鼻ニキビのケア方法とは?鼻ニキビの原因と治し方

鼻ニキビってどうしてできるのでしょう?他のところにできるニキビと違うの?

今回は鼻にできるニキビの原因とケア方法についてみてみましょう。

ニキビの種類

まず、ニキビの種類についてみましょう。

・思春期ニキビ

思春期にできるニキビは未熟な毛穴に皮脂が溜まることで発生します。

皮脂量をコントロールすることで予防や治療ができるのはこの時期のニキビだけです。

ある程度までは自然現象の範疇ですが、炎症を起こした場合は治療が必要になります。

皮脂を極力なくすのが基本的なケア方法です。

・大人ニキビ

大人ニキビは男性ホルモンが活発になることで、毛穴に角栓が詰まりやすくなることが主な原因です。

乾燥すると、角質も水分量が減りバリア機能が低下するために、さらに発生しやすくなります。

ホルモンバランスと保湿が必要です。皮脂を極力抑え、女性ホルモン優位の状況に導くことが重要になります。

では、もっと細かく、ニキビを色分けして分類します。

1.初期ニキビ(微小面ニキビ)

男性ホルモンの働きや角質乾燥によるバリア機能低下で、毛穴が柔軟性を失い収縮してしまった状態をいいます。

角栓が毛穴の出口を塞ぐことで、内部に皮脂が溜まりやすくなっています。

小さすぎるので、この段階で治療を始めることは難しく、基本的には、角質層の乾燥を防ぐために保湿に重視したスキンケアで予防を行うことが最善と言えます。

2.白ニキビ(閉鎖面ニキビ)

角栓によって塞がった毛穴の内部に皮脂が溜まってきている状態のことをいいます。

コメドと呼ばれ、白くぷくっと膨らんでいるのが見てわかります。

女性ホルモン優位の状態が維持できるように、ホルモンバランスを整える治療方法が最適です。

できているのを除去するには、皮膚科での面法圧出という治療方法があります。

気になってつぶしたくなりますが、そこはじっと我慢して治療を受けましょう。

3.黒ニキビ(開放面ニキビ)

毛穴内部に溜まった皮脂が表皮に現れ、空気中の酸素によって黒く酸化された状態のことをいいます。

黒コメドあるいはブラックコメドと呼ばれ、鼻の黒ずみといえばわかりやすいでしょう。

できていても初期ニキビの段階なので、面法圧出ですぐに完治します。

悪化すると炎症をおこすので頻発するようであれば、しっかり治しましょう。

4.赤ニキビ(赤色丘疹)

炎症を起こして赤くなってしまったニキビを放置しておくと、ニキビ跡が残ってしまうかもしれないので、爪で潰すようなことはしてはいけません。

炎症を止めないと完治しないので、抗生物質やステロイドなどによる処置も行われます。

しっかり治すことが肝要です。

5.黄色ニキビ(膿庖)

炎症が悪化して膿んで黄色くなってしまったニキビです。

ここからは重症なので、可能なら皮膚科の診察が必要になります。

この状態で潰してしまうと跡が残る確率が高まりますので、いじらないことです。

6.紫ニキビ(嚢胞)

炎症も極限まで悪化して、毛穴の中に膿と血が溜まって腫れあがっている状態のことを言います。

ここまで悪化してしまうと、皮膚科で治療をしても治癒後もニキビ跡が残る確率も高くなりますが、根気よく治療を続ければ消失を望めます。

滞留物を除去するために切開の必要もあり、少し大がかりな治療になります。

ここまで酷くならないうちに受診ましょう。

鼻ニキビはどれ?

鼻は皮脂量が多く、毛穴の奥が深いので、皮脂が毛穴に溜まりやすい場所なので、ニキビもできやすい箇所です。

そこへ細菌のついた手で触ったり、紫外線の刺激を受けたり、油分の多いファンデーションを塗ったりすると、肌のターンオーバーの周期が乱れてしまい、古い角質がはがれずに肌の表面に厚く溜まってしまい、更に毛穴を詰まらせ、ニキビができる、という流れになってしまうのです。

アクネ菌は皮脂を好み、繁殖します。

初期ニキビから白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビ、紫ニキビと悪化し、治療も長く難しいものになります。

鼻ニキビは白ニキビや黒ニキビの段階で治療してしっかり治しておくと安心です。

鼻の穴のニキビって?

実は、鼻は内側にもニキビができ、皮脂が原因のニキビとも違う原因でできることがあります。

鼻の穴にできてしまったニキビは、鼻をかむ際にとても気になります。いったいどうしてそんなところにニキビができるのでしょうか?

