わきがを漢方で体質改善?13の選択肢の気になる効果・副作用とは

わきがを漢方で治療する人が増えています。従来のわきが対策はクリームが主流でしたが単価も高く塗り続けるのが大変!根本的に体質から変えるニーズに応えるべく漢方需要が急増です。早速気になる種類や使い方を見ていきましょう。

治療とか手術は怖いし……体質改善かな?

ワキガ対策に専用の石鹸やクリームがありますが毎日何度も使うのは大変です。汗ばむ時期は1時間おきでも気になることも。思い切って手術するにも費用がかかるし再発の可能性もあります。ならば体質を変えませんか?これからワキガに効果があるとされる漢方13種類を見ていきましょう。この記事で他人に気付かれず自分の臭いとサヨナラです!

カルナ博士
そもそも「ワキガ」って人に指摘されることも少ないし自分で気付かないケースもあるぞ。そういうわしももしかして、かな?
ひばり
博士の場合は汗臭いだけです!
ワキガの判断ですが
・耳垢が湿っている
・脇に汗をかきやすい
・脇に白い粉がある
・家族にワキガがいる
・脇毛が多い
・洋服の脇の下に黄色いしみができる
などの項目に当てはまるとワキガの可能性が高いと言われます。

ワキガ対策に漢方薬はあり

漢方から見たワキガとは

汗を出す汗腺には2種類あるのですが、そのうちの「アポクリン腺」の数が多く活発な状態をワキガと言います。アポクリン腺はわきの下や耳の中、陰部など特定の部位にあり粘っこい汗をだす汗腺です。たんぱく質や脂質、アンモニアなどが主な成分で皮膚の常在菌に分解されることで独特な酸味のような臭いを発します。治療法は

・汗を抑える

・臭いを抑える

・原因のアポクリン腺を取り除く

が主流です。

病院で処方される薬も制汗剤や自律神経に働きかけるものが多いです。ワキガは汗の分泌が活発、体内の老廃物が溜まり臭いのもとを生成しやすい、などが原因で病気ではありません。そのため汗の分泌を抑える、代謝を良くして不要なものを排出することが大切です。そこで副作用が少なく長期的に体質改善が期待できる漢方に注目が集まるのです。

臭いを消すのではなく発汗を整える

ワキガを治すための消臭剤は多種類あります。臭いを中和させる、別の臭いで包む、他の物質で吸収させるなど方法はさまざまです。けれどアポクリン腺で分泌される成分は人によって異なりワキガの臭いも多種多様。そのため自分に合う消臭剤を見つける必要があります。また汗腺の分泌が活発になるほど消臭剤を頻繁に使う手間も。それなら臭いを抑えるより臭いのもとを取るほうが賢明です。

臭いの原因は大量の汗であったり脂肪分の多い食事やストレスなど多方面にわたります。食生活を見直し発汗を調節しましょう。ワキガは汗をかくことで臭いがキツくなります。体内の老廃物を排出し発汗作用がスムーズになるよう体を整えます

手術・治療の効果ナシの次の手として

「専用のクリームを付けて最初は効果があったけど、最近は効かなくなった」「手術でアポクリン腺を除去してもらったのに再発した」。このような声もあります。高いコストや時間をかけて治療したのに効果がなければ悲しいです。漢方ならお手頃価格で気軽に試せます。種類が豊富なので自分の体質に合うものを選べるのも魅力です。また代謝を良くし老廃物を出す体質改善が目的なのでむくみやのぞせ、多汗症やダイエットなど他の効果も期待できそうです。

天然由来の体に優しい成分なのもポイント

漢方薬は古来より日本独自に発達した医療薬です。植物、動物、鉱物などから効能のあるものを生薬(原料のままほとんど加工しない薬)として調合します。自然界にあるものをそのまま使うので副作用が少ないとされます。症状に合わせて生薬を調合できるのもメリットです。体本来の働きを取り戻すことを目的としており、現代のように原因が特定できない病気に対して免疫力を高める、自律神経のバランスを整えるなど体質の改善にも効果的とされます。

