葉酸サプリはシミやニキビなどの肌荒れにも効果的?



ビタミンBの一種である葉酸は妊娠や出産などに必要な栄養素として知られていますが、そのほかにも人間の体には良き効果があり、シミやニキビといった肌荒れに対しても有効に働きます。

女性であれば、常に摂取しておきたい栄養素になります。


葉酸はなぜ美肌効果があるのか

葉酸が造血効果や細胞分裂を助ける効果があるため、お腹に赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんが丈夫に育つために役に立つ栄養素であることはよく知られています。

しかし、そのほかにも、役に立つ効果があります。

そもそもシやニキビは何故できるの?



人間の皮膚は、30日程度で細胞が入れ替わる「ターンオーバー」という代謝メカニズムを持っています。切り傷を負ったり、軽いやけどをしても、そのうちにきれいになるのは、肌の細胞が入れ替わるからなのです(重いやけどなどはダメージが強いので専門的な治療が必要です)。

シミやニキビといった皮膚にできた「できもの」についても、ターンオーバーの機能が十分に作用するのであれば、時間の経過とともに消えて、もとのきれいな肌に戻ります。


もっとも、ニキビやシミの原因となる紫外線の過剰照射や皮脂の詰まりが解消されなければ、次から次へと新しいものができますので注意してください。

ターンオーバーの代謝機能は加齢とともに自然と低下していきます。年を取るとシミなどができやすくなかなか消えないのは、新陳代謝が悪くなっているためで、これはほかの方法で代謝機能を高めてあげなければなりません。

葉酸で若返り

そこで役に立つのが葉酸です。葉酸は粘膜の代謝機能を高める働きがあり、「肌の粘膜」である皮膚の代謝機能も同じように高めてくれます。

赤ちゃんの皮膚が作られるのに役に立つのもそのためで、もちろん赤ちゃんがお腹にいない場合でも、摂取した人の肌の代謝機能を高めてくれるというわけです。


加齢によって弱くなったターンオーバーの機能も葉酸を摂取することによって、ある程度回復することができます。妊娠に関わらず、肌の代謝が弱くなるのは20代後半からだといわれていますが、それより前から積極的に摂取していただいて問題ありません。

皮膚の新陳代謝が活発になれば、シミやニキビができても治癒できるための「基礎力」は向上します。紫外線を避けたり、肌の余分な皮脂を洗い落とすことはもちろん必要ですが、よりきれいになるために効果的だということです。

葉酸で肌荒れ解消

また、葉酸は造血作用もあるので、血行が良くなり、肌荒れの解消全般に役に立ちますし(血行が悪いと肌によくない老廃物などが溜まってしまいます)、便秘解消効果もあるので、腸内環境がよくなり腸内に溜まる毒素などからできる肌荒れも解消できます。

肌にとっても葉酸はよいことばかりだとイメージできたのではないでしょうか。しかし、日常生活の工夫、特に食事の改善だけではなかなか肌荒れを解消できるだけの「基礎力」を作る葉酸は摂取できません。

葉酸は葉酸サプリで!

加齢とともに肌の新陳代謝は悪くなるわけですが、年齢に伴い食べ物だけで葉酸を必要な量摂取するのは難しいです。

そこで役に立つのが「葉酸サプリ」というわけです。

葉酸サプリは妊婦さん向けに、葉酸以外のお腹の赤ちゃんいよい成分が配合されたものも販売されていますが、そうではなくて一般の方向けのものも販売されています(妊婦さん向けのものを飲んで悪いというわけではありません)。


特に女性向けに美肌成分を重点的に添加した葉酸サプリもあり、妊娠されていない方はそちらを選ばれて飲むとよいでしょう。だいたい、1錠~2錠で1日に必要かつ美肌にとって十分な葉酸を補うことができます。

なお、葉酸の吸収量には限度があり、まれに「葉酸中毒」的な症状が出る人がいます(基本的に多く飲んでも無害ですが)。肌荒れを治したいからと言って沢山飲んでも意味がないので注意してください。


付け加えて、妊婦さんは、ただでさえお腹の赤ちゃんのために葉酸が使われ、葉酸が不足しがちになるため、肌荒れが起こりやすい状況です。お腹の赤ちゃんのことも合わせて、葉酸サプリによって補給したいものです。


