『敏感肌にも使える除毛クリームはあるの?』『敏感肌は除毛クリームの使用は避けた方がいいの?』と考える方は多いかと思います。
敏感肌は肌の潤い不足でバリア機能が弱い肌質傾向にあるため、除毛クリームの成分が刺激となり、かゆみや赤みなどの肌トラブルに繋がることがあります。
その中で、敏感肌でも使えるような低刺激の除毛クリームもあります。
ここでは、敏感肌の刺激となる除毛クリームの成分、敏感肌向けの除毛クリームと刺激を抑えた使い方、除毛クリームが使用できない場合のムダ毛処理法までをご紹介します。
1. 敏感肌の刺激となる除毛クリームの成分
敏感肌は乾燥が主な原因で、肌のバリア機能が低いことから、除毛クリームに含まれる成分でかゆみやヒリヒリが起こりやすいタイプとなっています。その中で、敏感肌の刺激となりうる成分は以下のものです。
【敏感肌の刺激となりうる除毛クリームの成分】
| 成分 | 配合目的 |
|---|---|
| 除毛成分(チオグリコール酸カルシウム) | 除毛 |
| 防腐剤(パラベン・フェノキシエタノール) | 消費期限の長期化 |
| メントール | 肌の引き締め |
| 尿素 | 保湿 |
| 香料 | ニオイの緩和 |
※上記成分で必ず肌トラブルが起こるわけではありません
上記のうち、『除毛成分』と『防腐剤』はどの除毛クリームにも含まれており、さらに『尿素』や『香料』が配合されることも多いため、全ての成分は避けることは難しくなっています。
その中で、少しでも低刺激の除毛クリームを使用したい方は、防腐剤が『パラベン』『フェノキシエタノール』以外になっているかを目安にするのが適切と言えます。
2. 敏感肌向けのおススメの除毛クリーム
敏感肌は乾燥が主な原因でもあるので、除毛クリームでは刺激となりうる成分を避けながら、高い保湿性があることが理想です。
保湿成分は、セラミドやヒアルロン酸といった、もともと体にも含まれていて潤いに欠かせないもの、または天然由来のものが敏感肌に適しています。
これらの条件を満たしたものが、『プリュムインバスリムーバー』『エピラット除毛クリームキット』『エピサラ』となっています。
プリュムインバスリムーバー
価格:1,620円(80g)
除毛クリームは5~10分の時間を要することが多いですが、こちらは約1分で除毛ができるため、肌負担も大きく抑えられます。
保水力に優れている『ヒアルロン酸』と、赤ちゃん用のローションとしても使われる『桃葉エキス』の配合で保湿性も高いです。
| 使用可能な範囲 | 顔、粘膜(IOライン)以外のほぼ全身 |
| 購入方法 | アマゾン、楽天、公式サイトから購入できます。 |
エピサラ
価格:2,980円(100g)
10種類の植物エキスを豊富に含んでいるため、保湿性が高くなっています。また、植物エキスは天然抽出なので肌に優しい処方と言えます。
| 使用可能な範囲 | 脇、ビキニライン、粘膜(IOライン)、顔以外 |
| 購入方法 | アマゾン、楽天、公式サイトから購入できます。 |
エピラット除毛クリームキット(敏感肌用)
価格:792円(150g)
保湿作用の高いセラミド、カモミールや海藻エキスが配合されています。
アレルギーパッチテスト済みで、敏感肌にも配慮された処方となっています。
| 使用可能な範囲 | 腕、足、脇の下の3箇所 |
| 購入方法 | アマゾン、楽天、ドラッグストアなどで購入できます。 |
3. 肌ダメージの軽減に役立つ除毛クリームの使い方と注意点
除毛クリームをシャワーで洗い流すとき、温度を40°以下などなるべく抑えるようにすると、乾燥を抑えることに繋がり、肌ダメージを軽減できます。
40°以上などの熱めのシャワーをすると、タオルで拭いたあとも汗が出やすくなり、全身の熱を奪いながら水分が蒸発するため、シャワー前よりも肌が乾燥します。
乾燥が進行すると、バリア機能がさらに低下して除毛クリームによる肌トラブルのリスクが上がるので、なるべく40°以下のシャワーで洗い流すようにして下さい。
・持続効果と使用頻度
除毛クリームの持続効果は、およそ1~3日となっています。継続して除毛する場合は、肌ダメージを考慮して3日以上の間隔を空けて使用されて下さい。
・パッチテストは毎回行う
パッチテストは肌に異常が出ないかを確かめるものです。除毛する部分に少し塗って、10分ほどの放置で肌トラブルが出なければそのまま使用できます。
初回のパッチテストで問題なくても、当日の体調によって肌に異常が出ることもあるので、どんな肌質でも毎回必ず行う必要があります。
・除毛クリームの使用を控えた方がよい時
