アジア放蕩日記超オーガニックライフ、パタヤへPataya/Thailand 旅人:じぇりー&ノビー4/19 さて、そろそろビーチにでも行って本格的なオーガニックライフしようかな。そこで俺達はパタヤ行きのバスに飛び乗る事にした。もうここしかないと思った。パタヤという街は旅に疲れた者たちが集う桃源郷のような場所である。もう俺の頭の中にはパーティという言葉がちらついている。 バスはターボチャージャーをビリビリと響かせて加速した。 ところが、パタヤまで後一歩というところで渋滞にハマった。一体何だろうと思ったら、既に俺達の中では終焉を迎えたと思っていたソンクラーンがパタヤでも弾けていたのだ。渋滞はその影響であった。歩道には興奮状態に陥った市民が溢れてかえっており、やはり俺達のバスに対して水や例の汚い白い濁水のようなモノを投げ付けてくる。窓が濁水で外が何も見えなくなるほどだ。これは凄い! しかしあまりに激しい攻撃なので、なんだかこれが「お前達みたいな外道旅行者はパタヤには入らせないぜっ!」という発作的な排他運動か何かなのじゃないのかと内心ヒヤヒヤしたりもした。 結局、トンデモ状態になったバスはパタヤの中心部につく寸前で無事停止した。あまりに渋滞が酷すぎてバス停まで行けないと言うのだ。 どうやら運転手はバスを乗り捨てたようだ。こればかりは仕方がないので重い荷物を背負ってバイタクで町に向かった。 今夜は繁華街のすぐ側のハニーロッジに泊まる事にした。このホテルの部屋壁はたくさんのレンガで覆われており何だかアメリカの古いホラー映画的なモノを感じさせてくれる。 と、どこからか不良中年白人のものと思われる恐ろしい雄叫びが聞こえてくる。 「○×△□オゥ、ディス○×△イェアッ、ファッ~~ック!」 そう、ここは悪名高きファッキングストリートに毎晩通う腐りきったドスケベ外国人達の集う半分というかほぼ一発部屋のようなホテルであった。 しかし俺達だってここに何しに来たのか分かっている。 そうだ。これまでド田舎に押し込められていた俺達の執念は只事じゃないぞ。 まずはパタヤで一番盛り上がっているであろう、HAPPY A GOGOに行く事にした。 名前からして凄い。これまで閑散とした田舎に閉じ込められてた俺達には衝撃的な光景だった。ビキニ姿の女の子達が男共をまるで挑発するかように踊っている。いやこれは確実に挑発してるだろ。 次に向かった店ではようやく俺が侍魂を発揮してヒィヒィと酒に溺れ、、その後の記憶がハッキリはない。どうも夜風の噂によると、酔い潰れた俺のテーブルには(もちろん俺が)分別も無く女に奢りまくったらしき7、8本のドリンクが悲しげに並んでいたらしい。これは節約派のパッカーから見たら憤怒しかねない光景だ。ほんとすまんみんな、、。 俺達は普通の旅人じゃないのかもしれない。だらしの無いオーガニックライフを求めに来たヒッピー。酔えば真っ当な旅なんてしてられるかそんなの糞喰らえだと本気で思ってしまう。 ま、今日のところはとことん腐っちまったが、明日こそ念願のオーガニックスタイルで行こうと思う。 のんびりと、だらりと、怠惰に過ごせる時間がここにはある。が、夜になると、、 4/20 これではいい加減、爽やかな波風に吹かれた生活を満喫できないので、静かでマトモなジョンテウンビーチまでソンテウで移動する事にした。ソンテウは荷台を人間輸送用に改造した可愛いピックアップトラックである。が、パタヤでは道に出れば優秀なぼったくりソンテウ運転手が溢れている。 彼らに気をつけろ!そこで俺達はその中で1番やる気の削がれてそうな奴を探した。いきなり商売気バリバリのクルマには乗るわけにはいかない。無謀なローン組んでお先真っ暗って感じの奴をあえて選んだ。ま、今日からようやく憧れのオーガニックライフってやつだな。 ソンテウはユルユルした山道を通りパタヤのもう一つの開けた町ジョンテウンビーチに着いた。これでパタヤビーチ特有のケバケバしい喧騒から逃げる事ができたのだ。 今夜の宿は、ロンリープラネットに載っていたスウェーデン人オーナーの経営するゲストハウスにした。古いロンリーに載っていて未だに健在という事は悪い宿ではないのだろう。 さて、服をリゾート仕様に着替えて静かな北ビーチに行く事にした。 と、どうも雰囲気が怪しい気がする。そういえばさっきから男しか見ていないような、、。海を見ると一人海に入っているノビーのもとに危険過ぎる程ゴツイ白人爺が近寄り話し掛けている。「二人でメイクラブして、ペッティングして、、」 どうやらここはパタヤでは有名なゲイビーチだったようだ。 ふざけやがって。 俺はゲイとかレズビアンとかを無下に批判するつもりは無いが、こういう初対面の奴にこういう事を恥ずかしくも無く言ってのける精神が理解できない。 