保湿剤の記事一覧

■パラベンを使っていない保湿クリームはアトピーに使える?

・ 肌の保湿をする時には刺激の少ないものがいい?
・ パラベンフリーならアトピー症状にも使える?

軽度のアトピーと診断された30代の主婦です。
アトピー症状の緩和をする方法について色々と調べています。

アトピーの症状は皮膚が乾燥している時に起きやすいと聞きました。
そこで肌を保湿できるクリームを購入しようと考えています。

でもアトピー症状がでている時に保湿クリームを使うことが出来るのでしょうか?

保湿クリームには色々な成分があり、その中には肌に刺激を与える物質もあると
聞いています。

アトピー症状がでている時にはその刺激が肌に悪い影響をあたえるのでは・・・
と考えてしまいます。

それならパラベンフリーの保湿クリームを使うという方法はどうなのでしょうか?
パラベンが使われていないクリームなら刺激も少なくなりますよね。

敏感肌用などの低刺激の保湿クリームを選んで使えばアトピー肌でもきちんとした
保湿をすることが出来るかもしれません。

アトピー肌と保湿クリームについて調べてみました。

■アトピーは敏感肌ではない?

・ アトピー性皮膚炎は皮膚が炎症を起こしている症状
・ 炎症を起こしている時にはステロイドで炎症を抑える

調べてみてわかったことは、まずアトピー性皮膚炎は乾燥肌とは違う
ということです。

乾燥肌のようにカサつき、粉を吹いてしまうような状態になりますがこれは乾燥を
しているためではなく、肌が炎症を起こしているのです!

肌を強くこすると赤くなり、そこに刺激があるものを塗ると染みますよね?

アトピーの症状が出ている時はこの様な炎症を起こしている状態なのです。
そこに保湿クリームを塗ってはどんなものでも染みて症状は悪化します。

アトピー性皮膚炎は症状が出ている時には怪我をしているのと同じ状況と考えて
その時にはまず治療のための薬を塗るようにしましょう。

ステロイドは炎症を抑えることが出来る薬です。
アトピー性皮膚炎の症状を抑えるにはかなり効果が期待できるのでまずはこれを使います。

アトピーの症状が治まってきた時に初めて保湿クリームを使うことが出来るのです。
まずアトピーと乾燥肌は全く違うものだということを覚えておきましょう。

■パラベンフリーは刺激にならない?

・ パラベンは防腐剤、肌への刺激があることでも有名
・ パラベンよりも刺激の強い防腐剤もある

敏感肌用の保湿クリームにはよくパラベンフリーなどの製品を見ることができます。
では実際にパラベンがない保湿クリームなら肌への刺激は少なくなるのでしょうか?

まずパラベンとはどんなものなのでしょうか?
パラベンとは防腐剤の1つで保湿クリームが腐らないようにするために配合されています。

肌に刺激がある物質として有名ですがその刺激自体はそれほど大きくはないそうです。
ただアレルギーのようにパラベンに反応してしまう人にはかなり厳しい痒みがでます。

特に肌の弱い方がパラベンに反応しやすいことから敏感肌用にはパラベンを使わない
という商品が多くなったようです。

ただし防腐剤を入れないクリームはすぐに酸化して腐ってしまいます。
そこでパラベンに変わる防腐剤をパラベンフリー商品では使っています。

パラベンの代わりに使われるのはエタノールという成分でアルコールの1つです。
このエタノールは実はパラベンよりも肌への刺激は高い成分なのです。

確かにパラベンに反応してしまう場合はパラベンフリーの商品を使う必要がありますが
パラベンが大丈夫ならわざわざパラベンフリーを使う必要はありません。

パラベンフリーでもアルコールが使われていては肌にかかる負担は大きくなります。

アトピー肌の場合はどちらも刺激になることが多いので注意が必要です。

■肌に負担がかからない保湿クリームはある?

