日焼け後のケア化粧水
日焼け後の顔ケアにオススメの化粧水と正しい使い方
日焼け後に、どんな化粧水でケアするか迷っている方、おすすめの有効成分を探している方は、まず日焼けの状態を把握することで、意外と知らなかった対策が見えてきます。
日焼け後の顔ケアで使用する化粧水は、日焼けの状態で化粧水を変えるのがベストです。ほか、化粧水の正しい使い方と、必ず注意しておきたい点をまとめています。
将来、ケア不足でシミやくすみを作らないためにも、是非チェックしておきましょう。
日焼け後の化粧水の役割と目的
化粧水には、肌を保湿しながらキメを整える役割があるため、日焼け後のヒリヒリ感や肌荒れを抑えるには必須のアイテムと言えます。
日焼けをすると、紫外線により水分が蒸発しているため『乾燥状態』となります。また、本来持っている「肌のバリア機能」も低下し、摩擦や雑菌に対する抵抗力も弱い状態となっています。
日焼け後の顔ケアを忘れると、肌荒れやごわつきだけでなく、化粧ノリも悪くなってしまいます。
そこで、素肌を良い状態に保つために、化粧水を使って『水分の保湿』と『肌本来の機能』を守る必要があります。
日焼けの状態に合った有効成分を知る
日焼けは、紫外線に浴びてから数時間で肌が赤くなる『サンバーン』と、日焼けから数日後に黒くなり、そこから数週間~数カ月続く『サンタン』があります。
また、日焼けタイプは1~3にまで分かれ、必要な処置、有効成分も少し変わってきます。今後の紫外線対策のため、ぜひ確認しておきましょう。
日焼けタイプ別|必要な処置と有効成分
| 日焼けタイプ | 必要な処置 | 有効成分 |
|---|---|---|
| タイプ1 (すぐ赤くなり、黒くならない) | 炎症で赤くなった肌の鎮痛または回復 | グリチルリチン酸ジカリウム(2K)、アラントイン |
| タイプ2 (赤くなってから黒くなる) | 炎症と黒い色素(メラニン)の両方を抑える | タイプ1の有効成分と、ビタミン誘導体(C・E) |
| タイプ3 (赤くならず、黒くなりやすい) | 黒い色素の減少または抑える | 安定型のハイドロキノン、ビタミン誘導体(C・E) |
タイプ1(すぐ赤くなりやすい)にオススメの成分
タイプ1の方は、炎症して赤くなった肌の鎮痛が最優先となりますので、『抗炎症成分』のグリチルリチン酸ジカリウムや『消炎成分』のアラントインが配合された化粧水がオススメです。
化粧水で使われるグリチルリチン酸ジカリウムは副作用の心配がなく、敏感肌にも使用できます。
消炎成分の『アラントイン』は、低刺激のため、敏感肌以外にもニキビ肌、アトピー肌の方でも使用可能となっています。
また、化粧水を使用する前に患部を冷たいシャワーや氷などで冷やすと、鎮静作用が高まります。
タイプ2(赤くなってから黒くなる)にオススメの成分
タイプ2の方は、平均的な肌質ですが、炎症と黒い色素を予防が最優先となるため、タイプ1と同様の有効成分に加えて、黒い色素の沈着を防ぐ『ビタミンCやEの誘導体』が配合されている化粧水をオススメします。
タイプ3(黒くなりやすい)にオススメの成分
タイプ3の方は、皮膚にある黒い色素が多く発生しているため、美容成分である『ハイドロキノン』や『ビタミン誘導体(C・E)』を含む化粧水がオススメです。
日焼け後のケアだけでなく、黒くなった肌を元に戻したい方、白くキメ細かい肌を目指したい方は、ぜひ取り入れておきたい成分です。
『タイプ3におすすめの成分』
| 成分 | 主な効能 |
|---|---|
| ハイドロキノン | 黒い色素の細胞を減少させる。 |
| ビタミンC | メラニン色素の沈着を予防 |
| ビタミンE | 強い抗酸化作用で肌の老化を防ぐ |
ハイドロキノンはコーヒーや紅茶などに含まれる天然成分で、黒いホクロやアザ以外の色素沈着を減少、または消す作用があります。
これまでは熱や温度に弱く、効果にも安定感がないとされていましたが、安定型のハイドロキノンでは、より安心して使用できるようになっています。
ビタミンCとEは、強い抗酸化作用を持っていますが、成分をそのまま肌に塗っても皮膚へ浸透されません。『ビタミンC誘導体』といった誘導体化がされている化粧水なら、安定して肌へ浸透するようになっています。
夏場の海水浴や高度の高い山では、強い紫外線ダメージを受けるため、黒くなるだけでなく、シミやくすみまで出来る可能性があります。
これらの成分を取り入れて、しっかりとケアしておきましょう。
日焼け後の顔ケアにおすすめの化粧水
日焼け後、顔に使用する化粧水は、どの日焼けタイプか、または乾燥・敏感肌かによって使い分けましょう。
