■劇薬アキュテインが認可されない理由
- アキュテインはトレチノイン酸と言われるもので、刺激がかなり強い
- 副作用が多いために、日本では使用が認可されていない
- 海外では使われているので、ニキビに効果があるのは確か
アキュテインは、海外でニキビ治療に使われている薬です。
日本では名前を聞いたことのない人の方が多いのではないでしょうか。
これは実際に、日本では保険内の治療が認可されていません。
ニキビ治療には劇的に効果が出ると言われているものですが、
保険を適用することができなければ効果になってしまいますよね。
これには大きな理由があります。
ニキビには効果的ではありますが、あまりに副作用が多いのです。
そして、その副作用が強いのです。
こうした背景があって認可されていないので、
使用には躊躇を覚える人がいるかもしれません。
実際に副作用が必ずしも出るわけではありませんが、出てしまうと問題がありますよね。
副作用の中には重いものもあるので、まずは見てみることにしましょう。
■アキュテインの副作用の中にはどのようなものがある?
- アキュテインの副作用は様々なものがある
- 一般的に良く出てくるものは唇や肌が乾燥する、倦怠感があるというもの
- 生理不順や白内障、肝臓への障害などかなり重い副作用もある
アキュテインによって出る可能性のある副作用は、かなり多くあります。
まずは、一般的に最も出やすい副作用を見てみることにしましょう。
それは、唇や肌の乾燥です。
唇の乾燥は特に出てきやすいものとなります。
普段は乾燥しないという人でも、
夏・冬問わずに唇がガサガサになって皮膚が剥がれてしまいます。
そのため、しっかりと唇のケアをする必要がありますね。
また、身体の皮膚も乾燥しますので、
特に顔はしっかりと潤いのケアをする必要があります。
こうしたケアは普段からしている必要がありますが、
特にアキュテイン服用中は気を付ける必要があります。
これは最も多く出てくる副作用ですが、これは軽い副作用と言えるでしょう。
次に出やすいのは、鬱、倦怠感です。
また、吐き気や嘔吐という人もいますね。
頭が痛くなったり、動機がしたりと言うこともあります。
アナフィラキシーショックを起こす人もいるので、
使用後はしっかりと自分の体調に気を付けておく必要があります。
これだけではありません。
身体の筋力が低下してしまったり、脱毛、多毛、体重減少などもあります。
もっとひどいものでは、脳卒中、白内障、聴力変化、
赤血球・白血球の低下、声変わりなどもあります。
また、肝臓に対して負担をかける可能性もありますので、
しっかりとした検査が必要です。
このほかにも、様々に病名のつく副作用が多いです。
最初に挙げた乾燥は自分でケアすることができますが、
アキュテインの副作用の多くは自己ケアではどうしようもないものばかりです。
■アキュテイン服用はどのように行えばよいの?
- 20週間継続して薬を飲み続ける必要がある
- 20週間のことを1クールと呼び、必要以上に飲んではいけない
- 最初の数週間は悪化するが、1クール終わるころには難治性のニキビも治っている
アキュテインの飲み方にも注意する必要があります。
ただでさえ副作用の大きな物ですから、
飲み方はしっかりと守ることが大切です。
まずは、20週間継続して飲むことが大切です。
この20週間のことを1クールと呼びます。
必要以上に飲んではいけません。
処方された通りに飲むことにしましょう。
最初の数週間は、症状が悪化する傾向にあります。
それを越えると、だんだんと皮脂が止まってつるつるした肌になってきます。
1クールの終わりには肌がきれいになっているようです。
■海外から輸入して自分で使って良いの?
