二十歳でニキビができる原因と治療方法!
二十歳を超えてもニキビができる人は、一度生活習慣を整えてみましょう。
思春期ニキビは体の成長に伴うホルモンバランスの乱れからくるニキビで、一時的にオイリースキンになり皮脂がつまってしまうことが原因です。また毛穴も十分に発達していないのでなおさら皮脂の通りが悪くニキビができます。
一方、二十歳を超えてできるニキビは「大人ニキビ」といいますが、これは生活習慣の乱れからくるニキビです。
二十歳を超えると、皮脂分泌も落ち着いてきて、毛穴も十分成長しきるので、毛穴詰まりによるニキビは減ります。しかし、睡眠不足や食生活の乱れから、肌の免疫力が低下したり便秘がちになってしまうとニキビはできます。
ニキビができやすい現代の生活環境
現代人の食の問題点
1.偏食・食の欧米化
昔に比べて今の日本人は動物性たんぱく質や動物性脂肪をたくさん摂るようになりました。牛肉、豚肉、それらの加工品、天ぷら、フライや揚げ物、バター、チーズ、マーガリンなどがそうです。
昔ながらの日本食を摂る機会が減っています。食物繊維たっぷりの根菜類、大豆を発酵させた納豆、醤油、みそ、野菜を発酵させた栄養価の高い漬物、ビタミンとミネラルが豊富な玄米、ヘルシーな魚料理、これらの食品を口にしなくなっています。
間食の洋菓子も当たり前になっています。ケーキ、チョコレート、おしるこ、あんみつ、ソフトクリーム、ジュースに菓子パンなどみんなが好きなものばかりですね。低カロリー高栄養価の日本食が忘れられ、油脂や糖質、塩分をたくさん含む食べ物が私たちの周りに溢れかえっています。
2.食生活の乱れ
多忙な現代人は食生活も乱れがちです。まにあわせの食事や欠食、食べ過ぎや偏った食事などによって食生活は乱れています。
1日3食きちんと摂るという習慣が薄れ、食事を摂る時間もバラバラです。
コンビニが24時間営業しており、美味しいものがいつでも手に入る環境も手伝って、食べ過ぎや偏食が目立ちます。これらの乱れた食生活は当然肌の変調に繋がります。
3.食物の栄養価の低下
年々食物に含まれる栄養価が低下している傾向にあります。昔に比べ、品種改良や栽培方法の変化で野菜の栄養価は低下しているのです。玄米より精白米といった、より便利な食に近づくほど、栄養素は低下します。
ニキビ治療の根本は食生活にあり
乱れた食生活を送っているとやがて消化・吸収・排泄の働きがうまくいかなくなります。特に動物性脂肪やた動物性タンパク質、糖質ばかり摂っていると、腸内に老廃物が溜まり、腐敗菌が増殖して腐り、有毒なアミン菌が発生します。
現代の生活を送っているとビタミン、ミネラル、食物繊維が不足した食事になり、食べカスがスムーズに排泄されずに大腸の中に長くとどまってしまいます。
栄養が吸収されたあとの食べカスですから、排泄されずにとどまっていると便に含まれる毒素を腸が再吸収してしまいます。腸壁まで届いた老廃物はやがて血液に溶け込み、血を汚します。有毒物を含んだ血液はやがて皮膚に到達しニキビになるのです。
漢方医学では、皮膚の病気を「血液、体内の老廃物の排泄現象」として考えています。ニキビを葛根湯(かつこんとう)十味敗毒湯(じゅうみはいどくよう)荊芥連翹湯(けいがいれんぎょう)など血液の毒を減らしたり、肝臓を無毒化させることで治療するのが基本です。
繰り返すニキビを体の芯から治すには食生活の改善、内側からアプローチする必要があるのです。
食生活以外でも、多忙な仕事によるストレス、長時間のパソコン作業による運動不足などのライフスタイルの悪化はそのままニキビの原因になります。
「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」「働き過ぎ」「運動不足」はそのまま血液の汚れに繋がるのです。
ニキビを作らないためには、バランスのよい食事が大事です。特にスナック菓子やチョコレートは肌の皮脂分泌を増やしてしまうので注意が必要です。
便秘性の人は食物繊維を積極的に摂取しましょう。おすすめは日本食です。塩分控えめで植物性油中心の食事は、体内から肌をきれいにしてくれます。
体の中からニキビを治す力
ニキビを治すのに必要なことは「自然治癒力」を向上させることです。簡単にいうと、薬用化粧水や薬剤でニキビを治すのではなく、肌が本来もっている「自ら治そうとする力」を最大限に引き出して体の内側からニキビを治すのです。
人間の皮膚にはキズを受けたり、細菌に侵入されそうになると、それと対抗して皮膚を元の状態に戻そうとする働きがあります。
毛穴が詰まっても、皮脂を自然と排出させようとしますし、アクネ菌が侵入してきたら対抗菌をつくって戦います。
だれでもこのような力をもっています。ただ治す力はあるのにそれがうまく働かないと、すぐに肌が炎症したり重症化しやすくなります。
