ご飯を一段と美味しくしてくれるおすすめの「曲げわっぱお弁当」の選び方

シェアする

みなさんは、曲げわっぱという言葉をお聞きになったことはありますか?最近ではお弁当ブームも相まって、木目の綺麗な木の箱のお弁当においしそうなご飯とおかずを載せてSNSに投稿されている方がとても増えてきています。

その木の箱というのは”曲げわっぱ”のことで見た目以上のその機能性にとても優れており、『ご飯がとっても美味しくなる』と多くの料理好きから高い支持を得るようになりました。

今回は、この曲げわっぱとおすすめのお弁当箱を中心にご紹介していきます。

スポンサーリンク
スポンサーサイト

曲げわっぱとは

曲げわっぱとは
曲げわっぱ(まげわっぱ)とは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のことで、主に飯のおひつ、弁当箱等に使われることが多く、曲物とも呼ばれています。精巧に作られた曲げわっぱは見た目にも美しく、ご飯を入れて保存すると物持ちも良くなり、さらに美味さが引き出されるなど天然の素材ならではの優れた機能性を持っています。
わっぱ飯との関係

みなさんもご存知のわっぱ飯。このわっぱ飯を作る際に使われるのが今回ご紹介している曲げわっぱです。曲げわっぱに飯とおかずを入れて蒸し上げたものを「わっぱめし」と呼んでいます。

プラスチック製品の台頭により”曲げわっぱ需要”の衰退

米を主食とする日本人にとって、曲げわっぱは電気がない大昔から欠かすことができない物として身近な存在でしたが、昭和60年に入りプラスチック製品や電化製品の台頭、さらには生活様式の変化により需要が大幅に減少していきます。

その結果、それまで全国各地にて盛んに生産されていた曲げわっぱが今では数えるほどの数の地域に限られるほどとなり、それに比例して曲げわっぱ職人も減少していくことになりました。

現在、曲げわっぱを製作地としては、下記の地域などがあります。

  • 青森県藤崎町『ひばの曲物』
  • 秋田県大館市『大館曲げわっぱ』
  • 静岡県静岡市『井川メンパ』
  • 長野県塩尻市奈良井宿の木曽ヒノキを使用した『メンパ』
  • 三重県尾鷲市の尾鷲杉を使用した『尾鷲わっぱ』
  • 福岡県の杉の『博多曲物』

※めんぱ:曲物・曲げわっぱは、めんぱとも読ばれる

これだけある曲げわっぱの種類

一般的に、曲げわっぱと言えば、弁当箱やおひつなどが有名ですが、そういった従来の曲げわっぱに加え、最近では曲げわっぱの技術を生かしコーヒーカップやビールジョッキや照明器具などのインテリア家具など曲げわっぱのイメージを刷新するような商品が多数製作されています。

種類一覧

従来の曲げわっぱ
  • お弁当
  • おひつ
  • 茶筒
  • 重箱
  • 酒器・膳・花器
  • 盆・菓子器
  • その他・限定品
最近はこんな商品も登場してきている。

本物嗜好への回帰、曲げわっぱが再び脚光浴びる

昭和60年に入りプラスチック製品の台頭により、その需要は減少の一途を辿るかに見えた曲げわっぱですが、最近になり再び脚光を浴びるようになってきました。

その理由として、多くの料理愛好家の方からあらためてプラスチック製品では味わうことができない曲げわっぱの素晴らしさが理解されてきたこと、従来の曲げわっぱのイメージの刷新することで若者からの支持を得たことなどが挙げられます。

職場でのランチも外食を控え弁当を持参する方が増えているようですが、そのような状況も相まり、今曲げわっぱのお弁当は密かなブームを呼ぶまでに発展。人気な商品は数ヶ月待ちの状態も発生している状況となってきているようです。

