1.ホームホワイトニングやり方・期間
1-1 まずはカウンセリング
歯医者さんでマウスピースを作ってもらいホワイトニング専用の薬剤を用いて自分の家でホワイトニングをする方法をホームホワイトニングと言います。
歯のマウスピースを作ってもらうために歯医者さんに行ってカウンセリングしてもらいましょう。この時に希望の白さやホワイトニング薬剤の濃度などを決めていきます。また虫歯や歯周病があると痛みなどの原因となるのでホワイトニングの前に検査してくれます。そのほか不明な点などカウンセリングでしっかり聞いておきましょう。
人によりますが歯石や着色汚れがひどい場合、ホワイトニングの効果を実感出来なくなってしまうため、歯石を取り着色を落とすクリーニングします。クリーニングをすることで、ホワイトニング薬剤が歯にムラなく浸透し、より効果が分かりやすくなるのです。あまり汚れがひどいと2~3回に分けてクリーニングを行う歯医者さんもあります。
1-2 マウスピースを作成
歯型をとり自分の歯にピッタリ合ったマウスピースを作成します。出来上がるまではおよそ1週間です。歯医者さんによっては時間がかかることもあるので事前に聞いておきましょう。
1-3 ホワイトニング開始
マウスピースが出来上がったら早速ホワイトニング開始です。用意するものはホワイトニング自体は自宅で行います。用意するものは以下です。
◆用意するもの
・マウスピース(上下の歯あり)
・ホワイトニング薬剤
・歯ブラシ
◆ホワイトニングのやり方
①歯磨き:歯の表面に汚れがついていると白さにムラが出来てしまいます。ホワイトニング前に歯磨きをして汚れを落としておきましょう。
②ジェルの塗布:歯医者さんで処方してもらったホワイトニング用のジェル(濃度は人それぞれ違います)をマウスピースの内側(凹んでいる方)に入れます。目安としてはひとつの歯につき、米粒大ずつの量です。入れ過ぎると歯茎に付着して痛みが出る場合があります。多くのホワイトニング薬剤は注射器型になっていてジェルを押し出して使うようなタイプが多いです。
マウスピースには上側の歯用と下側の歯用があるのですが下の歯は上の歯より小さいので米粒大より気持ち少なく入れるようにしましょう。
③マウスピースの装着:マウスピースに出したらすぐに歯にはめるようにしましょう。はじめての人は鏡を見てはめると上手く挿入出来ます。その時点でもし歯茎に薬剤がついてしまったらダメージを与えないようティッシュで優しく拭きとっておいてください。
④漂白:そのまま2時間ほど置きます。その間は何をして過ごしても構いませんが、食事など噛みしめる動作などはマウスピースが壊れる原因になるので控えましょう。本を読む、お風呂に入るなどリラックスして待つようにしましょう。ジェルによって時間や頻度なども違うので歯医者さんに確認してくださいね。長くやりすぎると、ジェルが効きすぎてしみることがあります。使用時間はしっかり守って、もししみるなどした場合は歯医者さんに相談しましょう。
⑤口をゆすぐ:2時間経ったらマウスピースを外して口の中の薬剤をゆすぐようにします。薬剤の残りがあると歯茎が痛んだり知覚過敏の要因にもなるのでいつもより丁寧にブラッシングしましょう。歯磨き粉は普段通りのもので構いませんが研磨剤入りの歯磨き粉は控えるようにしてください。
⑥マウスピースの洗浄:外したマウスピースも忘れずに洗う必要があります。熱湯で洗うとマウスピースが変形してしまうことがあるので水洗い、もしくはぬるま湯洗いをします。ネットなどで売っているマウスピース専用歯ブラシは毛先が柔らかく細かい汚れを落としてくれるので1つあると便利です。洗ったマウスピースは自然乾燥させて専用のケースなどに入れ保管しましょう。水分が残ったまま保管するとカビや細菌繁殖の原因になります。
1-4 期間
ホームホワイトニングの効果を十分に得るためには毎日2時間、およそ2週間ほど続けることが大切です。もちろんその途中で自分の希望の白さになったら施術をやめても構いません。歯医者さんでしてもらうオフィスホワイトニングとは異なり、濃度の低い安全性の高い薬を使ってホワイトニングをするため毎日おこなっても安心です。
最初は少し面倒ですが、ホワイトニング中は食べること以外なら自由に過ごしていて構いませんのでせっかくの2時間、音楽を聴いたり好きな読書にあてるなど楽しんで過ごしましょう。
1-5 メンテナンス
