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クレンジングにオイルは危険!?プロに聞く、おすすめの種類と正しいやり方
キレイな女性であり続けるために、重要なスキンケア。
美肌を保つために、化粧水や乳液、美容液などのスキンケア用品にこだわっている方も多いことでしょう。
しかし、それらのスキンケア用品を使用する前に見直して欲しいのがクレンジング。
クレンジングが正しくできていないために、その後のスキンケアの効果が薄れてしまうことも少なくありません。
では、どういったクレンジングのやり方が正解なのでしょうか。また、クリームやオイル、シートなど様々な種類があるクレンジング剤ですが、どのタイプが肌に良いのでしょうか。
プロのヘアメイクアーティストである江森喜子さんに、正しいクレンジングのやり方とクレンジング剤の種類ごとの特徴をお聞きしました。
どうしてクレンジングは重要なの?正しいクレンジングができていないと肌にどんな影響を及ぼすの?
メイクアップ用品はほとんどが油性でできているため、水に馴染まず、一般的な洗顔料では落としきれません。そのため、クレンジング剤を使ってメイクや汚れを落とします。
しかし、クレンジングがきちんとできていないと、メイクの汚れが肌に残り、毛穴詰まりや色素沈着の原因に。肌に汚れが溜まっていると、どんなに良いスキンケア用品を使っても、汚れが妨げとなり浸透しません。その結果、スキンケアの効果を実感できないことも。
“クレンジング=きちんと落とす”というのが鉄則ですが、ゴシゴシと擦って肌に摩擦を与えたり、ナチュラルメイクの時でもクレンジング力の強いものを使ったりするのは肌に負担を与えてしまいます。
その積み重ねがバリア機能のための油分までとってしまい、肌を乾燥させてしまうなど、肌トラブルを招く原因になるのです。
美肌を保つためには、その日のメイクの濃さや肌の状態によって、クレンジングの種類を変えて肌への負担を軽減することが重要です。
具体的にどうすれば良い?正しいクレンジングの3つのstep
では、肌への負担を軽減したクレンジングを行うには具体的にどうすれば良いのでしょうか。
正しいクレンジングの3つのstepをご紹介します。
step1.アイメイクやリップなどをポイントリムーバーでオフ
ウォータープルーフのマスカラやアイラインなどは、クレンジング剤を使っても落としづらく、落とすのに時間がかかります。しかし、クレンジング剤を長時間肌にのせていると、肌への負担が大きいものに。
そのため、メイクを落としづらい部分のクレンジングには専用のポイントリムーバーを使いましょう。使い方は簡単。
ポイントリムーバーをコットンに含ませて、擦らずに数秒目元に馴染ませてから優しく落とします。マスカラを落とす場合はリムーバーを含ませたコットンを半分に折り、まつ毛の下に置いてください。その後、まつ毛を撫でるように優しくオフすればOKです。
step2.クレンジング剤を肌に馴染ませる
落としづらいアイメイクやリップをポイントリムーバーでオフしたら、クレンジング剤を肌全体に馴染ませます。
このとき、肌への負担を減らすために、肌のどの部分からクレンジング剤をのせるのかが重要なポイント。汚れが溜まりやすいところや肌が強い部分からスタートしましょう。
具体的には、Tゾーン(額から鼻)→Uゾーン(フェイスラインから頬)→口元→目元の順に、力を入れずに優しく馴染ませます。
step3.ぬるま湯で洗い流す。
顔全体にクレンジング剤を馴染ませたら、両手を軽くぬるま湯で濡らします。その後、ぬるま湯で濡らした両手を顔のクレンジング剤と馴染ませ、乳化(クレンジングオイルと水分が混ざり合って白っぽくなること)させてください。乳化させることで、汚れを浮きやすくします。
オイルやジェルタイプのクレンジング剤を使用する場合は、洗浄力が強いため、肌の上に長くのせていると肌が乾燥しやすくなってしまいます。約1分ほどで、手早く馴染ませてください。
反対に、ミルクやクリームタイプのクレンジング剤は馴染むまでに時間がかかります。約3分ほどかけて、優しく丁寧に馴染ませましょう。このとき、スチーマーをあてながら行うとより馴染ませやすくなり、肌への負担も少なくなるのでおすすめ。スチーマーがない場合は、バスタブにつかりながら行えば、蒸気で同じような効果を得ることができます。
その後、32~35度のぬるま湯で丁寧に洗い流します。洗い流す際、シャワーを直接顔に当ててしまうと、水圧が肌のたるみの原因になってしまうことがあるので、避けましょう。