こんな本も登場していますね。

以下では、本物嗜好の人々の心をくすぐる曲げわっぱの『おひつ』と『お弁当』の秘密について詳しくご紹介していきたいと思います。

ご飯をおいしくしてくれる”曲げわっぱ”の秘密

曲げわっぱの優れた特徴は、なんといっても”ご飯がとっても美味しくなる”という点です。

おひつや弁当にで保管されたご飯は、保温ジャーで保温されたご飯やプラスチックに入れられたお弁当とはあきらか違う”美味しさ”を感じさせてくれます。

そこには以下のような秘密が隠されています。

余計な湿気を取る

炊きたての御飯は、暑い熱気の中にあり余分な水分が充満しています。
ご飯を美味しくさせるためには、そのご飯を丁度いい水分にしてあげる必要があるのですが、天然の素材でできている曲げわっぱにご飯に移してあげることで水分を調整しながら吸湿。水分調整が行き届き美味しい御飯を作り出してくれるのです。

これが水分を吸収しないプラスチックなど水分を全く吸わない素材を使用した場合、水分が余って底に溜まりご飯がネチャネチャして硬くなってしまいます。

しっかり粗熱を取り除く

炊き立てのご飯を美味しくさせるためのコツは、余計な湿気を取ることと同様にご飯の粗熱を取り除くことも大切です。

曲げわっぱの老舗「栗久」六代目である栗盛俊二氏は、曲げわっぱおひつについて以下のように語っています。

ご飯の粗熱を取り余分な湿気を取る事で米が締まって旨くなる、そしてそれを可能にしてくれる道具がおひつである。

炊きたての御飯よりすし御飯が旨味があることから分かるように、ご飯は粗熱を取り除くことでさらに美味しくなります。実は、『炊飯後、適正の時間蒸らした後の加熱(保温)』おすすめではないのです。

ご飯が炊けから蒸らしが終わったら、直ぐに釜から御飯を取り出しておひつに移し替えてみましょう。余計な水分と粗熱が取り除かれたご飯は、同じご飯であるはずなのに、昨日までとはまったく違った美味しくご飯となっていることでしょう。

断熱性に優れる

おひつの中でしっかりと水分を吸湿されたごはんは、時間が経ってもご飯がべちゃべちゃにならない上に、断熱性に優れる木材でできたおひつは、天然の優れた断熱材で、中の温度を上げません。
つまり寒い冬でもごはんが固くなりにくく、また夏はご飯が傷みにくいのが特徴的です。

電気釜がなかったころ、昔の人は炊き上がったご飯をおひつに入れて保存していました。保温ジャーで保温されることのなかったご飯は、実は今よりずっと美味しいご飯だったわけです。

おひつと同じ効果を持つ曲げわっぱのお弁当箱

これまでご説明してきた通り、曲げわっぱのおひつがご飯を美味しくさせる理由には下記の点があります。

ご飯をおいしくしてくれる”曲げわっぱ”の秘密
  • 余分の水分と粗熱を取り除く
  • 夏は傷みにくく
  • 冬はごはんが硬くならない
  • ご飯がべちゃべちゃにならない

このご飯を美味しくさせる『おひつの効果』は、もちろん弁当箱になっても同じです。曲げわっぱのお弁当に入れられたご飯は、うまく水分調整され、冷えてもおいしくいただくことができますし、おかずも傷みにくいので1年を通してご利用していただくことができます。また、保存が難しいとされる玄米ごはんにも曲げわっぱはおすすめです。

湿度の高い日本において、曲げわっぱは気候風土に最も適した入れ物と言えるのです。

まだまだある曲げわっぱの優れた特徴

とっても軽いのに、強度に優れる

曲げわっぱはとっても強度に優れており、四角に作った木材の入れ物に比べて10倍もの強度があるそうです。四角で作った木材の入れ物の場合、角がどうしても弱くなってしまいますが、曲げわっぱは、一枚の長い板を煮沸して曲げるため側面に角がなくなり強度が増してくる。ちょうど、生卵を片手で握り潰そうとしても、相当な握力の人でも簡単には握りつぶすことができないことと一緒ですね。