体調不良時、生理中、産前産後は、免疫力が低下し肌がより敏感となるので、除毛クリームの使用は控えて下さい。
・除毛クリームが使用できる年齢
使用年齢に明確な基準はありませんが、お子さんが使用する場合は、必ず保護者の管理のもとでパッチテストを行い、安全を確認した上で除毛を行ってください。
・肌トラブルが起きた時の対処法
除毛クリームを使用してかゆみや赤みが起きた場合、冷水シャワーやアイスパックなどで適度に冷やすと、症状を鎮静することができます。
使用を止めても症状が続く場合は、皮膚科での受診をお勧めします。
4. 敏感肌に適したケアで除毛クリームの肌刺激を抑える
敏感肌が除毛クリームを使用していく上で、肌刺激を抑えるために最も有効なのが『保湿』『UV』のケアを継続的に行うことです。
十分に保湿された肌は、バリア機能が正常に働くように促されているので、肌トラブルのリスクが減ります。しかし、普段から保湿ケアを行っていても配合成分で効果は変わるので、敏感肌に適した保湿剤であることが重要です。
UVケアは特に敏感肌には欠かせないもので、紫外線による肌の乾燥予防の役割があります。日焼け止めだけではなく、服の色でも紫外線の吸収力が違うので、気づかない間に乾燥した状態で除毛クリームを使用してしまう可能性があります。
・敏感肌の保湿剤に適しているクリーム
敏感肌には『セラミド』『ヒアルロン酸』など、人体にもともと存在する成分が配合された保湿クリームがお勧めです。
クリームは、肌に油分を与え水分を閉じ込める役割があり、なじみが良く、保湿成分も浸透しやすくなっています。
また、防腐剤や着色料、香料といった添加物がなるべく配合されていない保湿クリームを選ぶことも大切です。
保湿クリームは1日2回、朝と夜の使用が効果的で、除毛クリームの使用直後にも塗ることで肌ダメージの軽減に役立ちます。
敏感肌の場合、乾燥やカミソリ負けなど、肌の状態で保湿クリームの選び方も変わるので、以下ページを参考にされて下さい。
・UVケアは日焼け止めと服選びが大切
除毛クリームを使用した日に紫外線に浴びると、普段よりも肌ダメージが強く受けてしまいます。必ず日焼け止めは塗り、紫外線を透過させる白い服なども避けることが大切です。
敏感肌は、日焼け止めに含まれる『紫外線吸収剤』が原因で肌トラブルが起きることもあるので、『ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)』の製品を選ぶようにしましょう。また、UVカットの指数が『SPF30/PA++』程度のものが肌負担が少ないです。
洋服は『黒』や『濃い色』の方が紫外線を吸収するので、外出時の服の色にも気を配ることで肌刺激を抑えることに役立ちます。
5. 除毛クリームが使用できない箇所のムダ毛処理
IOラインや鼻といった粘膜は、肌を守る役割の角質層がないため除毛クリームは使用できません。それらの箇所は、最も肌刺激が少ない『電気シェーバー』がお勧めで、刃が肌に触れることなく剃れて、安全性が高く、水で濡らす手間もありません。
ただし、電気シェーバーは肌に刃が触れない分、ムダ毛が若干残ることもあるので、しっかり処理をしたい方は『ワックス脱毛』を検討するのも良いです。
ワックス脱毛は、とろみのある液体(多くは自然由来の成分)を塗り、密着シートを貼って毛の根元から一気に剥がす処理方法です。シートを剥がす時に痛みは伴いますが、その多くは耐えられる程度で、毛抜きや鼻毛カッターよりも早く確実に処理できます。
ワックス脱毛は顔(鼻毛を含む)にも使用できるものがあり、市販品または専門エステで行うことができます。
このほか、減毛効果(ムダ毛が生える速度を遅くさせる)のある『光脱毛』という方法もあり、肌負担が少なく、粘膜以外の部位をほぼ無痛で処理できます。
光脱毛は家庭用脱毛器、サロンで行うことができますが、テスト照射ができて料金も安いサロンがお勧めです。テスト照射では、肌に異常が出ないかを無料で確かめることができます。
6. まとめ
敏感肌の多くは、潤い不足で肌のバリア機能が低下しているため、除毛クリーム選びでは、特定成分をなるべく避けながらも保湿性も高いものが適切と言えます。
除毛クリームを使用していく上では、シャワーで洗い流す温度は40°以下にし、保湿やUVケアも行っていくことで肌刺激を抑えることができます。
もし、除毛クリームが使用できない箇所や、肌トラブルが起きてしまう場合は、肌刺激が少ない電気シェーバー、ワックス脱毛、光脱毛といった方法の検討もされて下さい。
この記事で敏感肌でも安心してムダ毛処理ができる方法の提案に繋がれば幸いです。