第3回
「ちゃんと理屈に沿ったダイエットがしたいぞ!〜遺伝子解析ダイエットの巻〜【前編】」
痩せたい。
全女性の8割くらいは、頭の片隅に「やべえ痩せなきゃ」があると思いますが、酔っ払うと「まあいいか」ってなるから不思議。
じゃあ、酒やめたら万事OKって感じかって言ったらそうでもなく、酒飲んでなくても深夜のヤツら(特にラーメン)の誘惑度ハンパない。
ヤツら、マリリンモンローばりに誘惑してきますからね……。
しかし!
相変わらず飲んでるし食ってるけど、前回の、美容ライター・倉田真由美先生のお話により、「寝起きにガツンとしたものは食べない」とか、「茶色い食べ物ばっかりじゃなくカラフルに」とかが、知識として頭に入っているので、最近はご飯を食べる前にきちんと野菜を食べるようにしてるんですよ。好きなものを制限するのはストレスだけど、野菜を増やす分には、そんなストレスないもんね。
しかも、「野菜でお(少し大)腹いっぱいにして炭水化物があんま入らないようにしとこ」というセコテクを思いつき、たらふく野菜を食べて、炭水化物を毎晩少しずつ減らすことに成功!
今のところストレスなしです。
すると、下っ腹のぽっこりが消えたんですよ、これマジ。
今なら見せられるぜ下っ腹!
いや、ごめん、ちょっと盛った。
見せられるまではいってない。
けど、ポッコリはだいぶましになったのよーーーー!
やはり、自分が信用できる知識が頭に入っているのは大事なのである。
よし、さらに知識を増やしてやる。
でも信用できる知識じゃないと意味がない!!
なんか医学的っぽいやつがいい!
前も書いたけど、ハッピーで痩せるとかはノーサンキュー!
(書いて思ったけど、すごい頭の悪そうなこと言ってる……)
そんなわけで、犬山的に医学的っぽいダイエット情報の最たるもの、“遺伝子解析ダイエット”をやりに、編集Mと共に恵比寿は「d-studio」へ行くことに。
ここでは、遺伝子検査をして個人に合ったダイエット方法を教えてもらえるのである。
うむ、いいじゃないですか。
どうせダイエットするなら、自分に効き目のあるやり方のほうがストレスたまらないだろうし、合ってない方法で頑張って、それなのに、結局痩せないとかって悲劇が起きたら最悪だし。
恵比寿駅から徒歩1分、ビルの4階にD-studioはありました。迎えてくれたのは、インストラクターの望月さん。
望月さん「ハハハ! こんにちは!」
犬「こんにちはー!! ……って、ムッキムキ!!!!」
M「わっ! 超いい笑顔!」
そして、D-studio内を見渡すとエントランススペースには冷蔵庫があり、ダイエットタイプ別のメニューがパック分けで販売されております。自分で作るのがめんどくさい人(私)にはいいじゃないですか! そして、レッスンを受けるホットスタジオの奥には、ダイエットメニューの試食コーナーやロッカールームなど……。そこまで広い敷地面積ではないけれど、設備が充実しております。
望月さん「ハハハ! 中へお入りください」
犬「痩せたいので検査をしにきたのですが、遺伝子とか難しいので正直よくわかっておりません! ご説明お願いしますっ!」
望「自分に合った方法で健康的な体を手に入れたい。これはいま、男女問わず持っている願いだと思います。私たちは、その願いを実現するために、“遺伝子”を解析して、それぞれの体質にあった運動プラン・食事やサプリメニューを提案させていただいています」
犬 (望月さん、インテリムキムキ…!)
望「そもそも、私たち人間の体は、どれくらいの遺伝子を持っているかご存じですか?」
犬「1億!」
望「……。約2万〜2万6000個から構成されていると言われています。親から受け継ぐ目の色や髪の色、背の高い低いなどを決める遺伝子もあれば、肥満や生活習慣などに関連する遺伝子もあります。パッと見て判断できる前者に反して、何を食べたら太りやすいとか、どんな病気になりやすいとかっていうのは、なんとなくしか分かりませんよね? だから、あの手この手のダイエット方法や健康方法がいつの時代も巷を賑わせ、それに成功したり失敗したりする人がいて……」
犬「それが私です」
望「でも、実はこの肥満や生活習慣病に関する遺伝子も、ヒトが生まれたときにすでに決定されているんです。どうして太ってしまうのか、シミやシワ、たるみができやすいかできにくいか、糖尿病や高血圧などのリスクはあるのか……」
犬「ヒイイイイ」
望「後天的に変わることはない遺伝子なので、まさに一生に1度の検査になります! どうですか? 心の準備は」
犬「ちょっと! 脅してません!?」
望「でも、だからこそ、自分の遺伝子をきちんと知っておくことが、今後の生活を、美しく健康的に過ごすための手引きになるというわけです」
犬「ハイ……」
望「そこで私たちは、個人個人が持つ肥満遺伝子3つを検査して、解析結果を提供しています」
犬「あ、でも私来る前にネットでちょっと調べてきたんですが、肥満関連の遺伝子って60種類あるんですよね? 3つで大丈夫なんですか?」
望「はい。日本人に関連する主な肥満遺伝子が3つあってそれを調べますので。3大栄養素の燃焼や吸収に関連する遺伝子なのですが、そこからみなさんのタイプを調べていくんです。今回犬山さんが受けるのは更に3つ検査する、6種類のものですね」
犬「え~、○○遺伝子がどうとか言われても難しくてわかんないかも……」
望「それは大丈夫です。解析結果は、12種類の動物のキャラクターに分類してご紹介しています」
犬「クマ、カンガルー、キリン、フラミンゴ、タヌキ、サル……。コアラとアザラシ、ペンギンは、平仮名タイプと片仮名タイプにまで細かく分けられてるんだ!!
