「茶のしずく」被害者1500人超に
「茶のしずく」は、女優の真矢みきさん(47)が
「あきらめないで」と呼びかけるテレビCMで人気となった。
全国でおよそ4650万個が販売された「茶のしずく石鹸」。
この石けんが原因で小麦アレルギーを発症した人が、
厚生労働省の調査で1500人に上ることがわかりました。
患者らは来月、石けんの製造販売会社などを相手取り、
損害賠償の裁判を起こすことにしています。
大きく腫れあがった右のまぶた。
眼が完全にふさがれています。 「食事をして、しばらくしてから急に何のまえぶれもなく目が腫れて」
(小麦アレルギーになった女性)
東京都内に住む34歳の女性にこうした症状が出始めたのは、
おととし12月のことです。
それ以来、突然のまぶたの腫れやじんましんなどに苦しみましたが、
原因がわかったのは発症から半年後のことでした。
福岡県の化粧品販売会社「悠香」が、おととし12月まで販売していた旧成分の「茶のしずく石鹸」。
この石けんの自主回収を始めたという記事を目にしたのがきっかけで、
アレルギーの専門外来を受診したところ、
「『茶のしずく石鹸』により誘発された小麦アレルギー」という診断を受けたのです。
「 ものすごくショックを受けました。
洗顔の度に毎回使っていた。
1日3~4回ですね 」(小麦アレルギーになった女性)
これまでに販売された旧成分の「茶のしずく石鹸」は4650万個以上に上りますが、
厚労省は23日、この石けんを使って「小麦アレルギー」を発症した最新の患者数を明らかにしました。
その数は実に1567人。
このうち172人はショック状態となって救急搬送されるなど、容態は重篤だったといいます。 「ほとんどの患者が発症の初めは自分が小麦アレルギーだと気づいていない」
(国立病院機構・相模原病院 福冨友馬医師)
国立病院機構・相模原病院の福冨友馬医師は、小麦アレルギーを発症した患者が女性ばかりで、
同じ「茶のしずく石鹸」を使っていたことから、この石けんに含まれる
小麦成分の「グルパール19S」がアレルギーの原因であることを突き止めました。
この成分が、洗顔などによって目や皮膚の粘膜を通じて体内に侵入し、
小麦を含んだパンなどを食べることで、アレルギー症状が引き起こされるのですが、
不明な点も多いといいます。
「 石けんの使用をやめると、血液の小麦アレルギーの数値が、
だんだん下がってくる方が多い。
それが完全になくなるのがどのくらいかかるのか、
どの患者もみんな良くなっていくか、まだ分からない点が多い 」
(国立病院機構・相模原病院 福冨友馬医師)
「 この専用の粉を使ってるんですけど。(小麦は入ってない?)入ってないです、小麦ゼロ 」
(小麦アレルギーになった女性) 「小麦アレルギー」とわかっておよそ1年。
女性は、小麦を使ったパンやパスタ、揚げ物などを一切、食べることができなくなってしまいました。
「 何でもっと早く教えてくれなかったんだろう。
成分を変えたり販売をやめたり教えてくれるなりすれば、
私も発症せずに済んだ。そこのところを(悠香は)どう思っているのか 」
(小麦アレルギーになった女性)
「 茶のしずく石鹸 」 の被害者は全国に広がり、
現在、20以上の弁護団が結成されています。
被害者らは、「小麦アレルギーになり重大な損害を受けた」として、
来月、「悠香」などを相手取り損害賠償を求める裁判を一斉に起こすことにしています。
( 3月の情報に基づいて書いた記事です。以前に用意しておりました。 )
[茶のしずく]
小麦アレルギー 皮膚や粘膜から吸収、食べて発症
昨年12月までに販売された洗顔せっけん「茶のしずく」による小麦アレルギーが相次ぎ、
大阪などでは被害対策弁護団も発足した。
小麦など食物由来の成分を含む化粧品などは「食べる物が成分だから安心」と考える人は多い。
しかし、ひとたびアレルギーになると、その成分を含む食べ物が全て食べられなくなる。
知らずに使い続けることでアレルギーが重症化する可能性もあり、
専門医は異常を感じたらすぐに使用をやめるよう呼びかけている。
◆関連気付かず
一般的な小麦アレルギーは、パンやパスタなど小麦食品を食べたことがきっかけで発症する。
これに対し、茶のしずくによる小麦アレルギーは、せっけんを使い続けたことで、
皮膚や粘膜から「加水分解小麦」という小麦由来のタンパク質が体に吸収されて起きたとみられている。
