産毛の処理方法を調べていると、「脱毛ローラー」という商品を見かけることがあります。
脱毛ローラーはどんなものなのか、本当に産毛が抜けるのかを調べてみました。
脱毛ローラーとは
コイルに持ち手がついていて、肌の表面にコイルを転がして産毛を絡めて抜く器具です。
顔をメインにする小さなものと、背中に使える持ち手が長いものがあります。
コイルに毛を絡めて物理的に抜くだけなので、毛の再生力を奪うわけではなく、毛はまた生えてきます。
主な商品、価格、売っている場所
インターネットで手に入る脱毛ローラーをまとめました。
うぶ毛すっきりツイーザー
- 価格:926円
- 販売:楽天市場
細身のスティック状脱毛ローラーです。顔、体両方に使えます。コイルが細かいので、太め・長めの産毛は抜けにくい事も。短くて細い産毛処理に良さそうです。
エピスティック
- 価格:1,000円
- 販売:楽天市場
自分でコイルをUの字に曲げて使うスティック状の脱毛ローラーです。細かい部分の産毛処理がしやすいのが特徴ですが、バネが弱いので産毛が抜けにくいという声も。
コジット 背中エピローラー
- 価格:1,134円
- 販売:Amazon
持ち手が長く、コイルが三本になっている背中用の脱毛ローラーです。
広い範囲を処理するのに向いているので、顔用と一つずつ持っておくと全身を処理できます。
フェイスエピローラー
- 価格:719円
- 販売:Amazon
Amazonだけでなく東急ハンズでも買える脱毛ローラーです。持ち手が短めなので、腕や脚の産毛処理よりも顔の産毛向きです。バネが柔らかいので、軽くコロコロ転がせばコツいらずで産毛を絡め取ります。
コイルツイザー
- 価格:949円
- 販売:Amazon
可愛いデザインの脱毛ローラーです。コイルが2重になっているので一度に多くの産毛が処理できますが、バネが強いので脱毛ローラーに慣れている人でも「痛い」と感じやすいようです。
脱毛ローラーの使い方
脱毛ローラーは、産毛が気になる部分にコイルをあててコロコロ転がすだけなのでとっても簡単。ただ、どんな産毛でも綺麗に抜けるわけじゃないのだとか?!
どんな毛なら抜けるのか、毎日使ってもいいのかなどをまとめました。
毛の長さは
脱毛ローラーは、細かいコイル状のバネで産毛を絡め取ります。なので、産毛が長すぎるとコイルに絡まなかったり、途中で毛がブチッと切れてしまったりします。
脱毛ローラーの販売元3社に問い合わせてみたところ、「毛の長さが決まっているわけではないが、2~3mm程度の産毛用に作られている」と回答がありました。5mm程度の毛なら抜けないこともないようなのですが、1cmを超えるような長い毛は上手に抜けないそうです。
長い毛の場合は、シェーバーやハサミで短くしてから脱毛ローラーを使います。
シェーバーで根元から剃ってしまうと毛が絡まなくなるので、肌からシェーバーの刃を浮かせて産毛が2mm程度のこるように剃るようにして下さい。
毛が長すぎてもダメなのですが、短すぎ(1mm以下)でも上手に抜けないとのことでした。
使用頻度は?
シェービングだと2~4日に1回処理する人が多いと思いますが、脱毛ローラーは毛根から毛を引っこ抜くので1~2週間に1度の頻度で処理している人が多いです。
各メーカーに使用頻度を確認したところ、毎日使うのは避けた方が良いと回答がありました。脱毛ローラーは毛を絡め取って、無理やり引っ張って抜くので、肌にダメージが大きいのだそうです。
処理後に肌トラブルがなくても、念のため3日程度あけて下さい。1週間に2回までにとどめておくのが理想的だそうです。
処理後に赤みがある場合は、赤みが治まった1~2日後から使用できます。赤みが残った状態で使ってしまうと、炎症がひどくなったり痕が残る可能性があるので避けてほしいとのことでした。
どの部位に使ってもいいの?
脱毛ローラーは産毛用に作られているので、コイルのバネは細くて小さいものが使われています。
顔はもちろん、脚や腕、背中など全身に使うことができますが、処理できるのは「産毛」だけです。
ただ、身体の産毛はなかなか抜けないこともあり、抜けにくい産毛は、お風呂上りなど毛穴が開いた状態で脱毛ローラーを使うといいそうです。
処理後は、開いた毛穴を引き締めるために、冷やしたタオルでクールダウンします。
お風呂上りは肌が乾燥しやすいので、乳液やクリームで肌を保湿してから脱毛ローラーを使ってほしいとのことでした。
効果はどう?ちゃんと抜ける?
