黒烏龍茶vs麦茶。ダイエット効果があるお茶はこっち!烏龍茶麦茶を徹底比較・検証!

ノドが渇く季節の到来ですねー。自宅でも外出先でも仕事中でも移動中でも、水分を飲む量がいつにも増して増えますよね。

 

当ブログでも、以前に「1日に必要な水分は、その人の【体重(kg)×約30ml】とご紹介しました。
体重50kgの方なら1日1.5L、60kgの方なら1日1.8Lの水分補給が必要。

 

 

 

そして夏といえば、甘~くてカラフルな夏が旬のフルーツやスイーツもたくさん。
街を歩けば、あちらこちらのカフェやレストランで、夏限定のフラペチーノやパフェ、カキ氷などなどが店頭看板を飾り、私たちに「おいでおいで~♪」してますよね(笑)
食べたら、体が冷えたら、あたためましょうね!

 

 

それはそうと、夏、
そしてダイエット中の「水分補給」問題。

 

 

ダイエット的にも美容的にも「水」はノンカロリーでノン添加物で最適!ってことは分かってても、
味も色もそっけもない「水」。ダイエット的にも美容的にも「水」がイイと分かってても、
おうちでも「水」、仕事中も「水」、外出先でも「水」。毎日毎日いつでもどこでも「水」づくしでは、さすがに飽きませんか? ちょっと飽きますよね(笑)

 

 

だけど、お砂糖のたっぷり入ったジュースはNG。
でもただの「水」じゃなくて、なにかしら「風味」を感じられるものが飲みたいですよね。

 

 

 

 

私が子供だった頃、学校やプール、遊びから汗だくで家に帰ってきて、
冷蔵庫をあけると、必ずストッカーに入っていたのが母が作り置きしてくれた水出し麦茶。
田舎のおじいちゃんおばあちゃんのおうちに遊びに行くと出してくれたのも、麦茶。

 

 

「夏の飲み物といえば、麦茶でしょう!」と思ってたんですが、どうもそういうわけじゃないようですね。

 

 

 

 

 

また、別のご家庭では、来客はもちろん普段の食事中にも飲むお茶として年中ストックしているのはジャスミン茶だったり。各ご家庭ごとに定番茶って異なるんですね。

 

 

それはそうと、ことダイエットに関しては、「緑茶がイイ!」「烏龍茶がおすすめ!」「いえいえ、日本の夏の定番茶・麦茶が実は効果的!」などなど諸説とびかっております。
最近だと、トクホ系なんかも多く発売されるようになりましたし。

 

 

そこで今日は、夏到来ということで、
麦茶と烏龍茶に焦点を絞り、比較してみました。

 

 

◆ダイエット中の夏に飲むならどっち?
「烏龍茶」vs「麦茶」!!

 

 

 

 

 

◇烏龍茶とは?その効果・効能

 

 

 

そんな烏龍茶の効果・効能は、

 

・脂肪分解、脂肪の吸収を抑えるのに効果的
烏龍茶だけに含まれる「ウーロン茶ポリフェノール」という成分がすい臓から排出されるリパーゼの働きを阻害することで
脂肪の吸収を抑える。

 

・活性酸素除去。美肌にも効果的。
「ウーロン茶ポリフェノール」が活性酸素の害を抑制する酵素「SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)」を活性化させ、細胞のサビつきをもたらす活性酸素を除去。

 

・利尿作用
烏龍茶にはカフェインが含まれているので、この働きにより利尿作用を促進。

 

・リラクゼーション効果
烏龍茶に含まれる「テアニン」が、興奮を鎮めて緊張を和らげ、心身をリラックスさせる。
また、テアニンは、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させるため、血圧降下作用や脳神経細胞保護作用、さらに記憶力や集中力を高めるのにも効果的。

 

 

 

さらには、中国茶をふくめ世界中のお茶を研究し、「中国茶の本」「世界お茶の基本」など著書も多数出版している、中国・杭州の「中国国際茶文化研究会」栄誉会員でもある平田公一さんいわく、

 

「中でもお薦めは凍頂烏龍茶。台湾の薫り高いお茶として有名ですが、昨今では、花粉症に効くという話しも出てより有名になりました。
もちろん、この抗アレルギー効果は、メチル化カテキンという一部の緑茶に多く含まれる成分が作用するので、凍頂烏龍茶が一番効くというわけではありません。
しかし、大陸の青茶(烏龍茶)である武夷岩茶、安渓鉄観音や鳳凰単[木叢]などにも、もしかしたらアレルギー抑制効果を持つメチル化カテキンが含まれているかもしれませんが、凍頂烏龍茶の発酵のほうが緩やかなので、それらの青茶に比べより効果が高いのではないかと考えられています」とのこと。

 

 

※こちらは、楽天ランキング1位の凍頂烏龍茶です

 

 

また、最近だと、「黒烏龍茶」なるものも広く販売されてますよね。
黒烏龍茶KUROを発売してるサントリーのHPによると、
黒烏龍茶とは、脂肪の吸収を強力に抑制する「烏龍茶重合ポリフェノール」を烏龍茶から抽出、
この「烏龍茶重合ポリフェノール」が、小腸で「リパーゼ」のはたらきを阻害し、脂肪の吸収が抑えられて余分な脂肪を体外に排出するのだそう。

 

 

 

◇麦茶とは?その効果・効能

 

 

 

 

そんな麦茶の効果・効能は、

 