結局のところ、ノビーは元々ゲイ文化を敬っているような奴だったので反旗を翻すことなく無事生還したようだ。 こうして今日はロクに可愛いタイ娘の水着を見ることも出来ず終わった。仕方がないので今夜はタイマッサージで気を抜いてもらう事にした。 部屋は清潔で広くて海にも近い。ああ、ここに棲みついてしまいたい、、 4/21 朝からビーチでふて寝せよ。バカンスとはとにかくパラソルの下でごろ寝と昔から相場が決まっている。俺達がウヒウヒとぬるま湯を楽しんでると傍らから鋭い目でガンつけてる爺を見つけた。またもやモーホーの登場かと思いきや自称パタヤ最強のペイントアーティストだった。 その爺、近寄って来るとノビー君の隣に座りペイントタトゥー彫りを始める。俺達がビールをグビグビとやっているうちに、ハッと気がついたら腕全体に強烈なアートらしきモノが彫られている。 二週間は消えないと親爺はガッツポーズ。しかしねえ、これじゃヤクザですよ。 さて、今夜はビーチライフ最後だからとパタヤビーチに向かいバーフライに徹する事にした。 えっ、またあそこに行くのかって?いやいや、今夜で終わりにしますから! 終わりの見えない狂想曲は早朝まで続いた。明日から本格的なオーガニック生活が始まるので頑張って遊んだ。実は以前、ノビーの日本での知り合いのタイ人の叔母さんが、パタヤに娘と婆さんが住んでるから一緒に遊んでくれないかという打診があったのだ。 当然の如く爽やかな了解をした。 もうストリップバー巡りなんてダサい事は今日で終わりだ。明日からは女学生達との爽やかな交流オーガニックライフが始まる。 まんざらじゃなさそうな彼だが、一時間後には悲愴な顔に、、 4/22 昼に部屋でゴロゴロしているとこの宿のスウェーデン人オーナーが飛び込んで来た。金持ちそうなタイレディが君達を運転手付きの車で迎えに来た、と緊迫した面持ちで言う。これまでこういう経験がないのであろうか、まったく信じられないという顔だ。 ヘッヘッヘ、時代遅れですな親爺!もうタイは貧しい国じゃないんだよ。俺達は妄想した。やはり金持ちのお嬢様といえば長髪に華奢なワンピース姿で爽やかな笑顔、、どんな美女が待っているのだろうかとドキドキするぞ。 しかし階下に降りると香港電脳世界で捕獲されたかのような眼鏡少年しかいない。その横にはちょっと猿ぽいスポーツ刈りの男がにこやかに座っている。 あれっ、おかしいな。君達、ここらへんに美女はいなかった? そう、この眼鏡少年こそがノビーの知り合いのタイ叔母さんの娘サーイちゃん(通称:香港)であった。 話が違うじゃないかノビー君っ!! しかしうな垂れる暇も無いまま車に閉じ込められ出発した。 さて、皆でタトゥー白人だらけの危険な高級住宅地に向かうと、、、婆さんが作った美味そうな料理がお待ちかね。 食い終わった後、香港に連れらた先は、あんまりつまらない巨大プチ王宮を徘徊、パタヤゲイソンにてロシア美女達とミラー迷路で遭遇ノビー君ご乱心、それで夕方になればゴーカート場で疾風が如くチェイスしまくり汗だくになった!ので 一度邸宅に戻りシャワーで身を綺麗にした後、ディナーの前菜にとパタヤビーチで高級オカマショーを視察しに行く。 ちなみに晩餐は日本食レストランでウハウハと締め括った。 おーっ、香港だってやるときゃやるんだな!感動した! 今日はまずまずな満足感を得たので明日に期待しようと思う。 4/23 どうやら俺達はご大層な身分らしい。昼過ぎになっても起こされなかった。何とか気合で起き上がり、寝癖全開で居間に詰め寄るとまたまた婆さんの美味しいタイ料理がホカホカと湯気を上げている。 うはぁ、アロイよおばぁちゃん、アロイアロイ!言いながら食いまくった。 ちなみに俺達が食ってる間、香港は日本にいる母親と電話で島に行くか行かないかで大いに揉めていた。 そうそう、揉めなさい。揉めてキレてどんどん話を大きくしちゃいなさい。 で、結局すぐ近くのラン島に行く事が決まった。もちろん運転手が港まで送迎してくれる。船で二回程乗り継ぎ1番美しいと言われるタウエンビーチまで行き水上バイクでかっ飛ばした。俺達は二人は波を飛びながら気味の悪い奇声を上げた。 ウヒヒヒ! 海は暖かいしビーチは美しいし何よりこの豪華なパタヤ生活最高だな! 島から陸に帰るとやはり運転手が暖かい車を用意して待っていた。 おーし、いいぞいいぞ!途中近くの展望台に寄り楽しく写真撮影。 家に帰り近くのビリヤード場で酒片手に楽しもうとすると、 ちょうどよく、香港の友達の可愛い帰国子女も加わり深夜まで酒でチャカチャカ。あまりに楽しすぎ気持ちよすぎて思わず俺のヘンテコラップまで放つ始末。パタヤ在住不良白人ってこんな最高なとこに住んでるんか! To Continued Pataya(まだパタヤ)>>>>>>>> |