健康や美容のためにダイエットをすることは素晴らしいことです。太っていることが原因で糖尿病や成人病を発症します。こういった病気にならないためにダイエットに取り組みますが、このダイエットの減量によって肝臓にダメージを与えてしまうことがあります。
減量が肝臓に異変を起こしてしまうことを、ダイエットに取り組む人の多くが知りません。原料によって肝臓にダメージが有ると、糖尿病、肝硬変、肝臓がんまで発症することがあります。
せっかくダイエットで痩せて健康的になろうとしたのに、病気になってしまうなんて踏んだり蹴ったりです。
なぜダイエットによって肝臓がダメージを受けてしまうのでしょうか。
ダイエットに取り組む達人たちをガッテンで調べたところ、25人中11人の肝臓がパンパンに腫れている状態でした。これはダイエットをしている人の殆どが知っている減量方法によって肝臓を痛めてしまったのです。
ダイエットをして病気になってしまわないための、健康的な痩せ方を紹介します。また、肝臓にダメージを受けてしまっていても、再生力を活かして肝臓を復活させる方法も解説します。
ダイエットによって肝臓が脂肪でパンパンになる・脂肪肝
ダイエットで体重を減らすことができ満足していたのに、実は肝臓がパンパンになってしまっていることがあります。
ビビる大木さんは食べる順番ダイエットで体重を13kgも落としました。これはダイエットの結果としては素晴らしいのですが、実は肝臓に大きな負担をかけている可能性があります。
女性のダイエットで多いのは「〇〇だけダイエット」です。こんにゃくダイエット、バナナダイエット、キャベツダイエットなどです。食事を極端に制限するダイエット方法は、確かに一時的には痩せますが、これも肝臓に負担をかけています。
ダイエットが楽しくなってしまった会社員のIさん
会社員のIさんは健康維持のためにダイエットを始めました。体重は89kgありましたが、1年後には7kgの減量に成功し、さらに75kgまでダイエットをします。Iさんはダイエットが楽しくなり、どんどん体重が下げます。
Iさんはキャベツダイエットやもずくダイエットなど、色んなダイエットを自在に操って体重を自由に減らせることが快感になったそうです。
ダイエット成功者の半分が肝臓に負担をかけ脂肪肝になっている
ガッテンにはダイエットに成功した方が続々と現れて、それぞれ自分のダイエット成功を自慢します。体重を減らしてスリムになることは、これほど素晴らしいだと誇らしげです。
そんなダイエット成功者たちの臓器を調べてみると、肝臓がパンパンになっていると医師に診断されて凹んでしまいます。
25人のダイエット成功者の内11人が肝臓がパンパンになっていて、中でも3人は深刻な状況です。特にIさんは精密検査が必要なほど肝臓がパンパンになっていました。せっかくダイエットで痩せることが出来たのに、ALTが124となっていました。
ALTが正常な基準値は4~37ですが、Iさんの場合は124ですからとても悪い状態です。Iさんは検査入院を勧められるほど肝臓が悪化してしまっていました。
ダイエットでせっかく痩せたのに脂肪肝になってしまうという悲しい現実があります。
4週間で10kgのダイエットに成功し、脂肪肝になってしまった
肝臓が脂肪でパンパンになっている人にSさんがいます。以前はかなり太っていましたが、食事制限でダイエットをして、4週間でなんと10kgのダイエットに成功しました。更にダイエットをして87kgを67kgまで減量しました。
次の方はMさんで肝臓の脂肪数値は259まで跳ね上がっています。Mさんも食べすぎて体重が増えてしまったときは食事を食べずに運動をしました。簡単に体重が落とせたので、ダイエットが楽しくなり、ダイエットハイになったほどです。
ダイエットに成功した人の中で、急激に体重を落としたり、リバウンドしてしまう人は脂肪肝の可能性がとても高いのです。
肝臓は脂肪を血液中から除去したり補充してくれる
肝臓は色んな働きがあります。コレステロールの分解、有害物質の解毒、コラーゲンの生成、鉄の貯蔵、ビタミンEの代謝など、すべて合わせると500種類の機能を持ています。
肝臓は血液の中に含まれる余分な脂肪を除去してくれる働きがあります。また、血液の中に脂肪が少なくなれば脂肪分を注入してくれる働きがあります。
急激なダイエットを行うと血液中から脂肪などの栄養分が減ります。そうすると皮下脂肪が血液中に放出されて、血液中の脂肪の量を一定に保ちます。この時に肝臓としては飢餓状態になり、血液中に脂肪が一気に流れ込むために肝臓は脂肪を溜め込みます。
この作用によって肝臓が脂肪を溜め込みすぎてしまい、脂肪肝になってしまいます。
ダイエット成功後に一気に食べると肝臓が悲鳴を上げる
ダイエットに成功したらやりたいことは、心置きなく食べることです。一気に食事を食べると血液中の脂肪の量が増えますので、肝臓が一気に働きます。
急激なダイエットによって肝臓に脂肪がたまっているのに、リバウンドでさらに肝臓に脂肪が溜まってしまいます。気がつけば肝臓が脂肪でパンパンになります。
急激なダイエットは肝臓に悪いのは間違いありません。急激に痩せると肝臓が壊れてしまい、肝臓の数値が上がります。
ダイエットによって急激に痩せると筋肉量が減ってしまい、基礎代謝が落ちます。基礎代謝が落ちると、ほんの少しの食事量でも代謝されませんので、脂肪となって体や肝臓に溜まってしまいます。
脂肪肝は太っていない人でも起こりうる症状
脂肪肝と言えばお酒の飲み過ぎや太っている人の症状だと思われてきました。しかし最近は太っていない人でも脂肪肝が増えています。拒食症の方でも脂肪肝の可能性が高く、食べてないのに脂肪肝になってしまうのです。
人間の体は、元来、栄養を溜め込もうとします。ですから、ダイエットによって体が飢餓状態に陥ると、ほんの少しの栄養分を必死に体に溜め込みます。この時に我慢していた食事制限を解除して一気に食べると、必要以上に脂肪を溜め込んでしまいます。
そして体や肝臓に脂肪が溜まってしまい、またダイエットを行い、再び肝臓に負担をかけてしまうのです。
ダイエットによって減量する適切な期間は?