ワキガに効く漢方 発汗・ニオイ調整型

漢方の基本的な考え方

漢方では気(き)、血(けつ)、水(すい)が体の基本的な要素になります。この3つが循環することで健康が保たれます。気の不調は気滞(きたい)と呼び、なんとなく元気が出ない、不調、精神的に不安定などの症状が特徴です。
血の不調はお血(おけつ)と呼び、腹痛や女性特有の機能の不調、肌荒れにつながるとされます。
水の不調は水滞(すいたい)と呼び、関節痛や吐き気、めまい、むくみなどが現れます。

ワキガに対しては特に水(すい)の働きを助ける成分を選びます。

ワキガにはこの成分が効果的!

  • 桂皮(ケイヒ) 発汗、解熱作用に加え胃を丈夫にします。
  • 芍薬(シャクヤク)冷え性、貧血、神経痛や慢性胃炎に服用します。
  • 膠飴(コウイ) 米、麦、粟に麦芽を混ぜて水飴状にしたもの。沈痛、鎮咳作用があり胃を丈夫にします。
  • 防已(ボウイ) 水の巡りを良くして、痛みを取ります。
  • 黄耆(オウギ)滋養強壮剤と体内の水のめぐりを改善、汗を止める作用もあります。
  • 蒼朮(ソウジュツ)体中の水のめぐりを改善、水分を調節します。
  • 生姜(ショウキョウ)ショウガの根茎。体温を高め吐き気止めや胃腸の活性化を促します。
  • 大棗(タイソウ) ナツメの成熟した果実。強壮や利尿剤として使われます。
  • 甘草(カンゾウ) カンゾウ類の根。胃痛、ウイルス性肝炎、動脈硬化の予防に効果的です。
カルナ博士
これ、全部覚える必要があるのか?
ひばり
無理に覚える必要はないですよ。でも自分で薬局などで購入する際に知っておくと便利ですね。自分に必要な成分をチェックしましょう。

黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

消化機能を高める小建中湯と皮膚の締まりをよくする黄耆を合わせたもの。ワキガの漢方として最もポピュラーと言えるかもしれません。疲労回復や冷え性にも効きます。

黄耆建中湯特徴
効果汗の量を調節
皮膚を整える
体力回復
配合生薬
桂皮(ケイヒ)、生姜(ショウキョウ)、芍薬(シャクヤク)
甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、膠飴(コウイ)、黄耆(オウギ)
適している人胃腸の弱い人、虚弱体質、アレルギー性鼻炎、慢性中耳炎、皮膚炎
適さない人妊婦、授乳中、幼児は医師と相談のこと
副作用むくみ、だるさ、食欲減退、手足のしびれ
摂取量目安1日18gまで2~3回に分けて 最初は少量ずつ 食前か食後に

防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

体内の水毒を排出する利水剤として有名な漢方です。代謝を促す防己と水のめぐりを良くする黄耆を合わせたもの。水太りや膝の関節痛、むくみなどに効果的。発汗を抑制する作用もあります。

防己黄耆湯特徴
効果むくみ、冷え
発汗異常や浮腫の改善
配合生薬
防己(ボウイ)、黄耆(オウギ)、蒼朮(ソウジュツ)
生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)
適している人水太りタイプの肥満、変形性膝関節症
適さない人妊婦、授乳中、幼児は医師と相談のこと
副作用間質性肺炎(息切れ、空咳)、肝障害(発熱、黄疸) 
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて服用

