産後に増えたシミを消すにはどうすれば?知っておきたい9つの方法。
妊娠前まではシミに悩んだことはなかったのに、産後に急にシミが増えてしまい悩んでしまうママは多くなります。よく「産後にできるシミは自然にできたものだから、しばらくしたら消える」と言われていますが、それは果たして本当なのでしょうか?
産後に増えたシミは種類もあって正しい対策をしないと、シミが大きく残ってしまう恐れがあります。そこで今回は、産後に増えてしまったシミを消したい女性に向けて、産後のシミを残さずに消すための大切なポイントや解決方法などをご紹介します。
詳しく知ろう!産後のシミは2種類ある。
産後のシミには2種類あり、原因もそれぞれ違います。産後にできたシミを残さず消すためにも、ご自身のシミがどちらなのかを判断してください。
妊娠性肝斑(かんぱん)
妊娠性肝斑は、女性ホルモンの影響によってできるため、紫外線などの外的刺激を受けなくてもできてしまうシミです。そのため、紫外線対策を日頃からちゃんと行っていてもシミができる場合は、妊娠性肝斑の可能性が高いです。
妊娠中に分泌される女性ホルモンは、プロゲステロンですが、妊娠中期に胎盤から多く分泌されてお腹の赤ちゃんを支える役割と果たしてくれます。ですが、その一方でメラノサイトを刺激してメラニンの生成を活発にさせてしまいます。メラニンの生成が活発になっているとどんどん蓄積されていくので、シミが増えてしまうんですね。
シミの状態は個人差はありますので、シミが気にならない方はもちろんいます。ですが、妊娠性肝斑は7割の妊婦さんが経験していると言われているので、産後はシミが増える妊婦さんが多くなるのは、自然のことだとも言えます。
肝斑の可能性が考えられるシミは、以下のような特徴があります。
<肝斑の特徴>
- シミの輪郭がハッキリしていない
- 左右対称に広い範囲でぼんやりできる
- 口周り、頬骨沿い、こめかみなどにできる
- 季節によってシミが濃かったり薄かったりする
シミが広い範囲でぼんやりとできることがあるため、くすみとの見分けがつきにくいと感じるかもしれません。また、プロゲステロンによるメラノサイトへの刺激は顔だけではなく、全身にも及ぶので体のシミも増えてしまうこともあります。
こういった肝斑の特徴を捉えて、ご自身のシミが妊娠性肝斑なのかどうかを判断してくださいね。
老人性色素斑(こちらが一般的なもの)
老人性色素斑とは、一般的に言われているシミのことです。ですから、老人性色素斑ができる原因は通常のシミと同じで紫外線ダメージによるものになります。普段ならいつもどおりの紫外線対策をしておけば、長時間の紫外線を浴びてもそれほどシミの心配は要りません。ですが、妊娠中や産後の肌質が不安定な時期は、長時間も紫外線を浴びてしまうのは、シミができるリスクが大きくなります。
老人性色素斑の可能性が考えられシミは、以下のような特徴があります。
<老人性色素斑(一般的なシミ)の特徴>
- シミの輪郭がはっきりとできる
- 円形にできる
- 色が茶色い
- ランダム的に箇所にできる
- シミの濃さや大きさは季節で変わらない
妊娠中、産後の紫外線対策はもちろんですが、シミケアもしっかり行っていくことが大切になります。
産後のシミは一時的?いつ消える?ずっと付きまとう?
産後のシミは、一時的なホルモンバランスの変化が原因ですので、基本的にはホルモンバランスが整って肌質が元に戻ると消えてくれます。
ホルモンバランスが整えられシミが消えるタイミングは、個人差によってかなり大きいです。産後ママが投稿されている掲示板によると、10日くらいでシミが薄くなって1か月後には消えたというママもおられました。また、シミが増えて周りの人に驚かれるくらいの方は、産後1年くらい過ぎたらシミが消えたという書き込みも確認できました。
こういった産後ママが投稿されている掲示板を見てみると、シミの程度によってシミが消えるまでの期間に違いが出てくるのかもしれません。もちろん、年齢や育児が忙しくなってスキンケアに時間がかけられなくなるなどの違いでシミが消えるタイミングも変わってくると思います。
産後のシミが消えるタイミングは、10日後、1年後と個人差は大きいですが、産後のシミはちゃんと消えることは間違いありません。
「消えるシミ」と「消えないシミ」の違いとは?
