たるみの一種”ゴルゴライン”をご存じですか?
「ゴルゴライン」、「ミッドチークライン」という、顔のたるみが原因で出現するラインを知っている方がどの位いるのかをお聞きしたところ、9割以上が「ない(90.4%)」と回答しました。
まだまだ認知されていない「ゴルゴライン」(または「ミッドチークライン」)。このラインは顔のたるみが原因と言われているので、次の質問からは、たるみが気になる方に絞って聞いてみました。まずは、自分の顔に目頭から頬の中央にかけてできるラインがあるかを聞くと、「ある(14.9%)」「おそらくある(40.4%)」と回答した方を合わせると55.3%と半数以上にもなりました。それは「ゴルゴライン」(または「ミッドチークライン」)である可能性が高く、名称は知られてはいないものの、顔に現われている方が多いことがわかりました。
そのラインはいつ頃から気になり始めたのかを質問すると、第1位が「40代(29.2%)」という回答。初期老化は、20代後半から現れ始めると言いますので、徐々に肌老化が進行してきた頃に目立ち始めるたるみなのでしょうか。
また、「ゴルゴライン」(または「ミッドチークライン」)があると回答した方に対して、どんなケアをしているのか、質問してみました。すると、約半数の方は「化粧水やクリームを塗る(50.6%)」と回答しましたが、その一方で、「特に何もしていない(36.0)」という回答の方は3人に1人もいました。
さて、この「ゴルゴライン」(または「ミッドチークライン」)の原因はなんなのでしょうか。原因を探るべく、調査してみると「PCを長時間使用することが多い(76.4%)」という回答をした方が一番多くいらっしゃいました。仕事やネットサーフィンなど、PCを使用する時間が多い時代ですが、それがこの「ゴルゴライン」(または「ミッドチークライン」)出現に影響しているのかもしれません。
原因1頬にある“表情筋”の衰え
“表情筋”とは顔の筋肉の総称です。顔には、細かく分類すると57種もの筋肉があります。手足の筋肉(骨格筋)とは異なり、表情筋は骨と皮膚、皮膚と皮膚をつないでおり、皮膚のハリや弾力を維持するエラスチンやコラーゲンなどの線維とともに細かい表情を作り出すことができます。この表情筋は手足の筋肉のように加齢や筋肉の可動不足により衰えてきてしまいます。衰えることにより、密接する皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなってしまうため、 「たるみ」となって外観に現れてしまいます。表情筋の中でも「ゴルゴライン」は、「大・小頬骨筋」と「上唇挙筋」の衰えによるものになります。原因2肌弾力の低下
肌の中部の真皮では、バネのような構造をしたコラーゲンがまとまった束を作っています。そしてそのコラーゲンの束の間をエラスチンが張り巡らされていることで真皮を支えています。 しかし、加齢に伴い肌内部のコラーゲン量が減少する傾向があったり、肌が乾燥していたり、紫外線を浴びることによりコラーゲンは切断されたりエラスチンの質が変化してしまうため、真皮を支えきれなくなり肌のハリや弾力を失ってしまいます。そのため、おちくぼんでしまった皮膚が「シワ」「たるみ」となります。ゴルゴラインもこの肌のハリや弾力の低下により出現してくるものであると言えます原因3皮下脂肪の衰え・肥大化
皮下組織は真皮の下にある組織です。コラーゲンとエラスチンが交差して網を作り、その間は脂肪細胞で満たされているという構造を持ち、外からの衝撃を和らげるクッションのような役目を担っています。また、体温の保持やカロリー温存に重要な組織で、一般的には男性より女性、成人よりも子供の方がよく発達しています。この皮下脂肪も加齢により代謝機能が衰えることで肥大化。重力により垂れさがって「たるみ」となってしまいます。眼の下には、「眼窩脂肪」があり、これが年齢を重ねるごとに垂れ下がりやすくなります。これら3つの原因が顔の眼の下~頬部分含めて起こる「たるみ」を引き起こし、「ゴルゴライン」(または、「ミッドチークライン」)の形成にもつながるということなのです。
さらに、PC画面を長時間使うことは目が疲れ、たるみだけではなく眼の下のクマにも繋がるのです。
「ゴルゴライン」は顔を老けて見えさせてしまいますので、目立たせないようにしたいものですね。下記の方法で予防・対策を行いましょう。「ゴルゴライン」(または、「ミッドチークライン」)がなくなると、肌がワントーン明るく若返ったように見えますよ。
しっかり保湿&UVカット
肌の乾燥や紫外線により、真皮内のコラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。それを防ぐためには、化粧前、化粧落とし後にしっかり保湿をしたり、毎日日焼け止めでUVカットを行うこと。特に保湿用スキンケアでお勧めしたいものは、ビタミンC誘導体(APPS)が入った化粧水を使うことです。ビタミンC誘導体(APPS)は、油溶性と水溶性の2つの性質を持つため、従来のビタミンC誘導体の百倍の浸透力を持つといわれています。また、ビタミンCは美白によいというイメージがあると思いますが、その他にも、肌をふっくらさせるため、「ゴルゴライン」(または、「ミッドチークライン」)も目立たなくなることが期待できます。眼・頬のまわりの表情筋エクササイズ
無表情のままPCで作業をすることは仕事上免れられないという方がほとんどだと思いますので、是非そんな方にお勧めなのが、表情筋エクササイズです。仕事の休憩の合間の3分間で簡単に出来ますので、実践してみましょう。- 1.目元のたるみ(眼輪筋)
- まずは目元のたるみ対策のエクササイズ。目を右回りと左回りにぐるりと回しましょう。右回りと左周りを3回ずつ行います。なるべく大きく動かすようにするのがポイントです。
- 2.頬のたるみ(大・小頬骨筋、上唇挙筋)
- 頬の筋肉に刺激を与えるエクササイズです。「あー」と言いながら、なるべく大きく口を開けます。「あ」の口のまま、右頬の筋肉を上に上げ、2秒止めます。次に、左頬の筋肉を上に上げ、2秒止めます。これを、左右順番に5往復行います。
超音波美顔器でマッサージ
超音波美顔器を使用して表情筋のマッサージをしたことはありますか?表情筋は使わなくなるとどんどん衰えてきますので、「超音波美顔器」でマッサージしたり、刺激を与えたりすることで筋肉をほぐすとよいですよ。超音波には、音の振動が肌の奥まで届くため、肌内部のマッサージ効果があります。特に、血液の循環が良くなり、ほぐしやすい状態にあるお風呂あがりに行うのが一番よいでしょう。超音波美顔器の正しい使用方法は、下記でご確認いただけますので参考にしてみてくださいね。また、最近ではEMS(イーエムエス)の機能が搭載された美顔器も人気です。テレビ通販でお腹の筋肉を鍛えることができる、EMS機能搭載のアイテムがありますが、それと同じように、顔の筋肉運動を促すことができる美顔器です。EMS機能により、顔の筋肉に刺激を与えたり、筋肉を鍛えるので、理想のフェイスラインを作りたいという方には注目して頂きたい美顔器です。