベリーショートやショートヘアで、髪を立てつつも「毛先は少し曲げたい」、「ツンツンにはしたくない」という方におすすめです。
『中野製薬』の”モデニカ フリーズハードジェル”を使ってみた
メンズの美容シーンの盛り上がりに着目した『中野製薬』が、2015年の4月にリリースしたのがこちら“モデニカ”シリーズです。ワックス3種類とジェル3種類がリリースされており、同シリーズを扱う美容室も着実に増えています。そんな注目株から、当記事では“モデニカ フリーズハードジェル”をピックアップしました。
チェック1
パッケージはほかの製品とも落差なし
ジェルのなかでも、もっとも多く、扱いやすいタイプのパッケージです。本体のメインはやわらかすぎない素材でしたので、ジェルそのものを出し過ぎてしまったり、逆に「ジェルが出てこない」という悲劇が起こったりもしませんでした。
チェック2
ジェルにしては珍しい色みに興味津々
チューブ式のパッケージから取り出した様子がこちら。やや青みがかっているジェルははじめてでしたので、編集Fも驚きました。また、爽快感のある香りも特徴。手のひらに取り出した印象としては、“ロレッタ ハードゼリー”よりも、やや硬い印象を受けました。
チェック3
髪へのなじみやすさ、乾きやすさが抜群
手のひらで伸ばしたところ、驚くほどになじみやすかったというのが正直な感想です。「手のひらで溶けてしまって、大丈夫なのかな」と思いましたが、髪に塗布すると硬質なツヤが得られた点が印象的でした。また、髪に塗布した後の乾きの早さは、3製品中ピカイチ。ベリーショートの方や、「髪をしっかりと方向づけて、動かないようにしたい」という方にはおすすめです。
結論
「“男性らしい”強い光沢感は見事。使用量にはご注意を」
デメリットが見つからない、珍しいスタイリング剤でした。扱いやすさはもちろん、何より髪につけた後の硬質なツヤは、今の大人のニーズにマッチしています。しかし、その“乾きの早さ”は、髪の長さによってはデメリットになるかもしれません。
髪を“ツンツン”に立てるヘアスタイルを好む方やベリーショートの方にはぜひお試しいただきたいところですが、それでも使用量には注意が必要です。一度に手のひらに取り出してしまうと、後々髪を動かしにくくなるでしょう。そのセット力をメリットととるか、デメリットとして考えるかは、あなた自身の髪の長さや目指すヘアスタイルに応じて判断しましょう。おひとりで悩む前に、美容師に相談するのが◎。
『シュワルツコフ』の“オージス ゲラスティック”を使ってみた
スタイリング剤の形状や、印象的なパッケージで美容業界に一石を投じたのが、『シュワルツコフ』の“オージス”シリーズです。高いセット力と、髪の長さを問わず使える汎用性の高さから、撮影などの現場でも愛用されています。数あるラインアップのなかでも、今回は“オージス ゲラスティック”を皆さまにご紹介させていただきます。
チェック1
見た目はいいけど、取り出すのが難しい
フタが付いているタイプのパッケージではなく、スタイリング剤を本体から直接しぼり出すタイプのパッケージです。はじめにお伝えすると、同製品のデメリットがこのパッケージ。なぜそのようなことを言うのか、その理由を次の“チェック2”で解説いたします。
チェック2
パッケージの扱いにはご注意を
“オージス ゲラスティック”のパッケージは、“モデニカ フリーズハードジェル”よりも硬く、中身をしぼり出すために少し力を加える必要があります。勢い余って力を込めてしまうと、中身のジェルが必要量以上に飛び出してしまうのでご注意ください。こうした点が当製品唯一の弱点。つまり、これ以外には欠点がないジェルなのです。
チェック3
パッケージのデメリットを挽回する内容の良さ
扱いやすさはもちろん、“モデニカ フリーズハードジェル”と同等のツヤも特徴としてあげられるのが“オージス ゲラスティック”。乾きやすさは、“ロレッタ ハードゼリー”よりも早く、“モデニカ フリーズハードジェル”よりも遅いという印象。
ただし、セット後のキープ力は本製品がダントツでした。ジェルは髪の短い方のスタイリング剤という印象が強いのですが、当製品は話が別。長さのあるショートヘアスタイルでも、活用可能なジェルなのです。
結論
「セット力もキープ力も最高。扱いやすさは“慣れ”に比例しそう」
“オージス ゲラスティック”は、その扱いには少々時間がかかるかもしれません。ただし扱いに慣れてしまえば、ベリーショートからショートヘアまで、幅広いスタイリングに重宝するでしょう。
セット力もキープ力も、ジェルという種類のスタイリング剤のなかで最高値ですから、メンズの新定番であるバーバー風スタイルをはじめとする懐古的な髪型にぴったり。コームを使って毛流れをビシッと整える、男らしいヘアスタイルにおすすめです。
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