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

名前の通り10種類の成分を配合。気力、体力の衰えを補充し、体内の代謝を促すことで汗を調節します。こちらもわきが対策の漢方として有名です。

十全大補湯特徴
効果疲労倦怠
手足の冷え
貧血
配合生薬
当帰(トウキ) 川きゅう(センキュウ)
芍薬(シャクヤク)地黄(ジオウ) 蒼朮(ソウジュツ) 茯苓(ブクリョウ)
人参(ニンジン) 桂皮(ケイヒ) 、黄耆(オウギ) 甘草(カンゾウ)
適している人病後 術後の体力低下、冷え性、皮膚の蒼白
適さない人胃腸虚弱
副作用偽アルドステロン……他漢方との併用で甘草を大量摂取した場合に手足のむくみ、血圧上昇、手足のしびれ
肝障害       
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて食前、食間に服用
ひばり
「当帰」は血の巡り「川きゅう」は皮膚疾患や化膿に効果的です。「地黄」は水分の代謝、循環の改善、「茯苓」は動悸、筋肉の痙攣「人参」は全身の機能強化に使われます。

玉屏風散(ぎょくへいふうさん)

「玉」とは大変貴重なものという意味で「屏風」は外部からの有害なものを遮断する働きがあります。成分の「黄耆」や「白朮」で代謝を促し水の巡りをよくします。「防風」は関節炎や結膜炎に効果的です。風邪などで免疫が低下しているときによく使われます。

玉屏風散特徴
効果かぜ
気管支炎
花粉症などのアレルギー疾患
配合生薬
防風(ボウフウ)、黄耆(オウギ)、白朮(ビャクジュツ)
適している人アトピー体質、疲労倦怠、かぜ気味の人
適さない人15歳未満
妊婦、他の薬を服用中の人は医師と相談のこと
副作用発疹、発赤、かゆみ
摂取量目安1回1.5g 1日3回まで 食前、食間に服用

五苓散(ごれいさん)

配合生薬の「猪苓」は口の乾きに、「茯苓」は痙攣や動悸に効果があるとされます。むくみや浮腫などの水の滞りをよくし二日酔いや吐き気対策にも使用されます。汗の調節に適します。

五苓散特徴
効果嘔吐
下痢
むくみ
配合生薬
猪苓(チョレイ)、茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)
沢瀉(タクシャ)、桂皮(ケイヒ)
適している人むくみがある人、尿量減少、口乾を感じる人、頭痛や二日酔い
適さない人2歳未満、
アレルギーがある人は医師に相談
副作用食欲不振、肝障害、発疹、発赤、かゆみ
摂取量目安1日7.5gを2~3回ずつ

五苓散加牡蛎蠣黄著(ごれいさんかぼれいおおぎ)

先の五苓散に黄耆を加えたもの。五苓散が汗を調節するのに対し黄耆は汗を抑制します。ワキガ対策や多汗症の治療で使われます。

五苓散加牡蠣黄耆特徴
効果わきが
多汗症など発汗異常
配合生薬
猪苓(チョレイ)、茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)
沢瀉(タクシャ)、桂皮(ケイヒ)、黄耆(オウギ)
適している人わきが、汗かき、口乾、むくみのある人
適さない人他の薬を服用中の人は医師に相談のこと
副作用食欲不振、肝障害
摂取量目安ワキガの程度に応じて黄耆の量を調節する必要があり、薬剤師や医師に相談の上服用すること
カルナ博士
ワキガ治療で使われることの多い五苓散加牡蠣黄耆は黄耆の量を調節する必要があるためか通販では扱っていなかったぞ。薬局や病院で相談してみよう。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

蓄膿症や扁桃腺などの腺病によく効くとされます。水の巡り以外にも血の巡りを良くする製薬も配合されているので血行が悪く皮膚の色が浅黒い人などにも使われています。

荊芥連翹湯特徴
効果炎症
蓄膿症、扁桃腺
脂汗
配合生薬
黄連(オウレン)、 桔梗(キキョウ)、 枳実(キジツ)、 荊芥(ケイガイ)
柴胡(サイコ)、 山梔子(サンシシ)、 地黄(ジオウ)、 芍薬(シャクヤク)
適している人体力がある程度ある人、炎症や腺病の疾患者
適さない人虚弱体質、冷え性、2歳未満
副作用甘草を過剰摂取した場合の偽アルドステロン
肝障害、間質性肺炎
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて食前か食間に服用