また、曲げわっぱは見た目以上にとっても軽量です。弁当として持ち箱にする際にもとっても助かりますね。

修理もできる

長いと10年以上も同じ曲げわっぱをご利用されている方がいるほど、大切にご利用されれば一生物として愛用できるのが曲げわっぱのいいところですが、壊れてしまってしてもほとんどの場合修理が可能です。

  • 落として壊してしまった。
  • 傷が気になる。
  • 蓋がしまらなくなってきた。
  • シミが気になる。

    ほんの一部ですが、愛用されていた曲げわっぱが以上の点に当てはまる方は、購入元や、曲げわっぱの取り扱い店へお問い合わせされてみてはいかがでしょうか。

    柴田慶信商店が行うアフターサービス

    秋田の大館曲げわっぱを製作している「柴田慶信商店」では、白木製品は長年ご使用いただいた後は要望に応じて柿渋と漆による「しばき塗」や、磨きを掛けて新しい木肌を出すサービスも行っているようです。

    白木製品はその特性上、長年ご利用されることで発生する黒ずみなどが気になりだしたら行ないたいサービスの1つです。愛着のあるお弁当箱がまたあらたに綺麗になっていく姿を楽しむことができます。

    ※曲げわっぱの黒ずみはごく自然な経過の1つです。

    曲げわっぱの「白木」、「漆塗」、「ウレタン塗装」について

    曲げわっぱに興味を持たれたらまず考えないといけないのが、素材選びです。素材の種類は以下の3種類です。

    曲げわっぱの素材(塗り)3種類
    • 白木(無塗装)
    • ウレタン塗
    • 漆塗り

    上記の3種類について詳しくご紹介していきたいと思います。

    白木(無塗装)

    白木(無塗装)とは
    白木(無塗装)とは、名前の通り素材に塗装を行っていないタイプのことで、この白木(無塗装) を指して曲げわっぱと呼ばれることが多い。

    そんな白木の優れた特徴として以下の点が挙げられます。

    • 美しい木目と杉・檜などが持つ良い香りが楽しめる。
    • 吸湿性が3種類の中で最も高く、ご飯の美味しさを可能な限り引き出す。
    • ご飯が冷めても美味しい。
    • 殺菌作用があるため防腐効果が期待できる。
    3種類の中で扱いが最も難しい

    3種類ある曲げわっぱの材質の中で、最も木の風合いや、ご飯の美味しさを引き出してくれるのが白木ですが、その一方で生乾きによる湿気に弱く、傷みやすいなど、3種類の中で取り扱いが最も難しいという特徴もあります。

    ご使用される場合は、これからご紹介する取り扱い方法をご参考にされて大切に取り扱いされることをおすすめします。

    白木のお弁当使う
    ご飯を入れる前に水を張る
    新品の白木お弁当箱は、特にご飯等がこびり付きやすく、臭いや汚れが浸透しやすい状態にあります。
    それらを防ぐために、使用前は内側の表面をさっと水でぬらし、乾いた布で軽く拭いてからご飯などを入れるようにしましょう。水の膜を作ることが、ごはんのこびり付きなどを防ぐことへと繋がります。

    ※お弁当箱は使い込むうちに木の色合いも落ち着き、濡らさなくてもご飯がくっつきにくくなります。

    酢飯や炊き込みご飯を入れる場合は
    白木のお弁当箱は、新品の状態で炊き込み御飯や酢飯を入れるとシミになりやすいですので、半年程経ってからそれらのご飯にご使用することがおすすめです。
    白木のお弁当箱を洗う
      • お弁当箱の使い終わったら、まずお湯に少しつけた後、スポンジの柔らかな方でこすり洗い。
      • ぬめりが取れたら、40℃~50℃くらいの熱めのお湯ですすぐ。

      お弁当箱に匂いが移る可能性があるので、なるべく洗剤(中性洗剤、重曹、漂白剤等)のご使用は控えることがおすすめです。油がついた時など、どうしても洗剤を使用する必要がある場合は、匂いの少ない洗剤を薄めたお湯の中で洗い、熱いお湯ですすぐようにします。