- 海外ではニキビ治療に使われているので、自分で輸入して使うこともできる
- ただし、副作用が大きいので絶対にやめた方が良い
- 病院では血液検査を義務付けているほどなので、個人での使用は危険
日本では認可されていませんが、個人で輸入してアキュテインを使うことも可能です。
ですが、これは方法的に可能であるというだけです。
副作用が大きく、自分ではどうしようもないものが多いので、
病院での治療を強く勧めます。
病院では、一か月に一度の血液検査を義務付けている程です。
ニキビ以外の身体の健康管理のためにも、自己判断での使用はやめましょう。
■アキュテインを2クール飲んでも再発した例
- アキュテインはニキビを完治させられるわけではない
- 1クール終えた後の再発率は30%ほどであると言われている
- クールを終えるごとに、再発率は下がっていくと言われている
アキュテインは、ニキビ治療においては劇的に効果が出ると言われています。
治療が成功した人の割合は多く、
副作用の所為でやめた例を除けばほぼ必ずニキビが治ります。
そのため、1クール、つまり20週間の服用でやめることができる人もいます。
ニキビ跡も治りますし、元々かなり強い薬なので続けて飲むことはできません。
ですが、とても綺麗な肌にはなっても、それが再発してしまっては意味がありませんよね。
実は、アキュテインによる治療は、再発する可能性もあるのです。
1クール終えた後に、ニキビが再発してしまう可能性は30%です。
30%と言うと低いように思えますが、アキュテインはリスクのある薬です。
折角治したのに、再発率が30%では、治療に踏み切るか悩んでしまいますよね。
2クールを終えても再発する人もいます。
もちろん、クールごとにだんだんと再発率は下がっていきますが、
それでも、やはり完治するわけ絵ではないようです。
■1クールを終えてニキビが再発した時はどうすれば良いの?
- 1クール終えても駄目なら、2クール目に入ることができる
- ただし、1クールを終えてから二か月ほどは期間をあける必要がある
- 何クールを終えても再発してしまうのなら、実は身体に合っていないのかもしれない
1クールを終えて再発してしまった場合は、2クール目の治療に入ることができます。
この場合も、服用の仕方は変わりがありません。
2クール目でも、20週間のアキュテインの服用となります。
もちろん、病院で処方してもらっている場合には、
血液検査を受ける必要がありますね。
ただし、1クールを終えた後には必ず2か月をおく必要があります。
副作用の強い薬なので、続けて治療をすることはできないのです。
こうした期間をおいてから、次のクールの治療に入ることになります。
何度も書いているように、アキュテインは副作用の多い薬です。
何クール治療をしても再発してしまうのなら、
治療が大して効果をもたらしていないのかもしれません。
身体に良い治療法ではないので、
何度やっても再発するようなら違う治療法を試すべきですね。
■副作用・再発以外のアキュテインの欠点にはどのようなものがある?
- 保険外治療になってしまうので、かなり高価なものになる
- 病院にもよるが、一錠で400円から1200円するものもある
- グラム数も違うが、高価な治療方法であることは間違いない
副作用・再発率以外にもアキュテインには欠点があります。
それはコストです。
日本では認可されていない薬なので、とても効果になってしまうのです。
病院、そしてグラム数にもよりますが、一錠400円以上するのが普通です。
場合によっては1000円を超えることもあります。
アキュテインの治療は基本的に2週間以上続ける必要がありますから、
これでは全体のコストがかなり高くなってしまいます。
さらに、副作用が出ていないか調べるために、血液検査を行う必要があります。
これは二週間から一か月に一度行う必要があり、別に料金がかかってしまいます。
全体のコストがかなり高くなりますので、副作用のリスクも考えると、
治療をためらう人が多いのではないでしょうか。
■アキュテインは効果的な薬ではあるが、かなり危険
- アキュテインは効果が劇的に出やすい薬だと言われている
- ただし、副作用や再発率を考えると危険なことには間違いがない
- 副作用などのリスクを考えたうえで、病院での治療を行うようにして
アキュテインはニキビ治療には、とても効果的だと言われています。
治療が効果的である確率も高く、なかなか治らない重症のニキビにも効果的です。
ですが、その分だけリスクも大きく、副作用がかなり大きくなっています。
また、再発率も一定の確率だけあります。
保険外の治療なので、費用も高くなってしまいます。
そうした欠点やリスクも考えたうえで、治療を受けるか考える必要があるでしょう。
治療を行う場合には、必ず病院で行うようにしてください。