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

主薬の竜胆は目の充血や関節や骨の熱を取り除いてくれると言います。熱と水を取る作用があるので排尿や残尿など尿関係のトラブルのほか炎症系の病気、イライラや自律神経などにも働きがあるとされます。

竜胆瀉肝湯特徴
効果残尿感や尿道の痛み
尿道炎や子宮内膜症
イライラ
配合生薬
竜胆(リュウタン)、黄ゴン(オウゴン)、山梔子(サンシシ)
木通(モクツウ)、車前子(シャゼンシ) 、沢瀉(タクシャ)
当帰(トウキ) 、地黄(ジオウ) 、甘草(カンゾウ)
適している人体力がある程度ある人、尿道系や炎症でトラブルがある人
のぼせや自律神経に不安がある人
適さない人虚弱体質、冷え症、胃腸が弱い人、幼児
副作用偽アルドステロン
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて食前か食間に服用
カルナ博士
漢方薬の調合はベースはほぼ同じじゃが、メーカーによって成分を加えているところもある。配合生薬はあくまでも一般的なものなので市販の漢方薬を持っている人は成分表をもう1度確認した方がよいぞ。

併発多数の多汗症・精神起因には

ホットフラッシュには柴胡桂枝湯(さいこけいしかんきょうとう)

更年期障害の代表的な症状であるホットフラッシュ。発汗やのぼせ、ほてりなどが表れます。女性ホルモンの急激な減少で自律神経のバランスが悪くなり血管の拡張、収縮のコントロールが上手くできなくなるためと言われます。ホルモンを補充するホルモン療法がありますが、乳がんや子宮がん、脳卒中を患った人等にはできません。そこで漢方での治療に注目が集まります。

柴胡桂枝湯の主薬である柴胡は解熱や解毒作用があり肝臓の薬として有名です。ホットフラッシュの中でも冷え性や貧血なのに、のぼせが起きる「冷えのぼせ」と呼ばれる症状に効果的とされます。

柴胡桂枝湯特徴
効果体の熱や炎症を抑える
吐き気や痛みの抑制
配合生薬
柴胡(サイコ) 、桂皮(ケイヒ)、 黄ごん(オウゴン)
半夏(ハンゲ)、芍薬(シャクヤク)、 人参(ニンジン)
甘草(カンゾウ)、 生姜(ショウキョウ)、 大棗(タイソウ)
適している人風邪が長引いている人
胃腸炎、肝炎、十二指腸潰瘍
適さない人他の薬を併用中の人は医師に相談のこと
副作用偽アルドステロン
肝障害、間質性肺炎
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて食前や食間に服用
ひばり
ホットフラッシュの「冷えのぼせ」には主に3つの症状があり
・冷え性や体力低下でのぼせる人→柴胡桂枝湯
以外にも
・手足だけ冷え、肩こりや月経不順→桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
・一時的なのぼせにイライラ、不眠→加味逍遥散(カミショウヨウサン)
が適しているそうです。

更年期に加味逍遥散(かみしょうようさん)も

柴胡桂枝湯が水の滞りによる更年期障害に有効なのに対し、加味逍遥散は気の滞りによる更年期障害に効果的。イライラや精神不安など自律神経の不安を調整し血の巡りを良くするとされます。自律神経を崩すことを起因とする病気や肩こりや頭痛にも使われます。排膿や血の循環を改善する「当帰」、沈痛や解熱効果のある「柴胡」などの成分を配合です。

