陰部周辺からワキガの臭いがする「すそわきが」の手術方法についてご紹介しています。
このページでご紹介している「手術方法」は、皮膚を切開して、すそわきがの原因であるアポクリン汗腺を除去・破壊していく方法となります。手術方法や手術にかかる費用など、すそわきがの手術をすべて知れる内容となっています。
すそわきがを「切開」する手術方法
まず初めにすそわきがの手術と治療って何が違うの?と疑問に思う方も多いと思いますので、簡単に手術と治療の違いをご説明します。
すそわきが手術と治療の違いを一言で表すと、「皮膚を切開するか切開しないのか」の違いとなります。手術の場合は多少なりとも皮膚を切開して臭いの原因であるアポクリン汗腺を直接除去していくのに対し、治療の場合はマイクロ波や超音波を使用して皮膚の上から熱でアポクリン汗腺を破壊していきます。
では、切開しての具体的な手術方法をみていきましょう。切開しての主流な手術方法は2種類あります。
皮下組織削除法
皮下組織削除法は、皮膚を2~3㎝切開しそこへカミソリの刃と似たものがついている専用の器具を挿入し、皮膚表面をローラーで抑えながら皮膚裏側についている粒粒としたアポクリン汗腺をそぎ落としていく方法です。
わきが手術に使用されることもある手術方法で、切開する部分が2~3センチ程度と比較的小さいので傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。手術は約1時間~2時間程度で行えますし、入院する必要もありません。日帰りで行うことのできる手術です。
手術後はタイオーバーというガーゼでの固定方法を行います。手術後は3日程度お風呂に入ることができません。手術した部分が水に濡れないように体を拭く程度なら可能です。
痛みについて
皮膚を切開するので痛みを感じるんじゃないの?と不安になる方も多いのですが、手術中の痛みはほとんど感じません。局所麻酔を行うため手術をしている最中は「何か触られているな~」程度にしか感じません。
手術後、麻酔が切れると痛みを感じるため、痛み止めや抗生物質などを処方されますのでそれを飲めば痛みは我慢できる程度になります。
超音波吸引法(ソノペット法)
すそわきがで最もおすすめな手術方法は、超音波吸引法です。(ソノペット法とも呼ばれます)
この手術方法は、Vゾーン部分の陰毛が生えている部分のお腹と毛の生え際部分あたりに、約5mm~7㎜程度の穴を2~3つあけてそこから超音波メスという棒状の専用器具を挿入します。
皮膚の裏側についているアポクリン汗腺を超音波で発生した熱で破壊しながら破壊したアポクリン汗腺をそぎ落として吸引していく手術方法となります。この手術方法は切開する部分が非常に小さいため手術後が目立たないことが最大のメリットです。
手術は2時間~程度で終わりますし、臭いもしっかりと軽減されるため、すそわきが手術を考えている方には一番最適な手術方法だといえます。
痛みについて
超音波吸引法の痛みについてですが、こちらも手術中の痛みは感じません。局所麻酔を行いますので、手術中は「何かされているなー」程度の感覚です。
手術後、麻酔が切れると痛みを感じることがあります。皮膚を切開していますし皮膚内を棒状のものでグリグリとかき回しているため、内出血なども起きてしまいます。
手術後の皮膚は固くなり突っ張ったように感じることがありますが、半年~1年程度時間が経過すると気にならなくなっていくことが多くなっています。しかし、ケロイド体質の方は注意が必要です。
ケロイド体質とは、傷跡がピンク色~紫色に盛り上がって傷跡が治る体質の人です。ケロイド体質の方は皮膚を切開するとほとんどの確率で傷跡が盛り上がって目立つようになってしまう可能性があるので、そのような体質の場合は皮膚を切開しない「すそわきが治療」を行うことをおすすめします。
すそわきが手術の費用や保険適用について
すそわきがの費用は保険適用が可能な場合と、全額自己負担の場合で費用が大きくことなります。
しかし、当サイトが独自にリサーチした結果、すそわきが手術を健康保険適用で行っている病院を見つけることはできませんでした。わきが手術の場合であれば、比較的多くの病院が保険適用で手術を行っているため、5万円程度で行うことができるのですが、すそわきがの場合は保険を適用して手術している病院はありませんでした。
保険適用外の場合のすそわきが手術の費用目安は下記を参考にしてください。
| 皮下組織削除法 | 約20万円~35万円程度 |
| 超音波吸引法(ソノペット法) | 約25万円~40万円程度 |
実際に手術をしている動画や画像
実際に手術を行っている動画を見ることも、すそわきが手術がどのようなものなのか?の理解を深めるために有効な手段となります。
下記でご紹介している動画は、1分24秒あたりから実際に器具を使用して手術している動画が始まります。皮膚を切る動画や、少しグロテスクな動画が苦手な方は見ないことをおすすめします。