      注意点

      • たわしやクレンザー等は傷の原因となりますので使用しない。
      • 長時間水に浸けておいたり、食洗機・食器乾燥機等の使用も控える。
    白木のお弁当箱を乾かす
    • 自然乾燥の場合

      • お弁当をすすいだ後は、すぐに乾いたふきんで拭き取り、風通しの良い所で乾かす。
      • この際、お弁当箱の開口部を上向きにして水蒸気を飛ばすようにします。
      • 自然乾燥の場合は、ご使用後はなるべく1日以上乾燥させることがおすすめです。

      【注意点】
      伏せて乾かすと黒ずみの元になりますので、お弁当箱は口を上向きにして乾燥させるようにしましょう。


      電子レンジで乾かす場合

      • お弁当の温めに電子レンジ使用はご利用できませんが洗ったお弁当箱の乾燥の際は、15秒ほど目安で使用が可能です。

      ※電子レンジのご利用は十分にご注意ください。

    外出先でお弁当箱を洗うべき?

    外出先では洗わないで自宅に持ち帰る方がおすすめです。
    生乾きの状態は、黒ずみの原因ともなりますので、お弁当箱をしっかりと乾燥させることができない場合は、洗わずに持ち帰った方が無難と言えます。

    ウレタン塗装

    木地の表面を樹脂(ウレタン)がコーティングされたもので特徴として以下の点が挙げられます。

    ウレタン塗装の特徴
    • 見た目は白木と同様にとても綺麗
    • コーティングがされることで、白木(無塗装)よりも取り扱いが容易
    • 汚れにくい、油物ものOK
    • 洗浄が容易

    数として、一番市場に良く出回っているのがこのウレタン塗装です。ウレタン塗装は、取り扱いが容易なプラスチック製品に対抗すべく考え出された言わば苦肉の策と言えます。

    一見、「白木の曲げわっぱ」と見た目は変わりはありませんが、機能性は曲げわっぱというよりプラスチックの弁当箱に近いと言え、取り扱いは容易な一方で下記のような欠点を持ちます。

    ウレタン塗装の欠点
    • 木が全く呼吸できないため、杉や檜の香りはもとより、吸湿性がなくなる。
    • 杉や檜の殺菌効果も期待できない。

    ウレタン塗装の傾向として、作りが安易な安い商品が多く流通しています。商品によっては、お弁当の中身がウレタン塗装の臭いでいっぱいになるなどということも実際に発生しているようです。

    安さと利便性が重視で曲げわっぱとしては「見た目」だけ楽しむことができれば良いという考えで購入することはあまりおすすめできません。

    ウレタン塗装のお弁当箱の洗い方

    ウレタン塗装の曲げわっぱは、洗剤を使用して洗うことが可能です。

    • 薄めた中性洗剤を使い、水かぬるま湯でよくすすぎ水をきる。
    • きちんと水を拭き取った後は、開口部は上向きに、湿気を飛ばすようにする。

    【注意】
    たわしやクレンザー等は傷の原因となりますの使用しないようにしましょう。

    ハイブリッド型:白木×ウレタン塗装

    最近では、白木の良さを生かしながら、影響がない程度にウレタン塗装を施しているハイブリッド型のお弁当箱も生産されています。

    種類としては、以下の2種類があります。

    1. 外側だけウレタン塗装、内側は白木(無塗装)
    2. 下段は無塗装のごはん用、上段はウレタンのおかず用

    外側にへのウレタン塗装は、ご飯の吸湿性への影響は限りなく少ないと言えるので、1.外側だけウレタン塗装はおすすめの商品となります。

    油物に弱いとされる曲げわっぱでもおかずは気にせず好きなものを持っていきたいとお考えの方におすすめなのが2.のおかずはウレタン塗装です。吸湿性は失われますが、取り扱いは抜群に楽手になるのでおすすめはあります。