加味逍遥散特徴
効果血液循環を良くしながら上半身の熱を取る
ホルモンバランスを整える
配合生薬
柴胡(サイコ)、 芍薬(シャクヤク)、 蒼朮(ソウジュツ)
当帰(トウキ)、薄荷(ハッカ)、茯苓(ブクリョウ)
山梔子(サンシシ)、 牡丹皮(ボタンピ)、 甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)
適している人更年期障害、のぼせ、冷え性
精神不安、食欲減退、頭痛、肩こり
適さない人胃腸が弱っている人
妊娠中の人は医師に相談のこと(牡丹皮の成分が妊娠に影響を及ぼす可能性あり)
副作用偽アルドステロン
肝障害
腸間膜動脈硬化症(長期服用して下痢、便秘、腹部膨満感が繰り返し表れる)
摂取量目安1日7.5g2~3回に分けて食前や食間に服用

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)で体力回復

名前の通り補中(体の中)に益気(気を補う)作用があります。胃腸などの消化機能を回復することで気力、体力を増進させます。多汗症や寝汗、夏バテに使われることもあります。水のめぐりを良くする「蒼朮」、滋養強壮の「黄耆」「人参」などが主薬です。

補中益気湯特徴
効果胃腸機能の改善
体力回復
配合生薬
人参(ニンジン)、 黄耆(オウギ)、 蒼朮(ソウジュツ)、 柴胡(サイコ)
当帰(トウキ)、升麻(ショウマ)、 陳皮(チンピ)、 生姜(ショウキョウ)
大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ) 
適している人疲れ、胃弱、夏バテ
長引く風邪、痔
適さない人他の薬を併用中に人は医師に相談のこと
副作用偽アルドステロン
肺障害、間質性肺炎
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて服用

寝汗には桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)

寝汗やジメジメした汗をかく人に重宝される漢方です。大量の寝汗をかく日が何日も続けば体力消耗、皮膚炎に繋がる可能性も。黄耆には汗の調節や皮膚を丈夫にする働きがあるので皮膚炎にも有効です。発汗、沈痛作用のある桂枝湯に黄耆を加えたもので、上半身に汗をかきやすい、浮腫、残尿少量など水の滞りよるトラブルで使われます。

桂枝加黄耆湯特徴
効果痛みや熱、汗を発散
皮膚の引き締め
配合生薬
桂皮(ケイヒ)、 黄耆(オウギ)、芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)、 大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)
適している人虚弱体質、発汗異常
適さない人妊婦や授乳中の人は医師に相談のこと
副作用偽アルドステロン
胃の不快感、発疹、かゆみ
摂取量目安1日6gを3回に分けて空腹時に服用

イライラやオロオロには柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

解熱、沈痛、消炎作用のある「柴胡」を主薬とした柴胡加竜骨牡蛎湯。イライラや気鬱などの精神不安やそれに伴う不眠、便秘などの治療で使われることが多いです。小児の夜泣き対策にも有効。「半夏」も水分代謝改善の働きがあり、緊張して汗をかきやすい人への漢方として有名です。

柴胡加竜骨牡蛎湯特徴
効果疲労やストレス
高血圧に伴う動悸、不眠
配合生薬
柴胡(サイコ)、 竜骨( リュウコツ)、 牡蛎(ボレイ)
黄ごん(オウゴン) 、大黄(ダイオウ)(ツムラ製品は含まない)
半夏(ハンゲ)、 人参(ニンジン) 、茯苓(ブクリョウ)
桂皮(ケイヒ)、 生姜(ショウキョウ) 、大棗(タイソウ)
適している人いろいろなことが気になる、イライラする
高血圧で動悸が激しい、不眠
適さない人虚弱体質、胃腸が弱い、乳児
副作用間質性肺炎、肝障害
摂取量目安1日7.5gを2~3回に分けて食前か食間に服用

漢方を使うにあたっての注意点3つ

医師・薬剤師と相談するのがベター

天然成分で比較的安心、安全なイメージがある漢方ですが、なかには体内の器官に影響を及ぼすほど強力なものもあります。年齢や体重で配合される成分量が異なり、他の薬と併用することで起こりうる副作用を考えると最初から市販の商品を服用するのは不安です。専門知識のある医師や薬剤師に自分の症状を伝えアドバイスをもらいましょう。ドラッグストアでも良いですが、漢方を積極的に取り扱っている薬局ほど種類が豊富で、いろいろなアドバイスをもらえることができます。

