皆さんは、きれいな人はどんなお肌のお手入れをしているのか、何を意識して化粧品を選んでいるのか、気になったことはありませんか?

美肌をキープしている人が必ず行なっていること、それは、「基礎をしっかりとかためること」です。つまり、土台であるお肌のターンオーバーを促進させることが美肌の鍵となっています。

ターンオーバーと美肌の関係

ターンオーバーという言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。別の呼び方では、お肌の「新陳代謝」や、「生まれかわり」とも言います。

私たちのお肌は細胞によって構成されているのですが、実は一定の周期で生まれ変わっています。古くなってしまった細胞は排出されて、新しい元気な細胞が生み出されることが常に繰り返されているのです。

このターンオーバーのサイクルは28日間と言われています。だいたい1ヶ月くらいですね。これはとても正常な状態です。このリズムが保たれている人のお肌は潤いがあり、乾燥をはじめとしたトラブル知らずの美肌をキープできます。

しかし、ターンオーバーのリズムは、生活習慣や環境のストレス、間違ったスキンケアなどの影響で乱れやすいのです。体も同じで、生活リズムが崩れると様々な体調不良が起こりますよね。是非この機会に見直してみてください。

ターンオーバーを促進させる化粧品やスキンケア

スキンケアや化粧品を見直すことでターンオーバーを促進させ、リズムを整えることができます。ターンオーバーが乱れることで色々なお肌トラブルが起きやすくなります。

特に取り除くお手入れ、与えるお手入れ、紫外線対策が大切です。是非、できそうなものから取り入れてみてください。

クレンジング・洗顔

取り除くお手入れをしっかりすれば、使っている化粧品の効果を発揮しやすくなる環境が整います。ターンオーバーは、先程もお伝えしたように古い細胞を外に押し出すことです。しかし、ターンオーバーが乱れたお肌は、この排出がうまくいっていないことがあります。

本来、この古い細胞である角質は垢となって剥がれ落ちるはずですが、それがそのままお肌に残っていると、お肌はどうなるでしょう?お肌は厚みが出てかたくなり、古いものが蓄積されることで化粧水などの浸透を妨げ、炎症が起きやすくなってしまうのです。

それだけでなく、1日の終わりには、お肌の表面は、ホコリやお化粧、汗や皮脂が混ざり合って使い古した雑巾のように汚い状態になっています。

そのため、毎日必ず取り除くお手入れをする必要があります。特に夜は必ずクレンジングと洗顔をしましょう。お化粧をしていない人は洗顔料だけで大丈夫ですが、そういった方でも時々クレンジングをしてあげると良いでしょう。朝は肌状態に合わせて洗顔料かぬるま湯で洗いましょう。

お肌のターンオーバーは夜に活発に行われるので、よく疲れてお化粧をしたまま眠ってしまう癖がある…という人は要注意です。

保湿(乳液とクリーム)

保湿は美肌になるためには絶対に必須のお手入れです。お肌は角質層で水分を保持しています。角質がたまっていると水分がお肌の奥まで浸透しませんが、取り除くお手入れをしっかりとしたお肌は、水分を受け入れる土台が整います。

ターンオーバーを促進させるためには、潤いを保つ必要がありますが、必要なのは、潤いを与え、逃さないことです。

「化粧品を使った保湿」というと、化粧水でたくさんの水分を与えるイメージが強いかもしれませんが、大事なのはを潤いを保つことです。ただ水分を与えるだけではだめなんです。

そこで、保湿力を高めてお手入れの効果を高めらために、乳液とクリームを使用しましょう。化粧水で水分を与えることもとても重要ですが、水分がお肌に潤いを与えることができるのは一時的なもので、時間が経つと蒸発して乾燥してしまいます。

そのため、潤いを逃さずにお肌に留めておく必要があります。その際に乳液とクリームは役立ちます。

クリームは油分なのでお肌の表面に蓋をして、水分蒸発を防いでくれるのです。乳液だけだと、油分よりも水分の割合の方が多いので、クリームよりも蓋の効果は不十分です。

しかし、乳液は水と油という、混ざりにくい化粧水とクリームを馴染みよくしてくれたり、お肌を柔らかくしてくれる役割があるので、理想としては化粧水→乳液→クリームといった3つの基礎化粧品を使ってお手入れをしていただくと良いでしょう。

こういった基礎を整えるお手入れを継続すると、ターンオーバーの促進に繋がります。

私の美容部員の経験上、クリームを取り入れるようになってからお肌が安定したお客様は多くいらっしゃいます。使用してから1ヶ月くらいの間には、お肌の変化に気付いている方が多い印象でした。

