心拍トレーニング入門!心拍計付き腕時計 SOLUS LEISURE 800
先日『心拍数トレーニング』についての記事を書いたんだけど、そのとき使っていた『心拍計付き腕時計』の紹介だ。
今回紹介する『LEISURE 800』は、ありがたい事に提供いただいたんだな。感謝っす!ではね、いつも通りイイとこ、わるいとこ含めてレビューしてみます。
心拍トレーニング入門に最適な心拍計付き腕時計
SOLUSのLEISURE 800 (価格 3300円)
心拍計付きの腕時計と聞くと高価なイメージがある。でも中には安いモデルも存在し今回のものはAmazonなどで3300円で販売されています。心拍腕時計のお手軽モデルといったところでしょうか。提供いただいたから褒めているわけではないが、コストパフォーマンスはいいですね。
今から心拍トレーニングを始める初心者向けのもので、レディース用やメンズ用、カラーもいろいろあるみたいです。Amazonでは下記のように何種類もラインナップされています。
同じ品番の商品でも、レディース用やメンス用、ユニセックスやカラーなど、ホント在庫管理って大変そうだな。
通常時は普通の腕時計
当たり前ですが、心拍機能付きの腕時計ってわけで通常時は、普通の時計です。写真のように『曜日・日にち・時間』が表示されるってわけです。
心拍数の測定は指を置くだけ
初心者モデルって事もあり、心拍数の測定は簡単である。腕時計を見ると銀色のふちが見えると思うのだが、ここに指を置くだけ。
指を置くと写真のような画面に切り替わり、測定を始める。三秒程度は指が触れてないといけないので、激しく走っている最中などの測定は、無理でしょうね。
心拍数とハートレートの表示
ご覧のように私の心拍数は『70』と出ましたね。暑い部屋で撮影していたためかちょっと高めである。それでその横に『37』という数字が見えるでしょ。それが『ハートレート』と呼ばれるものである。
ハートレートとは、自分のMAX心拍数に対して、現在どの程度の負荷がかかっているか表示するもので、現在は負荷率『37%』って事ですかね。MAX心拍数については、手動でも決めれるし、腕時計に性別や年齢を入れれば自動で計算してくれる。
ハートレートゾーンについて
説明書を見るとハートレートゾーンについて書いてあった。つまり目的とするトレーニングに合わせて心拍数を調整するといいだろうって事。
種別ハートレートゾーン
- 体力アップ: 65%~80%
- 脂肪燃焼: 60%~75%
- 健康維持: 50%~65%
ダイエット狙いならハートレートが『60%~75%』になるよう調整して走ったりするといいらしい。あまり無理しすぎると脂肪燃焼にはならないなんて不思議だな。
ここは心拍数トレーニングでも、重要な事なので目的に応じて軽く覚えておくといいでしょうね。
ホントは医師が一番だけど自動でMAX心拍数を計算してくれる
実際のところ、MAX心拍数って個人差があるから、正確に知りたい場合は医師の元、計測しなくちゃいけないらしい。でもそんなの普通やらないよね。
そんな訳で、この心拍腕時計には、下記の項目を入力するだけで、それを自動計算してくれるそうだ。
入力項目
- 生まれた年
- 体重
- 性別
これだけで、目安となるMAXの心拍数を計算してくれる。低価格タイプの腕時計のくせして、やるではないか。でもあくまで目安なので、ホントの心拍数を知りたかったら医師のもと計測してね。
夜間でも安心バックライト付き
安いタイプだからバックライトがついてないと思って使っている人が多いらしい。普通に左上のボタンを押すと光るんですけどね。
ストップウォッチ機能とラップタイム
左下のボタンを押すことで、モードをいろいろ変更できます。その中の1つがストップウォッチモードだ。この機能は私よく使うもので、走っているときにスピードの確認でよく使うんですよ。
あと右上のボタンを軽く押すとラップタイムを測る事ができるので、同じコースをグルグル回る人によってはいい機能じゃないのかな。私の場合は行って帰っての往復コースなのでこの機能は使う必要なし。
完全にストップウォッチをとめるには右上のボタンを長押しするのだが、数字がちょっと滑るんだよね。でも正確に計測はできているのだが、最初見た人は、これ壊れてるって思っちゃうらしい。これ仕様だから仕方ないみたいっすよ。
タイマーモード
タイマーモードまであるんだね。安いやつなのにどれだけ機能ついてるんだろう。というか腕時計でこれって普通なの?あまり腕時計は詳しくないから知らないんだ。
まぁ音自体は、そこまで大きくないので、がっつり昼寝用とかで使うと寝過ごす可能性はあります(笑)。
生活防水だから、こんな事しちゃだめだよ
今回の時計(LEISURE 800)は、防水機能付きである。しかしこの防水ってのは『生活防水』ってやつで、汗やちょっとした手洗い等でついた水滴は大丈夫だよって意味らしい。
だから写真のように、シャワーでばしゃばしゃしたり、雨の中で使用するのはNGとのこと。でもこんなことしてもけっこう平気だったりするんだよね。あっでもこれすると保証が効かなくなるので絶対に真似はしないように!
