ダイエット方法で一番やってはいけないのが絶食と言われています。絶食してしまうと筋肉が落ちたり新陳代謝が下がってしまってリバウンドしやすいからです。 実際に食べないで痩せるとどんな痩せ方をするのか、私の実体験を紹介します。
絶食と言っても無理はしない
全く何も食べないと、ミネラルなどの体を維持する栄養もどんどん失われるのでフラフラになります。というか生命維持が怪しくなります。(すぐに倒れる…というほどではないですが、車の運転はしちゃいけないレベル)また血糖値が急に下がったりすると、精神的にものすごくイライラしたり、判断力が鈍ったり、車の運転に支障をきたしたりします。
血液の中の糖分を全て使い切ってしまうと、体を削って糖分を作り出したりして相当負担がかかるので十分や水分を取りながら「ほぼ絶食ダイエット」をしてみました。
ほぼ絶食の食事内容
とりあえず昼間頭を働かせるために糖分は必要です。糖分は糖分でも、果糖のような一気に吸収されて急激に血糖値を上下させるような糖分は避けました。また砂糖をそのまま舐めるような糖分の取り方も血糖値を急激に変化させてる可能性があるのでこれも避けました。
糖分はお米などの割と緩やかに糖分に変わるモノからとりました。
- 1日1つか2つのおにぎりと缶コーヒーなどの飲み物一つ
- サラダが両手にいっぱい(ドレッシングはなし)
- フルーツ1種類
1日の食事量はこれだけに制限しました。
総カロリー数は500キロカロリー前後だと思います。食べてんじゃん!と思うかもしれませんが、基礎代謝である1200キロカロリー以下の食事をしているので相当体には無理があると思います。
年齢が若ければ全く食べないダイエットも可能ですが、ある程度の年齢になってから絶食してしまうとその後の体調管理に影響してきます。また過食症や拒食症などの摂食障害の引き金になったりします。無茶なカロリー制限はやめましょう。
1日目の体の変化
そもそも何で「ほぼ絶食ダイエット」なんて始めようかと思ったと言うと、前日前々日と食べ過ぎたんです。それで増えた分の1キロが戻らない。この一キログラムを戻すために短期間頑張って元の体重に戻そうというコンセプト?です。
そのせいなのか、前日前々日の影響からか1日目の空腹感はそれほど感じませんでした。むしろ久しぶりに空腹感を感じて心地よい感じです。 1日目は特に無理して我慢しているという意識もなく過ごせました。
この日食べたもの
- おにぎり1つ
- みかん一つ
- キャベツ1/8玉
- アロエジュース500ml
とりあえずお腹が空いたらアロエジュースをちびちび飲む、という感じで過ごしました。食事量が少ないのでちょっと食べただけで胃に何か入った感じがします。冷たい水を飲むと胃の中に冷たい感覚があるほどです。
キャベツはダイエット中の栄養不足にいいかな?と思って食べました。胃の中に胃酸が溢れかえっているのを想像して、(キャベツは胃の粘膜の保護に役立つらしい)キャベツを選んでみました。
アロエジュースは便秘予防です。ダイエット中に便秘になる人は多くて、私も同じように便秘になります。理由は簡単、食事量が少ないからです。便の材料になるものがないんだから出るものも出ない至って簡単なわけなんですが、便秘にしたままにすると肌荒れとか大腸癌の心配があるのでアロエジュースを飲んでちょっとは便秘に貢献しようと考えました。
みかんはビタミン c 摂取です。ダイエット中は食事量が少ないので栄養不足になって肌荒れします。ちょっとでも新鮮なビタミンを取ろうと思ってみかんを食べてみました。
そんなに栄養不足が気になるならちゃんと食べろ
現代人なんて栄養豊富なような気がしますが、カロリーばっかり取っていて本当に必要な栄養は取れていません。 野菜だって昔に比べるとビタミン含有量が減っているという話もあります。本当なのかデータを見てみないと分かりませんが、昔あんなに苦かったピーマンや人参が今はとっても甘いです。甘いということは糖分が増えたということなので、ビタミンを取ろうとして野菜を食べると糖分も一緒に(多めに、というか必要以上に) とるハメになります。
栄養はとりたいけれど余分なカロリーがいらない場合はどうすればいいんだ?いっそのことスムージーとかでダイエットしたほうが栄養不足が補えると思います。サプリメントもいいですけど、ほぼ絶食ダイエットするならある程度の量を口から入れた方が満足感が全然違います。
スムージーって胃にズシッと感じるので満腹感を感じやすいです。
ほぼ絶食ダイエット2日目
二日目は起きた時からお腹がすいていました。寝ている間は当然何も食べないので、目が覚めた瞬間から空腹感を感じました。そりゃ夕飯だってほぼ何も食べてないので胃の中はずっとほぼ空のままです。 この日は胚芽パンを少しずつかじりながら仕事に向かいました。