クレンジングオイルは肌に良くない!?クレンジング剤のタイプ別の特徴
正しいクレンジングの方法は分かりましたが、クレンジング剤の種類は何が良いのでしょうか。
それぞれの特徴もまとめてみました。
●シート
肌への摩擦の負担が大きく、極力避けたいクレンジング方法。
●オイル
最も落とす力が強いものの、長時間肌にのせていると肌への負担も大きい。
濃いメイクをした日や、ウォータープルーフのメイクを落とすとき、手早く落としたいときなどにおすすめ。
●ジェル
落とす力が強く、テクスチャーに厚みがあるので、馴染ませるときに肌への摩擦が起きにくい。しっかり落としたいときにおすすめ。
また、まつげエクステをしていても使用できるものが多いのが特徴。
●クリーム
肌への負担が比較的少ない。適度な油分があり、美容成分が含まれているものが多い。
水に流れにくいため、洗い残しがないよう、注意が必要。
●ミルク
水分が多く、滑らかに馴染ませやすい。
ナチュラルメイクのときや、乾燥が気になるとき、または敏感肌の方におすすめ。
●ウォータータイプ
適量をコットンに含ませ、拭き取るタイプ。手軽にオフしたいときに便利。
ただし、コットンでゴシゴシと摩擦をかけないように注意が必要。
また、保湿やマッサージ用のスキンケアアイテムとして開発されたものの、現在ではクレンジングにも使えるものとして増えているのがコールドクリーム。
クレンジング剤は界面活性剤と油分でできていますが、コールドクリームは界面活性剤不使用のものが多いのが特徴。
※界面活性剤とは、水と油など、本来溶け合わないものを馴染ませる状態をつくるもの。その効果を利用して、油性のメイクを落としているのが従来のクレンジング剤です。また、水分と油分を馴染ませて乳液やクリームなどのスキンケア用品も作られています。
界面活性剤の割合が多いものは洗浄力が強く、肌への負担も大きくなる場合が多いです。
特に、オイルタイプのクレンジング剤は界面活性剤の割合が多く、長時間肌の上にのせていると元々あるバリア機能の油分も落としてしまい、乾燥しやすくなってしまうことも。
また、落とす力が強いため、使用量が少ないと摩擦によって肌への負担がかかりやすくなってしまうので要注意です。
一方、界面活性剤を使っていないコールドクリームは、肌への負担も軽減されます。
使い心地は、ほぼクリームタイプのクレンジングと同じ。肌につけると水分が蒸発し、気化熱(水分などの液体が蒸発する際に、体温(熱)を奪う状態)により冷たい感触になります。
結局どのクレンジング剤を買えばいい?迷っている方におすすめしたい、3つのクレンジング剤
最後に、江森さんおすすめのクレンジング剤を3つ教えていただきました。
オイルタイプのおすすめ
「アルティム8∞ スブリム ビューティ/シュウウエムラ」
アルティム8∞ スブリム ビューティー/シュウウエムラ(150mL/4,400円+税)
8つの植物オイルを配合した、肌に優しいクレンジングオイル。
さっとメイクに馴染み、スキンケアをしたかのような洗い上がりに感動します。
ミルクタイプのおすすめ
「メイクオフ エマルジョン/ジバンシイ」
メイクオフ エマルジョン/ジバンシイ(200ml/5,300円+税)
肌の潤いを残した柔らかい洗い上がりになるので、乾燥が気になる方におすすめ。
香りもとても良く、癒されます。
ウォータータイプのおすすめ
「ビオデルマ」
ビオデルマ
ビオデルマのクレンジングには様々な種類があり、敏感肌、混合・皮脂トラブル、水分不足など、肌の状態に合わせて選べます。
拭き取りタイプですが、マスカラなども落ちやすく、手軽にオフしたいときに◎。
正しいクレンジングを行い、肌の汚れを落とした上でスキンケアを行おう
正しい方法を知ることで、肌への負担を減らしつつ、しっかりとメイクを落とすことができるクレンジング。
特に
・肌やメイクの状態によって使い分ける。
・拭き取りタイプ以外のクレンジング剤は丁寧にぬるま湯で洗い流す。
という3つに気をつけ、潤いのある美肌を手に入れましょう。クレンジングによって丁寧に肌の汚れを落とした上でスキンケアを行えば、その効果も実感しやすいものに。
「メイクの落ちが悪くて困っている」「スキンケアに力を入れているのにイマイチ効果が出ない」という方は、ご自身のクレンジング方法を今一度見直してみてください。
◎今回ご協力いただいたヘアメイクさん
江森喜子(えもりきこ)
東京都新宿区在住。6年ほどヘアメイクサロン勤務を経て現在フリーランスで活躍。現在の活躍フィールドはブライダル、映像、Webカタログなど。