オイルパックの効果とやり方!オイルの肌への浸透を高める!
アロマスクール&サロン イシス 小野 江里子 先生
「キレイの先生」編集部です。
私は、このサイトでエステサロンの先生方に取材するようになり、すっかりオイルのファンになりました。
先生方にも、オイルの愛用者の方がとても多いです。
オイルはたくさんの使い方ができて、一本持っておくと本当に便利です。
ボディケアやヘアケアに使えます。
スキンケアでは、美容液の代わりになります。
乳液やクリームの代わりに、お手入れの仕上げに使うこともできます。
メイク落としにもなります。
そして、「オイルパック」という方法があることをご存知でしょうか?
オイルをパックのように顔に乗せておく美容法です。
今回のテーマは、そんな「オイルパック」についてです。
オイルパックとは、何なのでしょうか?
そして、どんな効果が期待できるのでしょうか?
小野 先生には、お肌の悩みに合わせて、おすすめのオイルも教えていただきました。
オイルパックの方法と合わせて、参考にしてみてください。
目次
本日のキレイの先生
アロマスクール&サロン イシス
小野 江里子 先生
「キレイの先生」編集部
オイルパックとは
小野 先生、よろしくお願いします。
今回のテーマは、「オイルパック」です。
オイルをパックとして使う方法があるということを知ってから、「このサイトでも取り上げたいな…」とずっと思っていました。
まずは、オイルパックとはどんなものなのか、お話しいただけますか?
ただ、オイルパックをご存知ない方も多いのではないかと思います。
オイルパックを習慣的に行っているという方は、まだ少ないかもしれません。
オイルパックは、植物オイルに精油を希釈した*ものを使って、顔をトリートメント・マッサージして、その上からホットタオルを乗せてパックすることをいいます。
週に1~2回行うと良い「スペシャルケア」です。
* 希釈は、濃度を薄めることをいいます。精油は基本的に、お肌に直接塗布することはできません。そこで、植物オイルとブレンドして、濃度を薄めてお肌にも付けられるようにします。
効果
ブレンドしたオイルで顔をトリートメントすると、植物オイルや精油の良いものが内側に入っていきます。
そして、ホットタオルを乗せることで、浸透をさらに良くします。
ただオイルを付けるだけなのと、オイルパックでは、浸透率が70%くらい違うといわれています。
特に、精油は揮発してしまいますから*、ホットタオルを乗せることで、その良さをお肌の内側にしっかり届けることができます。
植物オイルも精油も、美容効果が高いです。
オイルパックを行うことで、それをしっかりとお肌の中に入れられるのですね。
顔はどんな変化が期待できますか?
お肌にうるおいを与えて、乾燥を防ぎます。
そして、ブレンドする精油によって、お肌の様々な悩みをカバーすることができます。
例えば、むくみをすっきりさせたり、お肌にツヤを与えたり、皮脂の分泌を高めたりするのにも良いです。
編集部のコメント
オイルパックは、植物オイルが基本となる「うるおい」を与えて、精油が「美容効果」を高める、といったイメージでしょうか。
・オイル:うるおいを与える
・精油:美容効果を高める
精油は、種類によって、効果・効能が違います。
例えば、ニキビに良いものもあれば、シミに良いものもあります。
自分の肌質や悩みに合わせて、精油を使い分けることもできるのも、オイルパックの魅力のひとつといえそうです。
* 揮発とは、液体が通常の温度で気体になることをいいます。
オイルパックの材料
オイルパックには、どんな植物オイルや精油がおすすめですか?
ベースの植物オイルは、「ホホバオイル*」や「マカダミアナッツオイル」、「グレープシードオイル」など、さらさらした質感のものが良いと思います。
さらに、お肌の悩み別に、植物オイルや精油を加えるのがおすすめです。
ホホバオイルなどは、保湿力もあり、美容効果の高いオイルだと思います。
オイルパックには、それらを単体でも大丈夫ですか?
