比較的古くから、化粧水をパッティングでつける方法がオススメとされてきました。
果たして、エイジングケアの観点では、パッティングで化粧水をつけることは、良いのでしょうか?
実は、それには絶対的な答えはありません。
化粧水をパッティングでつける場合、注意すべき点があるので、それをしっかり実践できれば、化粧水の付け方として悪い方法ではありません。
しかし、エイジングケアの観点ではパッティングはあまりオススメできません。
この記事では、化粧水の付け方の1つであるパッティングのメリットやデメリット、注意点をご紹介します。
- 化粧水の正しいパッティングについて知りたい!
- パッティング以外でどんな化粧水の付け方があるの?
- エイジングケアの観点からは、どちらが良いの?
などを知りたい方は、ぜひ、続きをお読みください。
<この記事でお伝えしたい大切なこと>
- パッティングとは、お肌を軽くたたいて化粧水などをつけて浸透力を上げる方法です。
- パッティングにはメリットもありますが、強くやるとその刺激で顔が赤くなったり、シミができるなどのデメリットがあります。
- コットンによるパッティングはオススメできません。手で行いましょう。
- エイジングケアの視点では、パッティングはリスクが高いので避けた方が無難です。
- 最近では、パッティングよりもハンドプレスを行われる場合が増えてきました。
1.パッティングのメリット・デメリット
パッティングとは何か、また、化粧水でパッティングする際のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
1)パッティングとは?
パッティングとは、英語で「Patting」。
手の平などで軽く「たたく」、「なでる」ことです。
化粧水や乳液などの化粧品を顔につけるとき、お肌を軽く叩きながらなじませる方法をパッティングといいます。
この方法は古くからある化粧水の付け方の1つで、大手の化粧品メーカーでも推奨されてきました。
2)パッティングのメリットは?
化粧水のパッティングでのメリットは、
- 化粧水をより深くまで浸透させることができる
- 血行が改善する
などと考えられています。
しかし、本当にこのようなメリットがあるのか明確に示すエビデンス(科学的根拠)はありません。
それでも、経験的にメリットを実際に感じた方も少なからずいるでしょう。
そうであっても、正しいパッティングを行えばデメリットも少なくできるので、パッティングを否定する必要もありません。
3)パッティングのデメリットは?
パッティングは、お肌を叩く、あるいは擦るので、やはりお肌の負担になるリスクがあります。
叩く力が強いと刺激となって、顔が赤くなったりシミになるリスクもあるのです。
①誤ったパッティングは顔の発赤のリスクになる
パティングでお肌に刺激を与えることで、真皮にある毛細血管にまで刺激が伝わります。
その刺激が強いと、毛細血管が広がって、顔が赤くなってしまう場合があります。
②誤ったパッティングはシミのリスクになる
表皮の基底層には、メラノサイトがあります。
メラノサイトは、紫外線のダメージからお肌を守るためにメラニンを作ることはよく知られています。
実は、パッティングで強い刺激を与えたり、習慣的に長年そんなパッティングを行っていると、メラノサイトに悪影響を与え、ターンオーバーにも悪影響を与える場合があります。
このメラニンは、しみの原因なので強いパッティングが原因でシミになってしまうリスクもあるのです。
このように、パッティングは、刺激を与えてしまったり、習慣化していることでお肌のトラブルになるリスクがあるのです。
2.パッティングの正しい進め方
上記で説明したように、「メリット」と「デメリット」のあるパッティングですが、自分が心地よいと感じられる、あるいは効果を実感できるのなら問題ありません。
ここからは、正しいパッティングの仕方をご紹介します。
1)パッティングは、手?コットン?
パッティングには手でやる方法とコットンでやる方法がありますが、刺激の少なさを考えるなら「手」がオススメです。
なぜなら、コットンは柔らかいものでも、化粧水をしみ込ませれば固くなります。
それでパッティングすると刺激が強くなるリスクが上がってしまうのです。
また、繊維の質によっては、繊維の刺激で肌を傷付けるリスクもあります。
化粧水をつける場合は、コットンでもメリットがありますが、パッティングの場合は、コットンは避けましょう。
2)パッティングの進め方
パッティングの基本は、力を入れ過ぎず優しく行うことです。
パンパン叩くのではく、軽く抑えるようなイメージで行いましょう。
①適量の化粧水を手にとる
パッティングを行う場は、化粧品メーカーが指定する分量の化粧水を片手にとります。
多くの場合は500円玉大くらいです。
②化粧水を両手に分けて顔につける
片手に取った化粧水を両手に分けて、顔全体になじませます。
手で顔を包み込むように行います。
③肌をリフトアップするようにパッティング
中指と薬指で、中心から外側にリフトアップさせるようなイメージで行いましょう。
目元や口元はパッティングせずに、そっと押さえるだけにしましょう。
3.エイジングケアの視点ではパッティングよりハンドプレス
では、次にエイジングケアの視点でパッティングを考えてみましょう。
1)パッティングはエイジングケアにとってよい?
最近では、化粧水のパッティングよりもハンドプレスが行われるケースが増えてきました。
その理由は、
などです。
では、パッティングはエイジングケアの視点で考えれば良い方法でしょうか?
答は「No」です。
エイジングケア世代のお肌はやはり刺激に弱いのです。
ですから、エイジングケア世代は、リスクのあるパッティングはオススメできません。
パッティングをすることで肌悩みが増えってしまっては本末転倒なので、エイジングケアの観点では避けた方が無難です。
2)ハンドプレスの進め方
パッティングの代わりにオススメする方法は「ハンドプレス」です。
ハンドプレスは、手の平や指で化粧水を優しく押し当てて肌につける方法です。
パッティングのように叩く方法ではありません。
手や指の体温で化粧水の浸透力もアップし、高い保湿効果が期待できます。
ハンドプレスの進め方は、
①適量の化粧水を手にとる
化粧水を適量とって、両手になじませてから顔をプレスします。
または、先に指で顔につけた後に、両手でプレスする方法があります。
どちらも効果は変わりません。
②パーツ別に行う
一度にすべてを行えないので顔全体、目元・口元、額の順番にパーツ別で行います。
特に、目元や口元は優しく押さえましょう。
③ハンドプレス
手の平、または指の腹をお肌にしっかり密着させて、パーツごとに5~10秒程度ハンドプレスします。
④ゆっくり、やさしく行うことがポイント
押し当てるときも手や指を離すときも、刺激にならないようにゆっくり行いましょう。
この手順からおわかりだと思いますが、手でフェイスマスクのような効果を期待する方法がハンドプレスです。
ただし、ハンドプレスもバリア機能が低下している場合は、避けた方が良いことを覚えておいてくださいね。
4.まとめ
化粧水でパッティングする場合のメリットとデメリット、エイジングケアにとってパッティングがよいかどうかなどを考えてみました。
かつてはパッティングを勧めていた化粧品メーカーも最近ではあまり勧めなくなってきたようです。
それは、パッティングはやり方を誤れば刺激でお肌のトラブルを招くリスクがあるからです。
エイジングケアの視点でも、やはり刺激はリスクですからパッティングはあまりオススメできません。
最近では、パッティングに変わってハンドプレスを行う方も増えてきました。
エイジングケア世代の方には、ハンドプレスを試していただきたいです。
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