ターンオーバーの周期とだいたい同じくらいですね。1ヶ月という期間は、化粧品の種類や、使用量を変えて使用した時のお肌の変化の目安にしてみてください。

クリームは、ベタつきが苦手で今まで使っていなかったという方もいらっしゃると思います。ベタつきが気になる方は、デパートのカウンターなどで、テスターを試していただいて、テクスチャーの軽いものを選んでみてください。一度サンプルやトライアルセットなどを自宅で試されるのも良いと思います。

クリームは、「肌に必要なもの」とわかっていても、テクスチャーが苦手で使えないという人がいるくらいなので、色々と試しながら、使い続けられそうなものを探してみてください。朝と夜どちらかだけでもいいので、普段のお手入れに取り入れてみましょう。

紫外線対策

紫外線もターンオーバーの乱れに大きく影響しています。お肌は紫外線を浴びると、傷ついてしまうと判断します。そして少しでも早く肌を治そうとしてターンオーバーの周期が早まってしまうのです。

ターンオーバーの周期は28日間が正常とお伝えしましたが、早すぎてもよくありません。ターンオーバーが早まることで、細胞がしっかりと成長する前に肌の表面に上がってきてしまうからです。

そうすると、栄養のない弱った細胞ばかりでお肌が構成されることになります。この細胞は古くなった角質をはがすための分解酵素も持っていません。こうしてつくられた肌は弱く、もろいので、少しの刺激でお肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

紫外線は、シミの原因となるメラニンを生成しますが、通常はターンオーバーによってメラニンを含む細胞を排出できる仕組みになっています。

しかし、紫外線を浴び、肌を守ろうとして早まったターンオーバーの影響で、古い角質がどんどんたまっていき、しみや色素沈着の原因にもなってしまうのです。

そのため、UVカット効果のある化粧品を使ってお肌を紫外線から守るようにしましょう。特に下地やファンデーションなどの、ベースに使う化粧品はUVカット効果のあるものを取り入れましょう。

肌荒れがひどい時は刺激の強い化粧品は控えましょう。お湯で落ちるタイプの日焼け止めや下地などは低刺激なものが多いのでおすすめです。

日焼け止めを塗る前は、基礎化粧品で整えて潤いのある状態にしておきましょう。

スペシャルケアに週に1度、朝の角質ケアを

ターンオーバーを促進させるために、余裕のある方は週に一度は角質のケアをすることをおすすめします。角質のケアは様々なものがありますが、わたしがおすすめするのは泡タイプやジェルタイプです。

ピーリングやスクラブ、剥がす毛穴パックなどはお肌への刺激が強いので、摩擦がかかりにくく、お肌に優しいものを意識して選んでみてください。角質ケアは賛否両論ありますが、私は角質ケアはお肌に必要なものだと思っています。

私は美容部員の経験がありますが、美肌をキープされているお客様は、皆さん定期的にご自身の肌に合った角質ケアを取り入れていました。日々のクレンジングや洗顔では落ち切らない汚れや古い角質は、定期的に取り除いてお肌のリセットをしましょう。

私は朝の角質ケアを推奨しています。朝は忙しいので、洗顔と同時に角質ケアが取り入れられるタイプのものが便利で愛用しています。朝角質を取り除くことで全体のくすみがとれてお肌がワントーン明るくなるんです。

そうすると、化粧水も、お肌の奥までグングン入っていきます。お肌の表面に浮くことがなく、基礎化粧品ののりが良いことが実感できます。

その後にベースとして使う化粧品ののりも抜群に良いです。女性はその日のお肌状態やメイクの仕上がりで1日の気分が変わると思うので、大切な日の朝にも重宝してくれますよ。

角質ケアの種類や、その人の肌質やものにもよりますが、毎日やるものではないので、お肌が安定している時にスペシャルケアとして取り入れてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ターンオーバーを促進させるお手入れが、美肌づくりの基礎となることはおわかりいただけましたか。

朝や日中のケアは、紫外線対策のできる化粧品を使用し、時にはスペシャルケアとして角質ケアを取り入れること。

夜のケアは、クレンジングや洗顔をすることでお肌に不必要な汚れや角質を取り除き、化粧水の潤いが浸透しやすくなる土台を作り、乳液やクリームで潤いを留めるお手入れをすること。

この流れを基礎のお手入れとして、是非取り入れてみてくださいね。