・ 防腐剤に天然素材を使っている保湿クリームもある
・ コストがかかるので使い続ける場合は値段にも注目

肌に刺激がない保湿クリームはないのでしょうか?
防腐剤を気にするなら天然植物を防腐剤に使った保湿クリームもあります。

パラベンもアルコール類も使わない場合は天然植物を防腐剤として利用します。
天然植物なので肌にかかる負担はほとんどありません。

ただし天然植物の場合はアレルギーが出る可能性があります。
アトピーの場合はアレルギーも多くあるので天然植物素材を使う場合は注意しましょう。

それと天然防腐剤を使っている商品は、多くの場合がかなり高額になります。

通常の保湿クリームよりもパラベンフリーの商品よりも金額は高くなります。
使い続ける場合には毎回のコストにも注意が必要になりそうです・・・

■界面活性剤にも注意が必要

・ 肌への刺激は防腐剤よりも界面活性剤の方が高い
・ 敏感肌用の保湿クリームには界面活性剤を使っているものも多い

防腐剤と同じ、肌への刺激に関係する物質としては界面活性剤があります。

界面活性剤とは水と油を混ぜるために使われる物質で、皮脂に有効成分を浸透させる
という目的でも利用されます。

この界面活性剤に石油系の原材料を使っていると肌にかかる負担がとても大きくなる
と言われているのです。

しかも肌への刺激は防腐剤よりもむしろ界面活性剤のほうが高いので
パラベンフリーを気にするよりも界面活性剤を気にするほうが重要です。

アトピー症状は肌への刺激が症状の発生と悪化に繋がることが多くなります。
その為に界面活性剤が含まれている製品は症状が出ていない時にも注意が必要です。

特に敏感肌用と紹介されている保湿クリームの中にも界面活性剤が使われているものは
多くあります。

アトピー肌の人は保湿クリームを購入する時には成分表をきちんと確認しましょう。

■アレルギーが出やすいのは香料

・ アトピー肌はアレルギーも出やすい
・ 保湿クリームの成分では香料もアレルギーが出やすいので注意

アトピー肌の場合は乾燥以外にもアレルギーが出やすくなるという特徴があります。
その為に肌に使う製品にはアレルギーが出にくい成分で作られていることも重要です。

保湿クリームの場合にはアレルギーが出やすいのはパラベンとアルコール
それに香料がとてもアレルギーが出やすくなっています。

香料には色々な成分が使われることが多いのでアレルギーが出やすいアトピーや
敏感肌にはあまり好ましくないのです。

その為に通常敏感肌用として販売されている商品には香料を使っているものは
少ないのですが、たまに香料を使っている商品もあります。

特に植物香料は自然な香りが特徴で魅力なのですが、敏感肌やアトピー肌には
植物はアレルギーが出やすいのでかえって使いにくくなります。

検査機関の発表では接触性皮膚炎を持つ患者がどの成分にアレルギー反応を起こすのか
という検査で香料に反応した人が6.5%いると公表しています。

防腐剤に反応した人が1%程度なのに比べるとかなり高い数値となっています。

アトピー肌に使うものは香料にも注意が必要です。

■アトピー肌に使うなら敏感肌用よりも成分を確認

・ 敏感肌用は決まりがない
・ アレルギーが出やすい物質が使われていないかを確認

アトピー症状が出ていない時の肌は普通の人の乾燥肌と同じくらいです。
その為に炎症が治まれば普通の保湿クリームの利用ができます。

ただし敏感肌用やパラベンフリーという表示よりも使われている成分をきちんと
確認することが必要になります。

敏感肌用と明記されている保湿クリームでも実際には敏感肌の方が刺激に感じる
高刺激物質を使われていることも多いからです。

実は敏感肌用という特別に決まったルールはありません。

化粧品などのメーカーが独自のルールに基づいて敏感肌用と言っているのです。
つまり敏感肌用とは単純にメーカー側の勝手な解釈なのです。

アトピー肌の場合は特に刺激に弱いのでその刺激になる物質を使っていないことが
重要になります。

でもアトピー肌はその人によって刺激に感じる物質が違うので実際に使ってみないと
どれが刺激になるのかはわからない、というのが現状です。

あらにアトピー肌はアレルギー反応が出やすいのでこちらにも注意が必要です。

どんなに肌に優しいと言われている商品でも自分で使う時には必ずパッチテストをして
自分に利用できるのかを確認してから使いましょう。

■脱ステロイドは肌の改善ができてから

・ ステロイドは炎症を抑える効果が高い薬
・ 保湿をするのはまず炎症を抑えてから

アトピー肌は極度に乾燥している状態なので保湿クリームを使って水分補給をすることは
治療のためにもかなり効果的と言われています。

でも保湿クリームを使うのはきちんと肌の炎症が治まってからです。

肌が炎症を起こしている状態で保湿クリームを使っても効果はなく、逆に症状が
悪化してしまう可能性のほうが高くなります。

アトピー症状は肌が乾燥しているために起きるのではなく炎症を起こしている状態。

そこでまずはステロイド配合のクリームを使って炎症を抑える必要があります。
その後で保湿クリームを使って水分補給をするという手順です。

肌の保湿がきちんと出来るようになればアトピー症状が出ることが少なくなり
ステロイドを使う回数も減らすことが出来るようになります。

脱ステロイドをするためには徐々に体質改善をして利用料を減らしていくこと。
急にやめてしまうとリバウンドでかなり苦しい状況になります。

当然かきむしってしまうとアトピーは悪化します。
体質改善をするためにもまずは炎症をきちんと抑えるようにしましょう。

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