原因は、ストレスや食生活の乱れや、睡眠不足が考えられます。

また一度できてしまうと、外からの汚れた空気をきれいにして体内に送り込むフィルターの役割もありますから、治り難くて再発もしやすいのです。

また、常に呼吸しているので、自己判断で薬を使ってしまうと大変なことにも。ニキビ薬を塗ると、鼻をすすったときに体内に入ってしまう恐れもありますし、鼻炎だと鼻水が溜まるので薬が定着しにくく、効果が薄まってしまいます。

また、綿棒や指でニキビを刺激してしまうと、体は鼻を守ろうとして鼻水を余計に分泌し、更に悪化させてしまうことになります。

予防のためのポイントです。

・手指を清潔に

・鼻の穴をいじらない

・鼻毛は抜かないで鼻毛ばさみで切る

・できものに気づいたらすぐに受診する

本当に鼻ニキビ?他の病気の可能性

似たような症状に「面疔」があります。

面疔はニキビではなく、おできで赤く腫れ、触ると痛いです。

原因は、「黄色ブドウ球菌」が毛包という毛穴の奥に入り込んでしまい、炎症や化膿を起こすことでできてしまいます。

面疔は赤ニキビと似ているので、判断が難しいです。簡単な見分け方法としては、触ったときの痛みの具合で判断できます。ちょっと触っただけでも相当痛いです。

多くが1週間程度で勝手に治るので心配ありませんが、とにかく触らず潰さずそっとしておきましょう。

我慢できなかったり、恥ずかしいなら皮膚科にいきましょう。抗生物質や軟膏を処方してもらえます。迷ったら、自分でくよくよ考えず、すぐに受診しましょう。

自宅でできる鼻ニキビのケア方法

まず、自宅でできるケア方法をみていきましょう。

・洗顔

外部刺激で肌バリアがダメージを受けると、ニキビの発生率が上がるので、強い刺激を与えないことが重要で、一番考慮しなければならないのは洗顔です。

肌をこすらずにたっぷりの泡で転がすようにし、皮脂や汚れを落とすように洗いましょう。

すすぐ時は冷たく感じるくらいのぬるま湯でおこないます。熱いお湯ですすいでしまうと、肌の保湿成分までが流れ出てしまうからです。洗い残しがないよう、よくすすぎましょう。

洗顔後は必ず化粧水で皮膚に水分を補い、それを逃さないように蓋の意味を込めて乳液やクリーム重ねると効果的です。

また鼻に限らず、ニキビ全般に言えることとして、角栓が詰まるのは角質層の乾燥が原因なので、日頃から保湿ケアに力をいれることで、発症率をさげることができます。

鼻ニキビが出来てしまい、跡が残ってしまったら、レチノール配合コスメを利用するといいでしょう。

レチノールの中でも高レチノール配合のコスメの場合、新しく出来た細胞の水分を保持する働きがあるので、繊維芽細胞の活性化によって生まれた細胞の活力を与え、ターンオーバーを促進して肌の生まれかわりが正常に行われますから、肌にハリを与えてくれます。

・紫外線対策

また、紫外線対策も忘れてはいけません。

朝のスキンケアで保湿後に日焼け止めを塗るようにしてください。

日焼け止めなんて夏だけでいいでしょ?と思いがちですが、メラニン色素をつくってしまう有害な紫外線は年中あるので、日頃のケアに入れておくべきです。

油分の少ないものを選び、きちんと塗る習慣をつけましょう。

メイクでも隠そうとしてついつい厚塗りにしがちですが、逆効果です。

毛穴を塞ぎ過ぎず、油分も控えめなルースパウダーがいいでしょう。

UVケア対策もできるものもあるので、肌に優しくカバーできるものを選んでください。

そしてオフもしっかりとするよう、心がけましょう。

・食生活

食事も油分の多いものは控えたり、皮脂の分泌量を増やす原因となる糖分が入ったお菓子やスイーツの食べ過ぎにも注意してください。

専門治療は?

皮膚科での専門治療はどんなものでしょう?

異常角化という現象で角質が硬く厚くなってしまうと、角栓による毛穴詰まりが起こりやすくなります。そのためには、それを防ぐ根治療法が必要で、最近ではディフィリンゲルという角化を抑える医薬品を用いての治療が多くなっています。

また、異常角化を予防し、同時にニキビができにくい肌質へと根本的に改善していくことができるホルモン療法も効果が出ているようです。男性ホルモンの過剰分泌によって角質が異常角化を起こしやすくなるので、ホルモンバランスを調整して体質を変えていくことがもっとも安全で効果的な治療法といえそうです。

まとめ

鼻ニキビは鼻の黒ずみ同様、清潔にすること、皮脂を取り除くこと、その後はしっかり保湿をすること、紫外線対策を忘れないことなどが大事です。

ニキビも段階があり、鼻ニキビはまだ初期段階の白ニキビや黒ニキビなので、その時にきちんとケアをすれば目立つ前に治せます。

でも、放っておいたり、不衛生にしたら重症化して黄色や紫といった、皮膚科治療が必要で跡が残ってしまうかもしれない状況になりかねません。

そうならないうちに、たかがニキビくらいと思わず、食生活や生活パターンを見直すようにしましょう。

ニキビは目立ちますし、やっかいなものです。まずは作らないようにすることが一番重要です。