はい、もちろん大丈夫です。
もし、お肌のお悩み別におすすめの植物オイルを、これらにブレンドするときは、全体の30%くらい入れます。
つまり、ベースとなる植物オイルが70%、美容効果を高める植物オイルが30%、ということですね。
では、お肌の悩み別に、おすすめの植物オイルや精油を教えてください。
1. 老化肌
老化肌には、植物オイルは「アボカドオイル」、精油は「フランキンセンス」がおすすめです。
編集部のコメント
小野 先生には、「フランキンセンス」の精油についてもお話しいただき、それは前編の記事でまとめています*1。
その中で、アボカドオイルとフランキンセンスの組み合わせも出てきました。
それぞれの効果・効能を、簡単にご紹介させていただきます。
■ アボカドオイル
アボカドは「栄養の宝庫」ともいわれ、アボカドオイルはお肌にツヤとハリを与えて、ふっくら感が出ます。
■ フランキンセンス
フランキンセンスは下のような作用があり、精油の中でも、とても美容効果の高いです。
・皮膚の再生作用*2
・傷を治す作用
・皮脂(ひし)*3の分泌を整える作用
*2 皮膚は、内側から新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が垢となって剥がれ落ちて、日々生まれ変わっています。その皮膚の再生によって、皮膚は健康的でうるおいのある状態を保つことができ、肌トラブルの改善にもつながります。皮膚の再生については、「肌再生「ターンオーバー」とは?美肌を作る上での大切な基本」などでも取り上げています。
*3 皮脂は、毛穴から分泌されている油分です。
2. シミ・色素沈着
シミや色素沈着には、植物オイルは、「ローズヒップオイル*」がおすすめです。
ローズヒップオイルは、野ばらの実のオイルです。
皮膚の細胞の成長を促す作用があって、お肌が生まれ変わることで、シミも薄くなっていきます。
精油は、柑橘系の「レモン」・「グレープフルーツ」・「ベルガモッド」や、「セロリ」や「ラベンダー」などがおすすめです。
柑橘系の精油には、シミを薄くする作用があります。
また、セロリやラベンダーは、皮膚の生まれ変わりを手助けしてくれる作用があります。
3. 乾燥肌
乾燥肌には、植物オイルは、「アプリコットカーネルオイル*」がおすすめです。
アプリコットカーネルオイルは、杏(あんず)のオイルです。
保湿力が高く、皮膚を柔らかくする、皮膚の軟化作用があります。
精油は、「ローズウッド」・「カモミールローマン」・「パルマローザ」などがおすすめです。
これらは、うるおいを与えてくれる精油です。
4. たるみ
たるみには、植物オイルは「アボカドオイル」、精油は「ローズマリー」がおすすめです。
ローズマリーは、収れん作用があり、毛穴の引き締めになります。
オイルパックの方法
ブレンドオイルの作り方
オイルパックには、1回にオイルをどのくらいの量を使うのでしょうか?
顔から首や肩まで付けて、10mLくらいが目安でしょうか。
それに対して、希釈する精油の分量は1~2滴です。
編集部のコメント
ブレンドオイルの分量をまとめてみます。
■ ブレンドオイルの材料(10mLを作る場合)
・ベースの植物オイル 【7mL】
ホホバオイル、マカダミアナッツオイル、グレープシードオイル、など
・美容効果を高める植物オイル 【3mL】
(詳細は下記を参照)
・精油 【1~2滴】
(詳細は下記を参照)
■ お肌の悩み別におすすめの植物オイルと精油
1. 老化肌
[植物オイル]
アボカドオイル、など
[精油]
フランキンセンス、など
2. シミ・色素沈着
[植物オイル]
ローズヒップオイル、など
[精油]
レモン、グレープフルーツ、ベルガモッド、セロリ、ラベンダー、など
3. 乾燥肌
[植物オイル]
アプリコットカーネルオイル、など
[精油]
ローズウッド、カモミールローマン、パルマローザ、など
4. たるみ
[植物オイル]
アボカドオイル、など
[精油]
ローズマリー、など
方法
オイルパックは、どのようなときに行うのが良いですか?
オイルパックは、素肌のときに行うので、洗顔後が良いでしょう。
顔をオイルでトリートメント・マッサージして、ホットタオルを上から乗せます。
ホットタオルが冷たくなってきたら、タオルで余ったオイルを拭き取ります。
ホットタオルは、フェイスタオルをお湯で絞って、レンジでチンして作ることができます*。
レンジに「温めるボタン」があれば、それで、ちょうど良い温かさのホットタオルになると思います。
オイルパックを終えたら、通常のスキンケアを行います。
編集部のコメント
オイルパックの方法をまとめます。
■ スキンケアの順番:
1) クレンジング・洗顔
2) 【オイルパック】
3) 化粧水…(以降は、通常のスキンケア)
■ 方法:
1) 顔をオイルでトリートメント・マッサージする
2) ホットタオルを乗せる
3) ホットタオルが冷たくなってきたら、オイルをそのまま拭き取る
植物オイルは、美容に良い成分をたくさん含んでいて、私も大好きです。
オイルパックは、それをお肌の中までしっかり入れることができて、先生がオイルパックのことを「スペシャルケア」とおっしゃっていたことが、よく分かりました。
今回、先生に話をお聞きして、植物オイルの新しい使い方を知ることができました。
ありがとうございました。
まとめ
オイルは、スキンケアでは、美容液代わりや仕上げにお使いの方が多いのではないかと思います。
今回、小野 先生に教えていただいた「オイルパック」は、オイルや精油の成分を、お肌に浸透させる効果を高めてくれます。
方法も、オイルを顔に付けて、上からホットタオルを乗せるだけで簡単です。
オイルファンの方は、いちどお試しになってはいかがでしょうか?
* 小野 先生の前編の記事は、下からご覧ください。