自宅で、自力でできることとは?
わきがの「治療」と言うとやや語弊がありますが、臭いを改善するために効果があると言われている方法についてご紹介します。
わきがを根本的に治療しようと思うと手術するしかありませんが、手術は大変だし、それなりに決心が必要ですよね。
そこで、手術せずにできる範囲、つまり自宅にいてもできるわきが治療法をまとめてみたいと思います。
~ 目次 ~
動物性の食べ物を減らす
動物性タンパク質や脂肪を多く含む肉類や乳製品は、わきがの臭いを強くします。
なぜかと言いますと、動物性タンパク質や脂肪が多い食生活は、アポクリン腺の分泌活動を活発化させるのではないかと言われているからです。
ここで間違えてはいけないのは、動物性の食品を多く摂ると、わきがでなかった人がわきがになったり、アポクリン腺の数が増えるわけではないということです。
わきがの臭いの原因となるアポクリン腺の数は遺伝で決まっていますので、その数は動物性の食品を多く食べたからと言って変わるわけではありません。あくまで、動物性の食品がアポクリン腺を刺激する、という意味です。
私も肉やチーズは大好きなので、これを減らすのが大変というのは分かります。できる範囲で少なくする努力をしてみましょう。
アルカリ性の食べ物で中和する
動物性の食べ物を控えるように言われても、特に男性はキツいと感じる人が多いでしょうね。そこで次善の策として、アルカリ性食品を多く摂ることで、血液を中和する方法もあります。
アルカリ性食品を大まかに言うと、野菜、果物、海藻類、きのこ類などが該当しますが、効果的であると言われているのがメカブ、梅干し、パセリ、レモンなどです。これらの中でも簡単に摂れて効果が期待できるのが梅干しです。塩分が多いのでたくさんは無理ですが、1日の食事に1度くらい添えてはいかがでしょうか。
食品が酸性なのかアルカリ性なのかという点は、その食品にどんなミネラル(塩素、リン、硫黄、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)が含まれているかという点で判断します。ナトリウムやカリウム、カルシウムが多く含まれていればアルカリ性食品に分類されます。
こうした食品を多く摂ることで体内のphのバランスが取れ、結果的にわきがの改善に良い影響があるのではないかと言われています。
なお、辛いものがわきがを悪化させるという話は、あまり根拠がないようです。
お酢の入ったドリンクを飲む
お酢の主成分であるクエン酸によってエネルギーが作られる時は乳酸が生じないため、お酢を積極的に摂ることでわきがの臭いが抑えられる効果が期待できます。
お酢が入ったドリンクはスーパーでも手軽に手に入りますので、ご自分の好みに合う商品を探してみてください。健康に良いとされる通常の量で十分です。
お酢を風呂に入れる
お酢の持つ殺菌力を最大限、活用するためには、お酢そのものを皮膚に塗るなどの方法で触れさせることが良いです。その手段として、入浴の際にコップ1杯程度のお酢を浴槽に入れるのです。
お酢を風呂に入れて浸かるなんて抵抗があるかもしれませんが・・・実際にやってみると、意外と気にならないものですよ。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は体の代謝を活発にし、体内の老廃物を排出する効果を期待できます。
これらは比較的、軽めの強度で効果を発揮するため、雨が降ったりして外出が難しい場合、自宅で踏み台昇降運動をするなどしてもいいわけですから、その気があればできる方法だと思います。
私は軽めのジョギングを続けていますが、糖質制限と組み合わせることによって、体脂肪率がてきめんに落ちるのを経験しています。ダイエットにもなって一石二鳥ですので、ぜひこの機会に第一歩を踏み出してはいかがですか?
