■ロアキュテインの副作用と再発した例
- ロアキュテインは副作用も再発もありうる薬である
- 再発率は低いと言われているが、一定の割合で再発してしまう
- 抗生物質と比べると再発率は明らかに低くはなっている
ニキビ治療に使われるロアキュテインは、アキュテインの欧州での呼び名となります。
アキュテインでもロアキュテインでも、日本ではニキビ治療として認可されていません。
そのため、なかなかニキビ治療患者の方でも、聞いたことがないのではないでしょうか。
ロアキュテインでの治療は、
副作用が大きい代わりに再発率が低いと言われています。
ですが、実際には再発することもあります。
実は、一定の割合で再発してしまう方もいるのです。
この割合は、大体1クールの再発率は30%ほどと言われます。
これは、クールを終えるごとにだんだんと割合が低くなっていきます。
そのため、2クールを終えて再発する確率は、30%よりも低くなるのです。
この再発率は、抗生物質での治療に比べると低いものとなっています。
ただし、抗生物質とは比べ物にならないほどの副作用の可能性がありますから、
リスクに対しては再発率が高いとも言えますね。
■ロアキュテインには、どのような副作用があるの?
- 副作用は重いものから軽いものまであるが、基本的に強く多い
- 肌や唇の乾燥が最も現れやすいので、潤いを与えるようなケアが必要になってしまう
- 身体の不調に気づいたら、すぐに相談する必要がある
ロアキュテインの副作用も見てみることにしましょう。
最も良く起こるのは、肌や唇が荒れてしまうことです。
これは、肌の乾燥から起こります。
唇は最も乾燥しやすい場所なので、特にケアが必要な場所でしょう。
肌の乾燥は顔だけに起こるわけではありません。
全身の肌の乾燥がありますので、
冬に治療をする場合には特にボディクリームなどが必要だと思います。
こうした肌の乾燥は自分でのケアが可能です。
ロアキュテインの治療による副作用はこれ以外にも多くあるのです。
鬱や倦怠感は精神面での副作用です。
吐き気や嘔吐、下痢、頭痛なども起こるようになります。
特にお腹の弱い人は気を付けた方が良いでしょう。
アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので、
最初の服用時は特に体調を気遣ってください。
筋量の低下、爪が弱くなる、傷の治りが遅くなるなどの副作用もあります。
目に対する副作用としては、ドライアイや視神経の炎症、白内障などです。
耳にも服用作用が起こる可能性があり、
これは耳鳴りや聴力が低下してしまう現象です。
このほかにも関節の痛みや、日焼けしやすくなる、
女性の方だと生理不順などもあります。
肝臓や腎臓に対する障害がある可能性もあります。
赤血球・白血球の数が少なくなってしまうこともあります。
特に、肝臓の検査は必ず行う必要があるでしょう。
これ以外にも副作用はありますので、
服用している間は身体の不調に気を付けるようにしてください。
■ロアキュテインはそもそもどのような仕組みでニキビを治す?
- ロアキュテインに含まれているのは、イソトレチノイン酸
- 皮膚のターンオーバーを早める効果があり、皮脂を止めてくれる
- 菌を殺すだけではないので、ニキビは根本的な解決をすることができる
ロアキュテインは、イソトレチノイン酸と呼ばれるものです。
ビタミンAの一種となりますが、とても強い作用を持っています。
効果としては、皮膚のターンオーバーを早める効果があります。
ニキビ患者の方の多くは、肌のターンオーバーが正常に行われていないことがあります。
こうした問題を解決することができますので、
ロアキュテインの治療は根本的な解決をすることができるものだといえるでしょう。
■日本では認可されていない理由はなぜ?どんな不便な点がある?