その他、美肌のために摂取したいビタミンたち



美肌に効果があるのは葉酸だけではありません。ほかのビタミンなどの栄養素をバランスよく取り入れることで肌荒れを防ぎ美肌を維持するのに役に立ちます。

ここでは葉酸以外のもので美肌に役に立つ成分について解説していきます。

ビタミンA

ご存じの人参やレバーに多く含まれるビタミンです。皮膚や粘膜を丈夫にして抵抗力を高めてくれます。

ただ、動物性のビタミンAは妊婦さんが過剰に摂取するとお腹の赤ちゃんに障害などが発生する可能性が高くなるので注意が必要です。妊娠と関係なければ、食べ過ぎなければ大丈夫ですが、脂溶性なので体内に溜まる可能性がありますので摂りすぎには注意です。

ビタミンB1

水溶性のビタミンで不要なものは排出されます。糖の代謝に必要なビタミンで、ストレスを溜めないように脳や神経の働きを活発にし、活動するエネルギーを生み出します。

ストレスは美肌の大敵ですし、ほかの病気の要因にもなり得るので溜めないことが大切です。豚肉や玄米に多く含まれます。

ビタミンB2

同じく水溶性のビタミンで、皮膚や粘膜の健康を維持ます。脂肪や糖分を分解し、体に溜まる=太ることを防ぐ役割も果たします。まさに、美容のために不可欠なビタミンといえます。牛乳や豆類に多く含まれます。

ビタミンC

非常に有名なビタミンですね。お肌の弾力の元となるコラーゲンの生成に大きくかかわるとともに、紫外線によってシミの原因となるメラニン色素が作られるのを防ぎます。

化粧水や美容クリームにビタミンCが配合されているのはそのためです。食べ物ではアセロラやイチゴなどの果物に多く含まれています。

ビタミンE

脂溶性ビタミンです。肌が酸化するのを防いでくれます。肌の酸化=活性酸素によってシミ、黒ずみなど肌の加齢化(エイジング)が進みます。ビタミンEはそれに対抗するアンチエイジング効果があります。

ビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果があります。アーモンドなどに多く含まれます。

その他

あまり耳慣れないものですが、ビタミンPやビオチンという栄養素も皮膚の健康を助けて美肌効果があります。

このような多様な栄養素を全部考慮して食べ物から摂取するのは至難の業です。幸いなことに、葉酸以外にもこれらのサプリが販売されています。

別個に購入することもよいのですが、美肌向けサプリですと、これらの成分がバランスよく配合されていて、簡単に全部を網羅して摂取することが可能です。もちろん、葉酸も一緒に配合されているものもあり、これを飲めば効率的で効果的です。


サプリにばっかり頼らない!美肌になるための習慣とは?



以上で説明した葉酸ほかの栄養素は、サプリによって効果的に補うことができますが、特効薬ではありません。

飲んですぐに美肌になるわけではありません。そもそもサプリは「薬」ではなく「食品」ですので、あくまで栄養を補助するためのもので、ほかの努力も必要になります。

何をすればよいのかというと、日常的なさまざまな習慣の積み重ねです。

食事の改善

まずは食事の改善。葉酸などを多く摂れる食事はいうまでもないことですが、脂肪やカロリー過多は肥満だけでなく肌への悪影響も大きいのです。合わせて、便秘にならないように食物繊維を多く摂取することも忘れないでください。

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睡眠

次に睡眠です。しっかりと深い睡眠を取ることは、体をリフレッシュさせ、ストレスや疲労を溜めないことに不可欠ですが、そのほかに、睡眠時には肌をリフレッシュさせ、美肌を維持するホルモンが分泌されます。

睡眠の長さだけではなく、いつ眠るのかも重要で、特に夜22時~翌4時くらいまでは、肌の老化を防ぐメラトニンというホルモンが多く分泌されます。夜更かしせずに早く寝ることも大切です。

お風呂

入浴や洗顔など水回りの注意も必要です。じっくりお湯に浸かってリラックスする、頭皮や肌をマッサージする、丁寧に肌を洗うなど日常的な注意で、肌の改善に役に立つことが多いです。

肌を傷つけないようにやさしく、時間をかけてきれいにしてあげることが大切です。ただし洗いすぎは、肌の健康に必要な細菌も落としてしまうため注意してください。

メイク・スキンケア



化粧水やメイクに必要な化粧品はなるべく天然素材由来のものにしましょう。値段は少々高いかもしれませんが、肌にやさしいものです。安くて効果的に見える化学成分由来のものだと。

一時的には肌を美しく見せるかもしれませんが、ダメージがあるなどトータルで見ると肌へはマイナス、若々しさを維持できません。長い目で見て使い物を選びましょう。


このように簡単ですが、重要で継続することが必要な習慣ばかりです。すべて実践するのは大変かもしれませんが、できるところから少しずつ始めてみましょう。

美肌は女性の大きなステータスです、サプリ等で補いながら、できうる限り若々しい状態を維持したいものです!

 


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