    上段ウレタン塗装、下段無塗装のお弁当

    漆塗り

    木地に漆塗装を施してあるタイプで以下のような特徴があります。

    漆塗装の特徴
    • 白木には劣るが、木地が呼吸できるため吸湿性がある。
    • 耐久性・耐薬性に優れ、長持ちする。
    • 漆の殺菌効果が期待できる。
    • 油ものにも問題なく利用できる。
    • 中性洗剤に乾拭きで済むため、白木よりも扱い手軽。
    • 使うほどに、特有の艶が出るなど、経年の変化を楽しむことができる。
    • 塗り直し等の手入れを施せば何十年と使える。
    自然の塗料を施した漆塗の曲げわっぱは、しっかりとした吸湿性を持つだけでなく耐久性に優れるので扱いがとても楽になりますが、価格は3種類の中で最も高価な商品となります。
    価格が安い漆塗りには注意が必要

    上記にて漆塗りの曲げわっぱは高価な商品であるとご説明しました。しかし、市場には安価な漆塗りの商品も流通しており、そのような安価な商品は注意が必要となります。

    漆塗りの曲げわっぱが高価となる理由は以下の2つです。

    • 漆の原料が高価なため。
    • 白木(無塗装)に比べて漆塗りの作業などの工程が増えるためコストがかかる。
    漆の原料が高価なため

    漆は、高価な塗料です。でも、それは国産の漆を使用した場合。あまり知られていませんが、国産の漆は漆全体の流通量で言ったら1.5%程度です。そのそれ以外は大部分は、中国産です。

    ご想像がつくように、国産は良質な漆ですが、中国産は劣化がしやすく、質があまり良くありません。そして中国産の漆は、安価です。そんな漆を使った商品はもちろん国産の商品に比べて安価となります。

    また、漆塗りは塗料に1%でも漆が使用されていれば『漆塗り』と表記することができます。つまり、『100%漆』でも、『99%合成塗料+1%漆』でもどちらも漆塗りの商品として取り扱うことができます。

    安物の商品は、手に取った時に明らかに本物と違うことに気づきますし、合成塗料を使った商品はウレタン塗装同様曲げわっぱの特性を殺すだけなく化学薬品のようなきつい匂いで毎日の使用にも支障きたす可能があります。

    現在の法律の元では、漆の産地や合成塗料の使用の義務はありません。それだけに、漆塗りに曲げわっぱを選ぶことは大変難しいと言えますが、安さで商品を選ぶことは注意が必要です。

    白木に比べて漆塗りの作業などの工程が増えるためコストがかかる。

    白木に漆を塗りためにコストがかかるのは当然のお話ですね。現在は漆器自体の生産も中国で行われるようになっているようです。

    そんな中国産の商品は、作りが雑ですぐに隙間が空いてしまったり、匂いがきつかったりといったトラブルが多く発生しているようです。コストを安くするために、しっかりと乾燥してない木を使用したり、検品を怠るなど中国産を購入することはとにかく注意が必要です。

    漆塗りは、熟練の職人によって行われることで一流の商品となります。漆塗りに限らず、曲げわっぱを選び際は国産をお選ぶすることをおすすめいたします。

    おすすめは秋田県の大館曲げわっぱ

    上記では曲げわっぱの塗り(白木、ウレタン塗装、漆塗り)についてとご紹介いたしました。
    その際、曲げわっぱを選ぶならやはり国産を選ぶことをおすすめいたしましたが、国内にも曲げわっぱを生産している地域がいくつかあります。

    それが下記の地域となります。

    国内にての曲げわっぱを製作する地域
    • 青森県藤崎町「ひばの曲物」
    • 秋田県大館市「大館曲げわっぱ」
    • 静岡県静岡市「井川メンパ」
    • 長野県塩尻市奈良井宿の木曽ヒノキを使用した「メンパ」
    • 三重県尾鷲市の尾鷲杉を使用した「尾鷲わっぱ」
    • 福岡県の杉の「博多曲物」