実際使ってみて効果はどうなのか、脱毛ローラーを使っている人の口コミを調べてみました。
- 頬の部分は上から下に転がすだけでブチブチ取れて、爽快感がある。 でも、顎から顔輪郭側面ラインは力が掛からないためか、産毛がまったく取れません。(フェイスエピローラー) 楽天レビュー
- 男は無理なのか・・・産毛がぜんぜんとれませんでした。ゴミ箱にポイしました。期待はずれでした。(うぶ毛すっきりツイーザー) Amazonレビュー
- 満足のいく脱毛は出来ませんでした。毛穴ケアパックで抜ける程度の本当に薄い産毛はまぁまぁ取れているようですが、肝心の目立つような産毛は残ります。結局私は剃刀+毛抜き+最近買ったソイエで処理しています。(エピスティック)Amazonレビュー
脱毛ローラーは毛をコイルでからめ取って引っこ抜くので、「毛抜きを使って一気に毛を抜く」ような痛みがあります。慣れてくると爽快感があると言う人もいますが、産毛がびっしり生えているところや毛がしっかりしているところは特に痛みが強い様子。「涙が出る・・・」なんて人もいます。
また、細くて短い産毛ならある程度は抜けるようですが、完璧にツルツルにすることはできません。太めの産毛はどうしても残ってしまうので、結局毛抜きやカミソリを使うという人も多かったです。
あまり目立たない産毛を薄くしたいという時に使うと良さそうです。
かゆくなる、かぶれやブツブツ、埋没毛などトラブルは?
- 脱毛ローラーを顔にあてて使用したところ痛みがあり、翌日に顔が熱を持って腫れ、病院で毛膿炎と診断された。(消費生活センター事故情報)
- 綺麗に抜くためになんども繰り返し使っていたら、肌が負けて吹き出物ができてしまいました。(@コスメ)
- 私はどちらかと言えば肌が強い方だと自負しているのですが、これには耐えられなかった。この時はしっかり冷やさなかったのも悪いと思いますが、夜にお手入れして翌日顔を見ると吹き出物がポツポツと・・・。切れ毛になってしまったり細過ぎて抜けなかったりしました。(@コスメ)
無理やり毛穴から引っこ抜くような感じになるので、やはり毛穴トラブルは多めです。
使った時は何ともなくても、時間がたってからヒリヒリしたり、ポツポツと吹き出物が出たという口コミがたくさんありました。
使うのを止めれば赤みやポツポツは治まるようですが、皮膚科に通わなければいけないケースもあるようです…。
脱毛ローラーを使っていて、毛が太くなったりしない?
脱毛ローラーで毛を抜くと、毛の根元にある「毛乳頭」という部分がダメージを受けます。
毛乳頭は毛が育つ栄養素を血管から取り入れて、毛母細胞(細胞分裂を繰り返し、毛の細胞を増やしている細胞)に栄養を供給しています。傷つくと、次に生えてくる毛が細くなったり、毛の生えるサイクルが乱れて遅くなることがあるようです。(エステの光脱毛はこの毛乳頭に光の熱エネルギーを与えます)
でも、毛乳頭への刺激が「硬毛化」を引き起こすこともあります。
硬毛化とは、産毛程度だった毛が、手足の毛のように濃くなってしまう現象のこと。(詳しくはこちらのページ)硬毛化を起こしてしまった産毛は、レーザー脱毛をするしかありません。
脱毛ローラーは毛乳頭にダメージを与えてしまうので、毛が太く・濃くなるリスクがあります。(参考:山本博意「最新脱毛 正しい選び方・治し方 p34-37」)
まとめ
脱毛ローラーは、コロコロ転がすだけで産毛の処理を手軽にできるアイテムです。
1~2週間に1度使うだけで産毛を目立たなくすることができますが、永久脱毛ではないのでまた毛が生えてきますし、無理やり毛を抜くので、肌や毛にダメージを与えるリスクも。
また、上手に抜けない毛もあったという声もありました。
最近は産毛に効果の高い光脱毛やレーザー脱毛がでてきているので、産毛をきれいに処理して、生えなくするならそちらがおすすめです。