すそわきがを治したい!病院でできる治療法&手術とは?
誰にも言えない、デリケートゾーンの悩みを抱えていませんか?
すそわきがはパートナーに指摘されて気づくことも多く、人には相談しづらいもの。
治療を受けるのも躊躇してしまいますよね。
そこで、クリニックで受けられるすそわきが治療の特徴から費用までをまとめました。
自分に合ったすそわきがの治療方法を探す参考にしてみてください。
すそわきがの治療費用は約20~40万円
においが強いすそわきがを根本的に治療したい場合は、クリニックでの手術や治療を検討してみるのもひとつの方法です。
とはいえ、クリニックでの治療は、料金が気になるところ。
基本的に、すそわきがの治療費用は「高額」といわれます。
料金は、治療法ごとに変わりますが、およそ20~40万円が一般的です。
1回8万円ほどで受けられる治療もありますが、2~3回は継続しなければなりません。
まずは、すそわきがの治療費用が高額な理由をみていきましょう。
すそわきが治療は保険適用になりづらい
すそわきがの治療法の中で、保険が適用されるものは、かなり少ないのが現状です。
現在、主流となっている切らない治療法では、全額自己負担になるのが一般的です。
また、料金は病院やクリニックによって変わります。
手術の保険適用基準は医師次第
メスを使う超音波吸引法は、病院によって保険適用となる場合もあるようです。
しかし、保険が適用されるかは、医師の診断次第となってしまいます。
また、皮膚切開法という外科手術の場合は、病院によって適用されることもありますが、現在、すそわきがの治療法としてほとんど行われていません。
支払い方法はクレジットカード決済・医療ローンが可能
保険適用外となり、実費負担額が大きくなるすそわきがの治療は、ほとんどの病院でクレジットカードによる分割支払いができます。
また、18歳以上であれば、医療ローンが組めます。
しかし、すそわきが治療を専門としていない皮膚科を受診すると、クレジットカードを利用できないケースがあります。
現金での一括支払いに不安がある場合は、事前に支払方法をチェックしておきましょう。
すそわきが治療の方法
基本的に、すそわきがの治療は、「アポクリン汗腺」の働きを弱めるか、除去する方法があります。
すそわきがの臭いは、アポクリン腺から分泌される汗が、皮脂と混ざり合い、細菌によって分解されることで発生します。
臭いの原因であるアポクリン汗腺の働きをおさえるか、除去することで、すそわきがを治療できるというわけです。
治療法は大きく分けて、メスを入れて手術を行う方法と、切らずに行う方法のふたつがあります。
それぞれの治療法にメリット・デメリットがありますので、よく確認してください。
特徴や値段の相場について、順番に見ていきましょう。
すそわきがを治す切らない治療法
まずは、メスを使わずおこなえる治療方法を説明します。
ビューホット法
日本では2014年8月に開始されたばかりの新しい治療法です。
施術時間は約30分で、痛みも少なく切らずに治せる方法として人気が高まっています。
料金は約30〜35万円ですが、1度の施術では治らず2〜3度行う必要があります。
そのため、総額は100万円近くになってしまいます。
しかし、確実に効果が見込めることや、普段どおりの生活のままで治療を受けられるという点は魅力的です。
ペアドライ
高周波(RF波)と超音波をアポクリン腺に当てて破壊する、最新の治療法です。
ただし、「川崎中央クリニック」の登録商標であるため、このクリニックでしか受けることができません。
超音波と高周波をダブルで利用することで再発リスクが低く抑えられ、傷跡もほとんど残らないことがメリットです。
その分、治療費は40万円近くと高額になります。
ボトックス注射
すそわきがではもっともよく使われる治療方法です。
アポクリン腺に「ボトックス」と呼ばれる薬剤を打って働きを弱めます。
1回8万円程度で施術時間は約10分と、ほかの治療法よりも手軽にできてリスクも少ない点が人気です。
ただし効果は半年から1年程度で切れてしまうため、そのたびに注射を打ち直す必要があります。
レーザー治療(電気凝固法)
局所麻酔をかけたあと、レーザーでアポクリン腺を焼き、動きを固めるという治療方法です。
1ヶ月ごとに、3回から6回に渡って治療することで、徐々に効果が現れます。
電流で毛根が焼かれるため、治療にともなってアンダーヘアが薄くなっていきます。
傷跡は残りにくいですが、汗腺を固めただけなので再発する可能性があります。
料金は20〜30万円前後です。
すそわきがを治す手術
つぎに、メスをつかって切る治療法をチェックします。
皮下組織削除法
皮下組織削除法は、皮膚を数センチ切開して、専用器具でアポクリン汗腺を除去していく方法です。
わきが治療では一般的ですが、すそわきがの治療としては、ほとんど行われません。
医師の目視によりおこなわれる皮下組織削除法は、アポクリン汗腺を完全に除去するのが難しいと考えられます。
アポクリン汗腺の取り残しによる再発リスクや、術後に1週間ほど圧迫固定が必要で生活に支障がでるデメリットがあります。
費用は、30万円程度です。
超音波吸引法
最近注目されているのが、超音波吸引法です。
小さく数カ所切開した部分から、超音波を発するメスを入れます。
そして超音波の熱でアポクリン腺を破壊し、吸い取るという治療法です。
治療費は30〜35万円程度となっています。
これまでの切開法よりも効果が高く、傷跡が小さくて済むことがメリットです。
ただしあくまで手術ですので、切らない治療よりもリスクは高くなります。
また、汗腺を完全に取りきれない例も多くなっています。
男性のすそわきが治療は手術が一般的?