弱い抵抗力では繰り返しできるニキビを止めることができないのです。自然治癒力を向上させるには体内のデトックスが必要です。肌の抗菌の7割は腸でつくられていますが、そこが汚れていると働きを失ってしまいます。
体内毒素をためこまないよう日頃から心がけることです。体内毒素こそ、自然治癒力を低下させる要因なのです。
日本食を見直そう
バランスのとれった食事というのはタンパク質、脂肪、炭水化物、糖質、食物繊維、ビタミンミネラルがバランスよく摂取できる状態をいいます。
日本食は世界で一番バランスの取れた栄養食だと言われています。それにも関わらず、日本人は加工食品、欧米食に傾いており、アンバランス栄養をとって半健康状態に悩んでいます。
半健康状態でニキビに悩んでいる人にとって、食は大変重要な問題です。いまこそ日本食を見直してみましょう。
和食には米、麦、大豆、白菜、ねぎ、大根、ごま、牛レバー、サラダ油、魚類、こしょう、わさびなど何百種類もあり、どれも体に良いものばかりです。
豆腐料理に山菜料理、魚料理やおひたし、さっぱりしていて材料の持ち味を生かした味付け、油っぽくないので体内に毒素が溜まりません。
玄米や大豆にはタンパク質と食物繊維が豊富で、腸の洗浄をしながら美肌効果も期待できます。体に優しい食生活を続けて体の中に溜まりきった毒素を出しきり、ニキビの原因を一掃させましょう。
毒だしを続けることで、1カ月後にはニキビのできない肌を手に入れることができます。
腸の毒だしに有効な食べ物ベスト3
青汁でも明日葉の青汁がおすすめです。明日葉には水溶性と不溶性両方のバランスのとれた食物繊維が沢山入ってます。また、ビタミンC、ビタミンB群、ミネラル、鉄分が豊富でニキビ治療にすさまじい効果を発揮します。
青汁を飲みはじめると排便の回数が多くなるはずです。また、便が大量に出て臭いも強烈です。これは腸に長く蓄積された便が老廃物と一緒に外に排出されたことを意味します。毎日1カ月飲み続けることで新しいニキビの発生率は半分以下まで低下します。
黒豆は食物繊維とタンパク質、オリゴ糖が豊富です。便を軟らかくするレシチンと腸内を掃除してくれるオリゴ糖が豊富なため、腸の洗浄にぴったりです。
良質なタンパク質が肌の修復の手助けにもなります。全体の35%がタンパク質、17%が食物繊維、5%がオリゴ糖という驚異の食べ物です。
食べ方は黒豆を蒸してもいいですが、面倒くさいと感じる人は「黒豆きな粉」を利用するとよいでしょう。(黒豆きな粉はスーパーで売っています)
青汁に一杯の黒豆きな粉を加えることでビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質、酵素、オリゴ糖、ニキビ治療に必要なすべての栄養素を補うことができます。
リンゴには食物繊維のペクチンとオリゴ糖が豊富です。アラビア民謡には「万病の薬」としても出てきます。
断食の補助食としても利用され、消化、吸収作用を手助けします。
睡眠とニキビ
日中は血液の大部分は脳に使われいます。睡眠時になるとその血液が下がってきて体内に流れ込みます。
睡眠時に肌に栄養が届くようになっているのです。肌は夜に作られるので、睡眠不足はニキビを招く原因となります。
人間の肌細胞は夜10時から深夜2時の間につらくれて新しく生まれ変わっています。いわゆる睡眠のゴールデンタイムですが、ここを逃すと、ターンオーバーが正常に働かなくなります。
この時間帯になるべく睡眠という形で休ませないと、新陳代謝が鈍って余分な皮脂が分泌されるようになります。日中はエネルギーは全て活動のために使われるので肌の修復は行われません。活動を弱まる深夜にエネルギーは肌の修復に向けられます。
肌が回復するのは寝ている時だけなのです。
ニキビができている時はなるべく睡眠をたっぷりととって肌の新陳代謝を高めましょう。肌の回復が早くなるので、痕も治りやすくなりますよ。
ニキビは眠って治せの実行です。
肌は28日周期で新しく生まれ変わっています。肌の一番奥の基底層で肌細胞は生まれ14日間かけて表皮まで押し上げられます。
さらに14日かけて角質(垢)になって剥がれ落ちます。この周期のことを新陳代謝(ターンオーバー)と言います。科学成分が入った洗顔、化粧水を使ったり、睡眠不足が続くとこの肌サイクルが乱れるのでニキビができます。注意しましょう。
肌に残った洗顔料
毛穴を詰まらせてニキビをつくるのは皮脂汚れだけではありません。ファンデーションなどの化粧品の油分もニキビの原因となります。コスメアクネといって、化粧品の成分が肌に残り、毛穴詰まりを起こすのです。
大切なことは、メークを落とさずに毛穴を塞いだ状態を長く続けないことです。家に帰ったらすぐに洗顔を行い肌をスッピンに戻してあげましょう。