乾燥肌ですか?なら毛穴の開きは大丈夫!
あなたの毛穴悩みで以下は当てはまりますか?
- ファンデーションが毛穴落ちする
- ファンデを塗ると余計に毛穴が目立つ
- 毛穴の開きで肌色が均一に見えない
加えて以下はどうですか?
- しっかり保湿しないと乾燥が気になる
- 毛穴を隠そうとファンデを塗ると皮むけ、粉浮きする
- スッピン肌を指で触るとザラザラしたような抵抗を感じる
つまり乾燥肌ですね。
もしあなたが両方当てはまるなら…良かったですね!!
と思わず言ってしまいます。
はぁ!?
と言われそうですが、2つ目の乾燥肌条件があるなら今の毛穴悩みは解決できるからです。
毛穴の開きは2種類ある!1つはもう治らない
なぜ乾燥肌だと毛穴の開きが改善できるの?
これは毛穴開きに大きく分けて2種類あり、乾燥肌に伴う毛穴開きは改善できるからです。
一方治らないタイプの毛穴開きは、
- 毛穴の細胞が破壊されている
- 真皮がたるんでいる
といった状態の毛穴です。
これらは毛穴が開いているのではなく、物理的に大きくなっているからです。
一応後者の真皮たるみは美容皮膚科の注射やレーザーで多少は改善されますが、乾燥肌原因に比べると見た目の変化率、かかる費用が段違いです。
毛穴が開いていても実は「穴」の大きさは変わっていない
乾燥肌のほうが毛穴開きを改善できる…ということは、乾燥肌を治せば毛穴も一緒に良くなる?
これはほぼ正解。
実は「毛穴が開いている」という状態の多くは、実際に「穴」のサイズ自体は変わっていないんです。
毛穴の大きさは生まれつき固定されるのを知っていますか?成長がある程度終わればそれ以上毛穴が大きくなることも小さくなることもありません。
乾燥肌で毛穴が開いている場合は、毛穴自体が広がっているのではなく、毛穴の入り口が開いているから目立っているのです。
乾燥肌の毛穴開きは乾いた土と同じ
毛穴の入り口が開く?
毛穴に限らず、穴が大きく見えるかどうかは入り口のサイズ次第なんです。
この図は毛穴を表現しています。
毛穴自体の大きさは同じでも、入り口がラッパ状に開くと大きく見えるのです。
乾燥肌の場合、乾燥がひどくなればなるほど、この左側の入り口がラッパ状になります。
花壇や植木の土と同じなんです。
水を十分に含んだ状態なら土のデコボコは目立ちませんが、乾いてくると何か穴が開いてきますよね?ポコポコと。
あれと同じで、肌も水分を失うと肌表面(角質層)が乾いて痩せてきます。すると以下図のように、毛穴の入り口がパカっと開いてしまうのです。
また、乾燥が進むとターンオーバーが乱れ、古い角質が堆積します。
毛穴周辺に角質が積もり、これまた毛穴入り口が大きく見えてしまいます。
ピーリングすれば解決しますが、乾燥を改善しない限りピーリングし続けることとなり、問題のない部分の皮膚が薄くなりすぎて荒れる、敏感肌になるリスクがあります。
乾燥肌は角栓も詰まりやすい
毛穴が開くとゴミも詰まりやすくならない?
その通りです。
乾燥肌の毛穴開きは、本来もっと閉じているはずの入り口が開きやすくなります。その結果、どうしても古い角質が落ち込んで貯まりやすくなります。
さらにファンデーションやスキンケア化粧品の成分が沈着。皮脂と混ざって詰まり、角栓が誕生します。
角栓が詰まると毛穴は角栓によってさらに押し広げられます。
もしアクネ菌の活動が活発になるとニキビができて炎症が起きます。炎症が悪化すると角栓と一緒に毛穴壁の細胞を破壊します。こうなると、さっき書いた「治らないタイプの毛穴の開き」になります。
つまり、乾燥肌の毛穴の開きは、目立たなくさせることはできるものの、いつまでも放っておくと治らないタイプに悪化してしまうということです。
かといって毛穴パックをすれば、関係ない角質まで根こそぎ取られてセラミド大流出!だから毛穴パックはダメだと言われるんです。
それよりも、角質層の水分量を高めること。そうすると自然に角栓が詰まらなくなってきます(最初はこんにゃくスクラブ洗顔料を使うと早いですね)。
保湿しているつもりでできていない人がほとんど
今まで乾燥を改善しようと保湿ケアを頑張ってきたのに…なぜ肌が潤わないの?
保湿化粧品はかなり多数出ていますが、実際にあれこれ試してみると、その大半は役に立たないことが分かります。
もし役に立っているなら毛穴は目立たなくなっているはずですよね?