仕事をしているんですが、仕事にならない感じがします。何て言うか力が入りません。力が入らないのは足や手だけじゃありません。頭の中で物音がまとまらないと言うか、何か決めなくちゃいけないのに決められない、何ていうかクズ人間?みたいな感じです。
仕事に支障が出てこれではいかん、と思い缶コーヒーを1本飲み干しました。缶コーヒーには糖分たっぷりだったのか、お腹がちょっと膨れたせいなのか、みるみる頭がクリアになっていくのを感じました。
缶コーヒーの効果は2時間ぐらいでしょうか。2時間経って見るとまただんだんともやがかかった脳みそになりました。そこでおにぎりをひとつ食べてようやくちょっといつも通りの脳みそに戻りました。
体の不調があったのでちょっとずつ食べましたが、気力だけで絶食できるか?と言えば無理だろうと思います。
ほぼ絶食ダイエットは精神的にやばい
気持ちだけは修行僧になったつもりでも…食べ物のことで頭がいっぱいになる
お腹がすいて食べ物のことばかり考えるようになります。仕事をしていてもふっと食べ物の事が浮かびます。それに糖分が少なくなってくるせいか、細かいことがいちいちイライラしてきます。誰かのミスとか、自分の対応のまずさにいつも以上に怒りが湧いてくるようになります。しまいには一体何に怒ってるのかわからなくなってきます。なんだか人間が崩壊してきているのが自分でも実感できます。
禁煙と同じ
何かを我慢することで人間が崩壊する…これと似たような事に禁煙があります。禁煙している時の初期の禁断症状にそっくりです。もういつでもいついかなる時でも「そのこと(食べ物、タバコ)」ばかりを考えてしまう…。そのことを忘れているつもりでも、なんだか気持ちが落ち着かずにイライラしてしまう。気分の浮き沈みが激しくなる。
食べ物を食べた時の「美味しい」という感覚はタバコを吸った時の「美味しい」と似たようなものなのでしょう。あの感覚を求めて脳がさまよっている感じです。全く「美味しい」感覚が感じられなくなると脳が飢えてものすごく欲しくなってしまうんです。
結局どのくらい体重が減ったのか?
体重はきっかり 1kg 減りました。 これで当初の目的である「増えた分だけ痩せる」ことを果たせましたが、自分の精神安定の引き換えにしたことで失ったものの方が多いような気がします。 食べる量を制限していた時は食べ物の事をずっと考えているのは不思議なことではなかったんですが、いつも通りに食事を始めてもダイエットをしていた時のあの「いつでも食べ物のことを考える癖」は完全には消えていない感じです。
むしろ食べ物に呪われると言うか、食べ物がないと不安になるというか、食べ物に取り憑かれてしまった感じです。
食事制限をすると食べ物にとりつかれる
食事制限は「いつでも食べられるけど、今は食べない」くらいのスタンスじゃないと食べ物の事をずっと考え続けるハメになります。食べ物のことを考えないように仕事に忙しくしたり、出かけてみたところで食欲の方が強い感覚なので絶対に負けます。こうゆう極端な食事制限をしてしまうと食べ物に対してトラウマが出来てしまいます。こうしていつでも何か食べたいという感覚から逃げられなくなります。
食事制限するときは、カロリー控えめでも良はしっかりとる
食事制限はやっぱり基礎代謝の分、1200キロカロリーは必ずとったほうがいいです。この方が食べ物について執着する気持ちにならないので長続きします。もちろん今まで4000kcal とか食べていた人が1200キロカロリーにすると「全然食べられなくて苦しい」という感覚から食べ物の呪いにかかります。急に量やカロリー数を減らすのではなく、1割2割ずつだんだんと減らして食べ物への執着を断ち切って行った方がダイエットは成功しやすくなるでしょう。
食べ物の呪いが解けるまで
食べ物の呪い「いつでも食べたい病」が治ったのは2週間ぐらいかかりました。しかも治った後は落としたはずの体重はリバウンドしてしまいました。そもそも2日程度で減量した1kg なんて水分だけが減った体重かもしれません。だってい1日に1リットルぐらいしか水分を取ってないんですから、ダイエット期間中は脱水症状だったはずです。
そしていつでも食べたいという気持ちだけが膨れ上がってしまったので、ダイエット後にいつでもつきまとう食欲に負けてしまってリバウンドしてしまいました。食べ物のことにこだわりがなくなったのは、いつでも食べれるし明日でもいい…と感じられるまでです。 急激に体重を落とすのではなく、研究した上で置き換えるダイエット法を取り入れた方がリバウンドしないです。