【草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた】由布岳を望む!別荘のように寛げる瀟洒な温泉リゾート

多くの観光客が行き交う由布院の中心部から少し離れた閑静な森に溶け込むように、屋根に緑の絨毯を敷いたような珍しい佇まいの母屋が建っています。こちらは、標高約650メートルの場所に佇む「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」。屋号の「龍のひげ」とは、植物であることをご存知ですか。母屋の屋根に敷き詰められた植物こそ、リュウノヒゲです。寒さに強く、常緑性の「龍のひげ」を敷くことで、夏は涼しく、冬は暖かいという快適な空間造りにも役立っているそうです。周囲の自然と調和するように建ち、リゾートのようなラグジュアリーな雰囲気が漂う「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」をご紹介します。

ユニークな草屋根が特徴的!自然を上手く取り入れた大人の宿「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」

由布院駅から約10分ほどの場所にある自然豊かな場所に佇む母屋。こちらの宿は、ゆむ田の森温泉の一軒宿です。

入口に飾られた味のある看板。

すっきりとした色遣いのロビーフロントは、落ち着ける雰囲気を放っています。

ロビーフロントに飾られた、こだわりのオブジェや華やかに生けられた花が訪れるものを愉しませてくれます。

洒落っ気たっぷりに「KENKO階段」と名付けられた、母屋から「別邸ゆむた」へと続く回廊。 46段の階段の手前には、自然を眺められるようなテラスがあり、ゆっくりと過ごすことも出来ます。46段の階段が心配な方は、こちらで一息ついてから階段へと行きましょう。

山肌に沿うように伸びる46段の階段を下った先に宿泊棟があります。緑のアーチの中に作られたアプローチを歩いていると、まるで森の中にいるような気分を味わえます。

水路が通る中庭には、休憩場所があったり、鯉が泳ぐ池があったりと、風景の変化に富む、こだわりを感じる特別な空間です。

風のささやきや鳥のさえずり、水の音を聞きながら、中庭を散策するのも粋なひと時ですね。朝、食後の後に新鮮な空気を感じながらの散策もお勧めです。

趣の異なる多様なテイストの客室で寛ぐ!

客室は母屋を中心に、和モダンな雰囲気が漂う一戸建ての離れ5棟から成る「草屋根の宿 龍のひげ」と、北欧風、南仏風、古民家風とそれぞれに趣向を凝らした大人2名専用の客室が5室並ぶ「別邸 ゆむた」の2つのエリアに分かれています。今回ご紹介する「草屋根の宿 龍のひげ」には、全室眺望にこだわった半露天風呂が備えられており、景色と温泉を思う存分に堪能できる造りに。定員も各部屋のコンセプトも異なりますので、目的や気分に応じても使い分けることが出来、リピーターの方でも新鮮な気持ちで愉しめるのが嬉しいですね。

南仏スタイルの「ゆすり葉」に到着しました。目隠しがあるなど、プライバシーへの配慮も感じる造りです。

こちらは離れの1棟を2部屋で使用するタイプのお部屋です。

やわらかい色合いの壁が特徴的な玄関。

53平米ものゆとりある広さの室内には、2台のシモンズ製のベッドや、座り心地の良いソファーなどが配されています。

ピンク色の壁が特徴的なリビングは、優しく明るい印象に。

リビングの一角には、ウォーターサーバーや空気清浄機なども置かれています。

客室にはウォーターサーバーが設置されています。客室にウォーターサーバーが用意されているのは初めてだったので、驚きました。またDVDプレイヤーとオーディオプレイヤーも完備されており、充実した設備で滞在中楽しめました。

リビングの収納棚には、使い勝手の良いケトルや珈琲カップ、グラスなどが収納されています。

KENWOODのオーディオプレーヤーも置かれています。心静かに音楽を聴きながら、ゆったりと過ごすのも良いですね。

客室に備えられているテレビやビデオデッキ。ただ、テレビを付けずに緑を眺めたり、何度も温泉に浸かったり、本を読んだり、自然の中でゆったりとした時間が流れる当宿ならではの過ごし方をする方も少なくないとか。

テレビ台の下には、冷蔵庫やヒーターも。

冷蔵庫の中はこんな感じです。

お茶のセットとお茶菓子。こちらの瑠異沙(るいさ)というお菓子は、カステラ生地でバイオレット・リキュールを加えた白餡を包んだものを、アルミ箔に包んで焼き上げたもの。バイオレット・リキュールを使用しているため餡が紫色をしているのが特徴の大分を代表する銘菓です。