どれもカワイイけど、こいつら肥満を表してるんですもんね……。ゲーッ! この真ん中のアザラシは脂肪燃焼不足、糖質燃焼不足、筋肉不足の三重苦ってことですよね。アザラシはかわいいけど、嫌だな~」
望「ははは、そうですねえ。でも案外いらっしゃるんですよ、アザラシ」
犬「あ! このサルは遺伝子的には太りにくいってことですよね。私サルがいいなあ」
望「でもサルの方は結構少ないんですよ。あと、サルだからと言ってみんな痩せているわけではなく、生活習慣で太っている方ももちろんいらっしゃいます」
犬「そりゃそうだよな……。いくら遺伝子が良くても、太る生活してたら太るもんな……」
犬「う~ん、私は運動しなくても筋肉ムキムキだから(それはそれであんまかわいくない)、キリンではないと思うんですよね。でも太ってきたから……脂肪燃焼不足と糖質燃焼不足のコアラあたりなのかなあ……。子どもの頃、親にコアラに似てるって言われてたし」
M「子どもの頃に似ていたのは関係ないでしょ」
犬「ぐぬ……」
望「ハハハ、こればっかりは調べないとわからないですよ。僕は筋肉不足タイプですし」
犬「ウソだろ……!!!!!」
M「なんですかその鉄板ギャグ!!!!!(笑)」
望「いやいや、本当ですよ」
犬「ああ、でも筋肉不足タイプだとしても、頑張れば先生みたいにムキムキになれるってことか。これは夢があるぞ!」
望「そして、タイプ分けが済んだら、それに対してどんな食材が太りやすいのか、どんな順番で食べれば良いとか、どんなプログラムが合っているのかなどをお知らせする形です。例えばペンギンタイプだと、ケーキ、アイスクリーム、肉の脂身などで太りやすく、食べる順番のオススメは、野菜→ご飯→肉魚といった形ですね」
犬「ああ、もうそういう情報今すぐ知りたい!! 1秒でも早く知りたい! ほら、その綿棒みたいなので、ほっぺの中グリグリして検査するんですよね! 事前に調べてきたので知ってますよ! さあ! 検査してくださいよ! あ~ん、、、(犬山口を開ける)」
望「あ……」
犬「さあ! 遠慮なくやっちゃってください、ほら!!」
望「えーっと……。ご自身でほっぺの裏側をこすってもらう形をとっております……」
(ヒーーーーー!! は、はずかしーーーーーーー!!!)
M「犬山ウケる(笑) 写真撮っとこ(笑)」
(うぬううう! Mめ! 性格悪いなこのヤロー!)
そして、綿棒でグリグリするだけの超カンタンな検査は終了。
あとは6週間後の結果を待つのみである。
犬「結果、お待ちしておりますー!」
その時である。
M「あ、犬山、あそこに体重計あるよ? しかもタニタの体脂肪とか測れる本格的なやつ! せっかくだから計ってみたら?」
M、鬼畜すぎると思うんだよね……。
先週体重は量らないって、原稿に書いたばっかりじゃん!
犬「今着てる服2キロくらいあるし(絶対ない)ちょっとやめとくわ~」
M「じゃあ2キロマイナスってことで(ニヤリ)」
クソっ……
犬「ってか、Mも最近ちょっと太ったって言ってたじゃん! Mこそ量ってみたら~」
M「私はイチ編集者だから、そんなd-studioさんの体重計使わせてもらうなんて申し訳なくって……」
どうでしょう、この女の体重量る量らない間際の往生際の悪さ!
よくそこまでペラペラと言い訳が思いつくもんです。
もちろん、私もMも体重は量らないで……
そして……
その後……
飲みに行ったのでした……!
だって思いのほか取材早く終わって時間があったんですもの!!!
大丈夫なのかな……この連載……。
次回に続く!!!
PS ちなみに私の受けた遺伝子検査は遺伝子6種類¥11,800でした。一生ものと思うと出せる範囲内!