皮膚からの吸収がきっかけとはいえ、一部の人では
最終的に口から食べる小麦でもアレルギー反応を起こしている。
小麦食品を食べた後に運動(歩くことも含む)したことで
アレルギー症状(運動誘発性アレルギー)を起こした人では、
呼吸困難や血圧低下など命にかかわるような重篤な症状があった人もいた。
せっけん使用後にこうした症状が出るわけではないので、
せっけんの使用と食物アレルギー発症の因果関係に患者自身が気付いていた人はほとんどいなかった。
国立病院機構相模原病院臨床研究センター研究員の福冨友馬医師は
「 もともと小麦にアレルギーがある人がこのせっけんを使って
アレルギー症状が出たと思っている人が多いが、
実際は違う。アレルギー体質のない健康な人がこのせっけんを使うことで
新しく小麦アレルギーを発症しており、こうした現象はこれまで予想されていなかった 」
と話す。
◆花粉やゴムも
加水分解小麦は、平成6年からヘアケア製品や化粧品などの原料として、
保水効果を高めるために使われてきた。
小麦だけでなく、大豆や卵白の加水分解物も化粧品などの原料として使われている。
こうした食物由来の成分を
「食べる物と同じだから安全」
「天然素材だから肌に優しい」と考える人も多く、
近年は化粧品や医薬部外品の素材として多用されてきた。
しかし、
「 食品から作った物は潜在的に食物アレルギーにつながる可能性も否定できない。
毎日使う化粧品に食物由来の成分を用いることの是非を一度検討した方がいいかもしれない 」
と福冨医師。
皮膚や粘膜からの吸収がきっかけで食物アレルギーになるものとして、
これまでも花粉やラテックス(天然ゴム)のアレルギーが知られていた。
これは花粉症やラテックスアレルギーの人が、
メロンやキウイなどの果物を食べることでじんましんや呼吸困難などを起こすというものだ。
また、皮膚ではなく気道からの吸収とみられるものに、ソバ殻の枕の使用によるソバアレルギーがある。
これらのアレルギーは子供よりも成人になってからの発症が多く、
一度発症すると治癒が難しい。
中でも小麦アレルギーは重症化すると命にかかわることもある。
福冨医師は
「 茶のしずくに限らず、加水分解小麦が含まれている化粧品などを使用したときに
目のはれやかゆみ、湿疹、息苦しさなどの症状が現れた場合は、
すぐに使用をやめ、アレルギーの専門医に相談してほしい 」
と呼びかけている。
昨年10月に厚労省が通知
「茶のしずく」は、女優の真矢みきさん(47)が
「あきらめないで」と呼びかけるテレビCMで人気となった。
彼女のお肌は たまご肌?
顔の形からして たまご?
だからして 誰もが 「 あんなに美しくなれるものなら~ 」 と・・・?
まんまと・・・彼女の言葉に 乗せられた??
アレルギーの問題が指摘されたのは昨年10月。
厚生労働省が都道府県を通じて製造販売業者に対し、
製品に注意事項を記載するよう求める通知を出した。
これを受け、販売元の悠香(ゆうか)(福岡県大野城市)は購入者に向けて
ダイレクトメールなどで注意喚起を行ったが、販売自粛などの措置はとらなかった。
同社は昨年12月、茶のしずくの成分を加水分解シルクに変更。
今年5月から旧商品の自主回収を行っている。
遅過ぎる対応。
事の重大性が 認識されて居ないのでしょうね。
販売元の悠香(ゆうか)の責任は 大である。
思うに・・・
合わせて 私は・・・広告塔になった女優さんだって 責任は在ると 思います。
おそらく 彼女は 自分では使っていないでしょう。
使って居たら 今頃 彼女は・・・TV画面に出られない顔になって居たかも??
彼女の顔を TVで見る度に・・・
未だに 盛んにTVドラマに ご出演です。
彼女は どう思って居られるのでしょうか?
CMを引き受ける方の意識について 考える私です。
昔、あの加藤剛さんと言う俳優さんは・・・大変にきちんとされた方で
ある会社のCMを頼まれた時 その製品を 自らが長期に渡って使用してから
その製品の良さを確認して CMをされました。
そのくらいの責任があって当たり前じゃないかな?
私は そう~思います。
これから 裁判が始まります。
化粧品会社の責任は 大です。
同時に CMに出る方の責任も 大です。
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