エクササイズモードなるものも装備
説明書を見ると、何か『エクササイズモード』というものもあるらしい。よく文章を見てみると先ほど紹介した、『体力アップ・脂肪燃焼・健康維持』の三つから選び、心拍数を測るとアラート音で、それぞれに適した心拍数かを教えてくれるとの事だ。
えーと、先ほどの『ハートレートゾーン』を覚えれば済む話なので、特にこのモードは使う事ないな。
医者もすすめる心拍トレーニング
以前にユーザーさんによる書込みがあってわかったのですが、この心拍トレーニングは医者もオススメしているとの事。なぜかというと。
運動不足の人にとって『急激な運動は危険』だからでしょうね。運動張り切りすぎて、心拍数がMAXに到達すると危ないんです。だからMAXに到達しないよう、心拍数を見ながら安全にトレーニングをして欲しいってのが医者の言い分なんでしょうね。
確かに、マラソン大会などで病院送りになるのは、40キロとか走る人ではなく5キロを走る一般ランナーに多いと聞きます。理由は簡単。5キロだけだから普段練習もせずぶっつけ本番でホンキで走るからです。
昔は走れても、今は運動不足の体だから、いろんなところで無理がくるんです。その無理をしないようにして走る目安の1つが、この心拍数なんですね。
メリットとデメリットをまとめてみた
まとめってことで、それぞれメリットとデメリットを上げてみます。購入の参考にしていただけたらなと思います。
メリット
- 心拍腕時計の中では価格が安い
- 心拍数の計測が簡単
- 心拍計、ストップウォッチ、バックライトなど最低限の機能はついてる
- カラーがいっぱいある
何よりのメリットは、やはり価格でしょう。心拍数が計れて3300円です。最低限の機能はついているし、入門機としてはちょうどいいでしょうね。
あと設計がシンプルだから使いやすいってのもあるな。高機能のものだと、操作が複雑でわからなかったりするんですけど、これは高級機でないから機能が制限されていて、分かりやすいんです。
デメリット
- 常時心拍数の計測ができない(腕時計型は全般的にそうである)
- 生活防水のため、ホントは雨だと壊れる可能性あり
- 計測時に指を固定する必要があり、全力疾走時は測りにくい
- 雨や汗でべったべたになりすぎると計測値にズレが起きる事がある
1つ注意していただきたいのが、これは指を置いた時に計測するタイプのもので、常時計測しているわけじゃないんです。これはこの腕時計が安いからという理由ではなく、腕時計型の心拍計だと通常こんな感じらしいですね。
常時計測したいのであれば、胸の周りにバンドのようなものを巻いて計るタイプのものが必要との事。ただこのシリーズだと価格が10000円オーバーしてきてちょっとお高いんですよね。
まぁ、こんな感じではないでしょうか。あくまで入門機だから多くは望めないが、最低限の機能はついておりコストパフォーマンスはいいですね。こんなんでメーカーさんは儲かるのかなぁ。ちょっと心配である。今回紹介した腕時計は『LEISURE 800のラインナップ(Amazon)』にて販売しているので、心拍トレーニングに興味のある方はどうぞです。(^_^)v
濡れ過ぎると計測値が正常じゃなくなる?
あと心拍数の計測には、何か電子的な信号で計測しているらしい。だから腕時計が雨や汗でベッタベタになると、心拍数が正常に測れない事もあるそうだ。これは時計の裏面の銀色の部分と、時計表面の丸い銀色の輪っかが、汗などで上下通電しないよう気をつけるしかないね。
ただ、どの程度のベタベタ感かというと、相当すごい量の汗だと思う。前回の『心拍トレーニング記事』を見るとわかるのだが、私自身かなりの汗の量である。この状態では特に誤作動が起きませんでしたね。
たぶんコレ以上のすごい汗だとか、ダメなんだけど暑すぎて水浴びちゃった時に起こる減少なのかもしれません。
LEISURE 800の仕様と機能一覧
せっかくなので、LEISURE 800の仕様と機能一覧をまとめてみました。
仕様一覧
- メーカー: SOLUS(ソーラス)
- 表示タイプ: デジタル表示
- バンド素材・タイプ: プラスチック ベルトタイプ
- 本体重量: 41g
- メーカー保証: 1年間保証
- 防水機能: 生活防水のみ
機能一覧
- 心拍計測
- 消費カロリー計算
- ストップウォッチ
- ラップタイム
- アラーム機能
- エクササイズモード
使った事はないが地味に『消費カロリー』も計算してくれるらしいです。なるほど、だから設定時の入力項目に体重の入力があったのか。
なんかいっぱいあって、これでも混乱しそうだが、もう少し高いバージョンになると、もっと他にもいろんな計測ができるらしい。でもそこまでくると、ちゃんと使いこなせるかは心配だな。