    おすすめはやっぱり秋田の大館曲げわっぱ

    各地で生産されている曲げわっぱですが、なかでもおすすめは、「秋田県大館(おおだて)の曲げわっぱ」です。

    400年に渡る伝統工芸である秋田県大館の曲げわっぱは、国内において唯一国の伝統的手工芸品の認定(※経済産業大臣指定伝統的工芸品)を受けています。

    経済産業大臣指定伝統的工芸品とは
    経済産業大臣指定伝統的工芸品とは、伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づいて経済産業大臣により指定された日本の伝統工芸品を指します。

    材料に用いる秋田スギは、樹齢150年以上。
    年間を通して寒暖の差が激しい環境で育ったその天然秋田杉は、熱の伝導性が低く、水分の調節に長けており、ご飯が美味しくなるための要素を多く含んでいます。

    他県の多くで、曲げわっぱの生産が落ち込んでいる中、秋田の大館曲げわっぱは、伝統を受け継ぎ高い技術を伝承しながらも、多くの若手デザイナーと共同で革新的な商品を多数発表など、異彩を放つ存在となっています。

    人気な商品は数ヶ月待ちとなってしまっているのもこの大館の曲げわっぱです。

    大館曲げわっぱ協同組合

    大館の曲げわっぱの魅了をたくさん感じることができる素晴らしいポータルサイトとなっています。

    暮らしの知恵と自然の力を生かした大館曲げわっぱ。大館曲げわっぱは、遥か昔から人々の暮らしの中に息づきそして今、豊かな木肌の風合いと美しい柾目(まさめ)に機能美とデザインを兼ね備えあなたの暮らしを豊かにします。
    大館曲げわっぱ協同組合メンバー
    現在、大館曲げわっぱ協同組合には以下の7社が参加しています。
    大館曲げわっぱ協同組合
    • 有限会社 栗久
    • 有限会社 柴田慶信商店
    • 株式会社 大館工芸社
    • 九嶋曲物工芸
    • 高田漆器工芸
    • 工房るわっぱ
    • 佐々木曲物工芸

    有限会社 栗久


    • 六代目栗久 栗盛俊二氏

      有限会社 栗久について

      明治7年(1874年)創業。秋田の曲げわっぱを代表する会社の一つ。

      • 代表:栗盛俊二
      • 住所:〒017-0843 秋田県大館市中町38
      • TEL:0186-42-0514

      六代目栗久代表 栗盛俊二

      • 経済産業大臣指定伝統工芸士
      • 昭和23年6月23日生
      • グットデザイン賞受賞作品18点
      • ロングライフデザイン賞受賞作品9点

    有限会社 柴田慶信商店

    • 有限会社 柴田慶信商店について

      1964年柴田慶信により創業。精巧で美しい製品は世界中で数々の賞を受賞。皇太子殿下の前で実演した経験を持つ。

      二代目社長の柴田昌正氏は、伝統的技術を生かしつつ、若手デザイナーとのコラボレーションを精力的に行い新しい製品つくりに挑戦している。

      白木(無塗装)に拘りをもち、はウレタン塗装をしない曲げわっぱ本来の良さを持つ製品を作りにより、使用者の共感を得ている。

      使い込んだ曲げわっぱは、要望に応じて柿渋と漆による「しばき塗」をかけるサービスも行っている。


      本社

      住所 : 〒017-0044秋田県大館市御成町2丁目15-28
      TEL : 0186-42-6123
      営業時間 : 10:00~17:00
      定休日 : 土曜日、日曜日、祝日

      日本橋三越店

      住所 : 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越店本館5階
      TEL : 03-3274-8527
      定休日 : なし

      浅草店(オレンジ通り)

      住所 : 〒111-0032 東京都台東区浅草1-17-5
      TEL : 03-6231-6477
      営業時間 : 10:30~19:00
      定休日 : なし

    株式会社 大館工芸社

    弁当箱のほかにもこれだけある曲げわっぱの種類

    曲げわっぱを使って美味しいお弁当を紹介しているサイト

    海外の曲げわっぱ

    外国では、アメリカのシェーカーボックス、スエーデン、フランス、ドイツでも同様な曲げ物が作られている。北欧の曲げわっぱ