43度程度ある熱めのお湯を浴槽に1/ 3ほど張り、両腕のひじから先と、両足の膝から下を10分~15分ほど浸すという方法です。
つまり、浴槽の中でこういう姿勢をとってください、ということです(ちょうどいい画像がなくてすみません)。
手足の汗腺は脳から遠く、その機能が落ちやすいので、積極的に使って鍛えることが有効というわけです。
これを2、3週間続けることで、休眠状態にあった汗腺が活動を活性化させ、機能を回復させることができると言われています。
実際にやってみると、我が家は浴槽が小さいため、上のような態勢を取るのは無理でした。実際は、下の図に近い態勢(膝は折ります)でないと難しいご家庭の方が多いでしょうね。お湯も、浴槽の半分程度まで張る必要があります。
または、両手と両足同時ではなく、片方ずつでも良いのではないかと思います。要は汗腺を活性化させればいいので、両方を同時にというのは必要条件ではないだろうと考えます。工夫してトライしてみてください。
合わせて半身浴を行うと、より効果的ということです。論より証拠、実際にやってみるとすっきりしますよ。ぜひ試してみてください。
わきが対策用でなくてもいいですが、体臭を抑えること全般を目的とした石鹸やボディソープを使えば、ある程度の効果は期待できるでしょう。
臭いを気にする人を対象に開発された商品なので、少々価格も高くなりますが、消臭効果が期待できる成分(代表的なのは柿渋エキス(柿タンニン)など)が多く配合されています。
わきが対策クリームとして豊富な販売実績を持つクリアネオの会社が作ったクリアネオパールなどがおすすめです。女性向けの販売ページになっていますが、男性でももちろん買えます。
誤解しないで頂きたいのですが、脇毛を剃っただけでわきがが解消するわけではありません。
というのも、脱毛をすればわきがが治療できると思っている人がいるようなので、あえてはっきりと書きました。
脇毛を剃ることがなぜわきが対策になるかと言いますと、毛があることで、細菌が繁殖しやすくなるからです。
わきがの臭いは、アポクリン腺や皮脂腺から出るタンパク質や皮脂などが細菌によって分解されることで生じるのですから、細菌の数を減らすことが対策になるということは分かりますよね。
わきが対策専用のクリームは、その細菌を殺菌するための成分を配合して作られていることからも分かります。
そのため、単に脇毛を剃るということは、わきが対策の1つの手段として意味がある、ということです。
ミョウバンとは、簡単に言えば塩の一種です。主婦の方はご存知かもしれませんが、重曹のように使い道がたくさんある優れたアイテムですね。
ミョウバンは消臭効果がありますので、これを水で薄めたスプレーをデオドラント剤がわりに使うというわけです。
ミョウバンはスーパーや薬局などで売っていますので、これを買ってきて30倍程度に薄め、スプレーボトルに入れて臭いが気になるところに吹きかけるというわけです。
ただし、体質によっては何らかのアレルギー反応が出ることがあるようですので、まずは少量で試し、問題がないようなら本格的に使用してみてください。濃度も効き目に合わせて20倍~50倍程度で試してください。
万一、体に合わなかったりしても、日常生活での用途はたくさんありますので損はしませんよ。
エアコンを使用していつも快適な環境の中で生活していると、汗腺の多くが休眠状態に入り、その機能が低下します。
汗はそもそも血液で出来ており、血液にはミネラルや、アンモニアなどの代謝によってできた老廃物が含まれているのですが、汗腺はミネラルや老廃物の多くを血管に戻した上で(再吸収)、残りを汗として体外に排出しています。
ところが、汗腺が十分に機能していないとこの再吸収がうまくいかず、ネバネバして臭いのある汗が出るようになってしまうのです。
使っていない機能が退化するのは汗腺に限りません。単純に、汗腺を活動させるために、快適な環境でないところに身をおくことが1つの治療法になるということです。
体質が改善するまでの対策法
わきがは簡単に治療・改善できませんので、とりあえずの対処法が必要ですよね。
そのために、次の2つの方法をご紹介しておきます。
これを出かける前に吹きかけておくと、長ければ夕方まで効果を発揮します。この商品はあくまで洋服にスプレーするもので、体に直接、吹きかけることのないように注意してください。
わきがの臭いに悩んでいる方なら、市販されている制汗剤を使ったことはあるのではないかと思います。
ただ、市販品は万人向けの商品であることから強い効果を期待できる成分を配合しにくいですし、そうした成分を入れると価格が高くなることから、スーパーや薬局で簡単に手に入るものは、強力な効果を期待しにくいという弱点があります。
また、制汗剤は汗を抑える成分(収れん作用)を中心に配合していますが、わきが対策専用クリームは、収れん作用を持つ成分の他、殺菌成分を配合しているのが普通です。
臭いの原因となる汗を抑え、汗を分解する細菌を殺菌する作用が合わさって、わきがの臭いを解消するという仕組みです。
当サイトに掲載されているすべての方法を試しても、わきがの悩みが解消するまでには時間がかかります。それまでの対処療法としてわきが専用に開発されたクリームを使うのも一法です。
わきが対策のために開発されたクリームは少々高いのですが、実際に使ってみると明らかに市販の制汗剤とは違うというのを実感できると思います。
「ホントに効くの?」と疑っていても結果は出ません。どんどん実践してみましょう!