| メラミン食器のQ&A 「こんな点は大丈夫?」にお答えします。 ※メラミン食器の安全・衛生については「品質技術情報」もご参照下さい。
Q1. メラミン食器と他材質食器との違いは?A1. | 金属食器との違い熱いものを入れても手に持て、料理が冷めにくく、金属特有の冷たさもありません。酸などの薬品に強いのでさびず、不快な騒音もしません。
漆器との違い熱や水に強く、自動洗浄機を使用しても絵付けがはがれません。新品のときの、いやな臭い、味もありません。
陶器との違い割れにくく丈夫。重さも手軽なので取り扱いが簡単です。
耐熱ガラスとの違い糸尻や水きりなどの機能設計ができ、絵付けも自在。長期間使用による衝撃で粉々に割れたりしません。 |
Q2. メラミン(モノマー)とは?A2. | メラミン(モノマー)は、1単位のメラミン分子のことで、メラミン樹脂を合成する化学原料に使われます。この製造過程で、メラミンはほぼ全量が反応しますので、ほとんど製品中に残存していません。このため、メラミン食器からモノマーが溶出する可能性は、極めて微量であり、安全性が確認されています。
詳しくは「中国の化学原料メラミン混入問題」、「メラミン食器の安全衛生」をご参照下さい。 |
Q3. メラミン食器成形材料の成分は?A3. | メラミンとホルムアルデヒドの縮合反応によってできる樹脂液(60~70%)をパルプ(3 0 ~ 4 0 %)に含浸。触媒(0.05~0.1%)、滑剤(0.1~0.5%)、着色剤(0.1~0.5%)を加え成形材料ができます。これらは安全性に問題ないことが確認されている物質のリスト(ポジティブリスト)から選ばれます。
詳しくは「メラミン食器の安全衛生」、「石油化学製品の流れ」をご参照下さい。
メラミン樹脂成形材料
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Q4. 食器の品質管理は?A4. | マルケイ製品は、食品衛生法や業界の自主規格基準に適合。また新JIS規格を超える社内品質管理基準を定めています。特に衛生試験は、外部の公的衛生機関で定期的に実施しています。
| | | ●外観 | ●耐煮沸乾燥性 | ●耐候性 | | ●耐煮沸性 | ●耐熱水性 | ●最小厚さ測定 | | ●耐衝撃性 | ●塗装・絵付け密着性 | ●色の溶出 | | ●耐熱性 | ●臭気及び味 | |
| | ● | フェノール、ホルムアルデヒド、重金属の特定成分溶出試験。 | | ● | 使用食品分類別(水、油脂、アルコール、酸)による溶出量総量チェックなど。 | |
Q5. メラミン食器の製法は?A5. | 基本は、3段階の成形過程を経て製造されます。 ①圧縮成形機に取り付けた金型の中へ、メラミン樹脂成形材料を入れ、熱と圧力を加えて成形。 ②途中で金型を開き、絵柄を印刷しメラミン樹脂を浸み込ませた絵付紙(ホイル)を入れ、2次成形(絵付成形)。 ③さらに、透明のメラミン樹脂(グレーズ)を3次成形(被膜成形)し、3層構造の食器が完成します。 その他、製品特性にあった各種成形方法があります。
詳しくは「メラミン樹脂製品の製法」をご参照ください。 |
Q6. 絵柄がはがれてきませんか?A6. | 通常のご使用方法で、絵柄が剥離したり、表面の磨耗ではがれることはありません。絵付紙の印刷面をベース側にし、印刷インクを絵付紙とコーティング層で覆うミラー成形法が、一般的に採用されています。また、当社独自のメラハード製法は、絵付紙を使わない特殊製法で、よりいっそう丈夫です。なお、COPやPP食器の絵柄を樹脂層の間に包み込むサンドイッチ成形など、他の材質でも絵柄がはがれにくい製法を取っています。
●絵柄がはがれにくいミラー成形法
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Q7. メラミン食器の耐熱性は?A7. | メラミン樹脂は、熱により柔らかくなる熱可塑性(バターのような)樹脂と違い、熱硬化性(卵のような)樹脂なので、耐熱性に優れています。熱変形温度は約180℃なので、灰皿の原料にも使えます。ただし、煮沸消毒のときは100℃以下で2~3分を超えないようにしてください。 詳しくは「メラミン樹脂製品の取扱説明書」 (PDF:210KB)をご参照ください。
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Q8. 破損(割れ)の原因は?A8. | 成形条件など製品に問題があることもありますが、衝撃を加えたり荷重をかけるなど乱雑な取り扱いや過度の高温長時間加熱処理などによる製品劣化にご注意ください。
詳しくは「メラミン樹脂製品の取扱説明書」 (PDF:210KB)をご参照ください。
食器カゴを積み重ねる場合、破損につながりますので、製品に直接過重をかけないでください。
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Q9. オリジナルの型や絵柄はできますか?A9. | はい、できます。ご予算や時間に合わせていくつかの方法がありますが、どれも、お店の独自性や雰囲気の演出に効果的です。なお、生産数量が少ない場合、ABCD順に、初期費用が割高となります。
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Q10. 製品に社名やマーク入れは?A10. | はい、できます。ただし、いろいろな方法があります。それぞれに、費用、耐久性、色数など特色があり、ご使用目的に合わせて選ぶことができます。
| | | ※ | メラミン樹脂やFRPなど熱硬化性樹脂製品にはホットスタンプはできません。 | | ※ | 製品の形状によって、入れる位置の制約があります。 | | | 彫刻 | | 方法…線彫りをした跡に色を入れる | | 特色…はがれにくい。高価・少量向き | | 絵柄…デザイン上基本的には線画だけ |
