出典:PIXTA
ノロウイルスに感染した子どもの嘔吐物、二次感染を防ぐ処理法
ノロウイルスは非常に感染力が高く、それだけにしっかりとおう吐物を処理しなければ、圧倒間に二次感染が広がってしまいます。
そうならないためにも、ただしい手順でおう吐物の処理をしていかなければなりません。ではその正しい手順を詳しく見ていきましょう。
そうならないためにも、ただしい手順でおう吐物の処理をしていかなければなりません。ではその正しい手順を詳しく見ていきましょう。
保育園、幼稚園、小学校での感染拡大を徹底的に防ごう
保育園、幼稚園や小学校など集団生活の場では、冬になると急性胃腸炎が流行ります。そんな時期は特に、子どものおう吐物の片づけ方に注意が必要です。
ここでは、冬によく流行するノロウイルスによる吐物の処理方法をご紹介します。ノロウイルスは感染力がとても強力。
なかなか死滅しないので、拡大しやすいのです。石鹸やアルコールの消毒だけでは不十分。適切な処理をしないと家族内での感染にも……。
ここでは、冬によく流行するノロウイルスによる吐物の処理方法をご紹介します。ノロウイルスは感染力がとても強力。
なかなか死滅しないので、拡大しやすいのです。石鹸やアルコールの消毒だけでは不十分。適切な処理をしないと家族内での感染にも……。
コレが正しい、処理方法
マスク・手袋・エプロンで体を防御
おう吐物の片づけをする人は、マスク、手袋、エプロンを着用(できれば使い捨て)しましょう。おう吐物の中には数百万~数億個ほどのノロウイルスが存在しています。
元々このウイルスは感染力が非常に強く、10個程度でも感染してしまうほど。
それが数百万以上もあるのですから、感染のリスクが非常に高いことお分かりいただけるかと思います。
またこの時、時計や指輪などをしているのであればはずしておきましょう。そして、大きなビニール袋の口を広げておきます。おう吐物を片付ける準備をしておきます。
次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒
吐物で汚れた床は、ペーパータオルで大きく覆い、その上に0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液を注ぎ10分間放置します。実はノロウイルスは大多数のウイルスと違って、アルコールでは消毒できません。
そのため0.1%の濃度に薄めた次亜塩素酸ナトリウム溶液を使って消毒しなければならないのです。消毒が済んだら、吐物をペーパータオルごと、外側から中心に向かってかき集めるように回収し、ビニール袋にいれます。
その後は再度床を、0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液を染み込ませたペーパータオルでふき、最後に水拭きします。
おう吐物の処理が終わった後も、ノロウイルスは床やカーペットなどに残っている場合があります。
そうするとその場所が乾燥した後、空気にのって人の体に入り込んでしまうこともあるので、念入りに消毒をしておきましょう。
おう吐物の処理に使った道具はキッチリ処分する
当然ながらおう吐物の処理に使用したマスクや手袋、エプロンには、ノロウイルスが多量に付着しています。そのため使い捨てのものはビニール袋に包んで捨ててしまいましょう。
もしエプロンが使い捨てのもを用意できなかった場合、0.1%次亜塩素酸ナトリウムまたは85℃以上の熱湯で1分間以上煮沸消毒します。拭き取ったペーパータオルもビニール袋に密閉します。
自分の身に付着したノロウイルスは洗い流す
後片付け後は、丁寧に手を洗い、うがい、洗顔もしましょう。ノロウイルスはかなり小さく、かなり細かいところまで入り込んでしまいます。
そのため手を洗う際は石鹸をつけ、手のひら手の甲だけでなく、指の1本1本を付け根まで丁寧に洗っていきましょう。
爪の間などに入り込んでいることもあるので、そこも見逃さずに。もしノロウイルスが付着したままの手で食事などをしてしまっては大変なことになりますから、要注意です。鵜飼・洗顔もしっかり丁寧に行ってください。
消毒に使う0.1%次亜塩素酸ナトリウムの作り方
0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、市販の塩素系消毒剤(漂白剤)を希釈すれば出来上がりなのですが、今すぐ手に入らない場合は台所用漂白剤を薄めたものでも構いません。
市販されている台所用漂白剤は、5~6%の次亜塩素酸ナトリウムを含んだ製品ですので、まず2Lのペットボトルに50mlの次亜塩素酸ナトリウムを入れたら、
そこに水を半分加えてよく混ぜます(ペットボトルのキャップが1杯約5mlなので、10回分入れればOKです)。
そして最後にペットボトルにいっぱいになるように残りの水も加え、消毒液が完成です。ただし この溶液は時間が経ったり何かが混ざったりすると殺菌力が落ちますので、作り置きをせず、使うときに作るようにしましょう。
また、刺激が強いため、直接ヒフに触れないようにし、換気も十分に行うようにしましょう。
市販されている台所用漂白剤は、5~6%の次亜塩素酸ナトリウムを含んだ製品ですので、まず2Lのペットボトルに50mlの次亜塩素酸ナトリウムを入れたら、
そこに水を半分加えてよく混ぜます(ペットボトルのキャップが1杯約5mlなので、10回分入れればOKです)。
そして最後にペットボトルにいっぱいになるように残りの水も加え、消毒液が完成です。ただし この溶液は時間が経ったり何かが混ざったりすると殺菌力が落ちますので、作り置きをせず、使うときに作るようにしましょう。
また、刺激が強いため、直接ヒフに触れないようにし、換気も十分に行うようにしましょう。
ノロウイルスに感染した子のケアも大事
