睡眠時のマスクは良いことばかりじゃない!?
少し前から風邪をひいているわけでも花粉症に悩まされているわけでもないのに、普段からマスクをつけている人を多く見かけるようになりました。このマスクを「伊達マスク」と言うんだそうです。
顔が小さく見えたりスッピンでも安心して外出できるという理由で伊達マスクをする人が増えましたが、就寝時のマスクは体に良いと噂されたことから寝るときまでマスクをする人が急増しています。しかし、この寝るときのマスクは確かにメリットもありますが、あまり嬉しくないデメリットもあるというのです。
マスクをつけて寝ることの4つのメリット
■1.風邪の予防に効果的
冬に流行する風邪のウィルスは寒くて乾燥した環境を好むため、マスクをしたまま寝ると風邪の予防に効果的だと言われています。ただし、夏風邪のウィルスは高温多湿の環境を好むため、冬と同じように夏にマスクをしたまま寝てしまうと風邪をひく可能性が高くなります。
特に夏風邪は喉と腸に入り込んで風邪を引き起こすため、風邪の予防をしているつもりでマスクをしていたのに、気づいたら喉やお腹が痛くなっていたなんてこともあるので十分に注意してください。
■2.喉や唇の保湿ができる
自分の息がマスクの中にこもって湿度が高くなるので、加湿器よりもお手軽に喉や唇に潤いを与える方法として就寝時にマスクをしている人もいます。また、呼気には湿気も含まれているため喉の乾燥を防ぎ、イガイガとした不快な痛みを防ぐ効果も期待できます。
ただし、市販されている少し高めのマスクは通気性に優れており、呼吸がしやすく熱もこもらないようにできているため唇や喉の加湿には向いていないそうです。もし就寝時につけるのであれば昔ながらの綿でできたガーゼのマスクをつけると効果的だそうです。
■3.体が冷えるのを防ぐ
「冷えは万病の元」という言葉を聞いたことがありませんか?体は冷えると血流が悪くなり免疫力が下がったり、筋肉が硬くなって肩や首が凝ってしまいます。
冬が近づくと外気も冷えてきます、そんな冷たい空気を寝ている最中ずっと吸っていると体の中から冷えてしまい寝付きも悪くなってしまいます。そこでマスクをしながら眠ることで温かい呼気を取り入れることができるので体を保温することができます。
■4.イビキを防止する
ひとりで寝るのであれば問題ないのですが、誰かと一緒に眠るようになると気になり始めるのがイビキです。隣で寝ている人のイビキがうるさすぎて眠れない、もしくは自分のイビキに気づかずに隣で寝ている人を睡眠不足にしている可能性もあるのです。
自分が寝れないのに隣で高イビキをかきながらすやすやと気持ちよさそうに寝ているのを見ているとイライラしてしまいますよね。この周囲に迷惑を撒き散らすイビキを防止するのにもマスクは効果的だと言います。
イビキをする人の多くは口呼吸をしているそうです。口で呼吸をすると喉が乾燥して炎症を起こし、気道が狭くなることでイビキをかいてしまうのだとか。そこで、就寝時にマスクを付けることで喉の乾燥を防ぎイビキを防止する効果が期待できるそうです。さらに鼻の通りも良くなるため、口呼吸から鼻呼吸にスムーズに矯正できると言われています。
ただし、肥満が原因のイビキや就寝時無呼吸症候には効果が薄くなるので、その場合はダイエットをして喉周りの脂肪を落とすように心がけたほうが良いでしょう。
マスクをつけて寝ることの3つのデメリット
■1.肌に負担がかかる
マスクをつけて寝ている人は、喉や唇の保湿ばかりに目が行ってしまい肌のことを忘れてしまいがちです。肌は少しの刺激でもニキビや吹き出物ができてしまうほど敏感にできています。特に女性の肌は少しの刺激で荒れてしまうもの。
マスクをして寝るということは寝ている最中ずっと肌にマスクが触れているということでもあるのです。マスクをして寝るくらいなら肌にかかる負担も少ないと考えてしまいがちですが、それが毎日続けばそうはいきません。
さらに寝返りを打ったりするとマスクがずれてしまい強い負担が肌にかかることになります。喉や唇の保湿も大事ですが、肌荒れを防ぎたければ肌に負担をかけるのはオススメしません。