| | シルクスクリーン | | 方法…謄写版で印刷して焼付けをする | | 特色…はがれ易い。比較的安価 | | 絵柄…色数的に制約有り |
| | 部分ホイル | | 方法…印刷紙にメラミン樹脂を浸み込ませ同時成形 | | 特色…はがれにくい。少量時には割高 | | 絵柄…デザイン・色数とも制約なし |
| | パット印刷 | | 方法…シリコンゴムで転写して印刷する | | 特色…はがれ易い。比較的安価 | | 絵柄…色数的に制約有り | | | ホットスタンプ | | 方法…加熱した金属版を押しつけて印刷する | | 特色…はがれない。少量時には割高 | | 絵柄…生地色が基本だが顔料箔押しの色づけは可能 |
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Q11. 電子レンジやオーブンに使えますか?A11. | いいえ、いずれも使えません。材料の性質(誘電特性)上、電子レンジの加熱で食器自体が熱せられ、焼けたり焦げたりすることがありますので電子レンジは使用できません。材質の耐熱性上、オーブンにも使えません。 |
Q12. 再加熱カートやスチコンに使えますか?A12. | 冷・常温部を除き、一般的なプラスチック製食器は使えません。ただし、高機能超耐熱食器のヒートサーブなら、ニュークックチル熱風式再加熱カートに使えます。また、ヒートサーブエクセル(デュアルコーティング)仕様の食器なら、スチコン再加熱にも使えます。いずれも、使用上の制約条件がありますので、営業担当まで、お問い合わせください。 |
Q13. うす汚れの原因となるものは?A13. | ●固いもので表面をこする。 ●高濃度塩素系漂白剤の使用。 ●過酷な消毒や熱処理。 ●洗い残した残菜の付着。 ●食品中の着色剤の溶出。 ●洗浄、消毒使用水質。 うす汚れには、早めに酸素系漂白剤を取扱説明書に従いご使用してください。 |
Q14. 茶渋の汚れは落とせますか?A14. | 酸素系漂白剤による定期的な漂白が効果的です。他の着色食材と同様に、喫食後の適切で速やかな洗浄や、表面にキズをつけない取り扱いの注意により、汚れの付着を防止できます。 |
Q15. 自動洗浄機に使えますか?A15. | 使えますが、専用洗剤を使用してください。洗浄温度は60~70℃、すすぎ温度は80~90℃が目安です。 |
Q16. 漂白剤は使えますか?A16. | 使えますが、酸素系漂白剤の取扱説明書に従い、適正な条件で使用してください。なお、お勧めはできませんが、消毒目的で塩素系洗剤を使う場合は、取扱説明書の従い、濃度が高くなり過ぎないように注意してください。また、塩素系洗剤と酸素系洗剤の混合は危険です。 |
Q17. 加熱消毒はできますか?A17. | できますが、注意が必要です。過度の高温、長時間にわたる熱消毒、熱処理後の急冷などは、製品劣化をまねき、食器の寿命を縮めますのでご注意ください。 ■熱消毒の温度・時間の目安
| 熱湯消毒 | 80℃ | 3~5分 | 蓋をすると、圧力が上がり、なべの中で食器がおどるので、閉めてしまわないことが大切です。 | | 煮沸毒庫 | 95℃以上 | 2~3分 | | 蒸気消毒庫 | 80℃ | 15~20分 | 生蒸気を当てないこと。庫内温度のバラツキに注意し、温度上昇時間により調整するようにします。 | | 熱風保管庫 | 85℃ | 15~20分 |
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| ●細菌類の死滅温度 | | 病原菌 | 菌の死滅温度・時間 | | 腸炎ビブリオ菌 | 65℃ | 5分 | | サルモネラ菌 | 65℃ | 3分 | | 病原大腸菌 | 60℃ | 1分 | | カンピロバクター | 60℃ | 1分 | | 黄色ぶどう球菌 | 65℃ | 10分 | | ボツリヌス菌(A型・B型) | 65℃ | 10分 | | ボツリヌス菌(E型) | 65℃ | 4分 |
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| | 給食管理(改訂版)同文書院発行 |
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Q18. 消毒保管庫に使えますか?A18. | 使えますが、注意が必要です。熱風式保管庫を使用し、製品の劣化を防ぐため、庫内温度が85℃に上昇後温度を保持して20~30分程度としてください。また、熱風吹出口付近は設定温度以上の高温となりますので、ご注意ください。 |
Q19. 取り替え時期は?A19. | 使用条件と使用頻度によって劣化の時期は異なります。取り替え時期は、割れ、欠けなど機能的な問題が出たとき、また、表面の光沢がなくなったり、黄ばみ汚れなど美観を損ねた時とお考えください。使用回数としては、取扱説明書による適切な使用条件で1,000回くらいが目安です。病院給食なら1~2年、学校給食なら5年程度です。 |
Q20. 使用済食器の廃棄処分は?A20. | 一般的には産廃業者に廃棄処分を依頼しますが、マルケイでは一部の製品を引き取り、リサイクルに取り組んでいます。この場合、食器の洗浄や材質分別など、引き取り方法について条件がありますので、営業担当まで、お問い合わせください。
詳しくは「製品引き取りの流れ」をご参照ください。 |
Q21. リサイクルへの取り組みは?A21. | 分別回収の方法、処理費用や技術上の問題などで、プラスチック製品を回収しても、再利用されているのは未だ一部に過ぎません。しかし、マルケイでは地球に優しい企業理念のもと、使用済みメラミン製品をリサイクルした再生素材「エコメラミン」を開発しました。また、CFP制度の導入など、環境保護や資源の有効活用といった課題に、できることから積極的に取り組んでいます。
詳しくは「リサイクルについて」をご参照ください。 |
おもな製品別性能比較表 | |
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