・ノンカフェインなので誰でも飲める。
胃に優しくさらに、胃の粘膜を守ってくれるので、胃潰瘍などを予防することが出来る。
また、体内にある水分の過剰な排出を抑える。
さらに、カフェイン飲料を飲むことが出来ない妊婦さんや赤ちゃん等も、ノンカフェインなので安心して飲むことが出来る。

 

 

・ミネラルが豊富
汗とともに体外へ失われがちなミネラル(カリウム、ナトリウム、マグネシウム等)を、麦茶を飲むことで補える。

 

 

・抗酸化作用
麦茶に含まれる「Pクマル酸」などが活性酸素の活動を撃退。
同様に、このPクマル酸は、活性化酸素の一つで発がん性物質とも言われる「ペルオキシナイトライト」に対して大きな消去活性があるとも言われている。

 

 

・血行促進に効果的
大麦をローストする際につくられる「ピラジン」が血行を促進。血流を促進し、血液サラサラ効果も。

 

 

 

というのが、烏龍茶と麦茶の効果効能です。

この2つを比べてみて、注目したいのは、
何はなくとも、「烏龍茶には、脂肪分解・脂肪抑制効果がある」という点ですよね。

 

そうなんです。麦茶には、残念ながらダイエットに欠かせない脂肪分解成分が入っていないんです。
さらに言えば、麦茶の原料である大麦には体を冷やして体温を下げる働きがあるため、過剰に摂取すると冷えの原因になりかねません。
まあ、逆を言えば、体が火照って体温が上昇しやすい夏だからこそ、体を覚ます麦茶が最適!ともいえますが・・・。

 

 

烏龍茶vs麦茶 でいえば、
ダイエット的には圧倒的に「烏龍茶」に軍配ですね。

 

 

といっても
烏龍茶を飲む際の注意点があります!

 

 

というわけで、
烏龍茶でダイエットするときのポイント

 

 

・烏龍茶を飲むなら食事中が最適
脂肪分解を促してくれる烏龍茶ゆえに、特に焼肉や揚げ物、炒め物など脂質の多い食事を摂ってる際に一緒に飲むのがおすすめです。
ちなみに補足しますと、烏龍茶は、すでに体内に溜め込み蓄積している脂肪までをも分解してくれるわけではありません。

 

 

・空腹時には飲まない
烏龍茶には、タンニンやカフェインが豊富に含まれているので、一度に大量に飲むと胃腸の負担に。
大量摂取すると下痢をしたり、さらに下痢がひどくなると脱水症状を引き起こす可能性も。
また、胃酸の働きを活発化させることが継続すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを発症させてしまうことも考えられます。
飲むなら食事中が最適です。

 

 

・黒烏龍茶も食事中の摂取がベター。飲む量は1日2回まで。1回の量は350mlが適量
「中性脂肪に働きかけて脂肪分解やメタボ改善にも良さそうだから」と、黒烏龍茶を必携し、つねに飲んでる方を時々見かけますが、残念ながらNGです。
上記の「空腹時には飲まない」の理由に同じく。体に大打撃です。
また、黒烏龍茶のペットボトルを買った場合、350mlサイズでもいいお値段なのでお財布にも大打撃ですね・・・

 

 

 

ちなみに、これは私見ですが、
市販のペットボトルのお茶を買って飲むのはおすすめじゃないです。

といっても、「いやいや、実は市販のペットボトルの飲料には・・・」みたいな話ではないです。
もっと単純で、理由は二つ。

 

◆不経済だから

ペットボトルタイプなら、全国のコンビニ、スーパー、ネットなどどこでも買えて、1本数百円で手に入るので確かに買いやすく、
また、350mlや500mlタイプなら持ち歩きやすいので便利ですよね。

ですが、チリも積もればなんとやら、1本100円~200円のペットボトルを1日1本2本3本と買っていたらどうですか?
1ヶ月で数千円、1年で数万円を使ってることに!
このペットボトル買いをやめることで、他のことにお金をまわせますよね。

 

 

◆ペットボトルを「正しく廃棄」するには手間がかかるから

ペットボトルはどこの自治体でも大概リサイクルのため分別回収されますが、「正しく廃棄」しようとしたら何が必要でしょう?
中身を洗い、ラベルをはがして、キャップを外してキャップは別廃棄して、さらには潰してぺったんこにし、回収日まで保管、という流れではないでしょうか。
結構手間がかかる上、さらには、ゴミ置き場があって常にゴミを出せるマンションにおすまいでない限り、あなたのおうちのどこかに空のペットボトルを保管しておかなきゃいけないことに。
この空ペットボトルの山、つぶしたところでかなり場取りますよね。邪魔じゃないですか(涙)?

 

 

そんなわけで、烏龍茶しかり麦茶しかり、飲むのであればペットボトルで買うのではなく、
パックや茶葉になっているものを利用するのがおすすめです。

 

 

水出しや煮出しタイプであれば、おうちのストックとしてもいいですし、
多めにつくっておいて外出時にサーモマグや水筒に入れ替えて持ち歩いてもいいですよね。
モノによっては、数百円で数十パック入っているタイプもあります。それを考えるとお財布にも優しいのも嬉しいところです。

 

 

脂肪分解を促進し、活性酸素除去にも効果的な烏龍茶。
ノンカフェインで誰でも気軽に飲めて、血行を促してくれる麦茶。

あなたに合ったお茶を賢く使い分けつつ、楽しみましょう!

 

 

☆ダイエットや美容にも最適な烏龍茶をお求めのあなた、こちらオススメですよ。
↓ ↓ ↓