客室の外には、周囲を山々に囲まれた湯布院を象徴するような光景が広がっています。

客室からの眺望。爽やかな風を感じながら、目の前の自然をただぼーっと眺めるのも、旅行ならではの贅沢な時間です。

利便性の良い洗浄機付きのトイレ。

シンプルな造りの洗面所。大きな鏡が配されていたり、椅子が置かれていたりと、利便性が良さそうですね。

女性用には、資生堂のエリクシールの基礎化粧のセットが用意されています。

洗面台に置かれた七草雫のオールインワンジェルや資生堂のハンドソープ。

アメニティグッズには、綿棒やヘアーブラシ、シャワーキャップなどが揃っています。

速乾性があり、髪に潤いやつや感をもたらしてくれると評判のナノイードライヤーも用意されています。

全室の半露天風呂を満たす2種類の天然温泉!天候や周囲に気兼ねすることなく思う存分堪能しよう

全客室に設けられた半露天風呂。敷地内の自家源泉から湧き出す弱酸性と弱アルカリ性の2種類を混合した温泉が、それぞれの湯船を満たしています。開放感がありながらも、プライベートにもこだわった造りのそれぞれお風呂では、天候や気候に左右されることなく、自分だけの湯浴みを満喫できるのも嬉しいですね。ここからは、客室専用のお風呂について見ていきましょう。

すっきりとした清潔感のある客室風呂の脱衣場。

脱衣場には、バスタオルやフェイスタオル、ウォッシュタオルなどが準備されています。

客室の半露天風呂です。窓の外の緑と風が心地よい雰囲気を感じさせてくれる癒しの場所ですね。

温泉は源泉掛け流しが味わえます。泉質は白濁湯で少しとろみがあります。湯の花が浮かんでおり、泉質の濃さが感じられました。眺望はテラス席と同じくプライベートガーデンとその奥に広がる雄大な自然がのぞめます。

客室の半露天風呂からの眺望。周囲の緑や山並みなど、由布院らしさ溢れる空間です。

客室半露天風呂の洗い場には、シャワーブレイクシリーズのバスアメニティーが用意されています。

九州各地の滋味を堪能できる創作懐石!

個室形式の食事処からも周囲の自然を望めます。眼前に広がる風景もご馳走ですね。

本日のお品書きです。

こちらは、ぷりぷりっとした海老の食感が愉しみな黄身和えです。

新鮮な魚本来の風味を生かした鯛や鱒のお造り。

鰹の小袖寿司、里芋団子、焼きおくら、地蛸などが上品に盛り付けられた前菜。鰹や里芋など、旬の味覚を味わえます。

佐賀牛に鹿児島産の地鶏など、地元である大分産の食材のみならず九州各地の名産をいただけるのも嬉しいですね。

さきほどのお肉や野菜は、じっくりと焼いていただきましょう。

鰤の南蛮サラダには、大葉酢をかけてさっぱりといただきます。

ほっこりとする優しい味わいの鱧吸も味わえます。

こちらは独特な香りと旨みにご飯が進むヤマメの柚香焼き。

それぞれの素材の旨みを引き立てたアボガド豆富生姜餡です。

煮穴子の天ぷらと冬瓜すりながしです。

つるっといただける冷やしうどんも。

白米や香の物、呉汁。呉汁とは、呉(水に浸した大豆を、ペースト状にすり潰したもの)を味噌汁に入れたものが呉汁で、秋に収穫されることの多い大豆の豊かな風味を堪能できる郷土料理のことです。

デザートには、こちらのカットフルーツ梅酒ゼリーがけが提供されました。

夜には回廊がライトアップされます。幻想的な雰囲気を味わいながら、夕食後に食事処から客室までを歩くのも思い出深い時間です。

彩り豊かなヘルシーな品々に箸が進む和朝食!

朝食には、鯖の塩焼きや温泉卵、ハム、茄子の煮浸し、ほうれん草のお浸しなどが並びます。様々な味を少しずついただけるのが嬉しいですね。

新鮮な野菜のサラダも供されます。

出汁の旨みとなめらかな口当たりが魅力の揚げ出し豆腐。

昨晩の夕食時に残した和牛や地鶏をこちらの煮付けに仕上げてくれました。細やかな配慮を感じます。

ご飯と味噌汁。こちらのお米も地元産の厳選されたもの。炊き方にまでこだわったご飯は、より一層美味しく感じますね。

〆の食後のドリンクとデザートのヨーグルト。ヨーグルトにはソースで可愛らしくパイナップルが描かれています。

総合的な感想として、女性受けするような様々なコンセプトの異なる客室で日頃の疲れを癒せるお籠もり系の宿だと感じました。また好みのコンセプトの客室を選ぶ楽しさがあります。別邸ゆむたは創業2年と新しく、全てが新品のような美しさがあり、最新の設備が整っていました。中庭は手入れの行き届いた日本庭園となっており、客室とは異なる雰囲気を味わえたのがとても良かったです。

客室や露天風呂などからの豊かな眺望、大地の恵みである源泉掛け流しの温泉、地元の食材を生かした料理などが魅力の当館。自然の中での開放感がありつつもプライベート感も演出してくれる「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」は、まるで別荘のように寛げる雰囲気に包まれています。母屋と客室を繋ぐ階段を「KENKO階段」と名付けたり、エコに過ごせるリュウノヒゲの草屋根を積極的に用いたりと、ユニークなアイディアが詰まった独自の自然の愉しみ方も提案してくれる「草屋根の宿 龍のひげ/別邸 ゆむた」。瀟洒な空間の中で豊かな自然が癒してくれる温泉リゾートともいうべき大人のお籠もり宿の風格を纏っています。