消えるシミは、妊娠や出産後にホルモンバランスが乱れたことによってできたシミです。
紫外線などに注意すれば、肌のターンオーバーによってメラニンが皮膚表面に押し出せれて、垢と一緒に剥がれ落ちてくれます。肌のターンオーバーとは、一定の周期による肌の生まれ変わりのことです。
理想とされる周期は28日とされており、この周期を保つことができれば、健康な肌を維持することができます。
逆に妊娠、産後のホルモンバランスが一時的にできたシミが紫外線などのダメージによって、シミが悪化してしまうと肌のターンオーバーでは消すのが難しくなります。産後は肌のバリア機能が低下している状態ですので、紫外線などの外的刺激には気をつけなくてはいけません。
肌のバリア機能とは、外的刺激から肌を守ってくれたり、肌内部にある水分が蒸発するのを防いでくれる機能のことです。また、肌のバリア機能低下の要因は、ホルモンバランスの変化の他に睡眠不足やストレスなども影響します。
産後のシミケアで知っておきたい9つの方法。
1.インナーケア
インナーケアは、ホルモンバランスを整えるのに効果的です。ホルモンバランスが整えられてシミが消える期間は個人差が大きいですが、インナーケアをすることでその期間を縮めることが期待できます。
2.日焼け・紫外線・肌への刺激は厳禁
産後にできたシミを濃くさせたり増やさないためには、紫外線などの肌への刺激は避ける必要があります。紫外線は季節関係なく年中強いので、日陰に入ったり日傘や日焼け止めクリームなどで紫外線対策をしていきましょう。
3.スキンケア
日々のスキンケアは、産後のシミの悪化を防ぐのにとても効果的です。おすすめなのは、ビタミンC誘導体という美容成分を配合している化粧品です。ビタミンC誘導体を配合している化粧品は種類が多いですが、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)と表記されていると低刺激なのでより効果的です。
4.美容皮膚科・クリニック
産後に紫外線を浴びて悪化したシミは、普段のシミケアだけでは消すことができません。美容皮膚科やクリニックでは、レーザーやハイドロキノンクリームなどによって、メラノサイトを直接的に破壊することができます。
5.皮膚科
最寄りの皮膚科でご自身のしみについて相談してみてるのも一つの手です。
【参考】産後のシミへのレーザーはいつから可能?
町にある身近な皮膚科でもレーザーを扱っていること増えてきています。美容皮膚科やクリニックは考え方などの差が結構大きいので、不安な方は皮膚科の先生に相談してみるといいでしょう。
また、皮膚科によって産後のシミへのレーザーは再発の可能性があるとして、春~初秋の時期は断られることがあるそうです。紫外線の強い時期はシミが再発しやすいので、時期もちゃんと考慮しておいたほうがよさそうですね。
6.ビタミンCやAを積極的に摂取
ビタミンCやビタミンAを積極的に摂取することでシミを内側から改善することができます。ビタミンCはメラニンの沈着を抑えてくれて、ビタミンAは代謝を上げてターンオーバーの遅れを元に戻してくれます。なお、ビタミンCとビタミンAが多く含まれる食品は以下のようなものがあります。
<ビタミンCが多く含まれる食品>
- アセロラ
- レモン
- 甘柿
- キウイ
- イチゴなど
<ビタミンAが多く含まれる食品>
- 牛、豚、鶏のレバー
- うなぎ、イカ
- タマゴ
- バターなど
7.血行促進
血行促進は、肌のターンオーバーを活発にさせるための大切な要素になります。軽いウォーキングやストレッチ、エクササイズなど適度な運動を日々の習慣に取り入れられと、肌のターンオーバーが活発になってシミを早く消すことができます。
8.ストレス軽減
ストレスは、肌のターンオーバーを遅らせる要因になります。ターンオーバーの理想の周期は28日と言われていますが、ストレスによって40日、50日と周期が遅れてしまうこともあります。ターンオーバーが遅れてしまうと、とメラニンが蓄積されてシミを消すことが困難になってしまいます。
9.継続したケア
シミケアは継続することが大切です。産後のホルモンバランスは大きく変化しているため、体調も崩しやすくてとても大変ですよね。ですが、日々の紫外線対策やスキンケアがシミを消すか残すかを決めてしまうのです。シミの悩みは産後だけでなくずっと続いていきますので、是非この機会にシミケアを日々の習慣にしてもらえたらと思います。
まとめ
今回は、産後に増えてしまったシミを消したい女性に向けて、産後のシミを消すための大切なポイントや9つの解決方法をお伝えしました。
産後の増えてしまったシミは、基本的に自然に消すことがですますが、紫外線ダメージによってそのシミが悪化してしまうとずっと残ってしまう可能性が高くなります。シミ対策で大切なポイントはホルモンバランスを整えてあげて、バリア機能の低下をいち早く復活させてあげることです。とはいえ、女性ホルモンの分泌よって一度乱れたホルモンバランスは、なかなか元には戻ってくれません。
ホルモンバランスが乱れてデリケートな肌質に変わってしまっても、その時期をどう過ごすかも大切になります。ですので、最後にお伝えした「産後のシミケアで知っておきたい9つの方法」を参考にしていただきたいです。産後もずっと若々しい肌でいるためにも、ぜひ実践してもらえたらなと思います。
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