保湿というのは「肌表面の湿らせる」ものがほとんど。でも、それだと土で言うなら土の表面が湿っているだけの状態。これだと中に水が染みていません。
肌も同じです。
毛穴が開くのは、肌表面が乾いているからではありません。角質層、内側が乾いているから毛穴が開くんです。だから一般的な保湿ケアは役に立たない。そのためいくら頑張って保湿しても無駄なんです。
今まで使ってきた保湿化粧品の主成分って、ヒアルロン酸やコラーゲンじゃないでしょうか?だったら毛穴の開きにはあまり意味がありませんよ?
乾燥肌も毛穴も一挙両得な保湿化粧品の条件
毛穴が気になっている人の保湿化粧品はどうやって選べばいいの?
まず「毛穴に効きます!」といった毛穴アピールは正直どっちでもいいです。毛穴を直接小さくするような魔法の成分なんてありません。
乾燥肌の毛穴を目立たなくさせるのに必要なのは、角質層の貯水です。だから、この点について重要視している保湿化粧品なら、特に毛穴が目立たなくなったという記載がなくても使って損はありませんね。
人の肌の貯水はほとんどがセラミド
どんな成分が主体の保湿化粧品がベストなの?
角質層の貯水は大半がセラミドでまかなわれています。だからセラミド主体というのがマスト。
もしくは、セラミドのような特性を持った成分です。ほとんど当てはまるものがないので、ブランドで言うとほぼ一択になりますけどね。
その中でも選ぶべきなのは以下の通り。
ヒト型ナノセラミド(天然型)
セラミドは角質層に元からある成分です。だからヒアルロン酸やコラーゲンより浸透しやすく、一度浸透すると出て行きにくいんです。
そんなセラミドでも、そのままでは浸透しづらい。だからナノ化という技術で小さくしたものが望まれます。
最近はセラミドの良さが注目されてきたので(皮膚科医では昔から当たり前)、とりあえずセラミド配合!という化粧品も増えているので、浸透性についての表記には注意したいですね。
リポソーム化
セラミドがなぜ乾燥肌と毛穴の開きにいいかというと、角質層に貯水できるからです。肌表面ではなく、内側で水分を蓄える機能が他の成分何より優れているからです。
これはセラミド特有とも言える内容ですが、リポソーム化された他の成分ならセラミドのような働きを発揮します。
リポソーム化とは、肌の構造特性と類似した性質を持つカプセルのことです。これに包まれた成分は、本来は浸透しづらいものでも浸透し、また排出されにくくなります。
これによりセラミドを使わず(コストを下げられる)、またセラミドにない機能を持たせることでより角質層に水分を与えることができます。
貯水ケアだけじゃ毛穴の開きは治まらない
セラミドやリポソームの保湿化粧品を使えば毛穴は目立たなくなるの?
これは半々の確率でしょう。もちろん個人差があるというのを前提にした話です。
乾燥肌も毛穴の開きも角質層の水分量不足が原因です。だからセラミドやリポソーム化保湿化粧品を使えば、理論上それは改善されます。
しかし、失われるセラミド量が多いと、優秀な保湿化粧品でもカバーしきれません。
まず洗顔とクレンジングです。
この2つは美肌に重要な作業ですが、やりすぎるとセラミドを大幅に減らします。ここでセラミドを失うと、保湿化粧品ではカバーしきれません。つまり乾燥肌も毛穴の開きもそのままです(女性は洗顔時間が長すぎる傾向です。このような洗顔料・クレンジングだと時短で乾燥毛穴に最適です)。
また睡眠不足、ストレス過剰な生活習慣もアウト。
セラミドは自分の肌で作られます。この生産を邪魔するのが睡眠不足とストレスです。お仕事をしている女性に特に乾燥肌が多いのはこれのせいなんですね。
油断すると毛穴は1ヶ月でまた開きっぱなしになる!
注意して角質層の貯水ケアを続ければ、どれくらいの期間で実感できるの?
乾燥の具合は2週間もすれば実感できます。ただ毛穴の開きは、古い角質が入れ替わるターンオーバーが最低1ヶ月かかるため、だいたいそれ以降から2ヶ月くらいで大きな実感に繋がります。
ただどちらも、睡眠不足、ストレス過剰があるとなかなかです。やはりこの2つがかなり影響しているんですね。
そして注意したいのが、ちょっと油断するとあっという間に毛穴が開いてしまうということです。
冬場は乾燥が怖いからしっかり保湿したり、洗顔、クレンジングにも気を使いますが、夏から秋口にかけては汗やスキンケアが簡単になりがち。またシャワーなどで顔がお湯に触れる時間が伸びるため、知らない間にセラミドが不足します。
季節的に乾燥はまだ気にならないからいいのですが、毛穴は簡単に開いて元通りになります。するとまた貯水ケアをやり直して1ヶ月、2ヶ月とかかります。
一度、乾燥肌と毛穴が気にならなくなったからといって、油断すると簡単に元に戻ります。こんな人は、やはり睡眠とストレスに問題があると考えたほう良いでしょう。もしくは、ちゃんと貯水ケアに務める!これですね。