誰でも一気に痩せたいと思うはずですが、急激なダイエットは長いスパンで見ると脂肪肝を生み、病気につながってしまいます。ですから、ダイエットは少しずつ減量していくのが健康的に痩せるコツです。
ダイエットによって減量するための適切なのは、軽い食事制限と運動を併用して1ヶ月に3kg程がです。10kgの減量を望む場合は半年以上をかけて痩せないと、脂肪肝になりかねません。
ダイエットによる脂肪肝を放っておくと大変なことになる
普通の人の血糖値の上昇は食後でも極わずかですが、脂肪肝の人は食事の後は一気に血糖値が上がります。これは隠れ糖尿病と言われていて、実は糖尿病予備群です。
肝臓は血液中に増えた血糖を溜める働きがありますが、脂肪肝によって肝臓にすでに脂肪が多く有るため、脂肪を受け入れてくれません。そうなると血液中の血糖値が上がってしまい、糖尿病を発症してしまいます。
痩せている人でも筋肉があまりない人は、筋肉に脂肪や糖が回らないので血液中に糖が残ったままになり血糖値が上がってしまいます。痩せている人でも糖尿病になるのは、こういった理由があるからです。
脂肪肝を放置しておくと、年月の経過によって肝硬変、肝臓がんになってしまいます。
出典:http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/120704_amedrc.html
肝臓から脂肪を減らしてスッキリさせる方法
脂肪肝になってしまった場合は、肝臓から脂肪を取り除かなければなりません。とても難しいように感じますが、実は誰でも簡単に脂肪肝から脱出できます。
運動と食事によって脂肪肝を治す
脂肪肝の男性は1日30分のウォーキングと、ご飯を小盛りにするぐらいの食事制限、そして夜更かしせずにしっかりと睡眠を取りました。3週間後に肝臓をチェックすると、肝臓の脂肪の量が12%も減っていました。
また別の女性も同じような生活を送ると、肝臓の脂肪の量が30%も減少しました。
早寝をすると肝臓の脂肪の量が減る?
双子の男性の一人に夜更かしをしてもらい、もう一人には早く寝てもらいしました。すると夜更かしをした人よりも、早く寝た人のほうが脂肪の消費量が多かったのです。
夜間は交感神経がリラックスし、肝臓にたまった脂肪が脂肪組織や筋肉や心臓が使います。肝臓の脂肪が肝臓の外に出て他で使われます。
昼間は脳が必死に働きますので、糖をエネルギーとして使います。夜は脳が休みますので、糖をエネルギーとしてほとんど使いません。寝ているときは体全体が脂肪をエネルギーとして使いますので、早寝をしてしっかり睡眠をとるほうが痩せやすいのです。
きちんと睡眠時間を確保せずに寝てない人の方が脂肪肝が多い現実があります。しっかりと睡眠を取ることは、ダイエットにも健康にも最適です。
ダイエットによる脂肪肝撃退法
もしダイエットによって脂肪肝になってしまった場合でも、殆どの人が対処できます。対処方法はとても簡単ですが効果は抜群です。
- 食事の量は少し減らすだけ
- 〇〇だけダイエットはダメ
- 運動は1日30分のウォーキング
- 夜遅くの食事はダメ
- 睡眠 最低でも6時以上眠る
- ダイエットは1ヶ月で2~3kgほど
詰まるところ、軽い食事制限と運動をしながら、気長にダイエットをするのが一番良い方法です。10kg痩せたい方は1年間かけてじっくり痩せることを考えましょう。