状況に適した化粧水でケアしていると、保湿とバリア機能だけでなく、美容効果も高まります。
しかし、化粧水を分けて使うのが面倒な方や、職業上、毎日のように紫外線にあたる方もいらっしゃいます。
その場合、どの状態でも使用できる『低刺激タイプの化粧水』がオススメです。
以下に、日焼けの状態ごとに適した商品をピックアップしているので、ご参考下さい。
日焼けタイプ別|おすすめの化粧水
| 日焼けタイプ | タイプ別に適した化粧水 |
|---|---|
タイプ1 | ●赤みと痛みの予防と除去 |
タイプ2 タイプ3 | ●ケアしながら肌のトーンを明るくする |
敏感肌 | ●低刺激でバランスが良い |
『タイプ1』の日焼けケアにおすすめの化粧水
タイプ1では、日焼け後の肌を鎮痛する必要があります。そのため、『グリチルリチン酸』や『アラントイン』が配合されている化粧水がベストです。
その要件を満たしたものが、以下の商品です。
・グリチルリチン酸2Kとアラントイン配合で炎症のダメージを回復
・界面活性剤、合成ポリマー、パラベンといった添加物は不使用
・保湿力の高い天然セラミド(加水分解コンニャク根)使用
『タイプ2~3』の日焼けケアにおすすめの化粧水
タイプ2~3においては、ケアしながらも顔のトーンを明るくするハイドロキノン、色素沈着を予防するビタミンC、肌の老化を防ぐビタミンE、これらが含まれる化粧水をオススメします。
ただし、ハイドロキノンは安定した効果が見込める『安定型』を選びましょう。
ビタミンでは、安定した浸透力のある『誘導体』がおすすめです。
・グリチルリチン酸K2でしっかり鎮静
・新安定型ハイドロキノンで黒くなった肌をターンオーバー
・トリプルセラミドで高い保湿力と浸透力
・即効型ビタミンC誘導体で肌のバリア機能を向上
・ビタミンCとE誘導体の配合でしっかりとしたハリとツヤを保つ
・アルコール、パラベンといった添加物フリー
・ヒアルロン酸の2倍の保湿力を持つリピジュア配合
紫外線にあたる機会が多い方・敏感肌の化粧水
サンバーンやサンタンといった日焼けだけでなく、そもそも紫外線にあたる機会が多いという方、敏感肌の方は『低刺激の化粧水』がおすすめです。
・敏感肌でも使用できる低刺激性タイプ
・香料、着色、鉱物、アルコールフリー
・天然保湿因子と言われる褐藻エキスを配合
・フルーツエキスとアロマ系エキスでの保湿
日焼け後ケアのための化粧水の使い方
紫外線で受けたダメージを最小限にするため、日焼け止めやメイクは優しく落とし、化粧水はコットンではなく、手で浸透させることが基本となります。
将来、『シミ』や『くすみ』などを残さない為にも、日焼け後にはしっかり実践頂ければと思います。
顔の日焼け後のケア方法
日焼け止め等をやさしく落とす
洗顔料なら『敏感肌向け』、クレジング剤なら肌への負担が少ない『ミルク』や『クリーム』がお勧めです。これらを使って、肌に負担をかけないよう、ゴシゴシこすらずに日焼け止めやメイクを落とします。
使用する水の温度は、『35度くらいのぬるま湯』がベストになります。
日焼けが強い箇所を冷やす
日焼けが気になる箇所を冷やして、血流のめぐりを抑制させます。感覚がなくなる程度(10~15分)まで冷やすと効果的です。『保冷剤』や『氷をいれた袋』などを使用しましょう。
コットンは使わず手で化粧水を浸透させる
日焼け後においては、肌刺激を最小限に抑えるために『手』を使いましょう。
コットンの場合、毛羽立ちが肌刺激になって『日焼けが症状悪化』する可能性があります。
500円玉ほどの、こぼれない量を手のひらに出して、両手に伸ばしたあと、顔の中心から外側に円を描いていきます。肌全体が潤うくらいまで、やさしく包み込むように浸透させていきます。
ほか、化粧水での保湿を逃がさないために乳液を使用するのもおすすめです。
日焼け後のケアで注意したいのは「刺激」
日焼け後のケアで注意することは『出来る限り、肌に刺激を与えない』ことです。
紫外線を浴びた直後は水分が失われ、肌本来の機能も低下しています。痒みがあるからと言ってこすったり、触り続けたりしていると、『シミ』や『くすみ』などを招いてしまうことがあるのです。
ほか、日焼け後の炎症ケアとして良さそうな『シートパック』に関しては、水分と美容成分が豊富な点、シートを肌に密着させる点で、逆に刺激を与えてしまいます。
具体的には、別記事の『ケア上の注意点』で紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。