- 副作用が強いため、日本では認可することができない
- 難治性のニキビには効果的であるため、保険適用外だと効果になってしまって困る
- 輸入することもできるが、絶対にやめた方が良い
ロアキュテインは、日本では副作用が強いために認可されていません。
なかなか治らないニキビを抱えている方には劇的な薬ですが、
残念ながら保険適用外で高価な治療となってしまっています。
個人的に輸入することは可能ですが、
副作用を考えると絶対にやめた方が良いでしょう。
■ロアキュテインを処方してくるクリニックと費用
- ロアキュテインは保険外治療になってしまうが、病院での治療がおすすめ
- 保険外でもロアキュテインを処方してくれる
- 費用は基本的に高くなってしまう
ロアキュテインは日本では認可されていない薬となっています。
ですが、全く治療ができないわけではありません。
保険適用外の形になってしまいますが、病院での治療をすることができるのです。
副作用を考えると、ロアキュテインは、
絶対に病院で治療を行いたいものとなります。
保険外でもロアキュテインを処方してくれる病院は、
美容皮膚科などでニキビ治療を探すとあるでしょう。
ニキビ治療外来などが設置されている場所なら、
ロアキュテインでの治療が行われているかもしれません。
インターネットでホームページを調べてみると、
ロアキュテインでの治療が行われているか調べることができます。
保険外の治療を調べてみると良いのではないでしょうか。
ホームページを見ると、どのような内容で費用はいくらか分かります。
こうしたところでは大抵はロアキュテイン以外の治療もありますから、
まずは相談に言ってみるのも良いのではないでしょうか。
ロアキュテインの治療は、基本的に高価となります。
それでは、具体的に値段や治療内容を見てみることにしましょう。
■美容皮膚科での治療の治療内容と料金
- 美容皮膚科「用賀ヒルサイドクリニック」での治療では血液検査がしっかりある
- 「青山外苑前クリニック」では欧米より量や期間を減らしている
- どちらのクリニックでも一錠の値段は高価
まずは、二つの美容皮膚科の治療内容を見てみましょう。
美容皮膚科「用賀ヒルサイドクリニック」は、
ロアキュテインでの治療を行っている医院の内の一つです。
こちらは、ロアキュテインの治療を始める前に、
必ず血液検査をする必要があります。
また、治療している間も、必ず血液検査を受ける必要があります。
割合は、二週間から一か月に一度となっています。
この血液検査は一回5100円となります。
ロアキュテインは、一錠440円となります。
この治療を16週間から24週間続ける必要があります。
この16~24週間を1クールとしています。
1クールの治療が終わった後は、
2か月しないと次のクールの治療を行うことはできません。
「青山外苑前クリニック」でも、ロアキュテインによる治療が行われています。
こちらでは、欧米よりも量を減らした治療が行われています。
投与期間も、欧米での一般的な治療より短くなっています。
これは、副作用のリスクを考えて、
より日本人の体質に合うようにしているのです。
こちらの治療では、ロアキュテインは一錠600円から1200円となります。
グラム数によって変わりますが、600~1200円の範囲内です。
■ニキビ治療専門外来のあるクリニックでの治療内容と料金
- 「ターズクリニック新宿」では、他の療法と組み合わせて治療を行っている
- 「サンシャイン 山口クリニック」ではグラムごとに料金が違う
- 再診料などもいれると、やはり高価な治療になってしまう
「ターズクリニック新宿」でもロアキュテインの治療を行っています。
こちらは、副作用を下げるために、他の治療とも組み合わせて行っています。
あるビタミンも一緒に服用することで、
ロアキュテインの副作用を低くすることができるようです。
また、ニキビの炎症を抑えるような治療も行います。
こちらでは、ロアキュテインの費用は明示されていません。
初診料は、15分までは5000円となります。
「サンシャイン 山口クリニック」はニキビ治療専門外来で治療を行っています。
こちらは、半年の治療で98%ほどが改善するとあります。
治療費は、28日分で12600円から22400円です。
一錠ごとの値段も見てみましょう。
10mgでは280円、20mgでは450円、40mgでは800円となります。
■ロアキュテインの処方は保険適用外なので全体的にコストが高い
- どこのクリニックでも安価な治療ではない
- 全体的にコストもリスクも高いので、治療をする場合はよく考える必要がある
上述のように、ロアキュテインの治療は全体的に高くなってしまいます。
コストが高いのは保険適用外なので仕方ないでしょう。
ロアキュテインの治療は、リスクとコストの面にデメリットがあります。
よく考えて治療を行うようにしてください。