■2.睡眠の質が低下する
寝ているときに顔に何かがついたら邪魔くさいと感じませんか?マスクをつけて寝るということはまさに大きな異物を顔に乗せて寝ているということです。
慣れればぐっすり眠ることもできるようになると思いますが、慣れるまでは息苦しさを感じたり、耳のゴムが痛くて途中で目が冷めてしまうことだってあります。睡眠不足が続けば疲れがとれなくなり免疫力が下がって病気を引き起こす恐れもあります。
さらに睡眠不足は精神的な負担も大きくなって普段の生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。
■3.ニキビや肌荒れを起こす可能性も
肌に刺激がかかると負担になって肌荒れを起こす可能性があると説明しましたが、さらにマスクをつけて寝ると口の周りが高温多湿の状態になります。確かに湿気によって唇や喉は潤されますが、高温多湿を好むカビや菌が繁殖して肌荒れを引き起こす事があります。
マスクをすることで口周りが蒸れたり、毛穴が開き汗をかいてしまいます。汗をかくのは問題ないのですが、その後でなにもしないまま乾燥させてしまうと熱を好む顔カビが繁殖してしまい皮膚炎やニキビ、肌荒れなど肌質が悪くなってしまうのです。
マスクをつけながら寝るのにオススメな夜用マスク3選
マスクをつけながら寝る人が増えているためでしょう、最近では就寝用のマスクも販売されています。そこで、寝る時にオススメなマスクをご紹介します!
■1.のどぬ~るぬれマスク
小林製薬でだしている「のどぬーるスプレー」のマスク版。マスクの内側に加湿器に似た効果をもたらしてくれるフィルターを入れることで喉を保湿することができます。効果時間は約10時間と、まさに寝るときにつけるためのマスクです。口呼吸をして寝ている最中に口の中が渇いてしまうという人にもオススメな一品です。
■2.る~ずフィットマスク
眠る時にマスクをつけると、まず気になるのが耳の部分です。寝ている最中にずれないようにと考えて、丈夫な太い紐のマスクを付けると耳が痛くなって結局眠れなくなってしまうもの。そこでこちらの商品、耳にかける紐がとても細く、それでいて丈夫なため耳が痛くなりづらく、朝起きて顔に型が残るということもありません。
■3.プリーツガードplus
毎日マスクをつけて寝るとなると、3枚入りで500円くらいするマスクを買っていたら出費がとんでもないことになってしまいます。洗って使っていたとしても効果がどんどん薄くなってしまい不安にもなってしまうはず。そこで、50枚以上入っていて500円前後で買えるお財布に優しいマスクを選ぶのも手です。
こちらのマスクであれば、60枚入りなので寝るときだけじゃなく風邪や花粉症の時期にも使えるので買い置き用にもぴったりです。紐も耳の後ろが痛くなりづらく、アゴまでしっかり覆ってくれるので寝ている最中にズレる心配も少ないのも嬉しい点です。
普通のマスクだとデメリットの方が多いようです
こうしてみると、マスクをつけて寝ることで得られるメリットは喉や唇周りの保湿くらいです。イビキの防止にもなりますが、それならイビキ防止専用のマスクもありますし、他にも対策は多くあります。また、イビキは肥満が原因で起こるのが主なので無理をしてマスクをして寝る必要はありません。
これに比べるとマスクをつけたまま寝るのはデメリットのほうが多く、しかも睡眠不足や肌の炎症など後々面倒なことになってしまいます。
喉・唇の保湿や風邪の予防がしたいのであれば、思い切って加湿器を買った方が効果は高いでしょう。冬場に流行するインフルエンザを防止するのにも役立ちます。
もしどうしてもマスクをつけて寝たいというのであれば、肌に掛かる負担も抑え、睡眠の邪魔にならないように作られている就寝専用のマスクがオススメです。
また、マスクの使い回しはしないようにしてください。一度使うとマスクには菌がついてしまいます。それを繰り返して使うことで体内に菌を取り入れることになってしまいます。