また二次感染とは少し違いますが、嘔吐してしまった子のケアもしっかりと行わなければなりません。特にノロウイルスの場合、嘔吐によって脱水症状に陥りがちです。しっかりと大人がケアをしてあげましょう。
ノロウイルスに陥ってしまうと脱水症状に陥ってしまいます。おう吐は何も胃の中の食べ物を吐いているだけではありません。体の機能を維持するために必要な体液まで吐いてしまっているのです。
おう吐は本来体の防御反応です。しかしウイルスに感染してしまっていると、そういった微妙な調節がうまくできず、最後の手段として体液と一緒に体外へと排出してしまうのです。
しかしそうなるとやはり体にとって必要な水分も失われてしまっているということです。ここで処置が遅れてしまうと、体調の回復が遅れてしまいますし、ひどい時には手足にしびれが出てしまうことも。
そのため、子どもがおう吐してしまった場合は、素早く水分を補給させなければなりません。確かに、子どもの胃腸は大人に比べて未熟なこともあるため、おう吐直後に水分を取らせるとまた吐いてしまうこともあります。
ですが、ウイルスを排出しきればおう吐は自然と治まりますので、吐くことを怖がらずに、まずは脱水症に陥らないことが最優先です。
(もし飲み物を全く受け付けそうにないという場合でも、30分から1時間ほど胃腸を休ませてから水分を取らせるようにしましょう)
この時飲ませる水は普通の水よりも経口補水液が望ましいですね。おう吐で失われるのは水分というよりも体液です。体液を失うということは、ナトリウムやカリウムも不足してしまうということになります。
その点、経口補水液には食塩とブドウ糖が溶け込んでいますので、こういったカリウム・ナトリウムも素早く摂取することができます。おう吐した時にはピッタリの飲料なのです。
またゼリー状の経口補水液もありますので、なかなか水を飲んでくれないという場合にはこちらを使うというのもアリです。事前にどちらも用意しておきましょう。
おう吐は体の防御反応
ノロウイルスに陥ってしまうと脱水症状に陥ってしまいます。おう吐は何も胃の中の食べ物を吐いているだけではありません。体の機能を維持するために必要な体液まで吐いてしまっているのです。
おう吐は本来体の防御反応です。しかしウイルスに感染してしまっていると、そういった微妙な調節がうまくできず、最後の手段として体液と一緒に体外へと排出してしまうのです。
しかしそうなるとやはり体にとって必要な水分も失われてしまっているということです。ここで処置が遅れてしまうと、体調の回復が遅れてしまいますし、ひどい時には手足にしびれが出てしまうことも。
そのため、子どもがおう吐してしまった場合は、素早く水分を補給させなければなりません。確かに、子どもの胃腸は大人に比べて未熟なこともあるため、おう吐直後に水分を取らせるとまた吐いてしまうこともあります。
ですが、ウイルスを排出しきればおう吐は自然と治まりますので、吐くことを怖がらずに、まずは脱水症に陥らないことが最優先です。
(もし飲み物を全く受け付けそうにないという場合でも、30分から1時間ほど胃腸を休ませてから水分を取らせるようにしましょう)
水分補給は経口補水液が望ましい
この時飲ませる水は普通の水よりも経口補水液が望ましいですね。おう吐で失われるのは水分というよりも体液です。体液を失うということは、ナトリウムやカリウムも不足してしまうということになります。
その点、経口補水液には食塩とブドウ糖が溶け込んでいますので、こういったカリウム・ナトリウムも素早く摂取することができます。おう吐した時にはピッタリの飲料なのです。
またゼリー状の経口補水液もありますので、なかなか水を飲んでくれないという場合にはこちらを使うというのもアリです。事前にどちらも用意しておきましょう。
他の子だけでなく自分への感染も心配する
先ほども少し説明しましたが、ノロウイルスは非常に感染力の高いウイルスです。
そのため、子どもが教室で吐いたときは、他の子への感染を防ぐのはもちろんなのですが、それ以上に自分へ感染しないように細心の注意を払います。
やはりもっとも感染のリスクが高くなるのは、おう吐物を処理している時です。
マスクや手袋、エプロンなどで防御できない部分にウイルスが付着している場合もあるので、できるならすぐさまシャワーなどで全身を洗い流すのが望ましいですね。
ちなみにノロウイルスの潜伏期間は24時間~48時間ほどです。この間に何の症状も出なければ、自分への二次感染は防げたと思っても大丈夫でしょう。
そのため、子どもが教室で吐いたときは、他の子への感染を防ぐのはもちろんなのですが、それ以上に自分へ感染しないように細心の注意を払います。
やはりもっとも感染のリスクが高くなるのは、おう吐物を処理している時です。
マスクや手袋、エプロンなどで防御できない部分にウイルスが付着している場合もあるので、できるならすぐさまシャワーなどで全身を洗い流すのが望ましいですね。
ちなみにノロウイルスの潜伏期間は24時間~48時間ほどです。この間に何の症状も出なければ、自分への二次感染は防げたと思っても大丈夫でしょう。
まとめ
家族内や、園内、学校内での感染拡大を防ぐためにも、大人が適切な方法を身につけて、
ノロウイルスから子どもたちを守ってあげましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
ノロウイルスから子どもたちを守ってあげましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
- この記事は、医療・健康に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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