美容師さんに自分のイメージをきちんと伝えたはずなのに、染まった髪色がイメージと違う・・・
こんな経験ありませんか?
もちろん美容師さんは相談にのってくれて丁寧に説明してくれますが、なりたい髪色は自分で正確なイメージをもったうえで、きちんと伝えなければなれません。
カラーの基本を知れば、なりたい自分にもっと近づけます!
カラーの種類や見え方の特徴をつかんで、もっとキレイになっちゃいましょう!
1 色見本ってなんだろう?
ヘアカラーの色見本とは・・・
ヘアサロンで美容師さんにヘアカラーの相談をすると持ってきてくれる、見開きの大きな本です。いろんな色の毛束が貼ってある図鑑のようなもの。
色見本は、色の種類と明るさが一目でわかる一覧表です。
カラーの特徴が分かると美容師さんに伝えやすく、染めた後の色の変化のイメージもつきやすくなります。
「こんなはずじゃなかった・・・」がなくなるように、基本の色を理解してみましょう。
ヘアカラーの種類や自宅でのケアについて、現役の美容師さんに取材した記事もご覧ください。>>
1-1 カラーバリエーション
まずは、代表的な色の種類を見てみましょう。
下に記載している毛束は、左側が「黒髪に染めた仕上がりの目安」で、右側が「色味と濃さを見るための目安」です。
薬剤メーカーによって仕様はさまざまですが、このように1つの毛束で半々になっているか、2つの毛束で表示されているかの場合が多いようです。
1-1-1 ナチュラル
ナチュラルは特定の色味を持たない、ニュートラルなブラウンです。
ナチュラルはどんな人にも似合う自然な印象で、使う人を選ばずオールマイティに似合う色味です。
1-1-2 アッシュ
アッシュとは、グレーまたはグレーかかった、少しくすみのある色合いです。
ハイトーンのアッシュは外国人のような雰囲気を出せます。
暗めトーンのアッシュは、落ち着いた印象になるため大人の男性にもお勧めです。
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1-1-3 マット
マットはグリーンの色味を指します。
日本人の髪は赤味が強いと言われていますが、マットはその赤みを打ち消す効果があります。
寒色系の色なので、同じ明るさでも少し暗めに見えます。
1-1-4 ベージュ
「軽さ」と「柔らかさ」を感じるベージュは、ハイトーンでも上品な印象です。
軽やかさのある色味なので動きのあるスタイルに良く合います。
1-1-5 カッパー
「銅」を指すカッパ―は、10円玉のようなやや赤味が強めのオレンジブラウンです。
カッパーは髪にツヤを出す効果が高く、肌の色を明るく見せる効果もあります。
1-1-6 ピンク
ピンク系は、甘くふんわりとした、やさしい印象です。
ツヤ効果も高いので、パサつきが気になるときにもお勧めです。
1-2 レベル(トーン) 髪の明るさ
出典:http://blog.m-ssk-colorlist.main.jp/?day=20150312
レベルとは髪の明るさを示す数値です。数字が小さいほど暗くなり、数字が大きくなるほど明るくなります。
「レベル」と「トーン」とは、厳密には意味の違う言葉ですが、一般的には同じ意味の使われ方をしています。
レベルは、1レベルから20レベルまであります。日本人の黒髪の平均レベルは4~5レベルです。金髪で15レベル位となるので、カラーチャートの上限もこのあたりになります。
出典:http://ameblo.jp/hanamori-sofia/entry-11952752437.html
●4~5レベル
染めていない黒髪の明度です。
●6~7レベル
「少しだけ明るく」なら、このくらいがお勧めです。髪質によっては赤みが出やすい明度です。
低い明度域では色味は見えづらいですが、あまり派手にしたくないひとにはこの位がちょうど良い明るさです。
●8~10レベル
色味もしっかりと感じられる明るさです。
髪の長さがショート~肩上くらいで明るめにしたい場合はこの位が良いでしょう。
●11~12レベル
かなり明るめの色になります。
抜け感のあるベージュやアッシュで、透明感を出したい方におすすめです。
●13レベル~
13レベルを超えると、金髪~白に近づいていきます。
外国人風のハイトーンカラーはこの領域ですが、髪への負担も大きくなります。
2 色見本どおりの髪色にならないのはなぜ?
染める前に見た色見本や参考写真と、仕上がりの髪色が違うと思ったことはないですか?
それにはさまざまな要因がありますが、大きく分けて「内面的な問題/髪質」と「外面的な問題/光」が原因です。
自分がもともと持っている色素とカラー剤とのマッチングや、どの環境でその髪色を見るか。その他にもさまざまな要因で染まり方や見え方が違ってきます。
2-1 髪質
同じように見える黒髪でも、含まれている色味は人それぞれです。赤みが強い髪や黄味が強い髪などによって、同じ薬剤を使ったとしても仕上がりには違いが出来ます。
2-2 光
光の種類によっても見え方は違います。
自然光
自然光の下では比較的イメージ通りの色に見えますが、時間帯によっても異なります。
午前中が最も透明に近い光で髪色本来の色に見えますが、午後~夕方に近づくにつれて黄色~オレンジ~赤味を帯びた光になります。
ヘアーモデルの撮影は午前中に行われるのはこの理由があるからなんですね!
