アトピーで厄介なものといえば一番に滲出液が思い浮かぶことでしょう。傷口から汁がじゅわーって出てきて、それがまた生臭いんですよね。
不快ったらありゃしない。
特に就寝後、朝起きたときに滲出液が服にこびりついて乾燥してしまったときなんかは最悪。皮と一緒にぺりっとはがした時の痛みと切なさがが今でも管理人の記憶に残っています。
さて今回はそんな苦痛から逃れる方法をご紹介したいと思います。あのべたべたした気持ち悪い思いを払拭しましょう。
実は意味がある!滲出液がでる仕組み
はい、というわけでね、まずはじめに滲出液がでる仕組みから解説致します。
この仕組みを知っておくことで今後の対策を練ることができますからね。
そもそも滲出液の成分は代謝物質、タンパク質、糖質などからなるものです。これらをまとめて血漿成分といいます。
炎症が起こると、血管透過性が亢進し、血漿成分が皮膚表面ににじみでます。つまり滲出液は炎症の過程で分泌されると言うことを示し、菌やウイルスの侵入を防ぐ役割がそこにはあります。
これはアトピーの方だけではなく、一般の方の機能にも備わっているもの。夏場で蚊に刺される機会が多くなることと思いますが、刺された後に透明な汁がでますよね。
これは蚊が血液を吸うときに痛みを感じさせない毒素を注入するから。免疫はそれを察知し炎症反応を命令、その毒素が体内に回らないように滲出液を分泌させているわけです。
そしてアトピーの方はと言うと、その症状そのものが炎症なわけ。だから引っかいたらすぐに汁が出る。
まるで涙を流すように、声のない悲鳴を叫びながら、皮膚から濁った汁を流すのです。
透明な汁が黄色に変わったら要注意
上記の説明のおさらい。
滲出液の成分は血漿成分であり代謝物質、タンパク質、糖質などで構成されています。
本来、この滲出液は透明の色をしています(若干黄色い)。生臭さはありますが、濃い色はついていません。
しかしアトピーの方は傷口から黄色い汁が出た経験もあることでしょう。
うすうすお気づきかと思いますが、滲出液が透明ではなく黄色になったら要注意のサインです。
それは黄色ブドウ球菌が増殖し、感染しているサインだからです。
黄色ブドウ球菌が感染し、そこから出る汁と言うのは透明の汁よりもっと生臭い。そしてその汁を触って他の部位に触れるとその部位まで悪化する恐れがあります。←感染症だからです。
もしも滲出液が黄色い場合は、早めの対処が必要です。
放置してしまうと、大火災が発生して周囲を巻き込むように、どんどん症状が悪化してしまいます。
黄色い滲出液が出たときの対処法
では黄色い滲出液が出たときの対処法を書いていきます。
と言っても一般人が独断で対処するのはよくありません。
感染を防ぐためには、病院へ行き抗生物質を処方してもらうのがベストな選択。
アトピーは皮膚科では治らないと確信している管理人ですら、感染症にかかったときは病院にいくことをおすすめしているのです。
独自で対処する方法も無くはありませんが、素人がやっても逆に悪化を招くだけなのでこれは避けたほうが良いでしょう。
間違っても、ジュクジュクした部分にステロイドを塗ることの無いようにだけ心掛けてください。←病院にいけばちゃんと教えてくれます。つまり病院に行こうってことです。
透明な滲出液が出たときの対処法
さて黄色い汁が出るときは病院に行き、抗生物質を処方してもらうことが最善策だとお伝えしました。
ですが管理人は病院嫌い。病院に行っても薬をエンドレスに出されるだけだから好きにはなれません。
もしも黄色い汁が治まって、滲出液が透明になってきたら、その時はしっかりと自分で対処することをおすすめします。
透明な汁が出ている状態は比較的感染症にかかりやすい状態だと言えます。しっかりとここで対処しなければまた、あのくっさい黄色い汁を出す羽目になりますのでしっかりと対処しましょう。
というわけで早速、以下にその対処法を書いていきます↓
- 汗はこまめにふき取る
- じゅくじゅくした部分は傷口を清潔にして包帯、ガーゼを貼る
- 砂糖、植物油を控える
それぞれ詳しく見てみましょう↓
運動をした後、汗はこまめにふき取る
汗がでると菌が繁殖しやすいのでこまめにふき取るようにすることです。汗には殺菌作用のある成分を含むのですが、アトピーの方は分泌する汗に菌を殺す成分が少ないといわれています。
そのため汗が出るとアトピーが悪化しやすいのです。
感染を防ぐため、使用するタオルは清潔にしておくことをおすすめします。
じゅくじゅくした部分は傷口を清潔にして包帯、ガーゼを貼る
ジュクジュクした部分、つまり滲出液が出ている箇所は一度清潔にしてからガーゼなどを貼ること。包帯を巻いてもOKです。
ただ使用するガーゼ、包帯は必ず新品のものを使用すること。使いまわしは菌が繁殖する可能性があるので使ったら捨てること。
また汁が出たときにティッシュでふき取る方もいるようですがこれはやめてくださいね。ティッシュは清潔だと思うかもしれませんが、漂白するために薬品が加えられています。
その薬品が刺激となり悪化する可能性があります。
あまり危険性は少ないようですが、念には念をということで、ガーゼや包帯を使いましょう。
砂糖、植物油を控える
最後に、食生活の改善をすることで滲出液を減らすことができます。
砂糖、植物油は結果的にアトピーを悪化させます。
砂糖、植物油を摂ることで血液が酸性に傾く→白血球の働きが低下→免疫低下→感染症(黄色ブドウ球菌)にかかりやすくなる
このようなプロセスを辿ることになるからです。
症状は皮膚表面にできるものですが大元は胃腸が原因。事件は会議室(皮膚)で起きてるんじゃない!現場(胃腸)で起きてるんだ!←そのネタ、古っ
まあそういうことですので、レインボーブリッジ(傷口)を封鎖するために食生活の改善を心がけていただければと思います。
詳しくはこちらを見ていただけると分かるかなと↓
放置はダメよ!菌に負けない体を手に入れよう
以上、アトピーで滲出液が出るときの正しい対処法でした。
今回の記事でアトピーを悪化させるものは何なのかがぼんやりと分かったかもしれません。
アトピーを根本的に治すためには胃腸の健全化を目指すべきですが、今回のように滲出液を抑えるなら菌の繁殖を抑えることが最善策です。
なので上述した砂糖、植物油を控えることは間接的対処なので、優先事項としては低いです。
ただ、外側だけの対処をしても治らないときは、そららの影響が強いことを意味しますので、その時は内側の対処をすることを視野に入れてください。
まずは皮膚表面上のケアをすること。これが最優先すべきことです。
ちなみに記事を見れば分かったと思うのですが、皮膚の表面のケアをする上で僕は皮膚に生息する菌のバランスを重要視しています。
この菌バランスを整えることができれば、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えることができ浸出液を抑えられるはずです。
何も対処しなければ、ずっと気持ち悪い思いをしたまま。抗生物質を使用してもそれを使い続ければ菌に耐性ができ効かなくなってしまうことだってあります。
それを回避するためにも、以下の記事で紹介するアイテムで菌バランスの是正を図っていただければと思います。
化粧品は基本肌に働きかける成分で構成されていますが、「整菌スキンケア」は肌の菌バランスに着目されて作られているのが大きな特徴です。今まで何を試してもダメだったという方にも効果を期待できますのでぜひ検討していただければと思います。