希望の白さになったからと言ってそのまま永久的にその白さが持続ずるわけではありません。ホームホワイトニングは1回やれば終わりというわけではなく、メンテナンスとして月に1回~2回ほどホームホワイトニングをするようにしてください。そうすることで新たについたステインを除去することが出来ます。また、余った薬剤は常温で出しっぱなしにしていると効果が薄れてしまうので冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。薬剤を追加したい場合は、歯医者さんに定期的に通って処方してもらうようにしましょう。
2.ホームホワイトニングの注意点
◆ホームホワイトニング前は歯磨きをする
1章でも触れたように歯の表面に汚れがついていると白さにムラが出来るので、ホワイトニング前に歯磨きをして汚れを落とすことが大事です。この時にあまりゴシゴシし過ぎると歯茎を傷つけ知覚過敏を引き起こしてしまいますので「優しく丁寧に」を心がけましょう。
◆ホワイトニングの直後1時間は飲食NG
薬剤を使った後は白くキレイになった反面、着色しやすい状態でもあります。1時間は飲食を控えてください。空腹の時間が長くなりますので食事はホワイトニングをする前に済ませておくのが理想です。
ホワイトニング中およそ2週間は濃い色の飲食物など着色しやすいものは控えるようにします。これが我慢できないとホワイトニングの効果を思ったほど得られません。例えば、カレーやオレンジジュース、コーヒーや紅茶やお茶、ブルーベリーのほかケチャップや醤油など調味料類にも制限がかかる場合があります。詳しくは歯医者さんによっても違いますので確認しましょう。
◆マウスピースとジェルはなくさないよう保管
マウスピースというのは透明でとても軽い素材で作成されます。そのため洗面所などに放置しておくと何かに紛れたり、誤って捨てられてしまう可能性もあります。ネットでマウスピース専用の保管ケースが市販されていますので取り寄せてみてはいかがでしょうか。薬剤は余った分は冷蔵庫保管となります。注射器型のジェルがほとんどですが、冷蔵庫にそのまま入れてなくさないようにケースやパッキンなどに入れて保管しましょう。
3.歯医者さんでよく使用されるホワイトニングジェル4選
①ナイトホワイトACP 16% 3本入り(2.4ml×3)
価格: ¥ 7,800(amazon参考)
出典:https://www.amazon.co.jp
アメリカを中心に広く知られているホームホワイトニングの薬剤です。日本では過酸化尿素というホワイトニング成分が10%以下のみ認められています。しかしナイトホワイトは10%のほか、16%や22%の濃度もあり、個人輸入を行う歯医者さんで購入することが出来ます。ナイトホワイトACPはほかと比較すると効果を実感出来るのが早く、白くなりやすい商品です。メーカーの説明では寝ている際に装着する商品となっていますが日本人はエナメル質が薄い人が欧米人と比べて多いのでそれをしてしまうと知覚過敏になってしまいます。日中2時間ほど着用を推奨している歯医者さんが多いです。ACPはリン酸カルシウムという歯を覆って強くしてくれる成分のことで、これが配合されることによって、強いホワイトニング効果がありながらも、知覚過敏の痛みなどの症状などを引き起こしにくいメリットがあります。
②オパールエッセンス
価格: ¥5,000(calamel参考)
出典:http://calamel.jp
こちらもアメリカを中心に広く市販されているホワイトニングの薬剤で日本で認可されている10%のほか15%、20%、35%と過酸化尿素の濃度がたくさんあるのが特徴です。オパールエッセンスは知覚過敏の症状を抑え歯を強くしてくれる、硝酸カリウムとフッ素成分が配合されています。装着する時間は2時間~4時間と少し長めを推奨するクリニックが多いですが費用がナイトホワイトに比べ安いのがメリットです。
③ティオンホワイトニングジェル
価格: ¥2,490(rakuten参考)
出典:http://item.rakuten.co.jp
1言でいうと日本人に合わせて作られたホームホワイトニングジェルです。早く効率的に白くなりたいという人には向きませんが、日本製で安心感があり、自然な白さが特徴です。ホワイトニング成分、過酸化尿素の濃度は10%で、ほかの欧米の製品と比べると弱いですが薬剤のテクスチャーが少しゆるめで伸びが良いため、少ない量で均一に歯の表面につきます。
④松風 ハイライトシェードアップ キット セット
価格: ¥5,800(smartpractice参考)
出典:https://www.smartpractice.jp/
松風は昔から日本にある歯材メーカーで、こちらも厚生労働省で認可されている薬剤です。過酸化尿素は10%配合されており1日2時間の着用を推奨しています。こちらの薬剤は扱っている歯医者さんが少ないです。扱いがある場合、ホームページに掲載していることもあるので確認してください。