蛍光灯
蛍光灯は青み成分が多い光なので、アッシュやマットなど寒色系の色味がハッキリと引き立って見えます。半面、赤系の色味は見えづらくなります。
白熱灯
カフェなど落ち着いた雰囲気の場所は白熱灯のような温かい光を使用している場所が多いですね。
白熱灯は黄色の成分が多い光なので赤味が強くなり、暖色の色味がよく見えます。
蛍光灯よりも自然光に近い状態で髪色が見えますが、黄色加減によっては赤味がより強調されることもあります。
3 自分に似合うヘアカラーの探し方
無難な茶色や雑誌のモデルの髪色に染めてしまっていませんか?
髪の毛は顔に一番近いところにあるので、見た目の印象に大きな影響を与えます。
本当に自分に似合うカラーを探してみましょう。
3-1 自分のパーソナルカラーを知る
出典:http://www.felice-color.com/what_personal/what_personal.shtml
パーソナルカラーとは、あなたの眼や肌、唇の色などを引き立てる色です。
イエローベースかブルーベースか、ソフトな印象かハードな印象かで春・夏・秋・冬の4つのカラータイプに分類されます。
3-1-1 春
出典:http://www.kakimoto-arms.com/haircolor/personal_color/spring.html
・肌の色 クリーム系で透明感のある肌の人が多い。
・目の色 瞳が明るい茶色できらきらしたガラス玉のような印象の人が多い。
・イメージ 華やか。軽快で親しみやすい。柔らかい。
・似合う色 イエローベースの色・はっきりとした暖色・透明感のある色
・ヘアカラー 明るめでクリアな色味のヘアカラー。サーモンピンク・ゴールドブラウン・オリーブブラウン・チェスナットブラウン。
3-1-2 夏
出典:http://www.kakimoto-arms.com/haircolor/personal_color/summer.html
・肌の色 色白で頬にピンク系の赤みをもつ人が多い。
・目の色 こげ茶でソフトな印象。白目と黒目のコントラストは弱く、やわらかい印象。
・イメージ エレガント。優しくソフトな感じ。
・似合う色 ブルーベースの色・明るいパステルカラー・グレイッシュで上品な色。
・ヘアカラー 明るめでソフトな印象のヘアカラー。ピンクベージュ・ラベンダー・ローズブラウン・ライトアッシュブラウン。
3-1-3 秋
出典:http://www.kakimoto-arms.com/haircolor/personal_color/autmun.html
・肌の色 オークル系でマットな感じの肌。
・目の色 茶とグリーンが混ざったような深い色の瞳が特徴。
・イメージ 洗練された理知的な印象。落ち着いた印象。
・似合う色 ゴールドベースの色・深みのある色や彩度の低い色。
・ヘアカラー 深みのある落ち着いた色味のヘアカラー。マットブラウン・カッパーブラウン・マロンブラウン・チョコレートブラウン。
3-1-4 冬
出典:http://www.kakimoto-arms.com/haircolor/personal_color/winter.html
・肌の色 ピンク系〜オークル系まで幅広い。
・目の色 瞳が黒くコントラストが強い。
・イメージ きりりとしたドラマティックな印象。クール、おしゃれな印象。
・似合う色 ブルーベースの色。はっきりした鮮やかな色。
・ヘアカラー コントラストの強いカラーなど個性的なヘアカラー。パープル・ワインレッド・バイオレット・アッシュブラウン。
4 新社会人必見!オフィス環境にもフィットするヘアカラー
出典:http://haircolor.asia
日本人の黒髪の平均レベルは4~5レベルですが、もともと明るい髪質の方なら6レベルくらいの黒髪の人は日本人にもいます。
ヘアカラーの基準は企業によっても違うようですが、だいたい8レベルまでに留めた方が良いようです。
企業によっては〇レベルまで、上限を決めているところもあるようです。
“6レベル”を採用基準にしている企業
6レベルはカラーをしているのかどうか、わからないくらいの明るさです。
金融関係や航空会社などの「安心、安全、信頼」などのイメージを重視している企業などがこのレベルを上限とすることが多いようです。
出典:http://tabizine.jp/2016/01/05/53016/
“7レベル”を採用基準にしている企業
7レベルはナチュラルな明るさで、過度な華やかさ・派手さはありません。しかしその分上品で、どの年代からも好感を持たれます。
ホテル業界、病院など人と接することが多い企業などがこのレベルを上限とすることが多いようです。
“8レベル”を採用基準にしている企業
8レベルは華やかさや明るさのイメージが強まります。
デパートなどの接客業、大手通信会社などがこのレベルを上限とすることが多いようです。
出典:http://blog.kitamura.jp/23/4757/2013/05/4359221.html
5 まとめ
ヘアカラーの特徴を分かっていると、より具体的にカラーを選びやすくなります。
雑誌の切り抜きを持ってヘアサロンに行っても、美容師さんはあなたの会社がどのレベルまで受け入れるか分かりません。
「室内では大丈夫だったけれど、日が差したらすごく派手に見えてしまった!」なんて失敗は心配しなくてもよくなりますね。
ヘアカラーの基本を知っていれば、見せたいイメージに合わせて色味や明度が選べますね!