ひばり
お医者さんや薬剤師さんでも漢方を積極的に勉強している人、そうでない人と分かれるようです。病院や薬局の雰囲気(漢方のことを紹介しているポスターなど)や口コミで行く場所を選ぶとよいかもしれませんね。

即効性は期待しないで

漢方は自然成分だから効果もゆっくり、と一般的に考えられています。半分正解で半分不正解です。成分によっては西洋薬と同じくらい即効性のものもあります。たとえば風邪薬で使われる麻黄湯(まおうとう)、葛根湯(かっこんとう)は、発汗を促し体の治癒力を高める作用があり風邪の引き始めには西洋薬より早く効くと言われます。花粉症の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)も飲んで数時間で鼻水が止まった、などの報告もあります。

ただし今回のワキガ対策での漢方のように体質を改善する、慢性的な症状を治すことを目的とする場合は効果はゆっくりです。最低でも2週間以上はかかります。補中益気湯などはその典型的な漢方薬です。飲み始めて1カ月以上経っても何も効果を感じないときは別の漢方薬を処方してもらうとよいかもしれません。

カルナ博士
漢方薬の形状によっても即効性は違うらしいぞ。
煎じ液の湯剤(とうざい)は急性
粉末の散剤は進行がやや遅い病気
固形の丸剤は、かなり進行が遅い病気に使われるみたいだな。

漢方薬だけでの体質改善は難しい

漢方で汗を抑える体質改善は期待できますが臭いの原因は食生活やストレスなど多岐にわたります。漢方だけに頼らず原因の元を取り除く努力もしましょう。植物性や動物性の油(バター、なたね油などの油類)やお肉、スナック菓子などはアポクリン腺を刺激し体内を酸化させる役割があります。ニンニクやアルコール、タバコなど匂いの強いものも体臭をキツくさせます。これらはなるべく摂取しないよう気を付けましょう。

野菜や果物、梅干しなどアルカリ性食品を積極的に摂り体が酸化しないようにします。メカブ、玉ねぎ、緑黄色野菜などはデトックス効果もあり体臭を抑える働きが期待されます。また緑茶は抗酸化作用が強いだけでなくビタミンCやEなどで消臭効果があると言われます。

またストレスを溜めないよう軽い運動をする、自分の落ち着ける空間、時間を作るなど気分転換をはかるようにしましょう。

ひばり
オリーブオイルは油類でも酸化作用が少なくおすすめ。また、ごま油には血液をサラサラにする作用があるので少量なら体臭効果が見込めます。

即効性を求めたいなら

クリアネオ

「体質改善が大切なのは分かるけど今のこの臭いをどうにかしたい!」そんな声もあります。最近は子供のワキガが増えているようで、デオドラント剤や制汗スプレーを携行している子も多いとか。一刻も気になる匂いを消してあげたい、そんな切実な願いを持っている親御さんもいます。

そこでおすすめなのが「クリアネオ

デオドラントクリームですが加齢臭ケアでも使われる柿渋のエキスを配合。抗酸化作用の強いクマザサエキスや抑汗作用の芍薬エキスも加わっています。ニオイケア商品の中でも高い支持を得ています。クリームの匂いがあまりなく、脇以外に足裏やデリケートゾーンにも使える優れものです。購入後に納得いかなければ返金も可能。何日経過しても受け付けてもらえる「永久保証」制度があるので安心して1本目を試すことができます。

通常価格5,980円(税込) お得な定期便がおすすめです(販売元:ソーシャルテック)

地道な体質改善でニオわない日々へ

ワキガ対策で効果的な漢方を中心に取り上げました。水の巡りを良くすることで発汗を調節し老廃物を排出させることが主な役割です。体質改善に加え、匂いを薄くするため日頃の生活習慣を見直すことも大切なことが分かりました。自分の体質から効果的な漢方を選び、汗ばむ時期も快適ライフを送りましょう。

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