男性のすそわきが治療は、ボトックス注射と手術が一般的です。
すそわきがは男女関係なく悩まされる問題ですが、男性の場合は治療を受けるほど深刻なすそわきがは少ないようです。
男性は、女性より陰部のアポクリン汗腺の数が少なく、活動自体が弱々しいためです。
すそわきが治療ができる病院でも、男性への施術をおこなっていない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
すそわきがの治療で気をつけたいこと
すそわきが治療を検討するうえで、注意しておきたいポイントをみていきます。
治療ですそわきがを必ず完治できるわけではない
すそわきが治療でも、完全にアポクリン腺を取り去ることは困難であり、何度も治療に通う人が多いのが現状です。
また、切って行う手術の場合は、日常生活に戻るのに時間がかかったり、体質によっては赤くかぶれたりといったことも起こります。
治療の効果は個人差が大きい
アポクリン腺のはたらきの強さは個人差が大きいため、実際に治療を行うまで効果の程度がわからないといったことも起こります。
自分のすそわきがの程度はどのくらいで、どの治療法が一番ふさわしいのか、事前に医師とよく相談する必要があるのです。
むしろすそわきがが悪化した?
科学的に、治療ですそわきが臭が悪化する可能性はありません。
いっぽう、治療後、かえって臭いに悩まされてしまうケースがあるようです。
術後臭に悩まされる
すそわきが治療を検討中のひとは、ネットの口コミや体験談から「術後臭」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
術後臭は、治療前より臭いがきつくなる現象です。
陰部のアポクリン汗腺を除去することで、ほかの部位でワキガ臭を感じるようになったという口コミがあります。
とはいえ、術後臭に医学的な根拠はありません。
裏付けがないため、術後臭を感じても、病院でまったく対処してもらえないケースがあります。
ほかに、「自臭症」といって、においを気にし過ぎるあまり、「まだ臭い」と思い込んでしまう場合があります。
すそわきがに適した治療薬はない
現状で、すそわきがを治療できる内服薬・外用薬はありません。
たとえ、全身の汗をおさえる薬で、すそわきがを治療しようとしても、効果は一時的なものです。
多汗症に効く薬は、すそわきがの原因であるアポクリン汗には効果が薄いといわれています。
また、すそわきがを治すことが目的ではなく、一時的でもにおいをキレイに消したい場合は、塗り薬よりも、すそわきが専用の医薬部外品クリームの使用が効果的でしょう。
そもそもすそわきがではなかった
自分では気にしていても、病院へ行ってみたらすそわきがじゃないと言われる例も多くあります。
また、受診したらまったく別の病気が見つかる、というケースが増えています。
性病や婦人科系疾患でも、デリケートゾーンのにおいが強まることがあるのです。
おりものがいつもと違う場合や、おりもののにおいが強まってきた場合などは、医師の診断を仰ぎましょう。
すそわきがのセルフチェック方法は、以下の記事をチェックしてみてください。
すそわきが治療は自分に合った方法を選ぼう
すそわきがの治療は、金銭的な負担や、再発の可能性がつきものです。
治療法のそれぞれにメリットとデメリットがあり、高額な治療をおこなえば必ず治るというわけではありません。
また、食事や生活習慣が、すそわきが臭を強めている可能性があります。
まずは、すそわきがを強めている習慣を見直し、自分でできる対策を試してみるとよいでしょう。
クリニックでの治療以外で、すそわきがの臭いをおさえることは、十分可能です。
自宅でできる対処法や、クリニックでの治療など、自分に合っているものはどれなのか、よく考えてみてくださいね。